2016年7月 3日 (日)

7・3三里塚闘争東京集会メモ

      三里塚闘争50周年! これからも闘うぞ
 農地を守り、沖縄・福島とむすぶ7・3東京集会
                三里塚芝山連合空港反対同盟
                2016年7月3日(日) (於)すみだ産業会館ホール

映画「日本解放戦線 三里塚の夏」小川プロダクション 上映

DVD上映 「三里塚闘争不屈の50年」 (ダイジェスト版)

休憩

集会開会・司会 萩原富夫
 前半の司会。後半木内敦子さん。いよいよ50周年集会開始。興奮してます。盛り上げる為にパギヤンミニライブ。カンパで高い会場費賄えた。

主催者挨拶   市東孝雄 (北原メッセージ)
 北原さん居ないの残念。本集会にご参集の皆さん有り難う御座います。地元無視7・4閣議決定から50年。今も阻止している。国家権力と真っ向から対決してきた。3500人逮捕。数倍の人が傷つき倒れた。闘ってこれた事感謝。当時ベトナム戦争。羽田見学し反戦反基地で闘ってきた。安倍政権に危機感。子や孫の世代に惨禍を繰り返させてはいけない。市東さんの農地死守。療養中で参加できないのが残念。(市東)私も興奮してます。

ミニライブ   趙 博
 韓国民主化闘争の頃の曲を、日本は今民主化が必要だと思うので日本語に訳して数年前から歌っています。ヒットしたら印税生活したい。正義の為に監獄へ。小田実没9周年の集会昨日。いい人ってどうでも良い人。客によって歌を変えるのが芸人。核々死か慈か。

司会パギヤン巨人なんで高いんですよ。と言ってマイクの高さを下げる。
ゲスト・スピーカー   新崎 盛吾(新聞労連)
 今日は新聞労連委員長。共同通信記者休職。新聞労連委員長としては異例。一人の記者として。成田空港反対運動を新聞労連が支援している訳では無い。雑音。読売・産経も入っている。今回引き受けた理由。長年の記者生活三里塚に関わってきた転機。沖縄出身だから。沖縄と福島を繋ぐ。祖父母4人が沖縄出身、私は東京出生。対馬丸と同じ船団の別の船。沖縄も三里塚も地元無視されている点で同じ。父が都庁を辞めて沖縄大学に転職。復帰闘争。小学校では方言使っちゃ駄目よと言う。東京に出てきて沖縄に対する無理解。70年代。90年に共同通信入社91年から成田支局。2本目滑走路の買収。天神峰部落まだ存在。東峰から木の根まで7軒反対農家。千葉支局にも居たので県警担当として取材。北原派過激というか、最も活発に活動していた。用地問題。以降滑走路の用地買収どう進むのかがマスコミの関心。反対農家に取材。追っ払われたり、お酒飲んだり、野菜買ったり。一人一人の顔が見えてくる。熱田派・小川派でもそれぞれの思い。萩原進さん無くなってしまったがお酒飲んだ。萩原さんから言われた一言。お前いつまでここに居るんだ? ずっと居たら良いじゃ無いか。距離を知事めると色々な物が見えてくる。国交省発表だけでは無い記事を書いたつもり。どれだけ影響で来たか。那覇支局の思いも同じかな。此処の顔浮かぶ。東峰で毎年夏祭り、区長選挙。コミュニティー守っている。コミュニティーが高尚で少しずつ潰され。農家がバラバラになっていく。用地内島村・市東さんを守るという、外から見ていては分からない反対運動の強さ。99年から東京。警視庁公安部・国交省。でも成田の原体験を流ので変わらなかった。労働者の観点で労連委員長。立場で言いづらいけど、50年の歴史に敬意を表します。
司会。父が言ったけど僕は寂しい。記者も支援も2年くらいで転勤とか来なくなる。
            天笠 啓祐(市民バイオ研究所?)
 技術と人間という雑誌で反成田空港。雑誌72年創刊。当時何を取り上げようか。ポリシー。柱にする物は環境問題と並んで原発。72年から取り上げ続けた。92年にフリーに。チェルノブイリの時に反原発の拠点になった。今は福島。グローバリズム。遺伝子組み換え食品要らない。グローバリズムの中での三里塚って何だろう。閣議決定当時、高度成長期とは。農村から担い手を奪っていく時代。水俣病など公害農家でも農薬被害。健康を奪っていく時代。 空港などで農地を奪う。減反。農家に農業するなと言う政策に真っ向から対決してきた闘い。71年第1次強制代執行。アメリカでニクソン政権ブレーン、カーギルという穀物商社のウイリアム報告。中国に飛んでその後日中国交回復。アメリカがグローバリズムに打って出た時代。なんでこう言う報告が出てきたか。ベトナム敗戦。信用失墜・信用失墜・ドル失墜。70年代の農民運動の先頭に位置づけられた。大潟村など一つの象徴になっていた。80年代、旧ソ連アフガニスタン侵入が大きかった。アメリカが対ソ対共産圏への経済制裁。穀物輸出しないと転換。カーターからレーガンになり、巻き返し。ガットウルグアイラウンドで交渉進む。安倍政権に似ている当時の中曽根政権。戦後政治の総決算。前川はるお元日銀総裁。前川レポート83年。農業は日本に要らない。当時の日本のグローバリズムの象徴。農水省が変わった。農家と農協の方を向いている省庁から、企業との結び付きを強めていく。化学企業など。バイオテクノロジー。企業との繋がりを求めていく。グローバリズム、前川レポート。三里塚は政府にとって最も嫌な闘い。空港機能できない。政府から見たら嫌な奴ら。農業要らないのに農民の先頭で闘っていた。ほんとに嫌な奴WTO本格的グローバリズム。空港拡大問題が出てくる。日本政府にとっては邪魔。グローバル化が何をもたらしたか。食料農業の要が農家から企業・多国籍企業に変化。モンサントなど種子を握る物が支配。全会一致方式で中々進まないWTO。二国間交渉を先に進めた。FTA・EPA日本は自動車を最優先で売り込んだ。農作物は全部譲った。食料を買って自動車を売る。TPPが目指すのも自ずと見えてくる。最大の推進する要の位置。どういうことが起きるか。阻止しなければ成らない。農地を守っていく農業を守っていく。グローバル化要で有る空港問題で政府ののど元に合口を突きつけている。グローバル化がもう一つの側面として食の安全を奪ってきた。消費者の反乱。農家と消費者・市民・労働者の提携。三里塚TPPと闘う草の根。先頭に立っている三里塚に敬意。

