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2006年4月18日 (火)

保育園児に因数分解を教えられるか?

 家の息子に九九を教えていることを以前「風呂場で九九」で書いたが、果たして因数分解や連立方程式、三角関数を教えて理解させることが私に出来るであろうか?おそらく、誰もがそんなことは不可能に決まっていると断言するであろう。九九の場合は単純に暗記すれば良いだけであるが、まだ五歳に過ぎない息子には、何故九九の答えが出てくるかの仕組みを分かることが出来ないからだ。勿論足し算や引き算ならば指折り数えればいいので、五歳児ではあっても自分なりに仕組みが分かっているはずだ。時代劇などで早熟な子供を表現する際に「四歳にして四書五経を諳んじる」などと言うように、丸暗記だけなら公式を仕込むことは出来るかも知れないが、公式を使いこなすにはどの様にして考えれば問題を解けるかという論理的な思考方法を身につけていなければならないからだ。

 食わず嫌いの子供が相手であれば、怒鳴りつけてでも食べさせることが出来る。我が家の子ども達は幸いにして好き嫌いなく何でも食べてくれる。兎も角口に入れさせることで美味しいか不味いかを判断させてきたからだ。当然ながら食べることは出来ても嫌いな食べ物はある。だがそれは好みの問題であるからとやかく言うことではない。困るのは偏食のまま大人になった場合である。実は妻の兄弟が肉も魚も野菜も殆どの食べ物を受け付けない。何を食べるかと言えば卵焼きとソーセージとカップラーメンにご飯くらいだ。一二度我が家に遊びに来たときには何を作っても食べてくれなくて、本当ーに困った。食べ物も暗記も子供のうちに出来るのが良いことは言うまでもない。柔軟性があって吸収力があるからだ。成長してそれらが無くなったときには、苦手を克服するのは並大抵のことではない。

 昨日の記事に関連しているのだが、私にたいして事実誤認のまま誹謗中傷の記事をトラックバックしてきたSilver_PON君の「銀のブログ」の記事を引用したいのだが、アクセス禁止の処置が為されているためにそれが出来ない。私以外の人は大丈夫のようなのでお手数ではあるが、記憶に頼って彼の誤りを指摘するので、リンクをたどって彼の記事を確認していただきたい。昨日の「トコトン呆れた」を読まれているかたであれば常連でなくとも彼の間違いが分かるはずだ。

 彼は私が高卒であり学生運動の経験が無いことも知らず、私を「学生運動の闘士」と呼んでいる。私は20年間中核派系の労働運動をしてきた人間である。「安定を求めて公務員になった」というのだが、党の方針で全逓(現JPU)を獲得するために茨の道を選んだのだ。労働運動を巡り私に対する処分なども数十回なされている。当然のことなのだが同僚に比べて昇給は遅く差別人事が行われている。労働者は活動家が本物かどうかを見極めるために簡単には信用してくれない。学生と違い生活がかかっているからだ。正義感と行動力だけでは動かないから、私自身が郵政当局や警察権力の処分や弾圧に耐え抜いて見せて初めて信用してくれる。組合執行部を握る労働貴族やその腰巾着との闘いもしているために、組合その物からも様々な圧力を受けている。全逓を獲得し国家権力にとっての獅子身中の虫になることが労働者革命家の生き方である。このために中核派に限らず左翼の中でも革命を目指す勢力は、ありとあらゆる政府機関に目的意識的に就職している。自衛隊に対しては特に秘匿する形で活動している。何故なら反戦自衛官であることが権力に分かっただけでテロリンチは日常茶飯事であるし、法をも無視した懲戒免職が待っている。営々たる苦闘の結果、市ヶ谷に駐屯する陸上自衛隊第三十二普通科連隊は中核派の公然たる拠点であった。米軍基地においても日本人労働者がストライキをすることで戦争をストップさせることが出来るため、かつての全軍労牧港支部青年部などはカービン銃を持つ米兵と渡り合った。「趣味はネットサーフィンだと、ジジィかよっ」と罵られているのだが、私はまだ四十代前半である。尤も彼のような若者からすればそれでも老人なのかも知れないが。

