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2006年3月

2006年3月31日 (金)

セクハラビームで腹が痛い

 昨日のことである。妻と一緒に帰宅した息子がお腹を押さえている。どうしたのか尋ねるとお腹が痛いという。「おかあさんにやられた」だそうである。一体どうしたのか更に訳を尋ねると「セクハラされた」と言う。意味が分かって言っているのだろうか?そこで妻に事情を聞く。「帰りにセブンイレブンに寄ったらチョコビたかられたから、そんなにたかってばっかりおったら、誕生日プレゼントがしょーも無い物になんでって言っただけや。そしたらセクハラや、セクハラビームや、腹が痛いって言いだしよってん」 なんだそれは。つまりおねだりを注意されたことでお腹が痛くなったという訳か。「タバコ買おうと思って寄っただけやのにえらい出費やわ」と妻が言う。息子は毎度のことのようにお菓子やラムネ付きオモチャをねだっては妻に買わせている。あまり癖になると教育上良くないとは分かっているのだが、妻も私も息子には甘い。

 一昨日も犬の散歩の際に、曲がり角から車が出てきたときに息子が道の真ん中に立っていたのだが、その後拳骨を降ろす真似をして叱ったところ、娘達が文句を言い出した。「パパ○○に甘いわ。△△ちゃんなんかホンマに拳骨されたのに、○○には口で言うだけや」と次女、「私なんか泣くぐらいどつかれた」と長女。そこで昨日も同様のことがあったので本当に殴って息子を涙ぐませた。どうも末っ子で男の子ということから息子には甘くなり過ぎである。取りわけ損しているのは長女ではないだろうか。息子との間で喧嘩すると叱られるのは決まって長女の方である。「お姉ちゃんなんやから優しくしたり。なんでそんなにきつく言う」と言ってしまう。自分自身長男なので兄弟喧嘩の時に叱られた覚えがあるのだが、分かっていても上にきつくなってしまう。

 そう言えば昨日散歩に出かける直前のことなのだが、突然次女が妻と二人でアルプス一万尺を歌ってせっせっせを始め出した。「せっせっせーのよいよいよい。アルプス一万尺・・・」と歌っているので、ついつい私が「あるブス一万トン□□はおーもい」と替え歌を歌ったところ家族全員大爆笑になった。からかわれた当の長女までが大笑いであった。「受けた受けた」とついつい浮かれてしまう私であった。しかしまあ、こんなに明るい家族なのに、何で私は鬱病なぞになってしまったのであろうか? 疑問である。

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2006年3月30日 (木)

RSSを使ってみる

 一週間ほど前からRSSリーダーを使うようになった。パソコンに慣れている人であればよくご存知の、お気に入りのサイトを登録しておけば更新したことを検索して知らせてくれる機能だ。前々から使おうとは思っていたのだが、何処の物を使えば良いのかについての知識がそもそも無いので、一向に導入していなかった。たまたま富士通製のパソコンを使っている加減でAzbyクラブと言う物に登録していていて、メールマガジンで配信された記事にRSSリーダーのサービスを始めたことが載っていた。オマケにLOOXというノートパソコンプレゼントのキャンペーンまである。前々から欲しいと思っていたのでこれをきっかけにRSSリーダーを導入し、LOOXプレゼントにも応募した。クジ運は良くないから当たらないとは思うのだが。

 今まではお気に入りに登録してある60あまりのブログを一つ一つ開いては新しい記事がないかと調べる毎日であった。だが、ご存知のように毎日いくつもの記事を掲載している方と月数回の更新の人まで大きなバラツキがある。そこからすると新着記事があるブログ・サイトのみを開けばいいわけで余計な手間は省かれる。ただAzbyクラブのRSSリーダーは精度が低いのであろうか、既に読んだ記事まで時々未読として拾い上げてくれる。タイトルを一読して判別できる物なら良いのだが、中には続き物の記事である場合があるので、そんな時は一応開いてみないと分からない。その辺がもう少し使い勝手が良くならない物かと思う。最もパソコン音痴の私が、単純に設定を間違えているだけなのかも知れないが。

 ただ此処で少々困ったことが発生した。以前はほぼ毎日お気に入りのブログを開いているから、各種のブログランキングに登録している場合には毎日一票入れて、自分が普段良くコメントしたりトラックバックしているブログのランキングが少しでも上がるようにしていた。更新頻度の少ないブログはこの一週間の間一度も投票していないのである。大体の政治ランキングでは上位を占めているのは差別排外主義をまき散らしているような俗悪ブログなので、少しでもそんな連中と良心的なブログとの順位が入れ替わるようにと思っているのだが、それがついつい疎かになる。で、また良心的なブログの作者の人は元々参加している人が少ないのだが、ランキングに参加していても淡泊なようで俗悪ブログほど順位に拘っている人は少ない。ランキング参加者のブログはRSSリーダーから登録を外して、今までのようにパソコンを起動した日は毎日投票するように戻そうかと思う今日この頃である。

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2006年3月28日 (火)

法大安東祐希学生部長への抗議文添え書き

 本日法政大学学生部長安東祐希氏に当てて抗議文を発送いたしました。草加さんにおんぶに抱っこで抗議文から添え書きから、有志のサイトまで殆どを作成していただき、私は呼びかけ人・賛同人に応じてくださった方々へのお礼状を書いたくらいです。本当に今回の法政大学当局への抗議声明に関しては草加さんの力なくしては皆さんのご協力を得ることが出来なかったと思います。25日に学生が釈放されて以降は適切な文面が頭に浮かばないために、お礼状の発送自体が滞っていますが、明日あたりには何とかして未だお礼状を出せていない方々にもご挨拶いたしたいと考えています。

 以下抗議文発送の際の添え書きを公表させて頂きます。

                          二〇〇六年三月二七日

                  法政大学学生部部長 安東祐希 殿
前略。

 私達147名はその連名にて、去る3月14日に貴職の言論抑圧に反対していた学生29名を、貴職らが公安警察との綿密な打ち合わせの上で逮捕させた件につき、厳しい抗議の意思を表明いたしたく、本状を差し上げるものです。私達の意志は、本状に同封いたしました抗議文を通じて表明されておりますので、内容をよくご検討の上、早急に行動をとっていただきたく、ここに要請いたします。
 なお、この抗議文は、学生達が釈放される以前の3月19日、インターネットの個人サイト上に、たった二人の無名の個人が呼びかけて公開されたものです。このため、学生達が釈放された現状にあわない表現が若干含まれておりますことをお断り申し上げます。すでに多数の方々に賛同いただいており、その方々すべてに連絡をとって文案を修正することが短期間では困難なため、公開当時の原文のままご送付いたします。ただし、私達がこの抗議文を通じて貴職に要請したことの趣旨は、現在でもまったく変更する必要はないと考えております。
 とりわけ貴職によく認識していただきたいのは、この、いわば無名の個人サイトにひっそりと公開されたに過ぎない貴職への抗議文は、ネット上で大きな反響を呼び、わずか一週間で145名もの賛同を得るにいたったということであり、さらにいくつものサイトが転載、リンクなどの形で協力を申し出ていただく中、今も広まり続けているということです。疑われるのなら、貴職の氏名でネット検索をしてみて下さい。すぐに貴職への抗議文を掲載しているサイトが何件も見つかるはずです。そして、これは今も増え続けているのです。これは私達が意図したことではなく、まさしくこれが自然な成り行きというものなのです。
 すでにインターネット等で流通している情報によりますと、貴職は自らの行為を反省し、学生とその家族に謝罪するどころか、学生達が釈放された直後、あわてふためいて彼らに「自宅謹慎」を命じて学内に登校させないという姑息な「処分」を下したとされています。ネット上ではこの措置への怒りの声があふれおり、私達も全身が震えるような憤りをもって、すべての人々と共にこの怒りを共有します。このような行動は、貴職にとって、まさしく恥の上塗りとしか言いようのないものであり、火に油を注いでいたずらに問題を拡大し、貴職をますます窮地に追い込むものでしかありません。即刻撤回するべきです。
 私達は、貴職には、言論と自由の府である大学内において、学生達を不当な言論抑圧から守り抜く、神聖な使命があると考えます。そして貴職の今後の行動は、すでに多くの大衆が注視していることを片時も忘れないでほしいと思います。
 私達は闇雲に貴職を論難する者ではなく、貴職がその使命を全力で果たされんことを祈念している者であることをご理解ください。
 お返事お待ち申し上げております。
 早々。
         法政大学に抗議する有志147名一同より

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ココログのシステム変更

 今朝からココログのシステムがバージョンアップのために書き込みや新規投稿が出来ない状態でした。色々と書きたいことがあったのに時間が経つと薄れてしまったりして困った物です。どうも私は自分が思いついたときに思いつくままに文章を書くタイプなのでしょう。

 さてシステム変更に伴ってスパムコメント・トラックバックへの規制が厳しくなりました。実際問題、私のブログはあまりなかったので、時々削除すれば良いだけでそんなに鬱陶しいと思うことはなかったのですが。却ってコメントの認証システムなどで手間が増えて使い勝手が悪くなったような気がします。何せ自分自身のコメントすら、画面を見て承認のパスワードを入力して、さらにコメントの一覧で公表するかどうかを設定しなくてはなりません。これでは私が体調が悪いときなど一日以上パソコンを起動しないときもあるので、その間はコメントが掲載されないと言うことです。しかも、私も人間ですから、私にたいする批判などを公開せずに削除する可能性があります。これでは自由な議論が保証されないのではないかと危惧してしまいます。

 新機能を使うかどうかを選択できるような仕様であれば良いのになあと、早速不便な面が気になってしまいました。

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2006年3月27日 (月)

本日法大に抗議文を送付します

 19日に法政大学学生部長安東祐希氏宛の抗議文を掲載し、呼びかけ人と賛同人とを募ってきました。昨日を第一次集約日としているため呼びかけ人・賛同人とを併せて144名の連名で法政大学に抗議文を本日送付します。許せないことに法政大学は逮捕された法政の学生に対して自宅謹慎処分を命じるという、この間の多くの人々の抗議の前にも反省の色が見られません。私たちは大学当局が学生への処分を取りやめることも要求して行きたいと思います。

 第一次集約は終わりましたが、今後も賛同を受け付ける予定です。26日に呼びかけ人・賛同人になって下さった方達のお名前を掲載します。

 呼びかけ人

 ウミサチヒコ(老人党)

 賛同人

 原田伊三郎(全野党と市民の共闘会議/幹事)
 Syuu-Chan(サヨク×オタク)
 景山 恵司(「全野党と市民の共闘会議」幹事)
 NOGI(フリージャーナリスト)
 学館4階の亡霊(派遣労働者、元通教生)
 tetsujinn(嘆かわしい日本を憂う64歳)
 野原燐(市民)
 丸山南里(全野党と市民の共闘会議)
 遠藤礼子(立命館大学非常勤講師/ゼネラルユニオン)

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2006年3月26日 (日)

26日の呼びかけ人・賛同人の皆さん

 25日に弾圧を受けて不当逮捕されていた29名の学生全員が不起訴で釈放されました。これは「住居不法侵入」及び「威力業務妨害」による逮捕があまりにもデタラメな物であり、公判の維持その物が不可能であるという事の結果だと思います。私たちは今回の弾圧が思想・言論・表現の自由を圧殺することを狙う物であることを決して許すことが出来ません。そしてそれに荷担した法政大学当局、取りわけても学生部長安東祐希氏に対する抗議・追及の手を緩めることは出来ないと思います。この間100名を超える多くの方が私たちの抗議声明に賛同して下さいました。本日を第一次の集約として、明日法政大学学生部長安東祐希氏宛に抗議文を送付しますが、今後とも賛同いただける方にはご協力いただければと思っています。

 法政大学当局に学生弾圧の片棒を担いだことを謝罪させ、学内における表現の自由を確認させることが重要ではないかと考えます。本日賛同いただいた方達のお名前を刑事ずくと同時に一層多くの方が抗議の声を上げて下さることを呼びかけます。

 呼びかけ人

 ささきあしゅら(社民党員・生活と健康を守る会会員・「精神病」者)

 賛同人

 元FIH/成田2111号
 夏蜜柑(小市民)
 重松朋宏(東京・国立市議会議員)
 キーロフ(元法大 嫌煙家)
 山口 直(自営業)
 芳井武志(大阪市、団体職員)
 ウルトラランナー
 山根大次郎(失業者)
 j.o(会社員(すっかりbourgeoisie))
 黒目(有象無象)

