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2006年1月19日 (木)

鬱病について その2

 過眠症という症状が鬱病にはあるらしく、最近寝てばかりいる生活なので多分私はその症状が出ているのだろうと思う。多いときには20時間くらい眠っている。そうでなくとも15~16時間くらい寝ている日が多い。病状は一向に良くなっていないようである。既に半年以上休暇を取っているのだが、一体いつになったら職場に復帰できるのか、本当に目途が立たない。

 病気その物は、困難な問題などに直面したときに自分の力不足などを感じて自信喪失状態になっていると発症しやすい。私の場合には以前にも書いたのだが、郵政職場における合理化との攻防の中で展望を見失ったために病気になったのだと思っている。その後色々と試行錯誤しているのだが、中々自信回復に至ることが出来ないでいる。本当に何をやっても上手く行かないように思え、何かをしようという気力その物が湧いてこない。思想的な問題もそうなのだが、色々な人の意見を丁寧に聞く内に自分の立ち位置についても確信が持てない状況もある。このブログの常連の中にはその事で批判をしてくる人もいるのだが、そうは言われてもハッキリと確信を持って結論を出せないというのも病気の表れなので何とも答えようがない。実際鬱病の場合には大事な決定はしないようにと言うのが医師の指導のあり方でもある。よく将来を悲観して仕事を辞めてしまったり、人生の大きな選択を間違える場合が殆どであるらしい。

 仕事の面と過眠症の問題に話を戻すと、実は悪夢にうなされることが多い。長期の病気休暇から戻ったときに同僚から「休んで迷惑かけとんやから謝れ」と言われたり、自分の出来る業務からコツコツこなして自信を回復しようとしていると「そんなこと出来ても本業も出来へんくせに」あるいは「今度休んだら承知せんぞ」などと何の権限もない人間から好き放題言われている。それらを思い出してうなされるわけだ。別に病気について理解を求める気はないのだが、私に余計な干渉をしないで欲しいと思う。同僚に迷惑かけたことを気にしているし、何とか休んだ分を挽回しようとして焦ったあげく再び悪化させてしまうことを繰り返しているので、一番気にしているのは私なのである。鬱病にかかった人間が職場に復帰できるかどうかと言うのは、周囲の理解があるかどうかに大きく影響される。その理解を作ることも実は労働組合の任務であると思っているのだが、以前に組合に出した意見書については、残念ながら取り上げてもらうことが出来なかった。職場復帰、運動の前線復帰への道のりは非常に厳しい物を感じてしまう。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 おったまさん、別に「徹底批判」をする気はありませんよ。少なくとも今の職場の現状について殆どの労働者が呻吟しているわけですから、問題はそこで組合員大衆を獲得できない、私も含めた左派活動家の偏狭さにこそあると思います。
 病気を治すことに専念しないといけないのは重々分かっているのですが、職場のことがどうしても気になりますね。今日も臨時全国大会の議案書を読んでいろいろと意見を考えていました。自分が元気であったならどう闘うべきか、考えることは尽きません。それも病気には良くないのかも知れませんが。

投稿: アッテンボロー | 2006年1月22日 (日) 01時32分

 こんばんは。
 アッテンボローさんのプログには以前一度だけ書き込みさせていただいたことがありますが、僕も仕事・組合活動・家庭生活の忙しい?合い間を見て時々皆さんのコメントを拝見しています。
 うつ病については何の知識も持ちえてなく申し訳ありませんが、僕も皆さんの心配同様に今は病の克服に専念されるべきだと思います。
 アッテンボローさんは活動経験も豊富で様々な社会情勢にも詳しく、共感する部分もかなり多く勉強させていただいています。
 そうしたことを前提に、あえて生意気ながら率直な意見を述べさせてください。
 先刻承知かと思いますが、今、郵政職場は日常的な業務で「青息吐息」の状態です。
 僕の職場は比較的?良心的組合員が多いと思うのですが、動員等活動に協力したくてもほとんど出来にくい状況なのです。「そんなのは当局との力関係で負けてるからだ」と言われてしまえば元も子もありませんが、従来の労務管理など吹き飛んだ形で現場管理者含め膨大な業務に忙殺されています。
 批判を恐れず言わせてもらえば、アッテンボローさんはずっとどのくらいの期間病休中なのでしょうか?
 集配等郵便関係に比べ、職種の性格上保険では休暇を取りやすいでしょうが、集配なら大ヒンシュクです。正月返上の年末年始最繁忙が終わったのもつかの間に非常勤の仲間と共に休暇をやりくりしながらの綱渡り的な業務運行です。
 もちろん他の大多数の産業・職場もそのような実態でしょうし、そのことの改善を求めることの必要性は貴方も常日頃から主張されています。
 ただ、現場で苦労している立場から言わせれば、病休中に「ブツダメ・ストで民営化を粉砕しよう!」などと言われても、ただでさえ相手にされない主張なのに「お気楽だよな」というのが正直な実感です。
 また今までの日記を読んでの記憶ですが、関西方面在勤・在住で入局以来「異動」を経験していないとか・・・。
 「人事交流発祥の地」「高圧的労務管理で名高い」=近畿にあっては羨ましい限りです。(妬みですみません)
 こんなこと書けば「とんでもない差別主義者!」「悪質民同が!!」と徹底批判されるのがオチでしょうが・・・。
 以上、僕はうつ病の深刻さに無自覚で、病休自体を否定するものではありませんが、今は政治問題などは必要以上考えず、職場復帰を目指すことが先決です。
 そして職場の仲間と苦しみ・悩みを共有しつつ御活躍できることを願っています。
 失礼しました・・・。

