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2006年1月18日 (水)

小泉打倒の先陣争いを

 「党のあり方って何だろう?」および「『内ゲバ』の無い運動を望む」の二つの記事を巡って、このブログの常連さん達が熱い議論を交わして下さっています。様々な感想があるのですが、私の場合最も気にしているのは、どの様にして統一戦線を再構築できるのだろうかと言うことです。例えば昨年の9月から10月にかけては共産党員の方々のブログにトラックバックしたり意見を書き込んだりして問題提起をしました。今回の二つの記事も私の場合はカクマルを除く全ての左翼勢力の共同闘争のために暴力行使にまで至った党派闘争のあり方を考え直すことが出来ないだろうかと思っています。

 昨年の11月5日に日本共産党がわざわざ「赤旗」紙上に声明を出して中核派とカクマルとを憲法問題の共同闘争の場から排除しようとしたことに見られるように、一定程度両派が憲法闘争に合流し、しかも共産党の現場党員の間で党中央の体質に対する反感と相まって共感や支持を集め始めているのだろうと推察します。今まで新左翼とは敵対してきた日本共産党がなし崩しでは有っても共に行動するようになっている。そして現場の党員へのタガハメの為に声明を出さざるを得ない。ある意味新左翼の運動が再生できるかどうかの試金石ではないかと思うのです。先日行われた共産党の大会では野党連合政権の構想を提起した代議員がいたそうです。閣僚名簿には共産党以外の勢力の人士を多数候補にあげる物でした。この機に本当の意味で左翼の統一戦線を形成しないと、日帝の戦争国家化に向けた改憲策動と闘えないのではないか。

 既に国会の中は自公民三党だけでも改憲の発議が出来る程の圧倒的多数の改憲勢力が存在しています。それに対して護憲勢力は20に満たない。国会の中で勝負しても勝てない状況がある中で、大衆的決起を如何にして作り出すことが出来るのか。その為に何が障害となっているのか。暴力的手段を講じた党派闘争がしこりになっていると思われます。勿論スターリン主義者やファシストが、大衆闘争の高揚期には武装反革命として闘う勢力に襲撃を掛けてくることに対する革命的警戒心は絶対に必要だと思います。しかし、単に日和った人々に対してまで二つの武装反革命と同列に扱うのは行きすぎであろうと思うのです。60年代後半から70年代初めにかけて中核派の勢力が最も伸びたのは、中核派こそが最も良く日帝国家権力と闘い抜いたからに他ならないと思います。小泉内閣打倒・改憲阻止の闘争において左翼勢力の全てが先陣争いをする形でこそ党派闘争を闘って欲しいというのが私の思いです。

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「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 あきらめないことさんようこそお越し下さいました。時々拝見しておりました。多くの労働者市民にとって共通の課題となる耐震偽造問題と狂牛病問題、私も出来るだけ取り上げていきたいと思っています。

投稿: アッテンボロー | 2006年1月19日 (木) 20時33分

TBありがとうございます。今一番大事なことは、諦めないことだと思います。諦めてしまったとき、ファシズムが完成してしまうのではないでしょうか。だから、本来の善悪は別にして、諦めにつながるものは今は悪、諦めないことにつながるものは今は歓迎、そう考えています。組織論とかをしている余裕は、もう無いように見えます。いま、ほとんど諦めかけているこの国で、戦える可能性のあるのは、耐震偽装と狂牛病です。ぜひ、この話題を盛り上げてください。

投稿: あきらめないこと | 2006年1月19日 (木) 00時11分

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