自民圧勝をどう総括するか。
昨日投開票が行われた衆議院選挙において自民党が296議席を獲得し、公明党と併せて三分の二を占める327議席という結果となった。選挙戦序盤における小泉自民党のイメージ戦略が功を奏したために、投票率が上昇したものの浮動票が大量に自民に流れ、民主党の地滑り的大敗北となった。詳細な分析にはしばしの時間が必用であるけれど、現時点で考えられる範囲をまとめてみる。
まず最初に思うのは、民主党の敗北であって労働者階級が敗北したのではないと言うことだ。なるほど確かに民主党は連合によって支えられているが、連合の内実はと言えば現場労働者からそっぽを向かれた労使協調路線・現代の産業報国会とも言うべき存在だ。多くの労働者は民主党に期待すら持っていないことがはっきりとしたのではないだろうか。実際の獲得議席を見てみた場合、共産党は現状維持、社民党は小選挙区における自民圧勝の副産物とはいえ二議席増。議席を減らしたのは民主党と公明のみである。「護憲」を主張した両党がかろうじて踏みとどまったことは、労働者が反撃に転じる際に貴重な足がかりとなるだろう。
二番目に思うのは自公連立政権による極反動の嵐に対して身構えなければならないことだ。衆議院で三分の二を制した両党にとって、法案が例え参議院で否決されて衆院再討議となった場合であっても全て可決、成立させることが出来ると言うことだ。今まで日本の将来をファシスト的勢力に純化しつつある自公政権が制圧するのか、それとも社会排外主義・帝国主義社民である民主が制するのかを巡って、支配階級の内部における分裂抗争に、前者が勝利したことにおける反革命的突出力の大きさを真っ向から受け止める覚悟が必用だ。当面の間労働者には様々な反動攻撃が一挙に襲いかかってくるであろうが、それにひるむことなく耐え抜く決意を固めたい。
三番目に思うことは日共スターリン主義による党利党略のための小選挙区における泡沫候補擁立戦術への怒りである。小選挙区制度においては、たった一人の当選者しかいないためにそれ以外の候補者に投じられた票は全て死に票となる。日共スターリン主義はそれを承知で労働者の投票行動を分裂に導き「自民党に勝利を譲った」のだ。野党共闘が成立していれば、多くの選挙区において自公連立側候補者を落選させるだけの票が投じられていたのだ。自民党は約四割の得票によって議席の三分の二をかすめ取ったに過ぎないのだ。ロシア革命においてボルシェビキの国会議員が一体何人いたのか。ズブズブの議会主義に陥り、議席の数でしか物事を判断できない日共スターリン主義反革命は、レーニンの「共産主義における左翼小児病」を改めて学習し直すが良い。
第四に思うことは、イスラム人民の爆弾戦闘に自分が巻き込まれたとしても異議申し立ては住まい。甘んじて受け入れる覚悟を決めようと言うことだ。自衛隊楽に派兵している小泉政権が存続することで、日本はアルカイダなどの勢力によって標的となることは確実であろう。「自爆テロ」などで命を落とすことがあったとしても、それは小泉政権存続を選択した日本人の一員として、イラク侵略に対する彼らの弾劾を受け止めようと言うことだ。
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追記。12日15時に「前進」2214号が総選挙の総括を掲載していました。「小泉打倒の新たな決戦へ 総選挙結果への革共同の戦闘宣言」 「前進」が発行日を一日遅らせて見解を掲載するというのは僕の知る限り初めてのことです。それだけ中核派も今回の情勢を重要視していると言うことなのでしょう。
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» 衆議院で与党が2/3以上の議席を有するということの意味 [上井草流浪日誌]
今回の総選挙で、自民党と公明党は327議席を獲得し、衆議院の総議席の2/3以上を確保しました。
ここで、Wikipediaの「衆議院の優越」より引用です。
衆議院の優越(しゅうぎいんのゆうえつ)とは国会での衆議院の持つ参議院に対する優越権のこと。
衆議院には解散があることや参議院よりも任期が短いことから、衆議院は参議院より国民の意思により近いと考えられているためである。