投稿: おったま | 2006年1月22日 (日) 00時04分

 花蓮さん、殆どの労組は経営者に対して「物わかりがよい」物に変質していますが、現場の労働者の間には資本に対する怒りが溢れていると思います。これをどの様に解き放つかが、まともな労働運動を志向する物の重要課題でしょうね。
 物取り主義でもなく政治的引き回しでもない、現場労働者のための運動が課題です。
 病気については、himazinnさんも心配してくださっているように休養を取るしかないのですが、いつまで続くか分からないことが焦りを誘いますね。himazinnは鬱病を経験しておられるそうなので治って良かったですね。出来るだけ安静にして療養ずくしかないですね。

投稿: アッテンボロー | 2006年1月21日 (土) 10時03分

小生も一時軽度の鬱になったことがありました。職場の同僚に鬱患者がいて、彼の見舞いに行っている時に体調不良を覚え(出勤困難 となったため、精神科に受診。 抗鬱剤?確かパキロンだったと思いますが、処方を受けたことがあります。リラックスできる環境と、ゆとりのある時間を見つけて生活することもひとつの改善・克服手段かと。

投稿: himazinn | 2006年1月21日 (土) 05時17分

アッテンボローさんこんばんは。
アッテンボローさんが労働組合についてお書きになっておられる状況、どこの労働現場も大差ないのでしょうね。
私の職場においてもコスト面で支離滅裂と言うか無茶と言うか無謀と言うか凄まじい方針を指示して来る上層部の糞連中と労働者の生活向上になんら関心が無い、糞の役にも立たない政治スローガンを喚くしか能の無い労働組合・・・・・・・
馬鹿みたいです。

それと、アッテンボローさん、できるだけ休養を取ってご自分を大事にしてください。

投稿: 花蓮 | 2006年1月20日 (金) 22時58分

 黒目さん、有り難うございます。今は暗中模索でも職場に復帰して闘いの前線に立つことで、新たな闘う方針を見つけていきたいと思います。先ずは療養ですね。

投稿: アッテンボロー | 2006年1月20日 (金) 20時16分

鬱病の事は全然わかんないんですが、
政治的方針や労働運動の方針について、いま、明快に「かくかくしかじかするべきだ」と断言できる事の方がおかしいんじゃないかと思うのです。
世の中のサヨクはみんな手探りでおろおろしているというのが「普通の状態」で、この状況でなにかを明快に断言しているような奴は、なんにも考えていない奴か、何十年も同じ事をずっといっている奴かのどっちかなんじゃないか、と思うわけです。
別に「努力」や「決意」が足りなくて、展望失ったわけでもなんでもないやん、と思うんですけどねえ。
まあ、「党」というものは、それでは格好がつかなかったりするのかもしんないですけど。

投稿: 黒目 | 2006年1月20日 (金) 18時46分

 HISA さん初めまして。休養をひたすら取るのが鬱病治療の一番の方法のようですね。読書や勉強が出来る状態というのは回復の傾向だと思います。来月職場に復帰できると良いですね。

投稿: アッテンボロー | 2006年1月20日 (金) 10時02分

はじめまして。
僕も、自殺未遂の結果うつ病と診断され、休業中です。休業3ヶ月目です。来月くらいには仕事復帰したいと思っていますが、まだわかりません。僕も、医師から、重大な判断は先送りし、細かいことに神経を使わず、ゆっくり脳と体を休めなさい、と言われています。知的好奇心が復活しつつあるので、読書・勉強三昧の毎日をすごしています。昨今の日本の状況を見ていて怒りを覚えたりして、僕も、心情左翼の立場からいろいろ思うところもあるのですが、今はそちらのことは棚上げし、自分にとっての楽しいこと(おいしいコーヒー・読書)だけをするようにしています。

投稿: HISA | 2006年1月20日 (金) 08時03分

 イレギュラーずさん、有り難うございます。健康を取り戻すために出来る限りのことをしたいと思っています。
 見学人さん、少し気恥ずかしい気がします。本当に一日の大半を寝て過ごしているのですが・・・

投稿: アッテンボロー | 2006年1月20日 (金) 01時27分

正直なところ、このブログのうつ病に関する記事以外のエントリーを読んでいる限り、アッテンボローさんはうつ病だとは思えません。
うつ病なんでしょうけど、これだけの活況を呈する議論が巻き起こっているサイトをオーガナイズすることは、健常者でもなかなかできないことではないでしょうか。さすがは過激派活動暦20年、といった感想を持っています。私は、人生経験がそんなに豊富ではありませんが、明らかに一般的な水準から突出している能力があるからこそ、このようなブログがある、という確信は持てもてますよ。私にはとても無理ですから。

投稿: 見学人 | 2006年1月20日 (金) 01時18分

>自分を守ってください。

まったくそう思います。けっしていい加減にいうのではないけれど。

「元気」な人は往々にして、わからないものです。

熱田さんの件然り、「内ゲバ」議論しかり…

投稿: イレギュラーず | 2006年1月20日 (金) 01時14分

 主義者Yさん今晩は。心配してくださって有り難うございます。殆ど毎日更新している性でしょうか、鬱病で自宅療養中と言うことを忘れていただいている方もあるようです。先ずは自分の健康管理、職場復帰のために留意したいと思います。

投稿: アッテンボロー | 2006年1月20日 (金) 00時55分

自分を守ってください。自分を守ることが世界を守ることにつながります。
苛烈な論争の場からとりあえず身を引くことも可です。「戦場離脱」だなどと思わないことです。私自身もそのようになるために手間がかかりました。これは経験した人でなければわかりません。
アッテンボローさんの健康に気を払う人が少なすぎます。
私は昔、そのような友人をひとり亡くしました。
ひとりを潰して存続するような世界なんか無くてもよいのです。

投稿: 主義者Y | 2006年1月20日 (金) 00時39分

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