« 転院決定 | トップページ | 腎生検 »

2006年5月25日 (木)

7・9郵政労働者討論集会

 人事交流=強制配転に反対する近畿郵政労働者の会の集会呼びかけビラが手に入ったのでここに転載する。

 来たれ!7・9郵政労働者討論集会

 闘わずして、雇用の確保はない!

 全郵政との統合を絶対許さない!

 郵政闘争・これからの展望

 政府は新会社発足に向けて、すでに具体的作業に着手した。矛盾に満ちた法律であるが、これまでの闘いの経過からして、新会社発足を阻止する情勢にはない。われわれはここにきて、新たな闘いの準備を開始しなければならない。国会請願デモは院内闘争と結びつかなかった。そしてなによりも、ストライキを中心とした闘いの高揚を作りだすことができなかったことは決定的であった。いかんせん、集会と国会請願デモだけでは情勢を動かすことは無理である。

 新会社に闘う労働運動を持ち込むか、それとも資本に従順な労使協調労働組合が新会社を制圧するか。われわれの任務はもちろん前者の闘いを準備することである。既に新会社への振り分け作業が水面下で動き出している。新会社の運行に際して、配属先希望調書を実施し、各社の採用枠に併せて調整、候補者名簿を提出する、この手続きを通じて闘う労働運動潰しの最後の仕上げを行うつもりである。と同時に、JPU本部には、いっさい争議行為を行わないという「平和条項」の締結を迫ってくるであろう。

  この一連の動きの一方で、全郵政との組合統合問題が現実味を帯びてくる様相を示している。JPUは6月14日から横浜で定期大会を開催する。そこでは、労働協約締結に至る経過と問題点が大衆的に明らかにされるべきであろう。爾後、民営化の実像が明らかになり、矛盾が激化し、必ずや労働者は反転の闘いに起ちあがるであろう。差し迫った集配拠点の再編は、4万数千人の要員協議、すなわち過員の発生という前代未聞の大合理化案であり、新手の施策が延々と出てくることが予想される。来る7・9討論集会では、郵政民営化法案成立によって新会社発足にむけた作業が開始されているという新たな情勢のもとで、労組定期大会の論議を見定め、新会社発足以降の闘いの展望を論考し、逆襲の転機を準備したい。

●日時 7月9日(日)2時~5時

●会場 尼崎労働福祉会館

●主催 人事交流=強制配転に反対する近畿郵政労働者の会

 4月24日に行われた800人規模の人事交流では、全逓大阪中郵支部支部長が配転されたのを始め多数の役員活動家が移動させられた。更に五十代や病弱(社)の移動も多かった。組合破壊と高齢者・病弱者への退職強要である。実際この移動で配転された労働者の中から、6月末と来年3月末の勧奨退職に応じる者が多数出てきている。新しい職場に適応するのが困難であるためだ。特に民間では想像できないであろうが、集配労働者の頭の中には1万人から2万人の住所氏名が詰まっている。それを全て捨てて一から覚えるのは五十代の人間にとって至難の業である。また大規模局の労働者の場合、書留を取り扱う特殊、トラックへの郵便物の積み卸し作業を行う発着などと言う具合に業務が特化しているために小規模局で全ての業務をローテーションで行うことにも付いていくのが大変である。貯金事務センター・保険事務センターから現場に移動した場合も部内相手の仕事からお客さんとの直接応対に順応できないために退職する人も多い。送別会の帰りに電車に飛び込んで自殺した人もいるほど、郵便局員にとって人事交流=強制配転は苦痛なのだ。要員協議とは定員削減によって生じた過員を解消するために大規模な人事交流=強制配転が行われると言うことだ。4万数千人もの労働者が移動する事になれば、その中から一体何人の退職者、自殺者が出るか分かった物ではない。組合がこれを阻止するために闘わずして一体どうするのだ。討論集会に参加し闘いの道を切り開こう。これは近畿だけの問題ではない。全国の郵政労働者の問題だ。参加できずとも連帯のメッセージを送るなりして全国に闘いを広めよう。

