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2005年8月12日 (金)

共産党・民主経営の悪辣さ

 共産党は口先では「労働者の味方」面をしているのだが、実態は実に悪辣な劣悪な労働条件を強制している。これから書くことは民主経営の職場で働く妻の職場実態について、私が労基法や労組法に違反しているからと改善を求めた事例だ。

 まず最初に起こった出来事は、妊娠中の女性を一日中立ち仕事になる部署に配置転換しようとしたことだ。労基法の本が手元にないので何条の規定であったかは忘れたが、母性保護の規定に照らした場合明白な違反行為に該当する。労基法では母性保護の規定として妊娠中の女性が求める場合、勤務の軽減をしなければならないのだが、わざわざ立ち仕事で流産の危険性が増える勤務を強制しようとしたのだ。私は弁護士に相談した上で労基法違反であること、人事異動の発令を取りやめるよう経営者と全労連系の労働組合に対して申し入れを行った。何度も申し入れることで配置転換は止まったのだが、私が相談に乗っていなければどうなっていたか分からない。

 労組法違反では、管理職が組合の執行委員をしているという、トンでもない実態が存在していた。元々は共産党の労使一体経営であるために、共産党員や支持者は管理職への近道として組合役員を経験しているのだが、執行委員が管理職に出世した後も組合員から外さず、そのまま役員をしているという、まさに言語道断の事態があった。これについても違法行為であることを申し入れて改善させた。

 さらには職場の行事で毎年お祭りが行われているのだが、労働者に対して休日出勤を強制している。職場の行事を休日返上で行う場合、業務命令で参加させる以上休日出勤の扱いをするのが法律上当然のことなのだが、一切行わない。そのチケットの販売を一人一人の職員に強制的に無理矢理押しつけている。この件については妻は自分が納得いかないとして堂々と休暇を取ることで抗議している。その結果として妻のいる部署では強制はなくなってきたのだが他の部署で出世コースをひた走る共産党員が管理職をしている所では、全員が強制的に出勤させられている。

 簡単に共産党と民主経営が建前としている「労働者の味方」面は、事実でもって引っぱがすことが出来る。理論的な批判については後日書くことがあると思うが、共産党の現実はこんな物である。

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「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 無給専従さん御教示有り難うございます。有田さんのサイトは知りませんでした。早速見てみます。

投稿: アッテンボロー | 2005年8月15日 (月) 12時55分

ご存知かもしれませんが、いわゆる「民主経営」について、いわば身内から批判的検証を
をしている方のサイトがあります。http://homepage3.nifty.com/m_arita/
「有田光雄の民主経営論探求」

 有田光雄氏は元共産党京都府副委員長で、万年衆議院候補でした。1番惜しかった選挙は補欠選挙(2名)であわや2人目の自民党の候補に勝ちそうになった時で、その2人目はあの野中広務氏でした。(一人目は谷垣現財務大臣)。共産党から追い出されたジャーナリスト有田芳生氏の実父でもあります。
 以上ご参考までに(参考にならんかもしれませんが)

投稿: 無給専従 | 2005年8月15日 (月) 11時53分

 僕が中核派であったことは知られていませんのでその点でのいじめはありませんが、共産党の支持者ではないと言うことで待遇は悪いですね。民間企業では共産党員への差別待遇を巡って裁判しているのに、民主経営では露骨に思想差別をしています。
 尚賢館の話、記憶をひもといてみます。

投稿: アッテンボロー | 2005年8月13日 (土) 12時40分

 「共産党が政権をとったらえらいことになる」と心配している経営者団体の皆さんにこの記事を読んで安心していただきたいですね。配偶者が「ニセ左翼暴力集団」で、おつれあいさんは職場でいじめられたりしないのですか?
 尚賢館の話、オーダーします。

投稿: 労働者L | 2005年8月13日 (土) 09時18分

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» 「民主的医療経営」の実態 [うみおくれクラブ]
ブログ「アッテンボローの雑記張」さん(奥様が民医連病院の看護師としてお勤め)が 民医連系病院の実態についていくつも記事を書かれているので、ご紹介いたします。 共産党・民主経営の悪辣さ 妊娠中の女性を1日立ち仕事 同ブログただ働きを強制する共産党 就労時間後の会議に手当なし 大晦日 賃金切り下げなど労働条件の悪化 少し怒っています 民医連病院内での労働者差別... [続きを読む]

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