三里塚・市東さんのたたかい 市東孝雄
 お疲れ様です。今日は本当はこんなに集まって、一杯来て貰って良かった。沖縄・福島を結ぶ50年。同盟の最初からの農地死守。改めて偉大なる闘い。私は3分の1くらいしか携わっていない。署名や裁判、援農助けられています。100年農家。空港作るから出て行けと言われている。出来ない。これからも皆様と共に天神峰で農業を続け、安倍政権をひっくり返す様な闘いを繰り広げたい。
 顧問弁護団葉山弁護士 結成1年後から弁護団事務局長として関わってきた。三里塚は現代のパリコンミューン。反対同盟農民は素晴らしい。動労千葉にも感謝したいと歴史学者の羽仁五郎が述べた。安倍政権との対決。無農薬の農地。市東さんの本人調べすら拒否した高裁判決。今最高裁。違憲の農民殺し。当時の空港公団市東東市さんに秘密で農地買収。裁判所に収容委の代わりを出来る訳が内。人民の闘い無くして公正な判決が出た事は無い。5万人署名。小林判決と矛盾生じている。暴力団の手口。耕作権裁判。正当な耕作地を不法耕作地だから明け渡せ等許せない。最高裁は明らかな矛盾を放置して判決を出す事は成らない。1円の補償も出さずにやらずぶったくり。安倍政権の戦争政策と一体の反対同盟潰しを跳ね返そう。
市東さんの農地取り上げに反対する会
 反対同盟・現地闘争団の皆さん、全国各地で闘う皆さんに敬意を表します。30年前産直の会。萩原進さんの本、戸村一作さんが提起した。具体化として三里塚闘争を闘う中で
生産者で有る農民と消費者で有る労働者がどの様な関係を作っていくのか。市東さんの農地取り上げに反対する会は発足から10年どうしたら闘えるのか。定期的に会報を出し、インタビューをだし裁判傍聴など。約300人で活動。市東さんの力にどれだけ慣れたか。裁判重要な局面。本の中に鈴木さん、市東さんと団結してもう一勝負したいと書かれていた。
国鉄千葉動力車労働組合田中委員長。反対同盟50年の闘いに心から敬意を表したい。動労千葉1960年動労千葉中野元委員長が千葉県反戦結成して以来。40年前のジェット燃料輸送阻止闘争が転機。岩山鉄塔の存在。パイプライン未完成で貨車輸送。岩山孤立した土地に14戸の反対同盟。切り崩された。燃料。全員が動労千葉組合員。当時動労本部との対立。大激論で年4回闘う地本。本部の言いなりにならない組合。本部は再登録命令。1400人の地本で400人結集、再登録命令粉砕。総評解散への道が始まっていた。燃料輸送阻止闘争が将来を決めた。本部は組織防衛の為に企業に協力。78年動労大会三里塚絶縁を強要。拒否して独立。この闘いで確信。三里塚との連帯が無ければ闘う組合では居られなかった。参院選。安倍政権が労働基本権をなぎ倒していこうとしている事と闘う力がある。動労千葉の闘いも父として進まないが、乗り越えたら変わる。労農連帯。団結した闘いが出来ると思う。JR体制打倒。下請けからも加入者続々。

全日本建設運輸連隊労働組合関西地区生コン支部 国家権力相手に50年も闘える。勝利するしか無い。関西においても全面的に支援したい。労組なのでどんな方法があるか。署名から。継承の為にどうしていくか。子供達の教科書見ていてビックリ。独党(竹島)何処の国が収奪したのかと答えさせる。洗脳教育。学校教育がそうなら、労働組合は真実を知らせていく。関生も50年。新しい会館を拠点に闘い勧めていく。関西でも労組・市民団体を中心に50周年事業を関西でも進めていく。

全国農民会議 農民の闘い。農民政策50年の話が先ほど有ったが、当時5~6百万、今200万以下。それを更に減らそうとしている。前川レポートで農業要らないと言うが、農民として生きていけるのかどうか。米大統領選、トランプがTPP脱退を主張。NFTAによりメキシコ農業が壊滅した結果。農民が本当に三里塚闘争に誰が見ても正義が、大義がある。共感できる。勝利の確信が有る。市東さんを守って全国で闘う。共同代表鈴木さん。いつも福島のいろんな現実に対してご支援有り難う御座います。原発事故が起きて初めて三里塚が当面している問題が分かった。如何にすさまじい人間としての存在があるか。これからも福島は戦い続ける。三里塚があるから福島も闘える。反対同盟があるから素晴らしい高いが生み出された。学びながらこれからも共に闘う。生きる為には食べないといけない。農民は誇りを持って土に? これからも頑張ります。
                           
カンパ・アピール           宮本 麻子
 国家は意思を通す為に暴力で押し付けてくる。市東さんの農地を守る為に最高裁に上告1万3千の署名。裁判複数しています。50周年企画でお金も掛かっています。遠方の方、物品購入して貰った人も居ますが、支援をお願いします。朝鮮有事のための、戦争の為の滑走路は作らせない。反戦反核貫き闘っていく。

司会交代

沖縄・辺野古の海から    安次富 浩
 ヘリ基地反対協では無く、市東さんの農地を守る会沖縄での参加です。沖縄県議選知事与党が圧勝。公明党は県会では与党。公明党に期待しなくても翁長知事を支えられる県政。安倍政権もアメリカ政府もビックリしている。日米両政府に突きつけた。辺野古の問題20年前の4月12日だったと思うが、当時の橋本首相のモンデール駐日大使との約束で5~6年で返還。しかし20年たっても実現していない。ヘリポートの話が普天間基地そっくり移設になってしまった。辺野古を選らんだのはモンデールによると日本政府が決めたのであり、アメリカでは無い。名護市民投票の時下河辺がお金をばらまいた、宛てた手紙。大和に持って行ったら反対闘争が起こされてしまうので沖縄で良いんだと言う書簡出てきた。森本という軍事評論家防衛省出身。機能から言えば西日本に持って行った方が海兵隊にはベスト。だが反対運動が起きるから政治的に沖縄なんだ。こう言うこと。歴代日本政府がやって来たのがこう言うこと。鳩山が初めて対決したが、潰したのは民主党内も含む日本。沖縄は植民地的差別を受けている。構造的差別。日本政府による植民地的支配を受けている。アメリカによっても。つい先日悲惨な事件が起きました。ジョギング中の女性が元米海兵隊員の軍属がレイプ目的で拉致し殺してしまう。遺体をトランクに詰めて山原の山に放置。4月28日。因縁ですね。4・28。殺されたのは19日。3月末には沖縄に来た女性観光客が那覇市内のホテルで連れ込まれてレイプされている。綱紀粛正と言う事で隊員に命令しても何ら変わらない。米軍基地がある限りこれからも起きる。オール沖縄を校正する内、企業も米軍基地は要らないと言っている。伊波さん立てて闘っている。安倍政権の沖縄担当相である落とす事。意義が有る。福島の波枝町案内して貰った。ジャングルになっている。福島も現職法務大臣が候補。福島と沖縄で現職閣僚を落選させる事が安倍政権の打撃になる。三里塚の闘いを支えていく、市東さんの闘いを支えていく事を沖縄で作り上げている。安倍サタン政権と言う。キョトンとするけどキリスト者み失礼だけどアベマリアと全然違うでしょ。戦争政策を推進する安倍政権を打倒する。でないと沖縄問題は解決しない。関係ないと思うかも知れないけど、主権者である私たちが倒さないとこの政権が生き残っていく。島尻安以子、島売り安以子と読んでいる。県外移設と言っていたにもかかわらず恫喝にによって変わった。台所から政治を変えるというが貴方の台所は自衛隊の台所だろ。和解交渉は失敗するだろう。作業船は3月中旬に居なくなったけど、船を出して、再開されたら何時でも。闘いは続いている。20年間持続して、翁長さんが推進だったのに率先してノーと言っている。沖縄県民が支えている。翁長さん、翁長知事、支えながらオール沖縄で推進していく。有る企業は詩人研修として辺野古に座り込みさせている。此処が沖縄と大和との違い。アメリカにも民主主義だと言うけれど、突きつけていく。沖縄20年、三里塚50年。50年も闘いたくない。この2ねんか3年で勝ちたい。福島とも連帯して勝利するまで頑張りましょう。

金 治朗   サタンの話耳タコなんですが皆さんには新鮮かな。8万5千人天待った県民集会読谷村で開催。それがオール沖縄の始まり。県議会が決議。三里塚反対同盟の萩原さんや市東さんが来て交流会。読谷村で辺野古に繋がる面々。三里塚に関わって悪い事ばかりしている? どこどこ派とか入り口論議。市東さんの農地が取られると言う時に問題では無い。安次富・知花・金城共同代表。チャンプルー。6月23日慰霊の日、市東さんが毎年来てくれている。前半9時から安倍が来る時市東さん先頭に糾弾闘争。裁判所反動判決出した田宮、沖縄と三里塚が繋がった。反対同盟のチラシを撒き、署名集め。カヌー隊出発で市東さんが激励してくれた。辺野古の闘いは三里塚と結びついている。海の三里塚だ。毎日カヌー出して監視している。カヌーや船団の仲間が休みの時は嘉手納など監視闘争。名護市で勝手連作りました。心は一つ。辺野古の闘いを物心両面で支援してくれたカヌーを送る会の人有り難う御座います。沖縄だけでは勝てません。全国の仲間、三里塚の仲間、これからも共に闘っていきましょう。