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 転載 法大救援会の報告

29人の釈放の報告ならびに絶大な支援への御礼を申し上げます

 29人の学生全員の不起訴釈放を報告します!
 法政大学当局と警視庁公安部が事前共謀し、「ビラ.立て看板禁止を許すな!」「憲法改悪反対!」
を訴えた学生を3月14日に逮捕した前代未聞の政治弾圧を打ち破って、3月25日に29人全員の
不起訴釈放を勝ち取りました。29人は、12日間を完全黙秘.非転向で闘い抜き、全員が元気に外
へ出てきました。
 この勝利は、このかん続いた警察による不当な言論弾圧を押し返す画期的な勝利でもあります。獄
中での闘いと、署名やメッセージ、そして支援カンパを寄せていただいたすべてのみなさんの力で勝
ち取った大勝利です。みなさまのご支援とご協力に厚く御礼申し上げます。
 
 3月24日東京地裁で、29人のうち7人の勾留理由開示公判が行われました。そこでは、逮捕さ
れた時間には大学当局の「立て看板撤去」という行為自体が存在せず、「威力業務妨害」がまったく
のでっち上げであることが明らかになりました。さらに、200人の公安警察が大学のすぐそばに待
機していたこと示し、大学当局と警察権力によってすべてが仕組まれた弾圧であることを暴きました
。でっち上げへの加担を弁護人に追及された裁判長の焦りに駆られた様子が手に取るように分かりま
した。
 29人の学生自身の闘いと、それを取り巻く900をこす釈放要求署名、100万を超える支援カ
ンパ、そして裁判所を圧倒した勾留理由開示公判、これらすべてが29人の釈放へと結実したのです

 
 その上で、警察と共謀して不当逮捕を導いた法大当局は、学生が釈放されてもなお、学生弾圧の手
をゆるめていません。法大当局は24日付で、逮捕された法大生に対して、今回の逮捕を理由に「自
宅謹慎」を命じました。違法・不当な逮捕ゆえ勾留が延長できずに釈放したのですから、違法な逮捕
を強行した警察の責任こそ問われなければなりません。にもかかわらず、まったく逆に学生を処分す
るという横暴は絶対に許せません。
 また、今回の救援活動には弁護士費用を中心に約200万円がかかりました。大変恐縮ですが、赤
字分100万円を補填するために引き続き支援カンパをよろしくお願い致します。
 暖かいご支援・ご協力に心よりの感謝を申し上げ、釈放の報告と御礼とさせて頂きます。本当にあ
りがとうございました。これからも頑張りましょう。

2006年3月25日
  29人の学生を釈放しろ!3・14法大弾圧救援会
   呼びかけ人 吉川経夫(法政大学名誉教授、刑法学者)
    葉山岳夫(第二東京弁護士会)
    大口昭彦(第二東京弁護士会)
    一瀬敬一郎(第二東京弁護士会)
    小田原紀雄(日本基督教団羽生伝道所牧師)
    伊藤えりか(法政大学第一法学部自治会元委員長)

◎カンパ振込先
 ▼銀行振込 三菱東京UFJ銀行 錦糸町駅前支店 普通 3520695 法大弾圧救援会
 ▼郵便振替   口座番号   00160-0-585187 法大弾圧救援会
◎不起訴で釈放された法政大学の学生を「自宅謹慎処分」にした法政大学当局に、抗議の声を集中し
てください
 総務部  03―3264―9200
 学生部  03―3264―9471
 第一学生課03―3264―9473
 第二学生課03―3264―9474

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2006年3月25日 (土)

25日の賛同人の皆さん

 新たに賛同人となって下さった方々のお名前を掲載します。

 この記事を書き始めたところで29名全員が釈放されたという情報がAMLで流れました。不起訴なのか起訴後の釈放なのかまでは分かりませんが、一先ずお知らせします。

 当初賛同人のフォームが出来る前に私宛にメールで賛同の意思表明をしてくださった方々のコメントも法政大学当局に対して突きつけたいと思っています。また弾圧の当該である学生達にも弾圧に怒る人々の声を知って貰えたらと思います。そこでご迷惑でなければ匿名で公表させていただきたいと考えています。不都合のある方はお手数ですが私までご連絡下さい。

 Toppie!(A-menace Collective Tokyo.)
 宜野湾ウェーカタ(沖縄・大学院生)
 中桐康介(釜ヶ崎パトロールの会
 noiz(「支配的党派」嫌いの無党派)
 山本崇記(立命館ネオリベ大学院生)
 Chic Stone(ブログ「枕元の計算用紙」)
 堀田義太郎
 すけきよ
 H.I(会社員)
 原民樹(立命館大学生)
 二世乃朋(がけっぷちB層心情左派)
 DRAGON
 宮澤哲(東京学芸大生)
 増見歩(会社員)
 イレギュラーず

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2006年3月24日 (金)

非常勤労働者の権利

「非常勤公務員の再任拒否

は無効」東京地裁が初判断

2006年03月24日20時01分(asahi.com)

 任期付きで国立研究施設に採用され、13回の更新を繰り返した非常勤職員(39)が14回目に一方的に再任を拒否されたのは不当だとして、国(現在は民間法人)を相手に職員としての地位確認と未払い賃金支払いを求めた訴訟で、東京地裁の山口均裁判官は24日、職員側の主張を全面的に認める判決を言い渡した。

 労働問題に取り組む弁護士グループによると再任拒否された任期付き公務員の地位確認が裁判で認められたのは初めて。原告代理人の弁護士は「非常勤公務員の立場に理解を示した画期的な判決」と話した。

 原告は89年に国立情報学研究所(現情報・システム研究機構)に任期1年で採用され、更新を繰り返した女性。04年の民営化を前に03年3月、再任拒否された。

 民間では「次も更新できる」という期待がある場合の一方的解雇は「権利乱用や信義則違反にあたる」とのルールが確立しているが、公務員では任用側の裁量が民間より大きいとして認められてこなかった。

 判決は「更新を重ねるたびに増す愛着を職場に生かす重要さは同じ」と述べ、特段の事情がある場合は更新を拒絶できないと判断した。

 ボーッとネットサーフィンしていたら、非常勤公務員の雇い止め解雇を無効とする判決が出たことを知った。民間企業に於いては雇い止め解雇が解雇権の乱用であることは度々判例などによって示されてきたのだが、公務員職場の場合幾つかの解雇撤回闘争、例えば品川臨職闘争などがあるのだが勝利した物がなかった。

 大量の非常勤労働者を抱える郵政の場合にも、雇い止め解雇を巡る争議は幾つか存在している。最新の情報がないので何処の闘いがどの様な展開をしているのかはさっぱり分からないのだが、京都市内の集配局では管理職と懇意にしている人間を採用するために、わざわざベテランの非常勤を解雇した連がある。これはおかしいではないかと解雇撤回闘争を支援した本務者に対しては強制配転が行われた。この件を聞いたのが全逓大津大会であったから既に十年近く前のことだったと思う。私の勤務局の隣の局でも不当解雇があった。

 郵政の場合には短期非常勤と長期非常勤とがあるのだが、長期非常勤についてはわざわざ年度末の一日だけは雇用しないという抜け穴を使って継続任用でないという言い訳をしている。今回のような非常勤公務員の再任用拒否=雇い止め解雇にたいする制限を言い渡した判決が、郵政の現場においても数十万非常勤労働者の権利確保のために活用されることを切に希望する。

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24日の賛同人の皆さん

 23日の朝から24日早朝にかけて賛同人に名乗りを上げてくださった方々のお名前を掲載します。

 島原 登志郎(【PeaceMedia】編集・発行人)
 佐藤 裕充(会社員)
 中川憲一(マルカン同窓会事務局)
 mkimpo(赤帽よいこ)
 井上森(立川自衛隊監視テント村)
 浦島次郎(会社員)
 社会主義者(WEB:アフガン・イラク・北朝鮮と日本)
 坂口敦(教員)
 美谷克己(sumiyakist)
 原 良一(会社員・対北朝鮮人権活動家)
 木下直子(フリーター・入院寸前)
 のらぽち(司法修習生)

 また、トチローさんと牧野祥久さんのお二人は呼びかけ人に変更いただきました。

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2006年3月23日 (木)

23日の賛同人ご一同

 22日昼から23日早朝にかけて賛同人に名乗りを上げてくださった方達のお名前を掲載します。

 平良修・悦美 (牧師と個人)
 おりたたみ(市民)
 dk(共産趣味者)
 萩原恭二(労組役員)
 土屋 勝(会社役員)
 まこと@雑食系ブログ。(仮) (会社員)
 あべけいた(炭焼き人)
 GIジョー(元戦旗・共産同活動家)
 kamaton(自治体労働者)
 sinken(学習塾)
 アイランダー(非電脳アイランド板・主催者)
 青木武(仮名) (福田豊ゼミOB)
 TAMさん(元学生インター)
 あめ男(あめ男のブログ)
 藤田博士(無所属一般市民(市民派))
 solidarity(会社員)

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3/24勾留理由開示公判(第1回)に、ぜひかけつけてください!

 唐突ながら、失礼いたします。29人の学生を釈放しろ!3・14法大弾圧救
援会・事務局です。

 先日は、「29人の学生を釈放しろ!」賛同署名にご協力いただき、たいへ
んありがとうございます。
 今週の金曜日、3月24日に、第1回の勾留理由開示公判が決定いたしまし
た。時間・場所は、下記のとおりです。時間のある方は、ぜひご参集お願いい
たします。
 また、知り合いの方にもお伝えください。よろしくお願いいたします。

 3月21日現在、賛同署名は567の個人・団体から寄せられています。ま
た法政大学当局に対して、法政の各学生団体や教授などからも抗議声明があげ
られ、3・14法大弾圧に対する怒りの声は、大きく広がっています。
 公表可に「○」をつけていただいた賛同、および一言メッセージは、後日、
一覧にしてお伝えしたいと思います。

 警視庁は、今も29人全員を都内の各警察署に分散勾留し、早朝から夜中に
及ぶ長期の不当な取り調べを行っています。29人の学生は無実です。これ以
上の長期勾留を絶対に許すことはできません!
 戦前戦中を想起させる重大な言論弾圧を許さず、1日も早い釈放を実現する
ために、警察・法大当局・裁判所に対する抗議の声をさらに広げていきましょ
う!
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
■3/24(金)勾留理由開示公判(第1回)
日時:3月24日(金)午後2時30分集合・傍聴券配布
                       午後3時開廷
場所:東京地方裁判所(地下鉄丸の内線・千代田線「霞ヶ関」下車すぐ)
※公判には、法政大生、九州の学生、全学連委員長が出廷します!
 裁判所を埋めつくす大結集で、29人全員の即時釈放を求めていきましょう!
※傍聴席の数が限られており、傍聴券の配布に際して、くじ引きによる抽選と
なる場合が あります。

■3/28(火)勾留理由開示公判(第2回、予定)
日時:3月28日(火)時間未定
場所:東京地方裁判所
※詳細は、決まり次第お知らせします。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
■法政大学当局に抗議の電話・FAX・メールを集中してください
 法政大学理事室    03-3264-9212
               3264-9214
               3264-9202
               3264-9210
               3264-9218
               3264-9211
 法政大学総務部    03-3264-9200
 法政大学広報部    03-3264-9535
 法政大学学生部【電話】03-3264-9471
        【FAX】03-3264-9598
                 【メール】<mailto:gakusei@hosei.ac.jp>gakusei@hosei.ac.jp
 法政大学学生部第一学生課  3264-9473
 法政大学学生部第二学生課  3264-9474

■警察にも抗議の電話を
 警視庁公安一課 03-3581-4321(代)
 警視庁麹町署  03-3234-0110
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
■救援カンパをお寄せください
 振込先 三菱東京UFJ銀行 錦糸町駅前支店 普通3520695 法大
弾圧救援会
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
■知り合いの方にも、「29人の学生の釈放を求める賛同署名」を広げてくださ

▽29人の学生を釈放しろ! 3・14法大弾圧救援会呼びかけ人
吉川経夫(法政大学名誉教授、刑法学者)/葉山岳夫(第二東京弁護士会)/大
口昭彦(第二東京弁護士会)/一瀬敬一郎(第二東京弁護士会)/小田原紀雄
(日本基督教団羽生伝道所牧師)/伊藤えりか(法政大学第一法学部自治会元
委員長、学生会館学生連盟元理事長)
▽賛同主旨
3・14法大弾圧救援会の呼びかけに賛同し、29人の学生をただちに釈放す
ることを求めます。

▽お名前

▽所属団体・職業など

▽住所

▽電話番号

▽メールアドレス

▽一言メッセージ

▽公表してもよろしいでしょうか( 可 ・ 不可 )

※賛同署名(メール)の送り先は
<mailto:houdaikyuuenkai@yahoo.co.jp>houdaikyuuenkai@yahoo.co.jp です。
よろしくお願いします。

