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2005年11月27日 (日)

動労千葉の物資斡旋

 85年の11・28~29の二十四時間国鉄分割民営化反対ストライキに対して公労法違反による解雇を含む大量の報復処分があったのは年が明けて86年のことだった。正確な人数は忘れてしまったが、約40名が解雇され、その他の処分を合わせると1400名の組合員の内1割くらいが対象になっていたように思う。確か当時約20万人の組合員を要していた国労にもし同じような割合で処分が出ていた場合を比較したら、約一万数千人が処分されたことになる計算だった。

 当時動労千葉の財政では解雇された組合員の生活を支えるためにどの様な取り組みを行うかが大問題となった。その為に物資斡旋を行って闘争への指示と財政的な支援を求める方針が決定された。勿論中核派は全力を挙げて支援に取り組んだ。職場や地域に分け入って動労千葉のストライキの正しさを説明し、中曽根内閣が行おうとしている国鉄の分割民営化が如何に無責任であるかを説いて回った。実際に国鉄の赤字は清算事業団に引き継がれたわけだが、政治家たちが散々食い物にした巨額の負債は減るどころか利子が増え続け、結局国庫負担になって国民の税金という形で償還することになった。国鉄の資産は住友を始めとする財閥が分割してそれぞれの系列に納められた。今日同じJRであっても東日本と東海会社などが熾烈な競争を演じているのは所属する資本系列が違うからだ。

 物資斡旋が始まったのはまだ私が郵便局に入るまえであったように思うその為私自身の取り組みは先ず自分の食生活を斡旋品で賄うことだった。忘れもしない六食千円のインスタントラーメンを主食にして、おかずにも色々と斡旋品を食べた。担当していたシンパの家で協力を頼み、自分の友人関係を回って行商のようなことをした。郵便局に採用されてからは職場で組合に取り組むように要請し、一人一人の組合員に声をかけ、頼み込んで買って貰った。ある時は組合の旗開きに来賓として招いた市会議員に押し売りしたこともある。今でも動労千葉は財政問題と支援共闘関係を強固にするために夏と冬には物資斡旋に取り組んでいる。時期的に今頃は各地の組合を回っているはずだ。もし動労千葉の闘いを支援したいと思っていただけたら何でも構わないので斡旋品を購入していただけたらと思う。

国鉄千葉動力車労働組合
〒260-0017 千葉県千葉市中央区要町2-8 DC会館内
telephon電話 043-222-7207 FAX 043-224-7197 (鉄電)千葉2935・2939
mailE-mail :
doro-chiba@doro-chiba.org

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コメント

 花蓮さん、コメント有り難うございます。私は質問された場合には力量の及ぶ範囲でではありますが、出来るだけ丁寧にお答えすることにしています。ですからもし疑問な角が有れば遠慮無く書き込んでください。そしてその様な交流を深めることが左翼運動に新しい息吹を吹き込むことになるのだと思っています。
 またのお越しを楽しみにしています。

投稿: アッテンボロー | 2005年12月 5日 (月) 01時33分

題名に関係の無いコメントであったにもかかわらず丁寧なご返答をいただきまして有難うございます、また貧乏暇無しのためご返事が遅れた事をお詫び申し上げます。
私が過去接してきた左翼活動家の方々と比べるとアッテンボローさん全体的に柔軟な思考をお持ちのようで失礼ながら「らしくないですね」(本当に失礼)。
しかしながら

>率直に伺うと、左翼のどの辺が広がりを欠く原因だと思われますか。今までの自分が左翼活動にどっぷりと浸っていましたから、そうでない人々がどの様に左翼を見ているのかについて外野の方の意見も聞いてみたいと思います。

これまでアッテンボローさんが書かれた文章を丁寧に読ませていただきましたが、何故一般国民からの支持を獲得できないかを、本当は理解されているんじゃないですか?どうもそんな気がしてなりません。

最後に、私は左翼的な思考とは縁遠い人間ですが、ここまで小泉改革の経済的悪影響が若年層を中心に広がり皆を痛めつけているのにどう見ても自滅的な行動を取り続けるとしか見えない様々な左翼運動家の皆さんの行動が理解できません。
具体的な様々な事例を言うと根本的な事に踏み込む結果となって無意味な議論の羅列になるので避ける事にします、有難うございました。

投稿: 花蓮 | 2005年12月 5日 (月) 00時47分

 花蓮さん初めまして。実に厳しいご意見ですね。主観としては何とかして支持者を増やして運動を拡大しようとしているのですが、思うように行かないと言うところですね。
 現実に労働者の間では窮乏化が進行していますし、自衛隊の海外派兵による戦争情勢でもあります。本来ならば左翼勢力が伸びる条件のような物は有るはずなのですが、私なりに思っているのは支配階級の情報操作に負けている部分があると思います。
 で、開き直って言ってしまえば、組織拡大の良い方法が有れば私は今でも現役活動家でいられたと思います。展望を自分自身の内に見いだせなく状態が思想的腐敗の原因に有ると思っていますので。今は自分自身の思想的再確立の作業をしている段階です。
 率直に伺うと、左翼のどの辺が広がりを欠く原因だと思われますか。今までの自分が左翼活動にどっぷりと浸っていましたから、そうでない人々がどの様に左翼を見ているのかについて外野の方の意見も聞いてみたいと思います。

投稿: アッテンボロー | 2005年11月28日 (月) 12時31分

ここ何年かずっと疑問に思っている事なのでちょっと書かせていただきます。
一体左翼の方々は本気で支持層を拡大して政治的影響力を獲得しこの日本国を変えて行こうと本気で思っているのでしょうか、それとも仲間内のサロンでのみ通じるマスターベーションのみを繰り返していればそれで良いと思っておられるのでしょうか。
総選挙時における各年代層の政党支持傾向は皆さんが当然ご覧になっていると思うので今更貼りませんが、現在小泉改革によって最も経済的に痛めつけられている筈の20代ニート、フリーター階層ですらあれだけの%が自民党を支持し左翼勢力を嫌っていると言う現実を左翼の皆さんはどう思っておられるのでしょうか、富の不公平感の拡大が実感され若者を中心としてここまで経済的に酷い状況になっているのに何故彼らを取り込めず自民党のような保守勢力支持に追いやるのか・・・・・・
現状のような好機になんら効果的な手を打てない(あるいはわざと何もやらない?)のは何故なのでしょうか、どう考えても理解できません。
本気でやる気が有るのかとつい勘ぐってしまいます。

題名に関係が無いコメントで申し訳ありません、削除についてはアッテンボローさんにお任せします。

投稿: 花蓮 | 2005年11月28日 (月) 00時28分

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