 辺野古に行こうという運動をしている若者。東京で活動している中津。自分たちは辺野古の問題を関東の方から何とか出来ないかと集まって街頭アピールしています。私は琉球二世。父が沖縄戦経験。千葉でスイカを作って売っていた。三里塚の映画スイカが出てきたので聞いたら、年老いた父が三里塚と言った。市東さんの援農に行った。どんな人たちが居るんだろうと緊張していったが、感動しました。とても伸びやかで。もの凄いプレッシャーの中でしているんだろうけど、作業の中で轟音とタイヤの焼けるにおい。何かを隠す塀。沖縄の基地と重なった。フェンスが続いている。自分たちのささやかな生活を守っていく。次の世代に伝えるのが如何に大切か。目の前で繰り広げられている事に声を上げる事の大切さ。沖縄だけで無く三里塚でやられている事。援農している時に感じた事。自分は若造なので、まだまだですが続けていきましょう。
                           
福島・反原発運動から    福島仮設住宅から・映像もコラボたまつくり? 趙博さんの活動場所でてんでんバラバラに活動。福島に行っているのも勝手。7年前に援農鈴木さんの家にお世話になった。土に触れて凄いなあ。野菜を運ぶ時、古川が福島にボランティア行った際に安全な食べ物をと言う事で提供して貰った。想いが結実した事で続けられている。今日来られなかった仮設の方、去年、避難区域で帰れないけど、米作りした。大阪の米屋で置いて貰い、放射能はかって貰った。玄米で2ベクレル、白米で1ベクレル、研いだら0.3ベクレル。食べられるんじゃ無いか? 個々の判断有りますが。桂村の人のモチベーションが上がった。戻るのは老人しか居ないんじゃ無いか。若い人は別の所に住んでいる。今年も田植えに行ってきた。出来た物を秋にちゃんと計った上で。農協に卸す時30キロ3500円を4000円から4500円で売る。5000円切ると農家は苦しい。福島の農家を潰すのか? 大阪の米屋で仕入れてきてる。原発危険だと行ってきたのに何も出来なかった。桂村に住むと言い出した人が居る。1500人の村が300人に減った。これからも野菜を届けて、田んぼや畑を耕して、10月からは大阪に米を運び続けたいと思います。空港が、櫓を見て、突然空から落ちてきたようだと言った。国策で土地を取り上げられる。敵は一つ。なんでこの国にいたぶられないといけないのか。原発反対・戦争反対。これからも趙さん含めて福島に市東さん・萩原さんの野菜を届けていきたい。

福島共同診療所・杉井吉彦
 福島に開院してから4年。圧倒的な国・県・医師会による「安全」キャンペーン。現在行われているのは帰還政策。15万の避難者、国の政策による避難したくても帰れない、帰りたくない。補助金打ち切りで帰るしか無い。チェルノブイリでも1ミリを20ミリの日本独自の基準。人体実験。安全でも安心でも無い。小児甲状腺ガンが急増。日本共産党民医連は大げさ診療所という。無理矢理高濃度汚染地域に帰らせて被曝させる。国策としての土地取り上げと国策としての爆発と同じ事。チェルノブイリでは5年後。健康を守るという事を真剣になって行う。大人も子供も長期被曝による問題。健康の為には避難であり、保養であり。三里塚と同じ。4年しか福島に居ないけど。野戦病院で数千人を守り抜いた支援。成田日赤などで待っているのかどうか? 闘争の中で、階級闘争の中で、何処で医療をするのかと言う気持ちが福島診療所には脈々と生き続けている。

佐藤 幸子
震災直後から皆さんと何度もお会いしています。福島は戦場になった。赤い炎が見えます。戦場から子供を避難させるのが始め。実際避難できる子は少ない。診療所作る事にしてどちらからもバッシングがあった。とどまれると思われると言う声、危険など無いと言うバッシングと。広島の助産婦さんにも絶対反対と言われた。予防の為の診療所と説明して納得して貰った。東京での集会に助産婦さん参加してくれた。異常出産が多い。三里塚や戦争の時のように血を流している目に見える被害とは違う。だから怖い。当時13歳の娘を山形に避難させた。高校卒業して国分寺に居を構え、18歳、選挙権得て、鈴木達夫さんのウグイス嬢した。市東さんの援農・辺野古の集会も行ってきた。将来を担わなければいけない若者が怯えているのが福島の現実。職場で同僚に警察に踏み込まれたらどうするんだと言われた。5年たっても来ていない。「日本の警察も甘いものだな」これからも福島と共に。

「50周年アピール」(集会宣言)萩原 富夫
同じ顔が出てきました。何役もしなくてはいけないので。まとめはアピールの中に出ています。午前中から長丁場だから読まなくて良い? みんな疲れているから。読まなきゃいけない。それじゃ読みます。(以下プログラム参照)

集会終了

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2014年1月22日 (水)

けしば誠一・新城節子の転向を弾劾する

 06年から07年にかけて起こった革共同の四分五裂の分裂問題について、何処が正しいのか理解できないまま過ごしてきたが、けしば・新城グループが転向者であり裏切り者としてバリケードの向こうに行ったことが行動を通して分かった。

「1月18日都知事選への対応話し合い(仮称)細川勝手連杉並の会を立ち上げ」http://keshiba-s.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-55c3.htmlと題するブログの記事で東京都議選に於いて細川護煕元首相を支持することを表明した。

 細川は何をしたか。先ず以て東京佐川急便からの一億円献金問題で辞任した一点で徳州会から五千万を受け取って辞任した猪瀬の後任に相応しいのかどうかである。汚職政治家支持を表明した点で腐りきった輩だと言おう。

 細川政権で行われた政治上の悪行では現行の小選挙区制度の導入である。現在の制度では民意の約八割が切り捨てられる保守政党有利な制度で有り、社民党や共産党の凋落・そして本当に人民大衆の立場を体現する革命派が勝利はおろか立候補へのハードルを引き上げるゲリマンダー導入である。

 そして細川を支持している小泉純一郎元首相は何をしたか。郵政民営化を始めとする各種官庁の民営化利権をあさり、派遣労働を製造業に広げ今日もなお続く格差社会を極端に推し進めた張本人で有り人民の不倶戴天の敵である。

 更に細川支持を表明した菅直人元首相は何物か? 政治活動に足を踏み入れたきっかけは東京工業大学在学中に全共闘運動を目の当たりにして、東大京大に於ける日共民青・日大に於ける体育会学生通称関東軍に変わる存在として革命に敵対することを目的として学生運動を組織した男だ。

 この様な元首相連中を支持するというのは資本家階級への屈服で有り、人民大衆に対する裏切りである。今後彼らは無所属区民派と称しながら区長の悪政に協力する反動勢力として登場するであろう。私は愚か者ではあるが転向者は断じて許せない。

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2013年2月 3日 (日)

なんで逮捕やねん? ほんまのこと言うたらアカンのか! 関西大弾圧はねかえそう! 2・3全国集会

永島弁護士の発言

 今は起訴されて裁判になる。その場にいる警官が逮捕の必要を感じなかったのに事後逮捕。金儲けシステム政治家裁判所必死。裁判所に伝わる。労組が些細なことで逮捕有罪。労組の宣伝カー走らせるだけで裁判所が阻止命令。これだけ大きな反原発で知られるようになった。YouTube弾圧にも使われる。いろいろな撮影は必要。監視カメラどこでも有る。監視の目ネットワーク。このままだと権利や自由が有ると思っていたのが何でもなくなってしまう。お上のお情けでは駄目。昨日までセーフが今日はアウト。どないして押し戻すのか。仲間を増やす。孤立しないさせない。下地さん達を取り戻せた。