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新たな呼びかけ人・賛同人

 21日から22日夜にかけて、新たに1名の方が呼びかけ人と15名の方が賛同人になって下さいました。此所にお名前を掲載させていただきます。

 呼びかけ人 

 星山京子(キリスト教事業所連帯合同労組・日本基督教団羽生伝道所牧師)

 賛同人   

 2児の母(会社員)
 北@仙台(非正規雇用教育労働者)
 坂井貴司(会社員)
 竹林 隆(労働者)
 二田水 弘平(全野党と市民の共闘会議 代表)
 ひびの まこと(クイア活動屋)
 金井 聡(書店員)
 hudie(留学生)
 NK(自営業)
 HISA(会社員)
 chanko(在宅ワーカー)
 田島正樹(東北芸術工科大学教員)
 松本 哉(リサイクルショップ素人の乱5号店)
 戸倉誠仁(鳥取大学農学部学生自治会事務局長)
 さぶろう(靖国解体企画東京都連)

 「四トロ同窓会二次会」や2チャンネルの共産板で、色々と今回の抗議声明に関して話題にしていただいています。今回の弾圧が真剣に論議されること自体は歓迎すべき事だと思っています。私の場合は現役を退いた人間ですから、結構気楽な処があります。昔聞いた新宿騒乱罪闘争や三里塚の強制代執行の際に周囲で見物していた野次馬が機動隊の暴虐に怒って石を投げ始めた、そんな感じになれたらいいのではないかなと思っています。ですからこの法政大学学生部長への抗議文はハンドルネームでも賛同していただけるようになっています。具体的な住所氏名を公表できる方も参加していただいていますが、もし公表できる方は救援連絡センターの法大救援会の賛同人になっていただければと思います。私もそちらに賛同しています。で、ハンドルネームであっても法大当局の今回の学生売り渡しに怒っている人が次々と賛同して下さっている状況は、それはそれで大学への牽制になると思うのです。皆さん、一緒に石を投げませんか。

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2006年3月22日 (水)

次女の誕生日

 今日は次女の誕生日。10歳になった。短縮授業から帰宅し、妻と一緒に誕生日ケーキを買いに近所のシャトレーゼに行く。二人でどんな物を選んだのかは夕食後までのお楽しみ。昼食の後でなぜか無性にピザが食べたくなったのだが、息子がいない状態で注文すると保育所から帰ってきてから文句を言われそうなので、夕食をピザにしようと話がまとまる。

 誕生日のプレゼントは次女の希望で「鋼の錬金術師」のOVAが良いとなった。発売は27日であったか、少々待って貰うことになるのだが、それがいいとなれば我慢できるようである。しかし、何というか、最近は知恵が付いたと言うべきかずるくなったと言うべきか、妻と私の両方にプレゼントを要求するようになった。以前は両親からと言うことで一つですんでいたのだが、年々要求水準が上がってくる。娘達の影響で息子までがプレゼントは二つ貰えると思い出している。要求水準と違いこちらの賃金水準は上がるどころか下がる一方であるのだが、教育が悪かったのであろうか、一向に斟酌して貰えない。

 食後にケーキを食べることになった際、私はピザと妻の許可が出てビールも飲んだのでお腹が一杯であったため、四人で分けて貰うことにする。ロウソクを立てる段階で息子が「○○お手伝いしたいの」と我が侭を言うが、今日はお姉ちゃんの誕生日なんだからと言い聞かせ、承知させる。居間の電気を消してハッピーバースデーを歌い、ロウソクを次女が吹き消す。ケーキカットは長女がするのだが、重ねて置いた皿を息子がみんなの席に配ってしまう。ケーキを載せてからと何度も言うのだが、分からないようで何度も何度も皿だけを配る。長女が手元から遠い皿にケーキを取りわけ、四人で食べる。次女はさすがに食べきれず少しだけスポンジを残す。勿体ないので私が食べ残しを片付ける。「ワーイ、△△ちゃんと間接キッスだ」と言いつつ平らげると次女は嫌そうな顔をする。知っててからかったとは言え少々寂しい。オマケに「子供みたいや」と笑われてしまった。

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2006年3月21日 (火)

賛同有り難うございます

 20日から21日夕方までに賛同いただいた方々のお名前を掲載します。ホームページとは少々ずれがあって、あちらにお名前が載っていない場合もありますがご了承下さい。皆さん本当に有り難うございます。本当はお一人ずつお礼のメールを送りたいのですが、余力がないためこちらで一先ずお礼方申し上げます。

 へるへろん(京大OB)
 ノンポリ(ブログ「不条理日記」)
 チョシ(自営業 元戦旗派)
 思論主義学生協議会
 LPG(北部同盟)(労働者)
 ジャッカル(思論主義学生協議会名誉会長)
 田中大也(フリーライター)
 茶畑進(静共闘)
 ヒバ ナオキ(労働者 元法大通教生)
 Jandy(会社員)
 大正行動隊(共産趣味者)
 水口 革(大学院生 元慶應義塾大学全塾協議会事務局日吉代表)
 セクトNo7(左翼系掲示板一の中核嫌い)
 西川亨(元内ゲバ研究会員)
 レッツら(ブログ「小泉内閣の支持率が一桁台になるまで」)
 erkin(アニメ演出屋)
 ニャンケ(横堀団結の砦・化け猫)
 yukihiyo(「ノガダ/土方」上映実行委員会)
 小野俊彦(九州帝國大学大学院生)
 土屋潜郎(日本虚業組合 共産趣味者)
 田原 俊(会社員)
 mao(高校教員)
 桑畑洋一郎(大学院生)
 武内邦晴(会社員)
 大洞俊之(立川反戦ビラ弾圧事件被告)
 aagh(我孫子亜細亜旅社)
 ヒロオ(大学院生)
 いちじゅ(郵政非常勤労働者)
 TAMO2(エンジニア)
 有羽(コンビニ労働者) 

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 追記。この記事を掲載した後に賛同いただいた方がありますのでお名前を掲載します。

 牧野祥久(信州大学医学部学生)

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2006年3月20日 (月)

思考回路はショート寸前

 昨夜、草加さん作成の、法政大学における全学連29名逮捕という大弾圧にたいする抗議声明と、それへの賛同を募る記事を掲載したところ、大変有り難いことに次々と賛同して下さる方からのメールを頂戴した。それらの方々にお礼を書いたり、ブログにご芳名を掲載したりしていたら、気がついたら徹夜していた。朝方から少しでも寝ようとしたのだが、精神が高揚してしまい寝付くことが出来なかった。少々の時間布団に横にはなっていたのだが、やはり眠れないのは心身共に辛い。

 今日は米英帝国主義によるイラク侵略戦争開戦から三周年であり、様々な方がこの問題に関して記事を書いておられる。私も出来ればこの件に関して記事を書きたかったのだが、どうにも考えがまとまらない。それ以外にも耐震偽造問題に関する記事や、官製談合と「国家と革命」とを関連づけた記事も書こうと思っているのだが中々はかどらない。もちろん「帝国主義論」の感想も続きを書きたい。本多延嘉著作選の紹介、出来れば清水選集も紹介したい。あれもこれも、したいことが沢山あるのだが全然手に付かない。本当に自分の力量不足が情けなく感じる。人間には自分の力量の及ばぬ事が多いのだと痛感する。人間は一生の間にどれだけのことを為せるのかと、何となくそんなことを考えてしまう。

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2006年3月19日 (日)

法政大学当局に抗議しよう

法政大学学生部部長、安東祐希氏に対する抗議・要請文と、賛同要請

☆このページは、リンク、転載歓迎です☆

●経過説明と呼びかけ

私達はインターネット上のブログやWeb、掲示板などを運営し、あるいはその固定読者として偶然に知り合った個人です。そして同時に、去る3月14日に法政大学で発生した学生たちへの大弾圧事件に対し、それぞれの立場や考えから、大きな憂慮を抱く者でもあります。私達はネットを介して連絡をとりあい、今回の事態に自分達も何かできないかをメールなどで話し合いました。その中で私達は、国が警察力を使って、自分に反対する思想を取り締まることはもちろん問題であるが、今回の事件では、法政大学当局が、この公安警察の動きに積極的に協力し、計画的に学生を逮捕させていることへの強い危機感と怒りを共有するにいたりました。

そこで私達は、自分達の考えを、法政大学への抗議・要請文としてネット上で公開し、さらに多くの賛同者を募った上で、今回の弾圧の現場責任者である、学生部長、安藤祐希氏に送ろうということになりました。もちろん私達は、弾圧された学生達のとった行動や、とりわけその運動の先頭に立っていた一部の学生の所属団体(=中核派)に対しては、様々な評価や考え方を持っており、一様ではありませんし、それはここを読んで下さっている皆さんもそうだと思います。
しかしながら、ここ数年の公安警察の増長、思想や表現行為そのものを取り締まり、逮捕する、「政治警察」化の従来を倍する一層露骨な進行、そしてそれへの「良識の府」たる大学の屈服、これらに歯止めをかけ、思想・信条・表現・言論の自由を防衛していく必要性において、私達は完全に一致しました。そしてその一点をもって、お互いの考えの違いを乗り越え、以下のような抗議・要請文をまとめるにいたったのです。

私達の行動は、小石にも満たない小さな砂粒かもしれません。しかし今は「できないこと」を数え上げるのではなく、各人が一つでも「できること」を積み上げていくことが大切だと思います。すべてをできる人はいません。しかし誰でも何かができます。どうか私達の自由と未来を守るために、ネットの片隅でおこったこの小さなムーブメントに、あなたの声を束ねてくださるよう、心からあなたに要請します。

●TAKE ACTION!

※以下の抗議・要請文をご一読いただき、もし、納得していただけるようでしたら、「呼びかけ人」に名前をつらねてください。それが無理な場合でも、「賛同」の意思を表明してください。このページの一番下に、「呼びかけ人」と「賛同人」への署名フォームがあります。どうか必要事項を記入の上、送信ボタンを押していただきますよう、お願い申し上げます。
※第一次集約は3月26日とし、皆様方のコメントと共に、私達の声を安東学生部長に届ける予定です。ご協力をお願いします。

●抗議・要請の本文

法政大学学生部部長 安東祐希 殿

前略。去る3月14日、貴職らが管理する法政大学市ヶ谷キャンパスにおいて、警視庁公安部の刑事ら200人が大学構内に大挙して突入し、キャンパス内にいた29名の学生を逮捕して連れ去るという事件が発生しました。私達はこの事件の報に接し、大変なショックを受けた者です。
また、報道によれば、この事件の原因は、貴職が立て看板設置やビラ撒きなどの学生の表現活動に関して、今後は貴職が許可を与えた者にしか認めない、さらに自分達の許可を得ない表現活動をした学生からは報復的に金銭を徴収するいう、到底信じがたい内容の通告を行ったことであると言います。
しかも貴職は、かかる重大な内容の通告を、当事者である学生達と何らの話し合いも交渉もなく、文字通り一方的に「通告」していたこと、そして逮捕された学生達は貴職の通告に対する反対の意思を表明していたにすぎなかったということを知り、私達は二重のショックを受けています。
さらに極めつけは、貴職は警察の学内立ち入りに抗議するどころか、むしろ貴職らが積極的に警察を引き入れて自分達に反対する学生を政治的に逮捕させたという事実であり、これに関してはもはやショックを通り越して激しい憤りと絶望を同時に感ぜざるを得ません。
よって私達一同は、貴職に怒りをもって強く抗議し、同時に逮捕された学生とその家族に対し、貴職が誠意をもって謝罪と釈明を行うよう求めるものです。

まず第一に、逮捕の状況を報道したニュース映像では、大学の周囲をデモして戻ってきた学生に対し、大学職員が唐突に言いがかりを付けはじめ、それを合図にして大量の私服刑事が殺到して学生達に襲いかかっています。ところがデモの先頭には誘導と交通整理のための制服警官がいるのです。貴職もご存知のように、公道をデモする場合には各都道府県の公安委員会に対して事前に申請して許可を取る必用があり、その際にデモの出発地点と解散地点、デモコースを届け出ます。つまり学生たちは事前に届けてある解散地点である法大キャンパスに入っただけであり、何らの違法行為を行っていません。
貴職らは、デモ隊に支援の他大学生が含まれていたことをさかんに宣伝しておられますが、たとえば通常の音楽サークルや、文芸サークルなどでも、他大学との交流は日常茶飯事のことであり、ごく普通に行われています。また、各種のイベントや発表会、学生主催の講演会でも、他大学や一般市民に広く呼びかけ、開放されているほうが、むしろ普通なのではないでしょうか。そして学生同士のこのような交流は、開かれた大学という観点からも、規制されるどころか、むしろ奨励されるくらいだと思います。ましてそれが一般法規に照らしてさえも合法的な活動である限りは、より自由が保障されるべき大学内においては当然に認められるべきものです。たとえそれが貴職の価値観に照らして、「目障りで邪魔」なものであったとしてもです。
およそ「キャンパス内で他大学生と一緒に行動していた」から、法政に学籍のあるものまで含めて全員を110番して逮捕させるなど社会通念に照らしても滅茶苦茶な行為であり、もはや法政でまっとうなサークル活動など成り立ちません。小学生ではないのです。貴職は学生に「先生の許可なく他校の生徒と交流してはいけません」とでも言うつもりなのですか。