 宜しければクリックして下さい。 人気ブログランキング

|

« 転院決定 | トップページ | 腎生検 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 maoさん、そう言えばそうですね。「阿Q正伝」も昔読みました。私はaqは「他人を見下す若者たち」の典型だなあと思っています。
 名無しさん、バランス感覚のある思想というのは本当に大切ですね。レーニンや本多書記長にはそれが有ったから大衆を獲得できたのだと思います。スターリンには有りませんでしたから反革命に転落してしまったのだと思います。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月 1日 (木) 23時22分

左翼が嫌いなのは理解できますが、限度があります。
右ばっかりだと、軍事国家の苦しい生活が待ってますヨ。
世の中には右と左のバランスの上に立つのですわ。

投稿: 名無し | 2006年6月 1日 (木) 01時29分

aq=阿Qという、権力に迎合し、自分より弱いものを見つけて、悦に入っている、中国の魯迅がいうところの<人間として、恥ずかしい人>のことでしょう。

投稿: mao | 2006年6月 1日 (木) 00時32分

 aqとやら、誹謗中傷だけなら誰にでも出来る。具体的な言動で示してみるが良い。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月31日 (水) 17時16分

大人になっても左翼に傾倒している者は知能が足りない

投稿: aq | 2006年5月31日 (水) 16時22分

 本人が希望して転勤する分には組合も反対はしていないのですが、そこでまた巧妙な労務管理が入ってきています。郵政でも昇進・昇格がないと賃金が上がらない仕組みになってきましたので、若い層では少しでも早く昇給するように昇任を希望する人間が増えています。でもそれは労働者の間に分断を持ち込むので、組合の弱体化に拍車をかけていますね。
 花咲爺さんのように闘っている人も少なからず存在しています。難しいのは元の職場での運動の質を落とさないようにすることですね。どうしても今現在の職場の運動がメインになりますから。
 郵便に関しては同じ土俵で勝負するのが本当なのですが、小荷物にしろ都市部でのメール便にしろ、良いところばかりつまみ食いされているというのが郵便局員の感覚ですね。
 オートクラインと言う言葉は初めて聞きました。積極的に活用したいと思います。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月27日 (土) 10時06分

>ただ「百遍読むより一遍写せ」と言う言葉もあ
>りますから、勉強のつもりでしています。

それは真理ですな。論文を「目」で読んであたまで覚えるよりは、註を入れて、書いて「指」で覚える、あまつさえ、口に出して「身体」で覚えるのが、効果があります。いったん口からでた言霊が、そとを媒介して耳に入ることで、内容が整理されて理解できる、あらたな発見があるというのは、心理学では「オートクライン」といいます。

 できれば、連れ合いに向かって読んであげればよい。

 オートクラインの例としては夫婦の会話がある。「これどうなの」と聞くのは、正解を求めているのではなく、彼女が話しながら「オートイクライン」の効果を求めているのであって、その検討内容・話したことに代替案提供や論理的展開を求めるのは愚の骨頂。ふんふん聞いて、適当にあいづちを入れてゆくうちに、彼女自ら意思決定していたりするもの。
 そう生きてゆくと、楽でしょう。