鵜飼さとし一橋大教授の発言

 関西でとんでもないことが起きている。2011年の釜が咲き住民票削除抗議で逮捕、自転車撤去抗議で逮捕。反原発で逮捕。東京でも動きを作らなければならない。12月24日に最初の連帯集会。参院院内行動など。下地さんの獄中から絶妙な促し。タイミング有った。憲法学者70名の声明。6人が獄中。きわめて厳しいが判断圧の戦線強化構築。反原発運動に対して様々な考えが出てきている。様々な分断。率直な議論で弾圧が分断された者を一つにするようにしないといけない。福市事故以後の過酷な現実。福島宮城など。がれき焼却に反対する行動関電前行動にかけられた弾圧の性質を正確に見極めて戦っていかな毛鯖ならない。同時に様々な社会的レベルで存在していなかった人々の連帯を作らなければならない。下地さん招いた大学関係者の集まり。大学が警察に無防備。大学の決定過程に参加しない人を守れるのか? 大学人のネットワーク巨額の保釈金。どうやって被弾圧者を守るのか。誰をどのように弾圧するかは権力が恣意的に決めるのでどのような弾圧に対しても判断圧の戦線構築を。12月の行動に役立った。同時に民衆の闘争を互いに学び合う場だ。経験や思想を交流させよう。学びながら参加しています。二つの言葉。一つは弾圧は分断されている者を一つにする。自動ではない。分断を狙ってかけられるが分断を乗り越えてこそ堅く強い妥結を得られる。あらゆる扉をたたく。とにかく抵抗運動の中では合い言葉にして抵抗運動の展開。6人の獄舎の扉を開けよう。

阪南大下地真樹さん(弾圧当該)の発言

 大阪ではセシウムなど焼却されるのでマスクをつけてください。マスク自体が意思表示。獄中で考えたこと、この国は反省に怠惰。東日本大震災を原発大震災にしてしまい大変な犠牲を上乗せした。未来を危機にさらしている。本来最も反省すべき人々日は反省していない責任放棄。3/11以降の震災がれき広域処理は経済家気でないしひさいちのあ市を引っ張る。言論での抑圧も有る。いやだと思うことには言う権利と責任が有る。声を上げられない人々のためにも声を上げる必要がある。声を上げるべき。よりひどい被害に遭っている人が勇気づけられる。放射能が安全だという政府の嘘を信じる人に訴えることはこそ被災地への連帯。だから権力は弾圧する。福島の抑圧された声を私たちが発言することで引きだそう。

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2012年11月19日 (月)

V65からV90そしてライジング

 郵便貯金の集中満期として昭和55年の12・92%、元金百万を十年預けた結果2192000円に成るという高金利の集中満期が到来し、郵貯担当職員は継続貯金獲得のために夜の10時11時と連日のサービス残業が続いた。当然おこぼれを狙う簡保担当職員も忙しかった。

 昭和天皇裕仁の死のために昭和65年は到来せず、V65は西暦に遭わせてV90と名称変更された。各種書類に「平成元年」という訂正印を圧すので忙しかった。なんせ簡易保険の満期日が「昭和80年」だの「昭和100年」とか印字されていたのである。

 この多額の再与入を獲得するための条件として、当時はバブル経済のまっただ中で有り財政引き締めのために公定歩合が高く設定され、郵貯の10年後の複利計算では8・64%。つまり百万の元金が十年後には184万に成るという高利率で、民間金融機関の金利を遙かに圧倒していた。

 当然の話であるが再与入は多く、後に2000年の集中満期の低金利時代に継続与入の勧奨で単独総坦によって貯金・保険の外務事業が統合されていた我々は苦労することになる。

 郵貯や簡保の話を書いていただけでは満足行かない人々が読者に多いと思うのだが、この時革共同は90年天皇決戦に挑むべく資金と人員配置とで苦闘していた。

 多くの労働者活動家が退職して地下に潜り、同時に公然面に残れた我々には80年代の創価学会が提起していたHG(早く現金)という借金してでも献金せよという方針と同様の指導が為された。僕自身労金に100万の借金をして党に上納した。シンパに対しては1年据え置きの5年払いで郵貯並み(8%前後の)配当を付けて返済するという党債を発行した。

 現実的にはマル共連再建準備会のサイトでも暴露されているが多くを踏み倒した。

 革共同の衰勢はある意味90年天皇決戦(ライジング)の後始末によって決定したのかも知れない。多くのシンパに対して信用を裏切ってしまった。5月テーゼによる方針転換はこの現実に対する中央指導部の自己批判ではあっただろうが、現場の末端活動家に浸透するまでに様々な軋轢があった。正直、僕自身この時期に脱落していればその後の人生は違った物になっていたかも知れない。それくらい党内論争が激しいときであった。

 5月テーゼの真価・そして7月テーゼの真価を革共同中央には示して欲しいと思う次第である。そうで無ければ一兵卒として闘った自分自身の生き方が崩壊してしまう。ナゼンを始め大衆運動の再高揚を期待するや切である。

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2012年10月19日 (金)

朝日の八百長体質が出てきたか。

 狭山差別裁判に関する記事の扱いなどで朝日新聞グループは一定程度部落差別問題に対して良心的な対応を取ってきたが、ここに至って選りに選って橋下(はしした)を批判するのに部落出身であることを論うとはどう言うことか? 左翼は橋下が部落差別によって歪んだ精神の持ち主となった人間であることは理解しているが、その事を持って橋下を批判したりはしない。

 今日は仕事場で一日中日テレが流れていたのであるが、普段は差別を温存助長する読売新聞グループの日テレがここぞとばかり朝日を叩いていた。普段ならば読売の差別体質を朝日が批判するのが常態である。

 では何故朝日は差別報道を行ったのか愚考してみた。

 朝日は表面上は「良心的」であるが60年安保闘争の際に六社声明として出された全学連の実力闘争に対して、警察による樺美智子さん虐殺を棚上げして読売・サンケイ等と共に全学連を批判した。ここぞと言うときには資本家階級の立場に立つブルジョア新聞であることをあからさまに示す行為であった。

 また新聞各紙を読み比べている人であれば知っての通り、読売は自民党の機関紙的論調、サンケイは自民党の中でも極右タカ派を支持する論調である。最近は民主党野田政権や橋下に対する扱いでも同様に鷹派支持である。

 読売やサンケイが左翼批判の記事を書いてもああまたかと普通の人は思うのであるが、ごくたまに朝日が左翼批判の記事を掲載すると朝日が言うなら左翼は問題があると感じる読者が多い。とりわけ公安情報を丸写ししたかのような新左翼関連の記事ではそうである。

 今回の件では、朝日は意図的に部落差別扇動という橋下批判記事を書き、その事で橋下維新の勢いが失速するのを逆に橋下に対する同情をかき立て維新の支持率向上を狙ったのでは無いか?

 朝日新聞というのは時々そういうことをする新聞である。

■週刊朝日問題、次号で判断=橋下氏
(時事通信社 - 10月19日 19:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2193787

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2012年6月19日 (火)

ガンプラ 2年ぶりに撮影

 土日に息子にリサイクルショップでマスターグレードのガンプラを買ってやった。新品を買うことと比べたら半値以下だった。

 

 土曜の殆ど一日を費やして完成間際まで作ったのがガンダムMkⅡ。出来上がりを撮影してくれと言われて約2年ぶりにニコンD80を構えた。代理店時代に記録達成を記念撮影して以来のことだ。本当に撮影から遠ざかっていた。

 

 写真を載せようと思ったら容量を超えていると表示された。はて? 使っているカメラはブログで各種集会の光景などを掲載していた時と変わらないのに何が問題なのだろう?