第二に、貴職らは当初、事件当日の14日に学生らの立て看板の撤去・破壊を通告していましたが、学生らの反対運動を受けて、いったん延期すると発表しておられます。当日も逮捕直前まで、何らの作業も行っておられませんでした。ところが貴職らは学生らがデモから帰ってきたところを見計い、学生達から見えるよう、これみよがしに撤去作業の一部を開始しています。これに学生らが抗議のシュプレヒコールをあげたところで警察を学内に引き入れて逮捕させています。これで一体全体何の「業務」が妨害されたというのでしょうか。学生らはごく普通に抗議行動をしていただけです。
貴職らは学生が14日当日になって業務妨害を行ったがために、その場で警察の導入を決定したかのごとき宣伝を行っておられますが、むしろこの事実経過を見れば、その宣伝は貴職らが自己を正当化するためのデマ宣伝にすぎず、事実は貴職と公安警察が事前に周到で綿密な打ち合わせをおこない、その計画に従った「連係プレー」で学生達を罠にはめたと見るほうが、よほど自然で合理的な解釈ではないでしょうか。
そもそも貴職らの言う「業務妨害」は、まるで飲食店やコンビニなどの営利企業において、客がクレームをつけて騒いでいたかのような言い草だと思います。あえてこういうたとえをするのであれば、学生らの行動は、会社の労務政策に抗議した組合員のストのようなものだと思います。そしてそれはピケなども含め、正当な活動であることは言うまでもありません。だいたい、貴職の頭の中では、大学は金儲けのための「営利企業」で学生は「客」なんでしょうか。確かに営利企業であれば、サービス内容は店舗側で決めることであり、嫌なら店に来なければいいという側面はあります。そしていったん入学して逃げられなくなった「客」の言うことなど、もう聞く耳を持たないということですか。ただお前らは、こちらの決めたサービス内容に従って、金さえ払っていればいい、話し合いなど拒否するし、ましてやそれで大学の方針が変わることなどありえないということでしょうか。

第三に、貴職の行為は、憲法に明記された「学問の自由」と「大学の自治」を自ら放棄し、泥足で踏みにじるものです。貴職も重々認識しておられるとおり、我が憲法は戦前に国家権力がたびたび大学の自由な研究活動や学説の発表などに介入し、滝川事件などの弾圧を引き起こした反省に鑑み、これらの自由を保障しているのです。
これにより、国家権力、とりわけても警察官は、大学側の許可、要請がない限りにおいては、大学内に一歩も立ち入ることができなくなりました。学内における学生とのトラブルに際しても、いきなり警察が介入することは許されず、まず、大学側と学生の双方の自治の元で、自律的に解決することが保障されているのです。これは先人達の多くの血であがなわれた貴重な自由の一つであることは言うを待ちません。そしてその自由の恩恵は、それが反射的なものかどうかは別にしても、すべての学生の表現活動にも保障されるべきものだと考えます。そもそもこのような自由の気風なくして何が「学問の府」と言えるでしょう。
しかるに貴職が個人的に決定する「許可」がなければ表現活動を許さない、さらには貴職に許可・登録された正規の学生団体を設立しなければ、立て看板はおろか、ビラすらまくことを許さないなどという驚くべき規制は、たとえば特定の政治的意見を持つ任意の学生が、自分の政治的な意見を規制なく自由に表明するのを取り締まることを目的にしているとしか思えません。しかしこのような自由は、たとえたった一人の学生にさえ保障されているはずです。しかも違反すればビラやポスターまで押収した上に金銭まで徴収するとは、まさしく「自由は法政の門の前で立ち止まる」としか言いようがありません。かかる規制のもとで、いったい学生達に「学問」の何を教えようというのでしょうか。
確かに70年代において大学紛争が頻発した時には、多くの大学は機動隊を学内に入れて学生を逮捕させています。が、その時でさえ、ほとんどの大学では、学生達との数度の団体交渉(大衆団交)を経た末のことです。日大のように、政府が介入して破棄させるまでは、いったん学生の要求に大学側が応じて「妥結」寸前までいった例さえあります。しかるに貴職らの行為は、具体的な被害が何もないにもかかわらず、学内の些細な「業務の邪魔」になるからと、110番一本でほとんど何も考えずにこの重大な決定を行い、あまつさえ合法的な反対行動に対し、公安警察と通じて、これを卑劣な罠で陥れて逮捕させるなど、機動隊を学内に入れた当時の大学側の判断と比較してみてさえも、貴職の安直さと異常さは極端に際立っていると言わざるを得ません。

第四に、これは「違法行為の取り締まり」ではなく、明確な政治弾圧です。私達はこの弾圧が、この間起こっている立川テント村ビラ撒き弾圧・東京都議選における共産党員が政治論議していたところを建造物侵入で逮捕した事件・同じく共産党員が休日に赤旗を配布しているところを公務員による政治活動として逮捕した弾圧等と同じく、思想的に「左」な者だけを選別的に取り締まる、言論・表現・思想・良心の自由に対する不当な弾圧であると考えます。「学問と良識の府」である大学の管理・運営を委託された貴職らは、こういう動きには明示の意思をもって反対し、これに抗して学内における自由を守り抜く神聖な責務があると考えます。
そもそも警察が単なる学生の合法的な学内運動に、これだけ大掛かりな弾圧をおこなった理由は明らかです。それはデモの学生の中に中核派の活動家が含まれていたからであり、とりわけ中核派全学連の織田委員長がいたからです。警察にとって、逮捕の理由などどうでもよく、ただ中核派に打撃を与えたいがために、立て看板の許可制に反対していたにすぎない多くの一般学生もろとも全員を無差別に逮捕したのです。そこには中核派が近年、弾圧の口実となるような違法行為を行わず、合法的な政治活動に転じることで支持を広げつつあることへの焦燥感があったと思われます。

誤解されたくないのは、もとより私達の中核派に対する態度や考えは様々であり、過去から現在にいたる中核派の行動や主張に対しては、それを支持できる部分があると考える者もいれば、逆にむしろ批判的な意見を持つ者も多いのです。貴職らが逮捕された学生の言論・表現の自由を抑圧したのが許されないように、中核派が自分と意見の違う一般の人々の人権を脅かすことも当然に許されないのはもちろんです。私達の中でもそう考える者は、今後とも中核派を批判すべきは厳しく批判をしていきたいと考えています。
しかしにもかかわらず、私達は意見の相違を乗り越え、全員が一致して、貴職や公安警察による、今回の弾圧に抗議します。もし、中核派のメンバーが違法行為を行ったと言うのであれば、当該メンバーを通常の刑事犯として普通に取り締まればよいはずです。それが第三者から見てどれほど批判に値するものであろうとも、思想・信条や表現活動を理由に逮捕されるようなことがあっては絶対になりません。しかるに警察は逮捕に際して、学生側の弁護士が逮捕の理由を問うたことに答え「罪状などなんでもいい、とにかく逮捕だ!」と叫んでいます。これはもうほとんど「中核罪」であり、中核派を支持する「思想」を逮捕したに等しいものです。そしてそのためには、中核派でも何でもない一般学生であろうとも、よしんばその学生の将来や家族にどんな打撃を与えようとも、かまわずに巻き添えにしています。そしてこういう非道な弾圧に、貴職が決定的に加担したという罪を自覚してほしいと思います。

最後に、以上をもって、私達は、警視庁公安部は不当に逮捕した学生達をただちに釈放すべきだと考えます。そして貴職に対し、以下の事項を要求するものです。

<要求>
1:告発を取り下げ、学生達の釈放のために、全力をつくして下さい。
2:公安警察との事前の周到な打ち合わせの上、その指示に従って110番を行い学生を逮捕させた責任者を明確にして下さい。
3:上記の事実関係を内部調査の上、逮捕された学生とその家族に真摯な謝罪を行い、学内での名誉回復措置を緊急にとってください。
4:大学としての自らの存在を否定するような、学生の自由な表現活動への規制・抑圧の通告を取り下げて下さい。

以上

法政大学に抗議する有志一同

●呼びかけ人(3月20日現在)

呼びかけ人代表:
 アッテンボロー(元中核派 郵便局員 全逓労働者 ブログ「アッテンボロー」)

呼びかけ人:
 草加耕助(元戦旗・共産同活動家  飲食店店長 ブログ「旗旗」) 労働者L(ブログ「労働者Lの言いたい放題!」)

賛同人:
 護憲的コケシ君(福島県いわき市出身 ブログ「あるいわき人の叫び」) A.伊助(団体職員) 主義者Y(ブログ「つぶやき手帳」) OKB(京大吉田寮OB、元ブント) 風無(団体職員 元戦旗・共産同活動家) K.S(労働者 元中核派) ゼイリブ(元ブント活動家)  あおざかな(ブログ「あおざかなの買物日記」) 戸田ひさよし(門真市議 連帯ユニオン近畿地本委員長) KAZU(反戦高協)  せっちゃん(オカマ) にゃにゃにゃにゃにゃ(一匹狼) パルチノフ(個人サークル「革命的オタク主義者同盟」) kamakazu(会社員) 怪星人カピア(オタク労働者) ば~ばら(anarcho grrrl punk network) トチロー(元法大 ノンポリ WEB「医療過誤裁判からの報告」) 協賛しゅみ゛者(元首都圏私大ノンセクト・民間労組産別役員) M.Y(著述業、反原発運動) (元法大「学術」派の字) とんとんまくーと(共産趣味者) タッパ(24歳 大阪市 バーテンダー) とほほ (WEB: とほほのとほほ空間) まっぺん(四トロ同窓会) 寺山二郎(法大OB) セキヤマ=ソーイチ( エスペランチスト) ぴかれすく(フリーター) 小西誠(米兵・自衛官人権ホットライン事務局長) 原 啓介(「鹿砦社・松岡裁判を支援する会」事務局長) 鍋山(元反戦高協~元インター) 土岐幸一(会社員 ブログ「どこからどこへ」)

 賛同のフォームが出来ましたので、賛同いただける方は私下記リンクにてご記入下さい。

     http://www.geocities.jp/housei_kougi/form.html

 またこの抗議署名のためのサイトが草加さんの尽力で開設されました。

    http://www.geocities.jp/housei_kougi/

 メールでも賛同を受け付けています。nssnk452jp@yahoo.co.jp

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 追記 この記事は全文を草加さんが書いてくださったのですが、断りを入れ忘れたために賛同して下さった方の多くが私が書いた物と勘違いしていただいて、お褒めいただいています。賞賛は草加さんに帰すべき物であることを改めてお知らせいたします。   

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怪傑ゾロリとケロロ軍曹

 今日は妻が休みなので次女と息子を連れて映画に出かけた。私は体調不良で寝ており、長女はファイナルファンタジーⅩⅡをするのに夢中で留守番である。妻にとってはケロロ軍曹は初めてみる事とギャグのセンスが合わなかったらしく殆ど寝ていたという。ゾロリは時々日曜の放送を見たりビデオに録画した物を見ているのでそれなりに分かるというか、付いていくことが出来たそうである。息子と次女はゾロリよりケロロ軍曹の方が面白かったそうなので、分かる人には分かる面白さなのかも知れない、と言うより子供向けなのであろうか?

