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2006年2月17日 (金)

今日の献立

 妻が「おいしい!100円おかず便利帳」(主婦の友社)という本を買ってきたのは先月のことである。副題が「いつもの材料23種 使いきりレシピ372」と言う物である。妻が食料品を買うときの癖というか習性は、その日どんな料理をするかをあまり考えずよく使う食材を適当に買いそろえるという物だ。ある物で工夫するとか言うことはあまりない。家族が食べる分量なども考えずに買い物し、料理するので無駄が非常に多い。冷蔵庫の中で腐った胡瓜が溶けていたり、賞味期限を過ぎた竹輪だのなんだのがしょっちゅう見つかる。上記の本を買ってきたのはそんな自分の悪癖を直すために料理の手持ちを増やすのだろうと思っていた。

 処がである。妻は一向にこの本を使おうとしない。買っただけかい、と思っていたら何と「お父ちゃんこれ見て作って」である。おいおーい。そりゃあ私は大抵の家庭料理なら本を見れば作れるけれど、自分のために買ったんと違うんかい。と言うわけで私のレパートリーが増える運びとなっているのだが。妻が適当に買ってきた食材を前にして、材料ごとの索引を引く。するとその材料で出来る料理のレシピが色々載っているのである。昼寝から覚めた私は冷蔵庫とその周囲に点在している野菜などを調べ、本を見て何を買い足せば料理が出来るか考える。白菜とキャベツがあるのでそれを中心とした献立に決めた。

 一品目はキャベツと挽肉のトマト煮である。鍋でお湯を沸かして沸騰したところで挽肉400㌘を投入し、煮立ったところで灰汁を掬う。キャベツ半分をざく切りにし、タマネギ一個も適当に一口大に切る。小ぶりのトマト5個も刻んで野菜を鍋に入れ柔らかくなるまで煮込む。塩小さじ1と醤油を適当にかけ回し、火を止めたところでピザ用チーズをどっさり振りかける。二品目は白菜の明太子マヨネーズ和えである。冷蔵庫で見つけた賞味期限が昨日で切れている竹輪も使うことにする。白菜を二三㌢幅に切り、電子レンジで4分加熱する。レシピでは湯がくようになっているのだが、ゆで汁に栄養が流れ出てしまうのが勿体ないのでレンジを使う。一㌢幅に切った竹輪を入れ、明太子一つをほぐしてマヨネーズで和える。たったそれだけである

 これに、昨日の残り物のきんぴらゴボウと厚揚げと白菜のスープ煮を温めて食卓に並べた。後者は昨日不人気であったので、私が責任を持って平らげることにした。一応作り方を書いておくと、白菜のざく切りをサラダ油を熱した鍋で炒め、そこに牛乳約400㏄と水1カップを入れ中華出汁の素を入れてコトコト煮込む。適当に切った厚揚げを加え中火で煮込む。塩コショウで適当に味を調え、水溶き片栗粉を加える。レシピによるとざく切りにした芹一束を入れるのだが、無かったので省略した。調理方法を書いた三品はいずれも妻が買った本に載っていた料理を適当に作った物である。かくして私のレパートリーは増えていくのであった。

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コメント

 花蓮さん褒めていただいて有り難うございます。何も出せないのが申し訳ないです。元々私は文章を書くのが好きですから、「好きこそものの上手なれ」と言う奴でしょうね。
 風邪の問題で言いますと今週は子ども達が寝込んでいました。私は幸い無事ですが。お互い健康管理には気をつけましょう。

投稿: アッテンボロー | 2006年2月18日 (土) 03時01分

こんばんはアッテンボローさん。
いつもながら思うことですが、文章が上手いですね。分かりやすく平易な表現を生かしつつ誤解を招かない本当に良い内容に仕上がっていてとても読みやすいと思います(左翼思想の事についての話は全くチンプンカンプンですが)やはりこれは才能なんでしょうね。

それと、まだまだ寒い日が続きますがどうかお風邪など召されませんように。

投稿: 花蓮 | 2006年2月18日 (土) 00時36分

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昔の人は轟音とともに、天から落ちてくる光の筋が本当に怖かったに違いない。樹木を割き、ときには焼き、人が触れればたちどころに死ぬ。 古代の人々はそれを神の仕業とし、「神鳴り」と名付けた。雷の語源だ。 古来人々は自分の理解できないものを怖がった。同じ人間と行為とは思えない恐ろしい現象、不思議な事件が起きると、古来、人は「神」「化け物」「幽霊」といった人知を超える存在を作り上げ、「それは神隠しだ」「古い道具に命が宿った化け物のせいだ」「恨みが消えない幽霊の仕業だ」と、それらの行為だとみなした。... [続きを読む]

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