日本国憲法と国会法では以下に挙げる点において、... [続きを読む]
受信: 2005年9月12日 (月) 13時33分
» メディア再生に向け〜草の根ネットワークの可能性 [酔生夢死浪人日記]
午後8時。出口調査の結果に愕然とする。「政治ショー」にはうんざりなので、NHK衛星第1を眺めていたが、瞬く間に意識が遠くなる。時折醒めてはまた眠り、酔生夢死から抜けた頃、全議席が確定していた。その数字は悪夢どころか、紛うことなき現実だった。
民主主義の終焉だの、理性の喪失だのとボヤいてもしょうがない。<風>が変われば、結果はいかようにも変わる。比例区での<自民77―民主61>の数字が、大よその党勢を示して�... [続きを読む]
受信: 2005年9月12日 (月) 13時54分
» 自民大勝!? [微熱日記]
TV各局の出口調査の予測によれば、自民・公明両与党で340議席、自民単独で300 [続きを読む]
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» 小泉圧勝を嘆く暇はない [反戦老年委員会]
当委員会では、最初から小泉圧勝の可能性を指摘し、野党の選挙戦術にコペルニクス的 [続きを読む]
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» 第44回衆移�ー�碓犠|影箸農簑仟真瑤� [ざわとーく新館]
まさかここまで自民が圧勝するとは思わなかったなぁ… 自民単独で296議席。安定多数の252議席どころか絶対安定多数の269議席をも大きく上回る圧勝… すごいなぁ… [続きを読む]
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» 非常に残念・・・総選挙、しかし [ORUTOの一言・主張]
小泉マジック、小泉劇場が、小泉さんのキャラクターとマスコミの効果もあって、全国的 [続きを読む]
受信: 2005年9月12日 (月) 21時25分
» 自民圧勝 [MAC'S GADGET]
予想以上の自民圧勝という結果になりそうですね。
過半数は行くだろうけど、絶対安定多数までは届かないだろうな。
と事前に予想はしていましたが、これ程までに大差がつくとは思いませんでした。
先日書いた様に、今まで民社の流れで民主に入れていましたが、今回は自民....... [続きを読む]
受信: 2005年9月12日 (月) 21時47分
» これは勝利のはじまりだ [労働者Lの言いたい放題!]
わたしは今回の選挙結果を、まあまあ良かったと思っている。つい自民党の圧勝に目を奪われがちだ。しかし、常々書いているように、わたしは民主党は「自民党の二軍」ないしは「へぼい自民党」であると考えているので、自民党と民主党、さらに公明党も含めた保守勢力全体と..... [続きを読む]
受信: 2005年9月12日 (月) 21時59分
» 選挙!! [小さなコトから始めよう。]
有権者の一人として、やっぱり今日は選挙について書こうかな!
結果を見れば明らかなように、自民党圧勝でしたね〜。
小泉さんに100%賛成ではないけど、とりあえず郵政民営化には賛成!っていう人が予想以上に多かったみたいです。
僕も一応、郵政民営化には賛成。
というか、とりあえず今の状況を変えたらどう変わるのかを見てみたいというのが本音。
うまく転がってくれるか、悪く転がるかは賭けみたい�... [続きを読む]
受信: 2005年9月13日 (火) 05時28分
» 多数決が機能しなくなるとき [from ayako]
多数決というのは、多数の側にいる人間が、少数の側にいる人間のことも考えられる、想像できるということをもってのみ機能すると思う。今、その想像力を失ってしまっていないか…。
「首相に前例ない権限」 米高官、在日米軍問題で期待
2005年09月12日06時42分asahi.com
昨日の選挙結果を受けて、米政府高官が出したコメント「この歴史的な好機を利用して、日米両首脳の約束にもとづき、在日米軍基地の分野で特に沖縄の基地負担を減らし、日米同盟を強化する努力を続けてもらうよう望んでいる」さらに... [続きを読む]
受信: 2005年9月13日 (火) 13時16分