 息子の話によるとケロロ軍曹にはガンダムが登場したそうだ。ケロロがガンダムを作って戦ったとか。何でガンダムが登場するのか詳しく聞いてみたら、ガンダムのプラモデル、略してガンプラが出てきたのだそうである。次女曰く殆ど面白かったそうなので、特に面白かったところを尋ねたのだが「どこも同じくらいやったもん」と要領を得ない。私もケロロ軍曹は見たことがないのだが、パンフレットに書いてある粗筋というか簡単な紹介によると、元々はケロン星から地球侵略のために派遣されてきたケロロ小隊が、小隊指揮官であるケロロ軍曹の居候先日向家の居心地が良すぎたのか、家事とガンプラ作りに忙しくて侵略を忘れてしまったらしい。そんな時、太古の昔に地球に派遣されていたキルルが復活する。これがどうやら凶悪で地球を破壊し始める。「地球を侵略するのは俺たちだ」とばかりにキルルを倒すためにケロロ小隊は立ち上がるのであった。だそうな。「超劇場版 ケロロ軍曹」

 「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」はゾロリの初映画化作品になる。元々絵本で数十冊でている人気シリーズで、息子も一冊テレビの影響で買って持っている。私が読んでやらないといけなかったが。ゾロリとイシシにノシシの三人が旅をしているとテイルという少女と出会う。この少女の声を当てているのが相武紗季というアイドルである。アイドルに詳しい人が見たら、きっと色々語ってくれるに違いない。敵は度々ゾロリにやられているタイガーという海賊。子ども達に感想を聞いたのだがこれと言って話してくれない。見ているときだけ大笑いしてそれでお終いらしい。息子は劇場でゾロリのTシャツを買って貰ったので、早速それを着て喜んでいる。

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2006年3月17日 (金)

ブログを始めて良かったこと

 去年の五月にこのブログを始めて、色々な方とネットを通じて知り合いになることが出来た。元々ブログタイトルとハンドルネームに使っているアッテンボローは、メル友サイトで北海道から沖縄まで各地に住む人と、昔でいう文通のような感覚でメール交換する際に使っていた。その延長のつもりでブログを始めたので、共産趣味界隈で使うつもりではなかったのに、たまたま書いた記事におかしな人が公務員叩きの書き込みをしてきたので反論していたら、話の弾みで自分が左翼であることを告白していた。その後まあ良いかと思い草加さんのブログを始めネット上における左翼的なブログやサイトに書き込むようになった。

 最初の頃は身辺雑記や趣味のこと、仕事のことを中心に書いていたので読者の殆どはメル友であったのだが、今では政治や思想の記事が大半を占めるようになっているため、メル友さんたちには敷居が高くなったようで、政治に関心のある方の書き込みが殆どである。でも時たま趣味に関連した記事に書き込みやトラックバックを貰えるのでそれはそれで楽しい。普段の読者層とは全く違う人も読んでくれているのだと思うと、政治に関する話題も出来るだけ分かり易く書く努力が出来るようになった。昔職場で撒いていたビラなどは左翼の専門用語を羅列していたために、ある程度予備知識のある人でないと読んで貰うことすら難しかったと思う。まだまだ分かりにくい表現なども多いのだが、このブログで今まで政治に関心がなかった人に理解して貰うために書く姿勢は、きっと職場に復帰してから労働運動の役に立つのではないかと思う。

 そして何よりを得難いと思うのはブログを通じて新たな交友関係が出来たことだ。私は革命運動に入ってから旧来の友人会計を殆ど蔑ろにしてきた。その為職場で労働運動をしているか党関係での人脈しか無いと言えるような状況であった。それが様々な人とブログで意見交換をしたり、昔の友人がブログを見てくれて旧交を温めたり出来るようになった。これは本当にブログを始めて良かったと思う。ネットを通じて知り合った人々の中には何人か実際に会って交流することも出来ている。贅沢を言うなら、生涯の友人にまで成れたらと思う。約10ヶ月ブログを続けてきて本当に良かったと思う。

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2006年3月16日 (木)

無菌室の中の運動

 「銀河英雄伝説」の登場人物にアンドリュー=フォーク准将という自由惑星同盟の将校がいる。同盟軍士官学校を首席で卒業し、出世思考の人一倍強い人物で、同盟側の主役であるヤン=ウェンリーを一方的にライバル視していた。そして自分の願望を満たすために、非公式のルートを通じて同盟最高評議会議長ロイヤルサンフォードに帝国領への大侵攻作戦を提案する。計画自体が無謀な物であったため、同盟はラインハルト=フォン=ローエングラム帝国元帥率いる部隊の反撃に遭い壊滅的打撃を被ることになる。後方の安全な司令部で前線の指揮官たちに抗議を受けると、フォークは癇癪を起こし卒倒してしまう。彼には自分の思うとおりに動かない彼我の攻防の現実を受け入れることが出来ないのである。その後も自分勝手で我が侭な彼の行動は治らず、統合作戦本部長に瀕死の重体を負わせたり、ヤンに逆恨みして暗殺を企てるなど私利私欲と私怨が彼の行動原理である。そして自らが所属する自由惑星同盟が滅亡することに大きく「貢献」する。

 ここまで書いて、察しの良い方ならば私が誰について書こうとしているのか分かっていただいているかも知れない。ネットの世界には自分とほんの少し意見が違うだけの相手に対して、自分の思い通りの言動をしないからと言うことで執拗なまでの悪罵を投げつける人物がいる。もちろんこのような輩は何処の世界にでも存在するのであるが。政治の話題を書いているとどうしても意見の違う人々からの書き込みがある。その様な人々に対してどう対応するかによって実は中間の立場にいる人々はどちらに与するべきかを判断する。積極的に支持者を増やすためには実は敵対者・反対者に対して、現実に様々な闘争を行う必用があると私は考える。狭い世界で自分と意見を同じくする人たちだけの間でサロン的談義に耽っていては運動の広がりなどは望むべくもない。

 私自身人間が出来ているわけではないので、時々反対意見を削除する場合がある。だがしかし、現実を見て欲しいのだが最初から左翼的立場・革命の立場に立っている人が一体どれだけいることであろうか。私は現実に職場の労働運動を続けてきたのであるが、殆どの労働者は現代社会の様々な生活習慣などを通じて今の階級支配にたいする疑問を持たず、現在の社会構造がいつまでも続く物と思っている。確かマルクスは「社会を支配するイデオロギーは支配階級のイデオロギーである」と言っていたと思う。労働者の権利を企業の存続の遥か下に考える「企業防衛主義」などはその典型である。では現時点で支配階級に取り込まれている人と相対したときに、徹底的に批判すれば相手を革命の立場に移行させることが出来るのであろうか。もちろん支配階級の御用学者や労働貴族として取り込まれている連中ではなく、ごく一般の職場の労働者を相手に考えて欲しいのだ。

 職場や労働組合を労働者大衆を獲得するためには、先ずあるがままの現実の労働者を受け入れることから始めなければならない。相手の立場、生活環境から生い立ちまでを先ず受け止めた上で、そこから出てくる反動的意見・見解に対して粘り強く労働者の階級性・階級的な物の見方・仲間を大切にする生き方を提起し、獲得する必用がある。本のささやかな一致点から始めて対象の人生観その物を革命の立場、階級的立場に移行させなければならない。象牙の塔に籠もって自分の学説だけを唱えていればいい学者さんと、革命家や活動家は違うのだ。自分の思い通りにならないからと癇癪を起こしていては、大衆を獲得することは出来ない。味方を増やし運動を広げることは出来はしない。レッテルを貼って非難罵倒の嵐を叩きつけるだけでは却って敵を増やすだけにしかならない。そして、本来自分が属するはずの運動や団体を先細りさせ、脆弱な物にするだけの、実は犯罪的な行為であると思う。

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2006年3月15日 (水)

法政市ヶ谷弾圧弾劾と支援を訴える

 昨日3月14日に法政大学において、全学連の織田委員長を始めとする29名の学生が逮捕されるという弾圧がありました。法政大学では今年に入って大学当局が学内における学生の立て看板設置やビラ撒きを許可制にすると言いだし、それに抗議するために一昨日、昨日と連続して抗議行動が行われていました。それに対して大学は学生たちに対して「建造物侵入」と「威力業務妨害」と言いがかりを付けて警察に弾圧を要請し、200名もの警官を大学内に導入して不当逮捕を行ったのです。私はこの弾圧が、この間起こっている立川テント村ビラ撒き弾圧・東京都議選における共産党員が政治論議していたところを建造物侵入で逮捕した事件・同じく共産党員が休日に赤旗を配布しているところを公務員による政治活動として逮捕した弾圧等と同じく、言論・表現・思想・良心の自由に対する不当な弾圧であると考えます。

 逮捕の状況を報道しているYahoo!の映像ニュースでは、現在は削除されたらしく見ることが出来ませんが、大学の周囲をデモして戻ってきた学生に対して大学当局が言いがかりを付け、同時に殺到した警察が襲いかかっています。処がデモの先頭には誘導と交通整理のための制服警官がいるのです。デモの経験のない方のために説明しますと、公道をデモする場合には各都道府県の公安委員会に対して事前に申請して許可を取る必用があり、その際にデモの出発地点と解散地点、デモコースを届け出るのです。つまり学生たちは事前に届けてある解散地点である法大キャンパスに入っただけなのです。これが「建造物侵入」の事実です。更に「威力業務妨害」ですが、当初は14日に学内から立て看板を撤去する予定であった大学当局は、抗議行動の前に延期を発表しており、何の作業も行っていませんでした。一体全体何の「業務」が妨害されたというのでしょうか。学生はごく普通に抗議行動をしていただけです。警視庁公安部は学生たちを即時釈放すべきです。大学当局は告発を取り下げるべきです。何の正当性もない弾圧なのです。

 逮捕された学生たちは完全黙秘で闘っているとのことです。彼らの救援のために協力して下さい。マルクス主義学生同盟中核派に結集している学生のみでなく、ごく普通に大学の自治の問題として抗議行動に参加していた法大のノンセクト学生も多数含まれています。全学連への支援に抵抗感のある方は救援連絡センターを通じてノンセクト学生への支援で結構です。支持党派を超えて一人でも多くの方が支援行動に立ち上がって下さることを呼びかけます。マル学同の学生からは既に昨日深夜に弾劾の声明が出されていますので「イスクラ」を参照下さい。激励のメールとカンパを集中して下さい。

振込先: みずほ銀行 飯田橋支店(店番号061)
     口座番号(普)2241872 口座名義 「全日本学生自治会総連合」

メールアドレス mail@zengakuren.jp

救援連絡センター 電話番号 03-3591-1301

郵便振替口座00100-3-105440「救援連絡センター」 3・14法大弾圧カンパとお書き下さい。

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2006年3月14日 (火)

3・14

 今日は3月14日。全国的にホワイトデーである。バレンタインデーのお返しをする日で、何でも相場は倍返しであるとも聞いている。郵便・集配関係の職員はバレンタインデーに続くイベントゆうパックの販売推進を大分言われていたのではないだろうか。男同士でチョコを送り合ったりしてノルマの達成をしていることから、女性同士でもお菓子か何かの贈り合いをしているに違いない。夕方妻が仕事から帰るなり手を差し出してきたが、それにつられて次女も手を出してきた。申し訳ないが賃金のはいる17日まで待ってくれと謝って見逃して貰う。病気休職中は大幅に賃金がカットされるので手元不如意なのである。有るだけマシだとも思いつつ、諸先輩方が首や処分と引き替えに獲得してくれた労働条件に感謝している。同時にそれらの遺産を食い潰している自分たちの不甲斐なさも改めて実感してしまう。

 バレンタインのお返しの日であるということもあって世間では今日が記念日になっている人もあるのでは無かろうか。実は私が妻に結婚してくれと行ったのが15年前の今日のことなのだ。だがしかし世間一般の人にとってはある種イベントで盛り上がる日も、元中核派の人間にとっては別の意味ある日になる。それは革共同全国委の創設者であり思想的にも運動的にも今日の中核派の基礎を作り上げた本多延嘉書記長が、現代のナチス・ファシストカクマルの手によって暗殺・虐殺された日であるからだ。75年の今日、カクマルは本多書記長のアジトを突きとめ、虐殺のための虐殺を行い、革命の偉大な指導者の命を奪った。もちろん私の活動時期から言っても面識があるわけではないのだが、古参の活動家たちから本多書記長の人となりを聞き、著作を学び、二重対峙対カクマル戦争の時代を経験した私にとってけして疎かに出来ない日である。

 本多書記長がどの様な人物であったかを示す逸話として、60年代から70年代にかけての他党派の人々から尊敬を集めていた事が挙げられる。例えば共産同赤軍派が大菩薩峠で首相官邸襲撃のための軍事訓練を行っているときに一斉検挙を受けたのだが、彼らの構想では臨時革命政府の首班には本多書記長を他党派であるにも拘わらず推挙する予定であったらしい。また同じく第二次共産同が分裂する前の議長であり、二三年前に他界した共産同蜂起派の指導者であった仏(さらぎ)徳二氏などは68年の4・28破防法弾圧の被告の一人として、被告団長であった本多書記長を尊敬していたらしい。また昨年の秋に関西某所で行われたオフ会で元戦旗派(荒派)の人々から聞いた話では、現BUNDOの指導者である荒岱介氏は、思想上や何かの悩みがあると本多書記長に電話しては助言を貰っていたとの事である。新左翼の指導者の中では党派を超えて尊敬を集めていた。だからこそファシストカクマルは日本の革命運動を破壊する事を目的として本多書記長を虐殺したのだ。

 普段の私は一般の新聞すら読めない日が多いのだが、今日は革共同のサイトから「前進」の先週号を印刷して、3・14アピールを一字一句丁寧に読んだ。そして中断している本多著作選の学習を改めてしっかり行おうと決心を新たにした。本多書記長の理論をキチンと学ぶ事無しに、その発展である、清水選集の真の理解も、今日の新指導路線の体得も出来ないのではないかと思う。