 

 約2年で色々知識が後退してしまったようだ。マニュアルを見直して見よう。

 

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2012年5月26日 (土)

体調不良

 5月10日に仕事をして以来体調を崩して約2週間。入っていた仕事を当日欠勤し、その影響でその後の二日間の仕事もキャンセルされた。

 鬱々として体調が優れないので思い切って気分転換に写真でも撮りに行こうとしたが良い被写体に恵まれず、ツーリングのみで終始。これはこれで楽しかったが。

 週が空けたら心療内科だけでなく泌尿器科を受診してみようと思う。実は男の更年期障害で鬱病と非常によく似た病気があるという。もし鬱病が誤診であったなら約10年間全く方向違いの治療をしてきたことになるし、併発する可能性もあるというのでどちらか一方が改善することで全体的に症状が良くなる可能性がなきにしもあらず。

取り敢えずは病院に行くことにする。

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2012年5月13日 (日)

ストライクウィッチーズ

 今日は久しぶりに子供達と映画に行ってきた。

 数ヶ月前にDVDを借りてみていたこの作品の劇場公開があるというので、長女などは大阪まで見に行こうと思ったらしいが、結局行く機会を逸していた。そこへ5月5日から2週間MOVIX橿原で上映されることを知ったので親子で見に行くことにした。

 テレビ版も小説版も見ていなかったので予備知識が欠ける人間には着いて行くのがしんどかった。大雑把に言うと戦闘機などを美少女に擬人化した「萌」と「ミリオタ」のための映画だったと思う。子供達は楽しめたようなのでそれはそれで良いとしよう。

ストライクウィッチーズ劇場版
http://s-witch.cute.or.jp/movie/index.html

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2012年5月 6日 (日)

拡散希望 <緊急拡散希望!>田中優より「偽装停電の夏」をくいとめよう

2012-05-05 21:05:43
テーマ:田中優さん

http://ameblo.jp/kanako77/entry-11242607760.html

田中優からのお願いです。
ぜひ、こちらの記事・グラフを周りの方へ拡散頂き、偽装停電などさせないように広めてください。私たち市民の力を見せつけましょう!

★今回のメルマガは特に転送転載して頂きたいです!
1人でも多くの方へ拡散をお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇■ 田中優より ■◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「偽装停電の夏」をくいとめよう

5月5日の今日、北海道電力の泊原発が停止し、42年ぶりに原発の稼働していない日を迎えた。

うれしい日に申し訳ないのだが、この先の不安を伝えたい。

ぼくとしては珍しく、拡散してほしい話だ。

何かというと「偽装停電」の不安だ。市民が「原発なしでも電気は足りる」と言っている最中、
停電させるのは「やっぱり原発が必要なんだ」というPRに使える。
電力会社と政府は、去年も「計画停電」を偽装した。

その前に「需給調整契約*」を使って大口契約者の電気を止めれば足りたのに、それをしなかった。
しかもピークの出ない土日や平日の夜間、街路灯まで消した。

これは偽装だろう。そこまでする人たちが、この「原発は不可欠」と訴えたいこのタイミングを
逃すだろうか?

もともと家庭の電気消費は少ない。2010年で年間わずか22%にすぎない。
しかも足りなくなるのはピーク消費のある、ごく一時的だけだ。
ピーク時の「夏場・平日・日中」は、家庭の三分の二は不在で、ピークの電気消費に対する
家庭消費の割合は1割にすぎないのだ。
だからそもそも家庭の問題ではない。節電すべきなのは事業者なのだ。

Photo



しかし大阪市の橋下市長はすでに、
「産業には影響を与えず、家庭に冷房の温度設定など負担をお願いすることになる。安全は
そこそこでも快適な生活を望むのか、不便な生活を受け入れるか、二つに一つだ」と話し、
大飯原発3、4号機を再稼働の問題を、人々のライフスタイルの問題にすり替えている。
それは橋下が2月に経産省や民主党幹部と隠密裏に意見交換した後のことだ。
とっくに橋下は心変わりをしている。

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偽装停電させれば、人々の「原発必要神話」は復活する。なんとステキなプランだろうか。
電気消費の半分を占める上位200社は守られて、中小零細では停電して、コンピュータの重要な
データを失う。しかし原発で豊かになるのは200社の側なのだから、これは魅力的な作戦ではないか。

ぼく自身、その問題があるので、無制限に「原発なしでも電気は足りる」とは言って来なかった。
「こうすれば足りる」と、具体的な節電策やら料金設定やらを提案してきたのはそれが理由だ。
日本の電力業界は信用に値しない。日本でなら偽装は可能だと思う。他の先進国よりはるかに情報が
公開されておらず、昨年の「計画停電偽装」の実績もあるのだ。日本で隠しおおせる可能性は高い。

ピーク時に電気が足りてしまう危険性は大きく四つある。

1.揚水発電の緊急電力
2.他の電力会社からの融通
3.電力需給調整契約
4.自家発電などの余剰電力 だ。

ぼくが電力会社だったらこうする。

まず、揚水発電所が使えないようにするために発電所の稼働数を減らす。揚水発電は単なる
バッテリーだから、前日までの電気があれば貯めておけば足りてしまう。ここに水を貯めて
おく余裕はなかった、夜間の深夜電気に余裕がなかったと言っておけばいい。すでに関電は
使うことのできる緊急用の老朽化した火力発電所は一基だけだと発表済みだから、この点は
カバーできている。

次に、他の電力の融通を受けない仕組みにすることが大事だ。関西電力は、実は中電・
北陸電力・中国電力と送電線がつながっていて、余剰電力を受け取りやすい位置にある。
実際には、この融通電力は非常に高くつくことが問題だ。「受け取るより原発を動かしたい」
のが再稼働を求める本音だ。だから他の電力会社もひっ迫していることにする。
それはすでに各社発表済だ。

三つ目に大口の大手会社に協力してもらい、停電しない根拠とされてしまう「電力需給
調整契約」を結んでおく。東京電力はこれで計画停電を避けられたはずのに、それをせずに
計画停電を実行した。ばれないならそのままでもいいかもしれない。でも万が一のことを
考えて契約数を増やして、「大口の大会社も努力してくれているんです」と主張できる
ようにしておく。

四つ目に大企業が持っている自家発電を頼れないものにする。これは電力会社以外の
電気を買い取る実績になるからもともとしたくない。東京電力もしなかった。とすれば
「系統が不安定になる(電圧が不安定になる)」とでも言っておけばいいかもしれない。
もしくは邪魔になる自家発電を停止させるのがいいかもしれない。「自家発電電気のひっ迫」
や「緊急時の発電機は不安定」と言っておけばいいかもしれない。

そして偽装停電させる。中小零細企業は特にバックアップ電源を持っていないから、
当然騒ぐだろう。「どうしてくれるんだ、市民がバカみたいに原発なしでも電気は足りると
騒いだ結果、我々の業務には大きな被害が出た(実際に大きな被害が発生するだろう)。
やっぱり原発なしでは雇用も守れない、原発再稼働は生命線だ」と怒りだす。
しめしめ、これで原発は当分不滅のものになる。

これが偽装停電のシナリオだ。橋下市長は上に見たようにすでに主張を変え、現実
には関係のない「市民のライフスタイル論」に責任をなすりつけている。すでに大阪市を
手伝っている市民活動家は梯子を外されている。彼らの面子に配慮したりはしないだろう。

このことを多くの人たちに知らせてほしいのだ。もちろんテレビも新聞もあてにはできない。
後になってから「検証」なんて言うだけだ。
しかし今の私たち市民には、インターネットとSNSがある。彼らが偽装停電ができなくなる
くらいに多くの人に知らせよう。ここは市民の伝達力と、原子力マフィアの伝達力の勝負になる。
もちろん彼らの方が物量ともに圧倒的だ。しかし市民の小さな伝達が何度も繰り返し行われることで、
彼らの偽装停電を止められることになるかもしれない。

可能ならチュニジアのジャスミン革命のような伝達力を持って、彼らのもくろみを失敗させよう!