» 小泉劇場の勝利とローザ・ルクセンブルグ [旗旗]
一応、選挙のことも一言くらい書いておかねば、あまりに浮世離れしそうなので簡単に... [続きを読む]
受信: 2005年9月13日 (火) 18時48分
» そろそろ現実社会でも「デスティニー・プラン」発動か? [狸議長の寝入り]
「そうなるともう、誰も彼(←小泉首相のことです)を止められなくなります。」いやー [続きを読む]
受信: 2005年9月13日 (火) 19時05分
» 舵をきってしまった [徒然なるままに]
小泉自民党の歴史的大勝という結果で、第44回衆議院議員総選挙は終わりました。与党で3分の2の議席を得たわけですから、参議院で否決された法案も衆議院で成立させることも可能です。私たちは、小泉にフリーハン... [続きを読む]
受信: 2005年9月13日 (火) 20時32分
» 新たなる希望 [愛と革命のために]
すべては予測したとおりの展開ではある。とはいうものの、さすがに気が滅入った。かつ [続きを読む]
受信: 2005年9月13日 (火) 22時49分
» だまされる国民たち [NOPOBLOG]
今回の選挙結果を見てかなり憂鬱になりました。
これから一体日本はどうなっていくんでしょうか。
シンプルでわかりやすい言葉に惹かれる人が多かったのか、自民圧勝でしたね。
郵政民営化でどこがどうよくなるのかなんてわからないけど、小泉首相ならなんとかよくし...... [続きを読む]
受信: 2005年9月14日 (水) 00時13分
» 共産党の選挙戦術について [労働者Lの言いたい放題!]
今回の選挙結果をどう見るかについて、色々なブログを読みましたが、その中でちょっと疑問に思ったことがあります。アッテンボローさんはこう書いておられます。 三番目に思うことは日共スターリン主義による党利党略のための小選挙区における泡沫候補擁立戦術への怒りで..... [続きを読む]
受信: 2005年9月14日 (水) 22時22分
» 【総選挙】野党が「惨敗」した東京都の政党別得票率・議席占有率を分析してみると・・・ [雑食系ブログ。(仮)−【北朝鮮・チベット・中国人権ウォッチ】別館?]
今回の総選挙における東京都での有権者の投票行動について少し調べてみました。
東京都では全25小選挙区のうち与党が24議席(うち自民23・公明1議席)−正に全議席のうち96.0%(!)を占めた地域として「注目」されていますが、東京都における政党別の得票率・議席占有率を小選... [続きを読む]
受信: 2005年9月14日 (水) 22時54分
» なぜ自民党は敗北したのか? [◆木偶の妄言◆]
自民党が大勝した。正確にいうと小泉首相が大勝した。
これについて、総括的な記事を書こうとしていたのだが、小選挙区の勝敗をみていて、はたと筆(というかキーボードを打つ指)が止まった。
下の図はアサヒコムの選挙特集ページのキャプチャー画面だ。
与党の自民・公明が獲得した選挙区は赤で、野党の民主党・社民党・非自民系無所属は青だ。
ほぼ真っ赤。とくに前回2003年の選挙で民主党躍進の原動力となった都市部で惨敗が目立つ。民主党の獲得議席の推移を見ると、
宮城 3→1
東京 ... [続きを読む]
受信: 2005年9月15日 (木) 20時13分
» '05大阪市長選挙 - 民主党どうする? 社共は? [半共分子の独り言]
関前市長の出直し市長選挙は、11月13日告示、11月27日が投票日です。各種報道によれば、関候補は、前回の自公民社相乗りを止め、”民主外し”(ということは、社民も当然外れる?)して、自公のみに支持を求めることとした。http://www.nnn.co.jp/dainichi/kikaku/05osksicyo/index.html民主党は候補者擁立に難航しているようです。共産党は既に候補者を決めています。http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200510/news10... [続きを読む]
受信: 2005年10月31日 (月) 21時25分
» 小泉自民党の選挙戦略に学ぶ、民主党再生法 ~このままでは、民主党はアブナイ!(7)~ [日本がアブナイ!]