 最後に、本日法政大学において行われた全学連の織田委員長を始め29名への不当逮捕を弾劾して今日の日記を終えたい。

(時事通信社 - 03月14日 17:11)
 法政大学(東京都千代田区)の構内に侵入し、大学側の立て看板の撤去を妨害したとして、警視庁公安部は14日、建造物侵入と威力業務妨害の現行犯で、中核派系全学連委員長織田陽介容疑者(24)ら同派活動家29人を逮捕した。全員が黙秘している。 

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2006年3月13日 (月)

政府は民意を受け入れよ

沖縄タイムス3月13日朝刊より
県、政治的影響大と分析/岩国の住民投票
「負担への意思表示」

 岩国基地への米空母艦載機の受け入れの是非を問う岩国市の住民投票で投票率が50%を超え、「反対」が大勢を占めたことに、県幹部は投票の意義を挙げ、政治的な影響は大きいとの見方だ。

 県幹部は「従来負担を我慢してきた基地所在市町村の住民が『さらなる負担の押し付け』には我慢できないという率直な意思表示をした。法的な拘束力はなくとも、基地所在市町村の住民の意思として政府は認めざるを得ない」と投票結果を分析した。

 別の県幹部は「今回の米軍再編では、新たな負担を背負わされる地域の住民にとって、日米安保の意義を認める立場でも批判的な意思表明をせざるを得ない状況にある。岩国だけでなく、住民投票を実施すれば普天間移設先の名護市などでも同様の結果が出るだろう」と指摘。その上で「日米安保や日米同盟が大切だと認識していても、平時に外国の軍隊が駐留することには抵抗があるというのが一般の認識。政府は外交交渉と両立できる方法、例えば有事駐留方式などを考える時期に来ているのではないか」との見方を提示した。

     ◇     ◇     ◇     

生きた「名護の経験」/県内関係者、決断たたえ

 米軍再編で、全国初の住民投票が突き付けた反対意思。県内の過去二回の住民投票の関係者からは「県民を勇気づける結果」「政府の分断策は通用しなかった」と、岩国市民の決断をたたえる声が上がった。

 ヘリ基地反対協の大西照雄代表委員は告示後の三日間、岩国入りして「名護の経験」を訴えた。街頭で足を止めて聞き入る人も多く、「手応えがあった」と言う。「市民投票が基地建設を止めていることが、あちこちで紹介されていた。名護と岩国の相乗効果が生まれた」

 一九九七年に名護市民投票推進協の代表を務めた宮城康博市議は、「市民が市や国に任せるのではなく、自ら意思表示を決断した意義は大きい」と、投票を評価。「これまで、米軍再編に市民が物申す回路はなかった。不合理を押し付けられている全国の自治体を勇気づける結果で、ありがとうと言いたい」と語った。

 「ボイコット運動がある中で、有権者過半数の反対票を獲得するのは並大抵ではない」と実感を込める佐久川政一沖大名誉教授。九六年、労組などでつくる県民投票推進協議会の議長として、投票率アップに奔走した。「岩国の画期的な成果は、政府の分断策に大きな打撃になる。沖縄でも超党派の取り組みが必要だ」と指摘した。(引用ここまで)

 昨日投開票が行われた山口県岩国市での艦載機受け入れの是非を問う住民投票が、有権者の過半数が反対の意志を示す結果となった。投票率が五割を切った場合には開票しないという規定であったため、受け入れ容認派は投票ボイコットを呼びかけたが、当日有権者の58・68%が投票に赴き、しかもその内87・42%が受け入れ反対であり有権者の過半数51・3%を占めた。民意は米軍再編に反対なのだ。小泉政権はこの意思を尊重し、米軍の国内移転ではなく本国帰還を要求すべきである。

 そもそも在日米軍の再編はアジア諸国への侵略部隊である海兵隊の再編が中心であり、海兵隊は別名「殴り込み部隊」とも言われるように敵前上陸を担う最も侵略的な部隊である。日米両帝国主義は朝鮮有事・台湾有事を想定して部隊の再配置、統合強化を狙っているのだ。想定される戦場は日本ではなく朝鮮半島であり台湾海峡なのだ。そうでなくてわざわざ米陸軍第一軍団司令部を座間に移す必用があるだろうか?厚木の空母艦載機部隊を岩国に前進配置させるのは戦場に近いからである。日米安保が日本防衛のための物であるなら、海兵隊が日本に駐留する必用はない。まして亜熱帯での戦闘を想定して沖縄で訓練する必用すらない。日米共同演習も朝鮮半島と気候条件が似ている場所を選んで行っている。空母機動部隊が遠征以外のために必用であるだろうか。米軍再編はアジア侵略のための物でありこれをみすみすと行わせてはならないのだ。体制が整わなければ侵略は出来ない。アジアの人民との連帯にかけて米軍再編に反対しよう。

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2006年3月12日 (日)

アメリカ産牛肉輸入再開絶対反対

米国で3例目のBSE感染牛か

2006年03月12日09時21分 asahi.comより

 米農務省は11日、牛海綿状脳症(BSE)についての簡易検査の結果、感染の疑いがある「疑似陽性」の牛が米国内で見つかったと発表した。10日夜に報告を受け、現在、免疫組織化学法(IHC)とウエスタンブロットという2種類の方法で確認検査中、4~7日で結果が分かるという。生まれた年や飼育された場所など、具体的な情報は明らかにしていない。

 米国では03年12月と05年6月にBSE感染牛が見つかっており、今回の牛の感染が確認されれば3例目となる。

 日本は昨年12月に米国産牛肉の輸入を再開したが、今年1月にBSEの病原体がたまりやすい特定危険部位の背骨が混入した肉が成田空港で見つかり、再禁輸措置をとった。米国が2月に発表した調査報告に対し、日本側が質問を提出、これから日米間の協議が本格化するが、新たな感染牛が確認されれば、協議に影響する可能性もある。

 またしてもアメリカでBSEに感染した牛が発見された。アメリカにおいては病死牛を原材料とした肉骨粉が飼料として使い続けられているために、感染を防ぐことは基本的に不可能だと思う。日本の場合でも今年北海道で国内五例目の感染例が発見されたが、その牛は肉骨粉を飼料にしていた。先ず一等最初の飼料にする病死牛のBSE検査が行われていない。米政府も畜産業者も把握していないのだろう。そしてアメリカ政府が求める月齢20ヶ月以下の牛の輸入再開に関しても、実は本当の月齢自体が分かっていないのだそうである。アメリカにおける牛の飼育は放牧であり自然交配が大勢を占めているために、日本におけるような出生証明月の牛の方が稀であるらしい。この状態でアメリカ産牛肉の安全性をどうやって証明することが出来るのであろうか?日本において行われているのと同様の全頭検査以外にないのではあるまいか。

 中川農水大臣は5日のテレビ番組で「解決にはスピード感が必要。スピーディーは消費者のためでもある」「一つ一つのステップを踏み、最後に消費者の皆さんが(牛肉を)買うか買わないか判断できる土壌を作りたい」と発言しているのだが、消費者にとっては、国民にとってはスピードなど関係ない。安全か否か、それだけが問題である。中川大臣が心配しているのは外食産業と食品産業の利益だけである。アメリカの「米共和党のブラウンバック上院議員は7日、加藤良三駐米大使と会談し、日本による米国産牛肉の再禁輸について意見交換した。肉牛生産地であるカンザス州選出の同議員は会談後、『日本の再禁輸はあまりに長期にわたっている。すぐに友好的な合意に達しなければ、米議会は対日制裁を科さざるをえない』とする声明を出した。」(3月8日asahi.com)とのことであるが、安全性を証明する努力や品質管理を怠って日本に輸入再開を求める圧力をかけるのは言語道断と言えるのではないか。

 そして中川大臣の発言にある、「消費者の皆さんが(牛肉を)買うか買わないか判断できる土壌」などと言う物は、実は私たち庶民には決して確保されることはない。なぜなら私たちに出来ることは生の牛肉を購入する際に米国産牛肉を避けるくらいしか出来ないからだ。以前にも記事にしたが、産地の偽装は流通段階では日常的に行われている。外食の際に使用している牛肉の産地をハッキリ明示している店がどれだけあるだろうか? 加工食品の成分表示を見て欲しい。牛肉エキスなどを使用した物に産地表示が義務づけられているであろうか?否である。「日本航空系のJALウェイズで今年1月までの10カ月間、乳幼児用の機内食に米国産牛肉が使われていたことが10日、分かった。」(3月10日asahi.com)と有るように殆どの人は内容を確認するすべはない。JALウェイズは同社のホームページ上では米国産牛肉を使用しないことを謳っていたがこの有様である。アメリカ産牛肉の輸入が再開された場合、「勝ち組」の極一部の人間を除き殆どの日本人はBSE感染の危険にさらされることは火を見るより明らかである。この問題に関しては妥協など許されないのだ。

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2006年3月11日 (土)

「帝国主義論」その7

 「マルクスの学説については、いまや、革命的思想家や解放闘争をおこなっている被抑圧階級の指導者たちの学説について歴史上たびたびおこったことがおこっている。抑圧者階級は、偉大な革命家たちの生前には、彼らに不断の迫害をもってむくい、その学説を、野蛮きわまる敵意、狂暴あくなき憎悪、、虚構と中傷との乱暴きわまる攻撃をもってむかえた。彼らの死語には、非抑圧者階級を『慰め』、瞞着するために、彼らを無害の聖像にかえ、彼らをいわば聖列にくわえ、彼らの名前に特定の栄誉をあたえると同時に、他方では革命的学説の内容を去勢し、その革命的な切っ先をにぶらせ、それを卑俗化しようとする企てがなされる。マルクス主義のこのような『改作』に、いまや、ブルジョアジーと労働運動内部の日和見主義者とが一致共同している。彼らは学説の革命的な側面、その革命的精神を忘れ、押しのけ、歪曲している。そして、ブルジョアジーにうけいれられるもの、もしくはうけいれられると思われるものが前面におしだされ、礼賛されている。今日では、社会排外主義者はみな『マルクス主義者』である-冗談はよしたまえ!-そして昨日まではマルクス主義撲滅の専門家であったドイツのブルジョア学者たちは、略奪戦争を遂行するためにかくもみごとに組織された労働組合をそだてあげたという、『ドイツ民族的な』マルクスについてますます頻繁にかたるようになっている」

 レーニン、「国家と革命」(岩波文庫)第一章の冒頭である。何故に「帝国主義論」を論じているこの記事で上記の引用をしたのか、賢明な読者の方ならお分かりであると思うが、レーニンについても同様の「改作」が行われているからである。この間「帝国主義論」を巡って共産党支持者の小川さんのブログ「三四郎日記」との間で論争をしているのだが、彼はレーニンの「帝国主義論」を第一次大戦当時の歴史的情勢にあっては正しかったと認めているのだが、繰り返し、繰り返し、今日の情勢には当て嵌めることが出来ないと言う。「概念と理念型」レーニンによる価値判断とそれが行われた時代背景を理解していなければならない。それを無視して『帝国主義』を現状にそのまま用いることは、社会科学的には誤りであり政策科学的にも重大な過ちを生むことになる。」のだそうである。ではレーニンの学説をどの様にして現代に適用するのか、どの点が適用すべきではない点なのか。彼との論争の間で私は現代も資本主義の帝国主義段階であり、帝国主義による侵略戦争及び帝国主義間戦争が避けられないことを力の限り論じてきたのだが、彼は十分な反論をしてくれているであろうか?私にとっては彼は、レーニンを真っ向から論じることを避けているようにしか思えない。
小川さんに勧められた「レーニンと『資本論』戦争と帝国主義」(不破哲三著 新日本出版社)をまだ読み終えることが出来てはいないのだが、現時点での感想を述べるならば、確かに不破哲三はレーニン全集から沢山の引用を行い、「帝国主義論」に結実するレーニンのあくなき研究姿勢について述べている。だがそれだけなのだ。「不破さんは勉強家ですね」と唯一言で片付けることが出来る。現代においてどの様にして革命に接近するかという立場が全くないのである。今日の日本の改憲情勢に対して革命家として立ち向かう気概を感じ取ることが出来ない。当然レーニンの革命的な部分を強調することもない。「国家と革命」からの引用にあるようにレーニンの革命的学説の歪曲でしかないといえるだろう。

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2006年3月10日 (金)

銀河英雄伝説占い同盟編

 タイトルの占いを見つけたので試しにやってみた。本名でもハンドルネームでも結果は同じであったので、生年月日と血液型で決まるようだ。

アッテンボローさんはコーネフ です!

