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2005年8月26日 (金)

被災地ワーカーズコープ

 以前「命がけで尊敬できる人」という記事を書いたときに、阪神淡路大震災の被災者達の生活再建運動について書いた。震災の被害が最も酷かった神戸市長田区はケミカルシューズの街として知られる中小零細企業の街だった。震災で工場その物が無くなったり、被災は免れたものの経営者が死亡したために工場が閉鎖されたり、倒産や事業縮小のために多くの人が災害後に職を失った。

 震災直後の混乱が終わるとそう言った体力のない企業が次々と潰れていく。大企業は神戸に見切りを付けて本社機能を東京などに移転する。その中で神戸を中心とする被災地には大量の失業者が溢れていた。その後遺症の大きさは、ダイエーが産業再生機構に会社再建を任せざるをえないように、震災後十年が経過しても大きなものが残っている。

 被災地労働者企業組合(ワーカーズコープ)は、そんな長田の街で失業したケミカルシューズ産業で働いていた人々が自分たちで立ち上げた労働者協同組合だ。ここでは当初オーダーメイドの靴作りをしていたが、看護婦さんや美容師さんなど立ち仕事の多い働く女性のためにシューズ21(トウェンティーワン)というナースシューズを作って売り出した。現在では靴タイプのものが製品化されて近々市場に出回るそうだ。被災地支援などと構えてもらう必用はないのだが、数年前に実際に購入して愛用している女性の話では、長時間の立ち仕事が苦にならないというとても良い品なので、その様な仕事に就いている方は是非一度履いてみて欲しい。

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