<たまたまネタが某有名ブログと被ってしまった部分があり、気が引けてちょっとアップし
にくくなってしまっていたのだが・・・。^^:思い切ってアップすることにした。稚拙ながらも、
こういう考え方もあるということで・・・。>
私は(4)で、「前回の総選挙は、政策で負けたのではない。現に同じような政策で、
小泉自民党を相手に03年の衆院選では飛躍的に議席数を伸ばし、04年の参院選では自民
党を上回る議席をとっている。そして今回も投票率が上がったこともあるが、小選挙区では
過去最高の票... [続きを読む]
受信: 2005年12月28日 (水) 19時40分
コメント
労働者Lさんの記事、拝読しました。実は新左翼の中で共産党の選挙戦術を批判する意見が多いのは、おそらく日共がレーニン主義を掲げながらまったく違うことをしている事への反発が根底にあるのではないかと思います。
1917年の8月、レーニンの率いるボルシェビキはコルニロフの反乱に対して全力を挙げて闘いました。これは当時の政権を握っていたケレンスキー内閣を守るためではなく、革命を守るためには、プロレタリア革命を成功させるためには先ず誰から倒すべきかという明確な政治判断があったと思います。
翻って日共は黒目さんのブログでも書かれている社民主要打撃論の立場から独自候補を擁立しました。レーニンはケレンスキーに頼まれてコルニロフを倒したのではありません。まったく独自の判断、独自の行動として反革命を粉砕したのです。もし日共が本当に共産主義の党であるならば先ず小泉自公政権を倒し、とって返す刀で民主をも倒す事を考えたはずです。
おそらく草加さんもその様な観点から日共を批判しているのではないかと思います。草加さんも私もはっきりと自民も民主も敵であることを明言した上で日共の選挙戦術を批判しておりますので、その点誤解無きようお願いします。
投稿: アッテンボロー | 2005年9月15日 (木) 00時00分
こんにちは。アッテンボローさんのこの記事を読んで、ちょっと違うんでないかな、と思うところがありましたので、それをわたしのブログに書かせてもらいました。よかったら感想をお聞かせください。
投稿: 労働者L | 2005年9月14日 (水) 22時35分
風太郎さんようこそお越し下さいました。小泉って本当に嫌な性格していますね。自分に優しく他人に厳しい。自分だって造反だの何だのさんざんしてきていて、他人には許さない。
社民党のお二人には是非とも活躍していただきたいものです。出来る支援って何があるでしょうね。
投稿: アッテンボロー | 2005年9月13日 (火) 23時35分
こんにちは。
トラックバックならびにコメントありがとうございます。
正直なことを申せば、ぼくとはおなじ国籍ながら、日本人のひとたち(の中の与党に投票したひと)がなにを考えているのか、よくわかりません。
「とりあえず賛成」する程度で賛成されてはたまったものではないんですが。
しかし小選挙区制は、これだから困ります。
あのときは(選挙制度が改悪されたときは)、反対するものが「守旧派」のレッテルを貼られていましたが、小泉もたしかそのレッテルを貼られたひとりだったはず。
歴史の皮肉を感じますが、それはともかく、議席を得た保坂さん、辻元さんには、大いに期待するとともに、支援していかなくてはと思っております。
投稿: 風太郎 | 2005年9月13日 (火) 23時28分
私自身は対カクマル戦争は絶対の正義だったと思っていますから。この点では最近の「前進」の論調には違和感を感じています。小泉政権がファシスト的手法を駆使してボナパルティズム的な政権を維持する中で、おそらくファシスト勢力の台頭もあるでしょうから、ここからが対カクマル戦争の成果が真に発揮される時代になると思います。
投稿: アッテンボロー | 2005年9月12日 (月) 21時46分
アッテンボローさんが「小泉のファシスト的手法」というのは間違いではないと思います。実際、現代の帝国主義者はナチスから多くのことを学んでいます。しかし、イデオロギーや手法は取り入れても、彼らは自身で運動を作り出すことはできないわけです。それは下から、民間から組織されるほかないものといえるでしょう。