* 「需給調整契約」とは、大口企業の電気代を割安にする代わりに、電力需給がひっ迫した際に、電気利用の削減義務を負う契約。具体的には数時間前に連絡を受けて、工場を止めたり、冷房を切ったりする義務を負う代わり、電気料金を安くしてもらう契約。

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関西電力:オール電化住宅なお促進
毎日新聞 2012年05月05日 11時37分(最終更新 05月05日 17時45分)

http://mainichi.jp/select/news/20120505k0000e020162000c.html

関西電力管内のオール電化住宅戸数

 今夏の電力需給が全国で最も逼迫(ひっぱく)する関西電力が、調理や給湯などをすべて電気でまかなうオール電化住宅の販売促進を続けていることが4日、分かった。政府試算で今夏の電力供給能力が最大需要より15%足りないと見込まれる同社管内で、需要を拡大させるオール電化推進には批判が上がりそうだ。【久田宏】

Photo_3

 関電広報室によると、完全子会社でオール電化機器の販売会社「かんでんEハウス」(大阪市)が関電管内の加盟店に取引量に応じて値引きし、事実上の販売奨励を行っている。昨年12月までは、オール電化を販売した電器店や施工会社に「電化手数料」も支払っていた。

 関電は昨年3月の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故以後、オール電化のテレビCMは自粛したが、ハウスメーカーなどは独自にオール電化住宅を販売。子会社を通じた営業もあり、11年度は関電管内でオール電化住宅が約7万戸増加し、累計で全体の約1割にあたる94万戸になった。東電は昨年の原発事故直後に新規営業を中止した。

特集ワイド:原子力学会定例会ルポ ムラ、やっぱり閉じたまま
毎日新聞 2012年05月02日 大阪夕刊

http://mainichi.jp/area/news/20120502ddf012040026000c.html

 日本原子力学会の定例会が3月に福井市で開かれ、東京電力福島第1原発事故について論議した。事故直後、原子力の研究者や技術者は「想定外の事態」「原子炉は安定している」などと責任逃れともとれる発言を繰り返し、批判を浴びた。事故から1年。「原子力ムラ」の人々は何を語ったのだろうか。【日野行介】

 ◆福島の事故巡る特別セッション

 ◇言外ににじむ「想定外」

 原子力学会の定例会は事故後2回目。初日は、前回はなかった福島の事故を話し合う特別セッションが開かれた。会場は日本最多14基の原発が林立する福井県。一般公開もされる。それだけに熱い議論を期待した。

 特別セッションは午前10時に始まり、休憩を挟んで午後5時まで約7時間。東電の幹部4人を含めて計8人の技術者・研究者が、事故経過や処理方針から除染まで専門的に説明した。定員500人の会場ホールは開始前から満員で、立ち見も出る盛況ぶりだ。

 東電のトップバッター、福田俊彦・原子力品質・安全部長は事故の概要・総論を担当。まずは「皆さまに心配と迷惑をおかけし、心よりおわびしたい」と陳謝した。

 だが、その後は「津波は予見できたという話もあったが、まだ調査が必要な段階だった」「地震による配管破断があったという話もあったが、データからは大きな減圧がない」などと、外部の厳しい指摘を挙げたうえで、それとなく否定する独特の説明を繰り返した。「地震による損傷はなく、『想定外』の津波が問題だった」と言いたいようだが、はっきり「結論」を言わないため、もどかしさが募る。

 午後も東電の技術系幹部3人がそれぞれ、今後の処理▽地震・津波▽事故分析−−について詳しく説明したが、論法は同じ。特に強調したのは、事故の起きた1〜4号機のうち唯一、原子炉建屋上部で水素爆発が起きていないにもかかわらず、中を水で満たす「冠水」ができない2号機格納容器の破損状況だった。

 東電は事故直後、格納容器の下部につながるドーナツ状の圧力抑制室に大きな破損があり、そこから水が漏れている可能性を示唆していた。しかし、東電の幹部たちは「圧力抑制室の圧力が一時ゼロに落ちたのは、計器異常だろう」「当初は何が起きているか分からず、いろいろ誤解があった」などと説明した。破損が小さいことを強調したいように聞こえた。

 ◆質疑応答
 ◇批判に冷ややか

 質疑応答はそれぞれの説明の直後と閉会前に行われた。だが事故について質問する参加者は思ったよりも少なく、特定の数人が質問を繰り返していた。

 その一人が「日本原子力研究開発機構」の元研究者、田辺文也さん(66)。田辺さんは昨年11月、「まやかしの安全の国−原子力村からの告発」(角川SSC新書)を出版した。事故を過小評価し、甘かった想定の責任を取らない原子力ムラを厳しく批判、「彼らには原発を任せられない」と断じる内容だ。表立った批判がほとんどないムラの中にあって異質な存在と言える。

 田辺さんが追及したのは2号機格納容器の破損問題だ。独自の分析結果から「早い段階で地震の揺れによって破損したのではないか」と迫ったが、東電は「それはないと思っている」と反論、あいまいな表現ながらもかたくなに否定し続けた。田辺さんは何度も食い下がったが、会場の雰囲気は冷ややかだった。京都大の若手研究者が「2号機は思いのほか損傷がなかったとの発表を聞かせていただきました。今後もいろいろ言われるでしょう。東電の皆さまの苦労にお礼申し上げます」と東電に「助け舟」を出す一幕もあった。
 しかし、学会終了後の3月26日、東電は2号機格納容器内を内視鏡で検査した結果を公表。注水を続けているにもかかわらず、水位は底から約60センチの高さしかなかった。これは格納容器と圧力抑制室を結ぶ配管の位置より水位が低いことを意味する。田辺さんは「圧力抑制室が大きく破損し、そこから水漏れしているのは明らかだ。それなのに東電はデータすら無視し、とにかく否定するだけだ」と指摘した。田辺さんの訴えを聞いた現役研究者たちはどう考えたのだろうか。「東電が間違うはずがない」と考えたのか、それとも東電の主張はおかしいと感じつつも口をつぐんだのか。

 ◇反省の弁、全く

 一方、放射線測定や除染に関する講演後には会場から活発な意見が相次いだ。京大の名誉教授は「原爆が落ちた広島は今や長寿県。放射線測定を熱心にやり過ぎると、被ばく線量100ミリシーベルト以下でも問題だと言い出す人が出てくるので心配だ」と語った。京大の若手研究者も「年間1ミリシーベルト以下を目標に除染するのは科学的見地からはいただけない(厳しすぎる)。学会としてどう考えるんだ」と詰め寄ると、参加者から大きな拍手が起きた。
 私はその時、事故で避難した福島県飯舘村の酪農家の話を思い起こしていた。同村は昨年5月、国からの要請を受けて全村避難を開始した。育てた牛は避難先に連れて行くことができず、「『ごめんな、ごめんな』とつぶやきながら、牛を殺さざるを得なかった」という。

 「危険性は低い。大げさに騒ぎすぎだ」と言いたげな数々の発言に、私は「なんと無神経なことか」と驚いた。それなら国が避難を要請した段階で、「科学的見地」から声高に反対すべきだったのではないか。発言者からは、巨大事故の発生を防げず、事故後も十分な対応を示せなかった反省の弁が一言も出てこない。

 批判的な質問を数回していた福井大名誉教授の山本富士夫さん(71)=福井市=に感想を聞いた。「学会というより過小評価の説明会だった。がっかりしたけど、こうなると思っていた。彼らは結局、ムラから一歩も出やしないんだ」とため息をついた。

 原子力ムラは、批判を許さない閉鎖的な体質を指した造語だ。しかし、事故後に巻き起こった厳しい批判が、むしろ内輪の結束を強めたとすれば皮肉と言うほかない。暗い気持ちで会場を後にした。
==============
 ◇日本原子力学会
 原子力技術の進歩を目的に1959年に設立された。年2回定例会を開く。加入者は、原子力に関わる研究者や学生のほか、電力会社・メーカーの技術職を中心に約8000人。原子力関連の企業や団体など244社も法人会員になっている。