コーネフさんのあなたは、楽天家のロマンチストです。見かけが温和でおっとりした感じなのでのんびり屋に見られがちですが、実はかなりの合理主義者。何事も手際よくテキパキこなす、しっかり者です。正義感も強いので、間違ったことや理不尽なことは黙って見過ごせません。また、何事も真剣に取り組む情熱や熱意も兼ね備えています。そんな強い意志を持つ反面、デリケートでロマンチストな一面も。大きな壁にぶつかったときは、クヨクヨしないよう心がけてください。本来の楽天家気質を発揮していれば、必ずや乗り越えることができ、さらに一回り成長できるはずです。直感力にも優れているので、芸術分野などで才能を遺憾なく発揮するでしょう。
アッテンボローさんファンクラブの会員数は、現在9人です!
そんなあなたの本日の運勢はこちらです!

 イワン・コーネフというのは銀河英雄伝説の登場人物で、自由惑星同盟というダスティー・アッテンボロー提督が所属する陣営の、第13艦隊、後のイゼルローン要塞駐留艦隊旗艦ヒューベリオンに所属する空戦隊のエースパイロットである。

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四日ぶりの更新です

 7、8、9日の三日間鬱状態が酷くて寝てばかりいた。8日には招かざる客があって血圧も上がってしまった。今日も寝ていたが、どうにかパソコンに向かって記事を書こうと思える状態になった。しかし寝てばかりいたので、新聞も読んでいないし他の人のブログも読めていない。一体何を書こうか迷う。「帝国主義論」の感想の続きを書くにはまだまだ元気がないし、本多著作選は遅々として読み進めていない。この間にあったことといえば息子が微熱を出して保育所を休んだことと長女の友達が家に来たために普段はコタツで寝ているのが出来ずに寝室へ退散していたくらいで、特段変わったこともない。

 息子をあやすために久しぶりに携帯電話の着メロをダウンロードしたことくらいであろうか。5歳にもなる息子をあやすというのもおかしな表現かも知れないが、寝ているところに寄ってきて、私に馬乗りになって「遊んで」と煩いので、携帯に入っている着メロのマナーモードを切る。息子のために取りためたアニメや特撮の音楽が大量に入っている。半年以上新しい物を入れていなかったので、最近見るようになった番組や、前々から好きな曲などを何曲か選ぶことにした。仮面ライダースーパーワンに響鬼・超獣戦隊ライブマン・宇宙刑事ギャバン・仮面の忍者赤影・リュウケンドーにアイシールド21。どれも最近ネットやテレビで見ている番組ばかりだ。携帯を息子に渡して寝ようとしたが、耳元で鳴らしてくれるので反って眠れない。墓穴を掘ってしまったようであった。

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2006年3月 6日 (月)

このまま大人にならないで

 息子がひょうきんで下ネタばかりしているのは以前から度々書いている。鬱病で文字通り鬱々としていると息子が色々とアホなことをしていることで心が和むことが多い。保育所でも結構人気者であるらしいし、あるお友達のお母さんはこのまま大人になって欲しいと笑っていたという。まあ何というか息子がいなければ我が家は火の消えたように静かになることは間違いない。楽しい時がいつまでも続けばよいと思う。

 毎度のことであるのだが入浴後に風呂場から居間までスッポンポンでやってくる。いつもなら私が一緒に入るのだが、今日は妻と次女と三人で入った。台所で洗い物を済ませた私は少しからかってやろうと息子に声を掛ける。「ちゃんとチンチンムキムキしてるか?」「今はしてへん」と返事がある。「そんなんやったらアカン。大人のチンチンにならへんで。子供のチンチンのままやったら結婚できへんねんで。なんなら父ちゃんが剥いたろか」すると息子は「結婚なんかせえへんもん」と言う。「誰やりなちゃんと結婚するって言ってたんは」「ほなムキムキする」私は息子のそばによると人差し指で息子の股間を数回はじく。「何すんの」口を開いたところにそのまま指を突っ込む。「汚いやんか」「お風呂でちゃんと洗ってたらキレイやろ」すると息子は言い返す。「洗ってへんもん。浸かっただけやもん」ベロを私の服になすりつけて拭う。

 何だかんだとやって遊んでいると妻が居間に入ってくる。「この子変態やわ」「どないしたん」「オシッコしたくて我慢できんくなったから、お風呂でさせてんけど、△△にかけやってん。それも勃起してんねん。△△が怒ってた」「そらそうやろな」「朝立ちなら分かるけど人にかけて勃起するなんてどうしょう」「別にオシッコの時立つけどな」「それでも嫌やわ」「そんな趣味の人もおるけどな。子供やからええけど、このまま大人にならんといて欲しいな」ウーム、困ったものである。

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ヘリ基地反対に3万5千

 沖縄タイムス朝刊より

沿岸移設「反対」/普天間代替で県民大会
「頭越し」3万5千人抗議

 日米両政府が合意した米軍普天間飛行場の新たな移設先、名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設案に反対する「普天間基地の頭越し・沿岸案に反対する県民総決起大会」(主催・同実行委員会)が五日午後、約三万五千人(主催者発表)の県民らが参加して、宜野湾市の海浜公園多目的広場で開かれた。地元の頭越しで決められた移設案を厳しく批判し、沿岸案に反対する県民の意思を真摯に受け止めるよう日本政府に求める決議を採択した。実行委は今月中旬にも上京し、政府に直接、訴える予定。

 主催する実行委は県政野党や労働組合、市民団体などで構成。県政与党は組織的な参加を見合わせ、稲嶺恵一知事は超党派の主催ではないとして、参加しなかった。

 実行委の比嘉幹郎共同代表(元副知事)は「沿岸案反対は県民の総意といってもいい。政策決定のプロセスとして関係市民の声を聞くというのも民主主義の重要な原理。今回の日米両政府の合意形成の際、このような理念が無視または軽視された」と両政府を批判。

 その上で「県民の意思を無視して政策を押し付けるのではなく、話し合ってほしい。県民を無視した日米合意には強く反対する。長期的、大局的視点に立って、沖縄を守るために頑張ろう」と呼び掛けた。

 山内徳信共同代表(元出納長)も「沿岸案を県民は拒否する。今大会をもって、沖縄のマグマが大きく動き始めたことを知るべきだ」と訴えた。

 伊波洋一宜野湾市長は「北部東海岸地域の住民に多くの危険と被害を与える新たな基地を造らせてはならない。海外への普天間飛行場の移設により危険を除去するよう強く求めていきたい」と同飛行場の海外移設の必要性を主張した。

 そのほか大田昌秀、糸数慶子、喜納昌吉の三参院議員、照屋寛徳、赤嶺政賢の二衆院議員があいさつ。移設予定地の名護市瀬嵩在住の住民らが沿岸案反対を訴えた。

 その後、政府で検討がとりざたされている公有水面の使用権限を知事から国に移す特別措置法について地方自治を否定するものとして反対し、日本政府に対して沿岸案反対の県民の意思・総意を真摯に受け止め、米国政府との交渉に臨むよう強く求める大会決議を採択。

 (1)普天間基地の頭越し・沿岸案反対(2)普天間基地の即時閉鎖・早期返還実現(3)在沖米軍基地の北部への集中強化反対(4)日米地位協定の抜本見直し実現(5)県知事の許認可権限を奪う特別措置法制定反対―などの大会スローガンも採択した。

 今回の大会は復帰後、県内で基地問題に関する集会の中で、約八万五千人(主催者発表)が集まった一九九五年十月二十一日の米兵による暴行事件への抗議集会以来の規模となった。また、在日米軍再編の中間報告後、全国各地で開かれている抗議集会で、最大規模。

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2006年3月 5日 (日)

毎日新聞世論調査に異議あり

 3月5日付毎日新聞の一面トップに「改憲賛成65%」という世論調査の結果が掲載され、分析結果と併せて5ページにわたる憲法特集が載っていた。今まで毎日新聞を愛読してきたが、この世論調査の設問方法と報道のあり方には憤りを感じる。意図的に自民党案による改憲策動に協調しようとしている物としか思えない内容である。

 第一に改憲に賛成は65%であるが今までの60年間「平和維持 8割が評価も」「時代に合わない」という見出しが続いていることについて内容の分析が全く為されていない。「華氏451度」のNOGIさんの記事「『世論調査の陥穽』ということ」では、分類の恣意性として昨年一月のNHKによる世論調査について書いている。以下引用。「昨年1月、NHKスペシャル『シリーズ憲法』で憲法改正世論調査がおこなわれた。その結果は9条を『改正すべき』と『改正すべきでない』が共に39%だったが、実は『改正すべき』のうち約3分の1〈11%〉は『軍事力の放棄をもっと明確にすべき』という意見であった。つまり、同じく改正を望むと言っても、『自衛軍を創る・集団自衛権を認める』と『非武装を徹底させる』という逆方向の意見があるわけで、『これを一緒にカウントするのは変』と岩崎さんは指摘する。」文中の岩崎さんというのは元テレビ朝日、現『放送レポート』編集長の岩崎貞明氏である。

 毎日新聞の調査では、改憲に賛成する意見について「時代に合っていない」「一度も改正されていない」「自衛隊の活動と9条に乖離がある」「米国に押し付けられた」「個人の権利を尊重しすぎている」という選択肢しか用意していないのだが、前の三つの選択肢はその中にどちらの方向からの改憲論も含みうる。そして前の三つの選択肢は改憲賛成の実に84%を占める。仮にNHKと同様三分の一が非武装徹底のための改憲論であった場合、自民党案に沿う形での「自衛軍を作る・集団自衛権を認める」に相当するのは全体の46・8%まで減少する。つまり9条堅持の立場もしくは徹底の立場は45・2%とほぼ国論を二分する状態になるのである。

 同様な意図的世論誘導のための世論調査は、毎日新聞に限らず朝日であれ読売であれ行っている。この様な世論調査のあり方自体が自民党案に沿う形の憲法改悪に向けた動きの一つとして徹底的に弾劾される必用がある。私たちはこの様な報道に惑わされることなく真実を見抜く目を養わなければならない。そして9条堅持・徹底の立場が少数である等という誤った認識から物事を見てはならないのだ。断固として戦争肯定のための改憲を阻止する行動に立ち上がろう。

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2006年3月 4日 (土)

情報流出について思うこと

 海上自衛隊での情報流出に続いて、岡山県警における捜査資料の流出事件が発覚した。今回の事件においてもファイル交換ソフトWinny(ウィニー)が組み込まれたパソコンからの流出だ。

岡山県警:指紋採取情報が流出 少年の実名や被害者名も

 約1500人の個人情報がネット上に漏れた岡山県警の内部資料流出問題で、新たに容疑者の指紋採取の有無などを記載した多数の指紋関連一覧表や、窃盗事件の容疑者の靴底写真なども流出していたことが4日分かった。少年の実名や被害者名も含まれており、県警に対する厳しい批判が起こりそうだ。

 毎日新聞が入手した流出資料によると、「不拘束被疑者関係」というフォルダには、02年2月の日付がある新見署長名の「不拘束被疑者指紋等資料採取報告書」というファイルがあった。同年1月に逮捕せず調べた万引きなどの容疑者4人から指紋採取したことを報告する文書で、4人のうち3人は16~17歳の少年だった。

 「指紋関係」フォルダには「被疑者指紋管理」名のファイルが多数あった。02年のもので1カ月ごとに作成しており、逮捕または任意で捜査した容疑者計約500人の氏名や年齢、罪名、検挙日などを記載。指紋採取した場合は月日が、そうでない場合は「拒否」と記してある。

 また「遺留指紋照会依頼」名のファイルは、新見署長が県警本部鑑識課長に15件の採取指紋の照会を求めた01年6月の文書。それぞれの被害者名が併記されていた。

 また、「ノーツデーター」というフォルダには「足跡手配目次020~037」というファイルがあり、窃盗事件の「発生署」や被害場所、「金庫破り」「空き巣ねらい」など手口を記載。事件現場で鑑識が採取した靴跡から割り出したとみられるスニーカーなど23種類の靴底写真が添付されている。欄外には「総社警察署」と記してあった。

毎日新聞 2006年3月4日 15時00分

 毎日新聞朝刊の記事では、性的犯罪の被害者の実名・金融機関の個人口座の出入金状況・国会議員の後援会名簿なども含まれているという。私自身郵便局で大量の顧客情報を扱っているためにこの問題は他人事ではないのだが、それにしても海上自衛隊と言い警察と言い、情報管理の杜撰さには驚くばかりだ。特に警察においては京都府警・愛知県警・広島県警と相次ぎ・北海道警では損害賠償を巡る裁判まで起こっている。それも全てがウィニーによる物だという。私は幸いにしてパソコンに詳しくないためにその様なファイル交換ソフトなどは組み込んでいないのだが、自分の知らないうちにデータが流出するようなソフトを何故使うのだろう。ファイルの交換には便利な代物であるそうだが、既に数年前から情報流出事件が相次ぎ問題となっている物ではないか。

 郵政の場合顧客情報が入っている端末機の操作をするときは、一回一回使用目的などを帳面に記載し、何件のデータを照会したか、その後データの管理状況から廃棄状況までを全て報告するようになっている。その作業自体は時間がかかり現場の労働者の評判は悪いのだが、それでも顧客情報が流出した場合に金融機関としての信用失墜になることを思って我慢している。情報自体は印字した物か自分で端末機を見ながら手書きで写した物しか持ち出すことは許されない。データの写しを作るなどは禁じられているため、基本的に大量の情報が一度に流出しないようになっている。更に曲がりなりにも労基法を守るようになっているため、自宅に仕事を持ち帰るなどと言うことは現場の職員の場合まず無い。(時々闇でしている場合もあるが)データを持ち帰って自宅で作業するなどと言うことは考えられないのだ。

 警察においては捜査情報などを政治家や暴力団に売り渡すという事件も頻発しており、奈良県警では捜査情報を漏らした警察官が自殺している。そもそも個人情報に関するとらえ方自体が間違っているのだろう。岡山県警では情報が漏れた関係者に対して謝罪をする方針だと言うが、それ自体本当におこなわれるのであろうかと疑問に思う。勿論後援会名簿が流出した政治家には謝罪するだろうが、警察は非合法で集めた捜査情報も大量に保有しているため、謝罪を通じて違法行為が発覚することを恐れたりはしないだろうか?「謝って済めば警察は要らない」と言うが、情報を流出させる警察その物が要らないのではないだろうか。

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2006年3月 3日 (金)

ハヤテのごとく!