私たちは、民間反革命、ファシスト運動への過渡とも言うべきものはすでに経験済みのはずです。革命的共産主義運動が71年の11月決戦への過程を通して、機動隊の暴力支配を打ち破り、破防法攻撃を無力化して階級闘争の暴力的発展の道を切り開いたとき、敵はその進撃を阻止するために、カクマル反革命の武力にすがるしかなかった。カクマルはその民同的運動の破産を選民思想と反革命的暴力論の転倒したイデオロギーによってファシスト的純化をなしたが、その運動を最後まで進めることはできなかった。
言うまでもなくが私たちが戦争によって粉砕したからなのですが、今日、ファシストカクマルとの非和解的な戦争をやむをえなかったという風なトーンに引き下げ、かわりに階級的な観点からは、到底納得しがたいファシスト論を展開するのは、革命的共産主義運動からの逸脱につながらないかと心配するわけです。
投稿: NK | 2005年9月12日 (月) 21時18分
mao さんNKさん今晩は。お二人とも小泉政権の階級的位置づけについての考察有り難うございます。私自身も深い考察抜きに小泉の手法をファシスト的だと書いていますが、最近の全身の影響も多少受けていますので、本多著作選を学び直してきちんと考察したいと思います。宜しければ助言方お願いいたします。
投稿: アッテンボロー | 2005年9月12日 (月) 19時53分
やはり、選挙の結果は見かけ上、小泉の勝利となりました。私の考えでは、これは資本が民主党を見限ったことが大きな要因といえるでしょう。いわゆる2大政党制という方法では、今日の体制危機を突破できないところまで追い込まれたということです。しかし小泉の勝利は階級闘争を制圧して得られたものでないことも確かです。したがって小泉政権がブルジョアジーと労働者階級の力の均衡の上に立つボナパルティズム政権として登場せざるをえないのです。ボナパ政権の階級的使命は官僚、軍隊、警察機構をよりどころとして、階級闘争の鎮圧と侵略戦争のための場内平和を作り出すことにあるわけですが、それはいずれにしても階級決戦を不可避にするでしょう。
こうした観点から見て前進の論評はきわめて不適切と思います。小泉政権はけっしてファシスト政権にはなりえないものであって、これは純然たるブルジョア政権です。バナパ権力によっては階級闘争を制圧できない事態になったときに、ブルジョアジーは自らの運命を小ブルジョアジーの運動であるファシスト運動に託すことを選択するのです。前進の基調は、ブルジョアジーのあくなき欲望がファシズムや帝国主義戦争の原因とするような社民的見解に近いと思います。私はどう考えても、こういう見解(小泉ーファシスト論)は、決戦を前に敗北主義を理論的に準備するもののように見えます。ボナパルティズム論やファシズムの階級的分析については、本多著作選にも論文がありますが、わたしは、この方が正しいと考えています。
投稿: NK | 2005年9月12日 (月) 19時21分
1980年代の前進見ると確か以下の見出しが「1930年代へのラセン的回帰」「現代のナチスファシスト○○」「天皇制ボナパルティズム」(ブンド=蜂起などは天皇制ファシズム)あったような
1930年代のドイツを見ると以下の実証的研究がある。階級的没落にあえぎ、現状に絶望した中間層(未組織労働者、自営業者、農民)がナチスに投票したという事実が。
このとき得票を減らさなかったのがCP、社会民主党、中央党(キリスト教の政党)これはまったく昨日の選挙結果と同じではないか!我々は歴史に学び、勝ち組と負け組み作る小泉改革に総反撃しよう。
なお、ファシスト小泉とヒトラーの類似性についてはまとまり次第投稿します
投稿: mao | 2005年9月12日 (月) 19時07分
たけしさんようこそお越し下さいました。共産党には「大胆に大衆と解け合う力」(だったかな?)が欠けています。左翼団体一般に言えるのかも知れませんが。大胆な野党共闘をすべきだったと思います。
投稿: アッテンボロー | 2005年9月12日 (月) 14時48分
こんにちは。トラックバックありがとうございます。以前からBlogを読ませていただいておりました。
そうですね、少なくとも共産党が小選挙区に候補者を立てないで比例に専念していれば、もうちょっと事態はマシになったでしょうね。まあ、野党の皆様は今回の事態をよく考えて頂きたいと思います。
投稿: algarve(たけし) | 2005年9月12日 (月) 14時41分