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2012年5月 3日 (木)

米中国防相会談及び日中韓財務相・中銀総裁会議が意味する物

 今日早朝のニュースで米中国防相会談が行われ、両国の軍事的協調強化についての進展が見られた。そして今日昼のニュースでは日中韓の財務相・中銀総裁会議において国債の相互持ち合いが表明された。これは一体何を意味するのか。

 ネトウヨなどの狭隘な視野からは、中国及び韓国の台頭と言う結論以外無いであろうが、我々共産主義者の分析は全く違う物である。レーニン「帝国主義論」で喝破された資本輸出による超過利潤及び市場と資源を巡る帝国主義間の争闘戦が厳然たる事実として存在するのである。日米帝国主義は中国市場分割する帝国主義間争闘戦のまっただ中にあるのだ。日帝は経済及び技術面で優位にある資本輸出を通じて、米帝は相対的に優位である軍事を通じて、各々が帝国主義としての存立を賭けて中国市場の再分割戦争を行っているのである。

 何よりの証拠が対中国・対韓国・対台湾の輸出入・貿易黒字が示す物である。中韓が台頭し日本企業が競争面に於いて敗北しているのであれば、日帝の貿易収支は対中国・対韓国・対台湾で赤字になるはずである。処が2011年劈頭の分析によれば日帝のアジアに対する資本輸出は当面の間減少することはなく、尚かつ日本は黒字基調であるという分析がなされている。

 日帝本国の労働者として問われているのは中国における低賃金・劣悪なる労働条件に於ける労働実態を暴露し、そして巷間言われている日本経済の相対的地位低下というデマゴギーに対しての闘争である。

中国国防相が訪米へ 7日に米中国防相会談
http://www.asahi.com/international/update/0503/TKY201205020686.html
 
 米国防総省は2日、中国の梁光烈国防相が米国を訪問し、7日にパネッタ国防長官と会談すると発表した。米中両国の軍事関係の強化などについて協議するとしている。北朝鮮の核問題などについても意見交換する見通しだ。

 梁氏は米国滞在中、国内の米軍基地や陸軍士官学校も訪問する予定だ。(ワシントン)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-120503X134.html

米中国防相、7日に会談=パネッタ長官の訪中計画も
2012年5月3日(木)06:34
 【ワシントン時事】米国防総省のリトル報道官は2日、記者団に対し、中国の梁光烈国防相が7日に同省を訪れ、パネッタ長官と会談することを明らかにした。
 梁国防相は4~10日に米国に滞在する予定で、カリフォルニア州サンディエゴの海軍基地や、海兵隊基地「キャンプ・レジューン」(ノースカロライナ州)、陸軍士官学校(ニューヨーク州)などを視察する。
 リトル報道官は、梁国防相の国防総省訪問は2月にパネッタ長官と会談した中国の習近平国家副主席に続くもので、「米中軍事交流が強化される重要な節目になる」と期待した。  パネッタ長官の北京訪問も計画されており、国防総省当局者は「長官は近い将来、訪中することを楽しみにしている」と述べた。 
[時事通信社]

日中韓が相互の国債購入で合意、市場安定化に協力強化へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120503-00000040-reut-bus_all
ロイター 5月3日(木)12時31分配信

5月3日、安住淳財務相は、日中間相互の国債への投資拡大で合意したことを明らかにし、中国と韓国の国債購入を少額から開始すると語った。写真は4月撮影(2012年 ロイター/Toru Hanai)

[マニラ 3日 ロイター] 日中韓財務相・中央銀行総裁会議が3日、フィリピンのマニラで行われ、日中韓が相互の国債購入を通じて金融市場の安定化に向けた協力を強化することで合意した。
 会議後に会見した安住財務相は韓国の国債購入を新たに開始すると表明する一方、会議の中で円高について、投機的な動きが少し見られると説明したことを明らかにした。
安住淳財務相は、日中韓財務相・中央銀行総裁会議終了後の記者会見で、韓国の国債購入を新たに開始するとしたが、韓国国債の購入額については「まだ正式に決まってない」として明らかにしなかった。さらに、外貨準備について、少しバラエティを広げて持った方がいいとの考えを示した上で、外貨準備の構成について「中国と韓国国債の(購入の)額そのものは少額からスタートする。全体のシェアに大きな変動はきたさない」と説明した。
また、安住財務相は会合の中で、日本経済について、復興需要で内需は堅調だと説明する一方、為替市場での円高について、投機的な動きが多少見られると思うと話した。
日中韓財務相・中央銀行総裁会議の共同声明によると、日中韓3カ国は、外貨準備当局による相互の国債への投資を促進し、情報交換を含む協力を一層強化、これにより日中韓の地域経済関係を強めることで合意した。
また、世界経済の不確実性と下振れリスクの可能性について認識し、強固で持続可能かつ均衡のとれた経済成長を達成するため、財政健全性の促進、内需の拡大、雇用の増加、経済構造改革の加速等の適切なマクロ経済政策の実施にコミットすることを確認した。

(ロイターニュース 石黒里絵 記事作成 石田仁志;編集 山川薫)

日中韓、国債の相互投資促進で合意
マニラで財務相・中銀総裁会議(2012/05/03)http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819499E2E1E2E2EA8DE2E1E2E7E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2

 日本、中国、韓国は3日午前、マニラで財務相・中央銀行総裁会議を開いた。3カ国は相互に国債投資を促進することで合意。日本はこれまで保有していなかったウォン建ての韓国国債について、購入する方針を表明した。
 日本は昨年12月の野田佳彦首相の訪中時に中国国債の購入について表明し、今年に入って許可を得ている。中国と韓国はすでに国債の持ち合いを始めており、日本が韓国国債を購入することで3カ国間の持ち合いが成立する。
 同日会見した安住淳財務相は「通貨の信用と3カ国間の信頼関係を深めるために有効な方法だと思っている」と語った。
 また、日中韓の会議では、同日午後に開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)+日中韓の財務相・中銀総裁会議に先立ち、外貨融通網「チェンマイ・イニシアチブ」(CMI)など域内の金融協力を勧める方針で合意した。

何故対中・対韓・対台の貿易黒字が増加し続けているのか
http://money.minkabu.jp/15748
【著者】武者 陵司 2011年1月6日

何故対中・対韓・対台の貿易黒字が増加し続けているのか
~アジアにおける日本先頭の雁行形態発展~

悲観一色のニュースヘッドライン

 世間の常識は中国・韓国の台頭、日本の下降、アジア経済における力関係の変化である。それも無理はない、①日本に氾濫する中国製品、②サムソン(半導体・エレクトロニクス製品の世界ナンバーワン企業)や現代自動車の躍進に対する日本のエース(ソニー、パナソニック、トヨタ、ホンダ)の停滞、③工場の海外移転と日本の空洞化、④半導体・携帯電話・液晶テレビ・など大半の先端エレクトロニクス製品での日本メーカーシェアの急下降、等など、ニュースヘッドラインの大半は日本の凋落を伝えるものばかりである。

東アジア諸国間貿易で日本一人勝ち

 しかしそれを真っ向ら否定する重大な事実が進行している。それは東アジア諸国間貿易における日本の一人勝ちである。このところ日本の貿易黒字は対中(含む香港)、対台湾、対韓国で大きく増加している。特に対中(含香港)貿易黒字は2010年(推計)は4兆円と急増。また韓国、台湾では対日貿易赤字の対GDP比率が急速に上昇している。2010年1~10月実績をベースとした年間推計を行うと、台湾の対日貿易赤字の対名目GDP比は7.2%、韓国の対日貿易赤字の名目GDP比は3.6%と急上昇し、かつ著しい高水準に達している。中国でも対日貿易赤字の対GDP比率は大きく上昇し2010年(推計)では0.7%と上昇基調にある。他方日本の対米貿易黒字は2009年大きく減少し2010年の回復も小幅、対GDP比率はかつてに比べ大きく低下している。