 「ハヤテのごとく!」週刊少年サンデーに連載されているラブコメギャグマンガである。主人公の綾崎颯(ハヤテ)は高校一年生、16歳のクリスマスの日に両親が作った借金のカタに1億5千万でヤクザに売り飛ばされるという実に不幸な少年であった。大体両親の借金自体が競馬やパチンコなどのギャンブルによる物で、事業の失敗とか言うまともな物ではない。けなげなハヤテは8歳の時から様々なバイトをして家計を支えていた。高校生になってからは自転車便のバイトを年齢を偽ってしていたのだが、そこに両親がやってきて賃金を経営者から勝手に受け取っていってしまう。のっけから労基法違反である。労基法第二十四条において、経営者・雇用者は労働者・被雇用者に対して支払う賃金を直接または口座振替などの方法で確実に当人に支払うことを義務づけられている。元々この条項は戦前において親が子供に労働させて、その賃金を勝手に使い込んだりしていたことを防止するために設けられた条項である。つまり、このマンガの両親のような真似をさせないための条項なのだ。大体漫画家の多くは中学や高校大学在学中にデビューしたりするため、人生経験が少なく労働者の基本的権利について疎い傾向がある・・・・・・

 脱線したので話を元に戻すと。ハヤテは借金返済のために身代金誘拐を決意する。たまたま公園で見かけた少女三千院凪(ナギ)に声をかけるのだが、「僕と・・・付き合ってくれないか?」「僕は・・・」「君が欲しいんだ(人質として)」と言う微妙な言い回しを愛の告白と勘違いされてしまう。ナギの自宅に身代金を要求しようとして電話したハヤテは、電話口で自分の名字を名乗ってしまう。そんな正直者に誘拐などと言う大それた事が出来るはずもなく、ナギを探しに来たメイドのマリアに一目惚れして改心する。ナギはとてつもない大金持ちのお嬢さんで、実際に誘拐されてしまうのだが、ハヤテは罪滅ぼしのために体を張ってナギを救い出す。その結果三千院家の執事として雇われることになる。

 ハヤテとナギのお互いの勘違いを知るのはマリアだけなのだが、それには口をつぐんでくれている。幼いうちから様々なバイトをしていたために実はハヤテは掃除などの家事が得意である。とりあえず執事としての生活が始まるかに思えたが、立ち入りを禁じられていたナギの書斎で彼女の作品であるマンガを読んでしまい、しかも本人に対してそれを「絵日記」などと言ってしまったために、「出ていけ」と言われる。ナギは書斎から出て行け行ったつもりだが、ハヤテは屋敷から出て行ってしまい、ハヤテの体を狙うヤクザに拉致される。臓器密売のために体を切り刻まれる寸前にナギが割って入り、1億5千万を肩代わりする。そして、ハヤテは改めてその借金を返済するために執事として働くことになるのであった。

 04年の秋から連載が始まり、既にコミックスも5巻まで出ているのだが、登場人物も中々面白い。変態の執事長クラウス(倉臼征史郎)・人語を話すトラのタマ(ナギのペット)・マッドサイエンティスト牧村詩織に開発された介護ロボット8を始めとするロボット・ナギの親戚咲夜と伊澄・ナギの祖父帝・ナギの許嫁ワタルとそのメイドのサキ・ナギとハヤテが通う白鳳学院の教師雪路と生徒会長ヒナギクの姉妹・ハヤテが以前通っていた高校の同級生西沢歩・よその家のボンボンにその執事達。まあ、色々と笑わせてくれます。買ってまで読むことを勧めはしませんが、ブックオフなどに有れば立ち読みくらいはすることを勧めます。

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ファシズム度判定テスト

 「とりあえず」さんで紹介されていた「薫のハムニダ日記」ファシズム度判定テストをやってみた。以下はその結果。

アッテンボローさんのスコア

F尺度: 2.56

因襲主義: 2.10
(中産階級の諸価値に対する執着)
権威主義的従属: 2.40
(内集団の理想化された道徳的諸権威に対する無批判な態度)
権威主義的攻撃: 2.25
(因襲的な諸価値を侵犯しようとする人々を探し出し、非難し、拒絶し、処罰しようとする傾向性)
反内省性: 2.10
(主情的で、想像力に富んだ、柔軟な考え方への敵対)
迷信とステレオタイプ: 1.60
(個人の運命について神秘的な規定要因を肯定しようとする信念。固定したカテゴリーで考えようとする専有傾向)
権力と「剛直」: 2.40
(支配者-服従者、強者-弱者、指導者-追随者、という思考枠組みへの先入観。権力をもった人物への一体化。)
破壊性とシニシズム: 3.60
(人間的なものに対する一般化された敵意と誹謗。)
投影性: 3.84
(世の中には野蛮で、危険なことがらが横行していると信じたがる傾向。無意識の情緒的衝動の外界への投射。)
性: 3.60
(性的「現象」についての誇張された関心)

 私は自由主義者だそうである。共産主義者ではないらしい。

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2006年3月 2日 (木)

復帰支援委員会

 主治医の診断で3月1日以降職場復帰可能となったのだが、事前に受けた逓信病院の健康管理課での問診で、復帰支援委員会に諮ったうえで復帰を認めるかとどうかと言うことになってしまった。早い話が今までにも何度も病気休暇と復帰とを繰り返しているために、主治医の診断だけでは安心してこき使うことができないと言うことである。復帰支援委員会は毎月第三火曜に開かれるのだが、必要書類の準備の関係で3月の開催には間に合わず、四月に審査される。職場に復帰できるのは早くても5月からと言うことになりそうだ。勿論復帰が認められない場合もある。二ヶ月も延びた病気休職のお陰で思わぬ時間ができてしまった。どの様にして時間を過ごすべきか今は思案中である。

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2006年3月 1日 (水)

「帝国主義論」その6

 月曜日に「現代帝国主義論Ⅱ」(島崎光晴著 前進社刊)を読了して「三四郎日記」の小川さんお勧めの「レーニンと『資本論』戦争と帝国主義」(不破哲三著 新日本出版社)に取りかかった。前者はレーニンの帝国主義論を今日も基本的に有効であるとする立場から現代資本主義を帝国主義段階として把握しプロレタリア革命による打倒の対象としている。後者は共産党が今日の議会主義を肯定するために第一次世界大戦当時の情勢にあっては正しかったが、今日に適用することは出来ない、つまり革命の必要性を否定する立場から書かれているようだ。まだ三分の一しか読んでいないので結論づけるのは早いかもしないが。

 前回に引き続き第八章「資本主義の寄生性と腐朽」について書きたい。「帝国主義の最も奥深い経済的基礎は独占である。これは資本主義的独占であり、すなわち資本主義から成長してきて、資本主義、商品生産、競争という一般的環境のうちにある、そしてこの一般的環境とのたえまない、活路のない矛盾のうちにある、独占である。しかしそれにもかかわらず、それは、あらゆる独占とおなじように、不可避的に停滞と腐朽の傾向を生み出す。たとえ一時的にでも独占価格が設定されると、技術的進歩に対する、従ってまたあらゆる他の進歩、前進的運動にたいする刺激的要因がある程度消滅し、更には技術的進歩を人為的に阻止する経済的可能性が現れる。」例えば今日問題になっている官製談合などは独占価格を企業に対して保障する物としか思えない。官僚達は如何にして資本家にもうけさせるかという仕事のためにこれを行っているのだ。国家機関と実に複雑に癒着しているのが現代の独占資本主義といえる。官僚達は現役時代の功績に応じて退官後に天下りした先で高級・好待遇を保証されているわけだ。

 「さらに、帝国主義とは少数の国に貨幣資本が大量に蓄積されることであって、(略)その結果、金利生活者のすなわち『利札切り』で生活する人々の、どんな企業にも全然参加していない人々の、遊惰を持って職業とする人々の階級、あるいはより正確にいえば階層が、異常に成長してくる。帝国主義の最も本質的な経済的基礎の一つである資本輸出は、金利生活者層の生産からのこの完全な断絶をさらにいっそう強め、いくつかの海外諸国と植民地の労働を搾取することによって生活する国全体に、寄生性という刻印をおす」村上ファンドやライブドアは株の買い占めによる企業の売買で儲けている。投資ブームによって働きもせずデイトレーダーと化した人々も多く存在する。実際の生産活動は国内に於いては極少数の人間が行い、多くは海外の工場に任されている。私は一応貯金と保険の業務を担当しているから、その様な人々、株式市場の上下を利用して利ざやを稼ぎ、金利が少しでも高く付く商品を探して金を動かして生活している人々を沢山見てきた。まさに帝国主義の寄生性その物である。

 「金利性格者国家は寄生的な腐朽しつつある資本主義の国家であり、そしてこの事情は、一般にはその国のあらゆる社会=政治情勢に、また特には労働運動における二つの基本的な潮流に、反映しないではおかない」「帝国主義は、世界の分割を意味死、一人中国に限らない他の国々の搾取を意味し、ひとにぎりの最も富裕な国々のための独占的高利潤を意味するのであって、それはプロレタリアートの上層部を買収する経済的可能性をつくりだし、そのことによって日和見主義をつちかい、形どらせ、強固にする」「労働者を分裂させ、彼らのなかで日和見主義を強め、労働運動を一時腐敗させるという帝国主義の傾向」これらは今日の連合および全労連指導部の腐敗の原因を解き明かしている。彼らは文字通りの労働貴族であり資本家の労働者手代である。連合や全労連の傘下にある組合で今日のリストラと称した首切り合理化に対して真っ向から闘いを挑んだ組合があるだろうか?殆どは組合員に対して政党への支持を押し付けるだけであり、自らは経営者と馴れ合い、あたかも自らがブルジョア資本家の一員にでも成ったかのように振る舞って気いる。彼らの発言は如何にして企業を守るか、国家に組織された資本家階級を防衛するかと言うことばかりである。

 「今日の状態の特徴は、日和見主義と労働運動の一般的で根本的な利益との相容れない対立を強めずにはおかないような、経済的および政治的諸条件にある。帝国主義は萌芽から支配的な体制に成長した。資本主義的独占体は国民経済と政治で首位を占めるにいたった。世界の分割が究極まで行われた。他方ではイギリスの全一的な独占に変わって、少数の帝国主義列強の間で独占に参加しようとする闘争がおこなわれているが、この闘争は二十世紀初頭全体を特徴づけるものである。日和見主義は、もはや今日では、十九世紀の後半にイギリスで勝利を得たように、数十年の長きにわたってある一国の労働運動で完全な勝利者となることはできない。それは幾多の国で最終的に成熟し、爛熟し、腐朽してしまい、社会排外主義としてブルジョア政治と完全に融合するにいたったのである2月16日におこなわれた集会の場において、国鉄1047名闘争の当該である国労闘争団・全動労争議団・動労千葉争議団が三者一体となって成功を勝ち取ったことは特筆されるべきだろう。連合・全労連の傘下にある多くの労働者もこの集会には合流を果たした。全労連の内部では公然と鉄建公団訴訟闘争を支持するグループが登場しつつある。日和見主義との広範な分岐が既に始まっているのだ。

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