 基本的な知識がない上に食わず嫌いで私のブログを読もうともせず、プロフィールだけを斜め読みし、先入観から誹謗中傷・非難罵倒を繰り広げている。何も知らないままで聞く耳すら持たない人間に、どうして情理を尽くして説明することが出来るだろうか。加減乗除の四則計算すら出来ない息子に数学を教えるような物である。

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 追記。「イスクラ」のコメント欄で事実誤認の一部について謝罪して貰えました。

 更に追記。先方のブログで一部分修整がありました。またアクセス禁止については解除されました。

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コメント

今、銀のブログを読んできましたけど、アッテンボローさんの言ってる部分はありませんでした。多分消したんじゃないかな?
でも、その部分だけであげつらい相手を全否定して、馬鹿呼ばわりするのはどうかって思うけど。

この人は左翼も右翼も信じない人みたいですよ。

つくる会の教科書問題で話してるけど、ちゃんと本を買ってきてます。そのうえで左翼の人が教科書もよまないで教科書を糾弾してるって言ってますよ。

南京大虐殺では、ビデオ映像を資料として出して、その上で話してます。

信用できる資料、多分、その時に作成されたって資料しか信じないんじゃないですか?

投稿: 通りすがり | 2006年4月26日 (水) 12時14分

 NKさん今晩は。お久しぶりです。事実を訴えることで相手が変わってくれることがあれば良いなと思います。私はネット右翼のような存在は、今日の階級闘争総体の力量低下の反映だと思いました。闘う存在が身近に無いためにお手本となるべき存在を知らないのだと思います。私の世代ですと辛うじてNKさん達の闘いを見ることが出来ましたが、それを継承することが出来なかった自分の問題だと思います。私の闘いを語ることで今の若者に労働者として階級的に生きることの素晴らしさを伝えることが出来たらと思います。
 「イスクラ」の瀬奈さんは思想的にはしっかりしていると思いますが経験が足りないのだと思います。出来ることならそれを少しでも補ってあげたいのです。

投稿: アッテンボロー | 2006年4月19日 (水) 03時15分

「保育園児に因数分解」という気持ちはよくわかります。
しかし、人はいつまでもそこにいるとは限りません。議論の余地の無い証明をつきつけられた時、彼らは考え込むか逃げ出すでしょう。アッテンボローさんのブログはそうした内容を持っていると思います。
イスクラの荒れようはひどいものですね。しかしあのブログに関しては、あまり同情はしたくありません。ネット右翼はおそらく戦後民主主義的な価値観に対する衝動的反発が心情的背景にあるようですが、それ自体は正常な感覚と言うべきでしょう。
問題は、戦後的支配体制の崩壊とそのイデオロギーの危機の進行にたいして何を対置するのかにあるのではないでしょうか。
残念ながらイスクラはその答えの用意がまだ十分にできていないような気がします。

投稿: NK | 2006年4月18日 (火) 23時07分

 アレルギーは幸い我が子にはありませんね。
 分からないことについて知りたいと思っていただけるのは有り難いことです。ちなみにこの記事で反論した相手から事実誤認の一部について「イスクラ」のコメント欄で謝罪がありました。どうやらこの記事は読んでくれたようで対話の始まりになるかと、少々期待しています。
 久々さんも守備範囲が広いようですね。色々見聞きした上でご自分の選択をしていただきますように。

投稿: アッテンボロー | 2006年4月18日 (火) 21時39分

あー、うちのガキも好き嫌い多いなぁ。

私が食べれないのなんてざざむしくらいだって言うのに。

でも口に入れずに体が拒否反応示しそうなものもありますけどねw
http://www1.odn.ne.jp/setsuna/zazamushi.html

まー、内容読まずに書き込む奴はダメな奴ですかね。
某国曰く「壊れたラジオのように同じことを繰り返す」というやつです。
私がこのブログなどに着ているのも、貴方方の考え方がわからない。
だからこそ話しを聞きたいというのが大きいです。
これも右にも左にも限ったことではありませんし、広い世界にはこういう人間もいるでしょう。
右側の人間でも幼稚と思える文章が乱立してたりしますし。
今ナヌムの家とか見てるけど、まさにそれです。
冷静な書き込みとただの煽りの発言のギャップがすごいです。

投稿: 久々 | 2006年4月18日 (火) 21時26分

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