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2005年6月29日 (水)

反戦自衛官への道とその挫折。

 書き忘れていましたが、大学受験に失敗して一浪した後、更に受験に失敗しました。某大学については80パーセントの合格確率が駿台予備校の模試で確認されていたのですが、本番に弱いようで、二浪しておりました。で、進学して全学連活動家の道を選ぶか就職して反戦派労働者を選ぶかの選択を迫られたときに、小西誠さんの「自衛隊の兵士運動」「マルクス主義軍事論」を読みまして、自衛隊に就職して反戦運動したらどうかという話が持ち上がりました。

 当時の中核派は、現在とは違い自衛隊内での組織化工作に力を入れていました。たまたま私が土建屋の息子で、しかも剣道をしていたという経歴があったために、自衛官になっても不思議ではない環境にいたのですね。当時オルグに来た同級生は、あいつは右翼だから対象にすべきかどうかなんて論議も有ったようです。で、指導担当の全学連活動家、と言っても20代後半の方でした、の判断もしくは上部の判断で、自衛隊に行けとの話が決まりました。もし、自衛隊に入っていたら、91年から92年にかけて決起した宮崎陸士長の様に左翼の間では一躍有名人になっていたかも知れません。

 反戦自衛官もしくは反軍自衛官と言う言葉をご存じない方のために説明しますと、自衛隊の中で反戦運動をしている人のことです。かつての拠点は市ヶ谷にある第32普通科連隊の第四中隊なんですが、これは01年だったかな00年だったかな、中核派の清水議長と反戦自衛官を指導してきた小西さんとの間で諍いがありまして、みんな小西さんについて中核派を離脱しました。本来まあ、いざ武装蜂起と言うときには労働者人民の味方になって支配階級に銃口を向けるための組織ですね。労働者の味方を自衛隊の中に作る組織。

 84年の秋から暮れにかけて、進学を諦めて自衛隊には入れという話が煮詰まっていたのですが、何故か年が明けると就職するように話がが変わりましした。十年ほどしてから当時の事情を知る人に聞いた話では、警察の尾行をまくことに失敗したようで、私が中核派の影響下にあることを警察に知られたようなんですね。で、自衛隊の中での活動については秘密の上にも秘密を要求されていたために、私が自衛隊にはいることは中止になりました。その後の経過をはしょると、当時の郵政省には情報が行かない縦割り行政の弊害で、郵便局員に成ることが出来ました。詳細は後日。

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コメント

 そうなんです。84年の3月に全学連と接触して04年9月に除名されるまで丁度20年になります。

投稿: アッテンボロー | 2005年7月 2日 (土) 21時49分

20年あまりの経験のある活動家が「3・8以降」の結集なんだ!まあそうか、計算はあうわけですよね。でもなんかショック。当時高校生だった内田有紀がテレビで「バブルって覚えていない」と発言したのを聞いた時以来のショックだなあ(笑)。
私の時代は「3・26(管制塔占拠)以降」の結集なんて言われかたをしてましたが。「3・8」の前と後では左翼界全体の様相がガラリと変わりましたね。

投稿: 草加耕助 | 2005年7月 2日 (土) 05時36分

 主義者Y様、ようこそおいで下さいました。このブログはまだ、初めて一月半ほどの新しい物で、まだまだこれからの点が多いのですが宜しければ御忌憚の無い意見を頂戴出来れば幸いです。
 現在の私は郵便局に勤めておりますが、それも党の会議で論議した上で全逓を獲得していく戦略のために決定した方針でした。後日経緯を書く事になるかと思いますのでご期待下さい。
 私自身、三里塚闘争の3・8分列以降に運動に参加した物で、世間は非常に狭かったと思っております。宜しければ後学のために中核派の誤りなどご指摘下さい。

投稿: アッテンボロー | 2005年7月 1日 (金) 13時12分

こんにちは。「民主集中制」へのコメントありがとうございました(^^)自分の住んでいた世界はやっぱり狭いな、と反省しております。
で、こちらのエントリーともからむ部分での中核派の規約についてなのですが、「同盟員はその職業の選択と変更にあたって、自分の所属する組織および各級上級機関に報告し、その承認を必要とする(第四条)」とあったのには、ちょっとビックリしました。
これは、同盟員レベルでは職業革命家としての覚悟をもて、ということですよね。
おおきく捉えれば「世界大戦か世界革命か」という綱領的認識と結びついた、厳しい活動家意識の要請なのでしょうけど。
うーん、でもそれは現下においては党にせよ運動にせよ大衆的な拡大の足かせにはならんでしょうか?

すいません。元中核の方との対話ははじめてなので緊張してます(笑)

投稿: 主義者Y | 2005年7月 1日 (金) 11時08分

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