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2006年2月25日 (土)

憲法九条の酒

 毎日新聞2月25日付朝刊「雑記帳」より

 岡山県真庭市の蔵元「辻本店」(0867・44・3155)が来月1日、ラベルに憲法九条を書き込んだ純米の「九条酒」を発売する。 原料米の違う2本(各720ミリリットル)で3300円。うまみの中にキレがある雄町米に第1項、すっきり辛口の山田錦に第2項を印刷した。 きっかけは戦時中の反省。米不足から糖類などを添加した「三増酒」が生まれ、清酒離れの一因となった。蔵元は「平和こそ美酒の源」。

 何気なく新聞を読んでいたら何となく興味が湧いてきた。純米酒と憲法九条の取り合わせというのが面白い。確かに蔵元の言うように戦時中に開発された三増酒は今日日本酒の名を騙るまがい物の大部分を占めている。と言うか大手メーカーの酒の殆どはこれである。ベシャベシャして甘ったるく、飲んだ後で気分の悪くなる代物で、本物の日本酒と違い悪酔いや二日酔いが多い。なるほど平和な時代だからこそちゃんとした本物の日本酒が出来ると言えるのだなあ。先ず何よりもお酒が好きなので飲んでみたい。そして平和を訴える蔵元の意気に感じてしまった。ここ暫くお酒は控えているのだが、妻に頼んで許可を貰おうかなどと思ってしまう。(毎日新聞のサイトで検索したら、「雑記帳」はアップしていないようで記事は手入力している)

 発売元を検索してみたら、辻本店http://sakebox.ocnk.net/product-list/5と御前酒辻本店http://sakebox.ocnk.net/product-list/24の二店があった。どちらがどちらか、多分前者だと思うが、ハッキリ分からないので両方の店を掲載しておく。

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コメント

 Tddさん、初めまして。確かに利潤追求のために三増酒が良いという企業側の都合が今日も大量に出回っている最大の原因でしょうね。となった場合、別記事の「帝国主義論」と関連づけた方がよいのかも知れませんね。
 まあ、平和でなければカロリーベースで計算した場合の食糧自給率が低い日本では酒米を生産する余裕はないと思います。
 岩井小桑さん、私も後で所在地を調べてみたら同じ場所でした。同じお店のようですね。
 たまさん、私も唯の労働者ですから純米酒ばかり飲むことは出来ません。普段は安さで焼酎を選んでいます。日本酒を買うのは二三ヶ月に一度ですね。贅沢品です。
 Juventus産、分かっちゃいるのに止められない、と言う奴ですね。

投稿: アッテンボロー | 2006年2月26日 (日) 16時46分

誘惑に負けず、きっぱり酒を断つのが治療の道です。

投稿: Juventus | 2006年2月26日 (日) 15時32分

初めまして
酒に関することだったのでちょっとコメントします。
純米酒=本物と規定されるのは結構ですが
純米ですっきりした味わいを出すためには
米を磨かなくてはなりません。
大吟醸では50%以下、吟醸でも60%以下に
磨くからこそあの味が出せるのです。
三増酒はともかく、アルコール添加そのものは
重たい味わいを好まない消費者側の
(何とか水の如しとかいう酒が売れるのが
その典型です。)嗜好も要因ですよ。
(無論、量を増やして売れるというのが
一番だと思いますが。)
切れのある味わいで1本5000円の純米大吟醸と
1800円の本醸造、どちらを買うかといわれると
庶民の私としては、1800円の酒になって
しまいます。
(三増酒でもよいと言っているわけではありません)
山田 陽一さんという方の「酒をつくる」という
本に酒に関して詳しく出ています。

投稿: たま | 2006年2月26日 (日) 12時17分

 両店はカタログ内容の文章を見れば、同じ店かと。
 電話番号あってるから間違いないと思いますが楽天の「観光地リスト」に載ってますね。
 お店独自のHPもあります。
http://kanko.tabimado.net/kanko/go/resource$id=SHOK050025

投稿: 岩井小桑 | 2006年2月26日 (日) 12時15分

・・・なんかおかしくないですか?

いわゆるアル添酒、三増酒の原型が戦時中の物資不足の時代にできた、というのは確かだろうと思います。しかし現在に至るまでそれらが大量に出回っているのは、そのような酒でも利益が出ることに味をしめた大手メーカーの企業体質がそもそもの原因であり、いきなり「戦争が悪い」という結論に至るのはいささか論理の飛躍のしすぎではないかと思います。

投稿: Tdd | 2006年2月26日 (日) 10時13分

 本物を作っている企業を選んで商品を買うようにするのが一番ですが、情報が不足しているのが問題ですね。少なくともすかいらーくと吉野家には潰れて欲しいと思いますが。
 ウイスキーを始めとする蒸留酒の場合ハズレは少ないですね。節制してなければ多分私も買って飲むでしょうね。

投稿: アッテンボロー | 2006年2月26日 (日) 08時13分

やはり根底には、マジメに美味いもんつくっても儲からんという問題があるんじゃないかという気がします。
理念ではくえんのであって、「美味いもんつくってガバガバ大儲け」とか、「アメリカ産牛肉を使わないと宣言して株価急上昇」とか、そおゆう世の中にならんと、マジメな事やる価値というもんがないというか。

この間からサントリーが出しているスコットランドのモルトの原酒のシリーズを舐めているんですが、どうやらこれをブレンドするとグレンフィデックになるらしい、というかそう思いこんでいるのですがよおわからん(w、というところの物件なのですが、これがなかなか値段の割にうまい。実にうまい。甘露というべきである。まあ俺はゲテモン趣味なのであんま参考にはなりませんが。
http://www.suntory.co.jp/whisky/malt/product/mcclell/islay.html

投稿: 黒目 | 2006年2月26日 (日) 01時20分

 引用記事にもありましたが、大手メーカーが戦後も利益を出しやすい三増酒中心の製造販売体制を取っているために、日本酒は不味いというイメージを持つ人が多いそうです。最近ではスーパーでも純米酒=本物の酒を置いている所が増えていますので、以前に比べると入手し易くはなっていますね。
 本物を飲み食いする方が健康には良いですから、出来る限りそうしたいのですが、何せ庶民の手に入る物は大量生産がし易いまがい物が多いですね。本物をよこせ!!と言いたいです。

投稿: アッテンボロー | 2006年2月25日 (土) 23時50分

こんばんわ。
酒って言うと、自分も若かった頃に、アルコール度数94のウォッカを一瓶買っておいて、金が無いけど飲みたい時に、ジュースか烏龍茶で割酒を作って、スーパーで買った一パック80円の鶏皮と見切品の野菜を醤油で炒めた肴(分量が足りない時には、其れに菓子を砕いて塗す)で済ませた事を思い出しました(寂しい…)。
仰られる様に、本当に美味い酒って、中々巡り合えないですけど、其の根源に戦争があったとは…。
食に関する事では、以前(1月21日)BSEの問題をあげられてましたが、こんな所に迄、国権の私達に対する介入と操作があるだなんて。思考だけでなく、味覚迄奴等の都合の良い様にされちゃ、たまりません。誰だって、美味い物口にしたいんですし、そういう権利が有るんですから。我慢なんかしちゃいけない。
美味い物食べて飲んで、思考を養わなくては、ですね。

投稿: 怪星人カピア | 2006年2月25日 (土) 23時09分

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