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2005年6月24日 (金)

なぜ郵政民営化に絶対反対なのか。

 郵便局にはいくつかの組合とそれぞれの組合の中でも運動論を巡って更にいくつもの派閥が存在しています。かつて私が所属していたのは、全国労組交流センター全逓労働者部会と言いまして、ものすごく乱暴な表現をすれば中核派とその支持者のグループです。プロフィールでも書きましたが、現在の私は、思想的腐敗が原因で除名された上に、組合的にも病気のために役員を降りて休養中です。ですから十分な理論学習をしていない上での意見であることを始めに断っておきます。

 現在の世界はアメリカによるアフガニスタン・イラクへの侵略戦争に始まる、第三次世界大戦への過程の中に有るという認識の上に立った上で、小泉政権がなぜ郵政の民営化に執着しているかを分析します。小泉政権は様々な問題について「自民党をぶっこわす」と言うスローガンを掲げ、あたかもバブル崩壊以降の現代日本の構造を「改革」し、日本経済の再生が出来るかのように装っています。国民の多くは幻想を持って来ました。

 改革の中身は一体なんでしょうか。徹底した社会保障の切り下げ、自衛隊の海外派兵による実戦軍隊化、靖国神社への公式参拝による侵略戦争と侵略イデオロギーの鼓吹、「あたらしい教科書をつくる会」の歴史・公民教科書の検定合格と採用の動きなど、総じて弱者の切り捨てと戦争のための国家改造を政策の中心に据えています。

 この動きの中で郵政の民営化がどの様に位置づけられているのかを考えたいと思います。平成の大合併による自治体統合、大阪市職への過剰福祉キャンペーン、現業部門の民営化などによる自治体労働運動つぶし、教育基本法改悪、「日の丸」「君が代」の恫喝を伴う強制による教育労働運動解体攻撃。民間企業で進むリストラ、首切り合理化の推進。これらの政策の中で労働運動の産業報国会への変質が進行しつつあります。郵政事業においても全逓が昨年の全国大会で日本郵政公社労働組合(略称JPU)へと名実共に逓信報国団への変質を遂げようとしています。郵政民営化攻撃はそれに更なる屈伏を強制し、拍車をかける攻撃なのです。

 先日、国会の郵政民営化を巡る参考人としてJPUの菰田委員長が発言をしていましたが、内容は何か。営業を始め様々な合理化施策を、組合から率先して提案してきたので有り、公社の形態であっても民間的経営手法で十分事業として成り立つから、民営化は必要無いとの物でした。でもこれは民営化を容認する意見ではないだろうか。組合役員の立場上現場の組合員の不満を抑えるために取り繕っているとしか思えない。そんな内容でした。実際、22日23日と奈良で開催されたJPU全国大会では、本部方針に対して改憲勢力への転落と民営化受け入れへの方信転換ではないかと多くの反対意見が出されました。

 郵政分割・民営化法案の中身は、現在27万人いる郵政公社の職員を9万人削減する、民営化時には全員解雇・選別雇用と言う国鉄分割民営化と全く同じ内容の攻撃が準備されています。職場で組合の役員・活動家として労働条件を守るために運動してきた者は郵政版「人材活用センター」に送り首切りを企んでいます。この様な攻撃を座して受け入れるのか。絶対反対で粉砕する以外に生きていく事は出来ない。実際ここ10年あまりの人事交流=強制配転によりいったい何人の仲間が自殺に追い込まれ、泣く泣く職場を後にしたか。深夜勤務を始めとする合理化によって何人の過労死が出ているか。もう我慢する時は終わったのだ。

 中央本部打倒、4・28被免職者の即時就労、物・ストライキを掲げて闘う時だ。小泉政権打倒のために78~9年の反マル生越年闘争を上回る闘いに立ち上がる以外生きる道は無い。

 ここまで書いて思いましたが、人間日々の学習を地道にしないとダメですね。かなり内容がスカスカだ。FeldDorfさんへの回答になっていない。まあ立場だけは伝わるかな。

 

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コメント

 FeldDorfさん励ましのコメント有り難うございます。病気療養中の身で表立って民営化反対の行動が出来なくてジレンマも抱えていますが、一先ず現場の郵便局員の声を投書などで世論に反映出来ないか考えてみます。

投稿: アッテンボロー | 2005年6月30日 (木) 21時27分

毎度お世話になります。

最近私のBrogのタイトルを替えましたがURLとハンドルネームは今まで通りです。
以前と同様ご愛顧宜しくお願い申し上げます。

いつもコメントを頂いているtoriya様は自民党の反対派議員に陳情を始めており実際の行動に移しているそうです。報道によると国会での決議は最短で7月11日になるようです。時間はそれほどありません。

がんばってください。健闘を祈ります。

投稿: FeldDorf | 2005年6月30日 (木) 00時23分

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今までは中立路線で郵政民営化を語りましたが、いつもトラックバックを頂いている郵政 [続きを読む]

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郵政民営化問題は私も悩んで過去に色々取り上げました。先日、疑問点を賛成派、反対派 [続きを読む]

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