浮上する日本の優位性

 この相反する二つの事実をどう解釈するべきか。まず以下の3点が指摘できる

①エレクトロニクス、機械、自動車などの最終製品市場であるアメリカでは日本のプレゼンスは低下。日本は高級品や高技術資本財に特化し、ボリュームゾーン商品は韓国・中国・台湾メーカーが優勢に。⇒日本の対米国黒字大幅低下
② アジア域内での分業が鮮明化、日本はハイテク素材(化学、メタル、セラミックなど)、ハイテク部品、ハイテク機械に特化し、最終製品は限られた高級品・先端技術分野に限定されつつある。日本企業による最終完成品生産も、ボリュームゾーン品はアジアへ生産シフト。
③ 日本が特化しつつあるハイテク素材(化学、メタル、セラミックなど)、ハイテク部品、ハイテク機械、高級かつ先端技術分野の最終製品は技術的ブラックボックスを持ち、非価格競争力が依然強く、容易にはアジアメーカーに追いつかれない。また価格主導権を持ち円高時にはドル建て輸出価格も引き上げられている(通関統計によるとアジア向け輸出価格は円高にもかかわらず全く低下していない)。
⇒日本の対アジア黒字増加
アジアにおける雁行形態的分業の進展

 以上は、アジアにおいては以下のような分業が確立されつつあることを物語っている。

① 技術集約度の高いブラックボックス(素材、部品、装置)への日本特化
② 技術集約度中位の最終組み立て製品の韓国、台湾への集中
③ 労働集約的最終組み立て工程の中国、東南アジア諸国への集中

 という域内分業の成立である。グローバル企業も(日本メーカーも)自らのサプライチェーンを日本、韓国・台湾、中国・東南アジアとアジア全域に展開させ、企業内工程間分業をより明確にさせつつある。

 サムソン、現代が躍進すればするほど、韓国は日本からのブラックボックス=高価格製品輸入を増加させざるを得ず、それが韓国の対日貿易赤字を増加させるという構図である。つまりアジアの製造業において日本を先頭とする雁行形態的分業関係が形成されつつあると考えられる。それは日本経済が引き続き競争力優位を維持していることを示唆している。市場にまん延している日本悲観論は著しく的外れと言うことである。

新春に日本の優位性を考える

①日本悲観論が定着しているが、その最大の根拠として少子高齢化による労働力の減少や市場の縮小によって、経済成長が期待できないことが挙げられている。しかし、労働力の減少と市場の縮小という日本経済の成長を制約する要因は、日本の経済圏をアジア全体に広げることによって、打ち破ることが可能である。日本は世界で最も成長力の高いアジア地域における唯一の先進国であり、日本を基点とした産業圏、市場圏を創ることによって、膨大なシナジー効果、ネットワーク効果を得られるはずある。たとえば、アジアを日本企業の製造拠点として活用すれば、安い労働コストを手に入れられるという供給面のメリットがある。労働者の賃金を主要国別に比較すると、超円高のために日本は世界最高の高賃金国になっているが、アジアでの海外生産を活用すれば、日本国内の5分の1、あるいは10分の1という極端に安いコストが実現できる。つまり膨大な超過利潤を得られる機会が存在しているということである。私はこれを、チープレーバー・ギフトと呼んでいる。そして日本企業が進出することによって、中国やアジア諸地域では産業集積が高まり、たとえば中国の加工貿易の貿易額の上昇が示すように、産業基盤が整えられていく。この産業集積は、中国からさらにコストの安いタイ、ベトナム、ラオス、ミャンマーへと広がり、アジア全域を包む大きなうねりになってきている。こうした変化を受けて、中国やアジア諸地域の所得水準が上昇していけば、日本企業にとっては、市場が急速に拡大するというメリットが出てくる。中国の内需は今や日本企業にとって非常に大きな販路になっているが、それがアジア全域に拡大していく。たとえば既に二年前からアジア主要国のGDPはあわせて10兆ドルと日本の2倍に達している。また一般に大衆消費社会の入り口と言われる1人当たり年間所得で3000~5000ドル以上の人口が、アジアではすでに10億人近辺に達している。これが新たな日本企業の市場となれば人口減少のマイナスをカバーしてあまりある効果が期待できる。

②それでは、日本はこの先、アジアに展開する企業のヘッドクオーター(本社)になれるだろうか、またそのポジションを維持できるだろうか。今後、日本で開発をし、ビジネスプランを立て、アジアで製造し、世界全体に販売するというビジネスモデルが浸透すれば、日本の影響力が、アジアから世界へと広がっていくことになる。アジアが世界最大の市場になったことで、日本企業が持つ、アジアでも最高の文化力、民度、ブランド力などが、改めて注目されつつある。アジア人は、日本の品質・ブランドに対して、強い憧れを抱いているのでアジア人が豊かになればなるほど、より付加価値が高く、品質の良い日本の商品を求める傾向が強まる。今、中国をはじめとするアジアからの観光客が増えて銀座や秋葉原はアジアの買い物客でごった返しているが、それは彼らにとっては日本に来なければ手に入らないサービスや製品があるということであり、彼らの所得が上昇するにつれて、日本を訪れようという人も増えるだろう。つまりアジア市場の成長は、日本経済の成長を支えることになるのである。

③日本は、グローバリゼーションのなかで、十分優位に立てるだろう。日本が優位に立っている代表的分野としては、ハイテクをはじめとするブラックボックス分野つまり高い付加価値を持ち、そのノウハウを容易にまねできないような、非競争のビジネスジャンルである。今や、ハイテク産業のなかで世界最大の企業は、韓国のサムスンであり、日本のメーカーは、その背中すら見えないほど引き離されている。また中国の価格競争力は著しく強く、日本の市場には中国製品(中国産の日本企業製品も含めて)があふれている。しかしそれにもかかわらず、日本は、韓国、台湾、中国に対して大幅な貿易黒字を計上している。その理由は、それらハイテク製品を作るための素材や装置で、日本は圧倒的な強みを発揮しているからである。昨今、ハイテク分野における技術面の優劣は、最終製品よりも部品や素材、それらを組み立てて最終製品にするための装置に左右される時代になっているが、その分野で日本が強みを発揮している以上、そう簡単に中国・韓国が追いつくことはできない。ハイテク分野以外にも、世界的に見て日本企業が優位性を保てる分野は、たくさんある。たとえば環境ビジネスでも、純水装置、海水淡水化用の逆浸透膜、原子力発電、風力発電など、日本企業がリードしている分野は多い。サービス業も、日本企業の得意分野であろう。

④日本のサービス業は生産性が低いと言われるが、それは日本のサービス業の売値が低く付加価値が低いために、統計上の生産性が低いというだけにすぎない。サービスの品質を比較すると、日本のホテル、レストラン、小売、タクシー、宅配など、日本企業はいずれにおいても、世界最高のサービスを提供しているので、そのサービス内容にふさわしい売値を確保することができれば、日本のサービス産業は一躍高い付加価値を生み出す産業になれるはずである。さらに観光資源も大いに魅力的である。日本には、国土のう
ち70%が森林であるという、先進国では考えられないほどの豊かな自然環境があり、またカリブのトロピカルオーシャンに匹敵する沖縄、スイスに匹敵する北海道のスキーリゾートや日本アルプスの山々、世界随一の温泉資源、ローマに負けない奈良・京都の歴史史跡、世界一清潔な首都東京と、多様な観光資源を持ち、それらを縦横につなぐ高速道路・鉄道網、さらにはメリハリのある四季など、日本が観光において優位に立っていく要素は、十分過ぎるほどである。この日本が、これから豊かになっていくアジアの人々の観光レジャーのメッカにならないわけがない、とは考えられないだろうか。

 このように、グローバリゼーションが進むなかで、日本は多くの圧倒的な優位性を備えている。それをいかに顕在化させていくかが、日本の成長性を確保するうえで問われているのである。

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