投稿: 元祖趣味者 | 2006年5月27日 (土) 07時16分

 高齢者に対する配置転換の不適用性の事由、理解しました、うちでも、そういう状態の高齢者には人事異動はしません、組合が本人に事情聴取して、配置転換を拒否できますから。目的を誤った「人事交流の施策」、それは「人事異動」の効果を蔑ろにすることですね。
 通常、日本的人事では、人事異動は本人の成長を促すためにあるので(知見、識見を拡大する)、辞めさせるために発動するというのはひどい。(ここでいう日本的人事というのは、欧米ではスキルの向上、昇格、仕事の範囲の拡大がないと昇給しません。翻って日本で毎年の昇給・勤続給があるのは、能力拡大を従業員と暗黙のうちに契約しているからです。とはいっても最近、昇格、昇進が無ければ昇給なしという制度が多くなっているが)
 OJTが成長の大きな手段である日本は、国家公務員キャリアをみるように2年ごとに異動させるのは、そのためです。逆にずっと同じ職場というのは、その職場にとってかけがえのない余人に変えがたい技能者か、ほかでは役に立たないと烙印を押された人。すっと同じ職場だったら、自ら奮い立たせなければ仕事に飽きちゃうものね。あっしは、18年間で8つの職場です(引越しは結婚してからは4回)、飽きっぽいので、変わるのが性に合っている。
 とはいえ、上記の理由から、あっしは人事異動を含む配置転換じたいは、否定しないで、むしろ従業員の権利として獲得するほうがいいんじゃないかと思っている。うちでも好景気のときは、公募制人事(この仕事したい人、この指とまれ!)とか、立候補制(今の職場を異動したい)とかで従業員の異動が促進されたけど、その後のリセッションと、分社化のなかで全体では人事が滞留しはじめちゃった。
 活動家が、異動した先々でオルグしてゆく、花崎爺さんみたいに花を咲かせていったらサイコーでしょう。そういうふうに前向きに思いたいなあ。

 つぎに、郵便事業でのメール便との競争の非対称性は知りませんでした。競争するなら、いずれ同じ土俵にする必要がありますね。「いずれ」というのはというのは初期条件が違うので、すぐに同じに競争の土俵を開始すると、競争相手そのものが初動でつぶれる可能性がある。そういう先行者利益で後続を許さないのはマイクロソフトの商い。アングロサクソン流は好かん。
 だから年度目標をいれて(4~5年とか、NTTみたいにね)信書のあつかいの件、「僻地」の配達、誤配の禁止を漸進的に条件を変えてゆくような、競争のルールにできれば、ましですね。そういうふうに、「公正な」ルールを設けて、互いに良い意味での「かけっこ」をすればよい。それなしに、郵便公社に不利益な要求だけを求めるのは、郵便公社、黒猫そうほうの動労者に質の違う過重労働をしいることになるなあ。
 郵便の目的に即して、どういう体制が望ましいか、そのために単数でなく複数の郵便・メール便の業者が持ち味を活かして(棲み分けして)事業を展開する、というのが理想ですな。瑕疵が多い資本制だけど、それには是正をもとめたい。

投稿: 元祖趣味者 | 2006年5月27日 (土) 06時49分

 私はスキャナーを持っていませんので全てビラの転載や文献の引用は手入力です。ただ「百遍読むより一遍写せ」と言う言葉もありますから、勉強のつもりでしています。
 人事交流=強制配転は十五年ほど前から組合弱体化のために職場の人間関係を破壊することを目的として導入されています。今の郵政の方針では半年ごとに職場の一割の労働者を移動させるという物です。つまり五年するとそっくり入れ替わっているという物です。集配の場合配達区を覚えることを「通区」と言うのですが、一つの区を覚えるのに大体二三ヶ月かかります。普通一年に一つ通区する程度ですから一人前になるまで五区通区するとして五年かかります。一人前になったとたんに移動するわけです。お陰でここ数年の平均通区率は3を下回る局が多くなっています。週休五日で働く場合、日勤の通常配達の他に速達や小包を配達する混合という勤務、早出・夜勤などがありますので通区率3は最低必要なのです。処が現在では一人でも不孝事などで休暇が入ると配達担当者が居ない「欠区」が出来ます。綱渡りで業務運行している状態ですね。
 退職強要の手段として位置づけられたのは橋本内閣当時の行革あたりでしょうか。高齢者が新職場に適応できないことを利用して大量に移動させるようになりました。
 クロネコなどの場合は基本的に単価の高い小荷物の配達が主流ですから、地図を見ながら配達しても間に合いますし、分からない場合には電話で所在地を尋ねても採算が取れるのです。処が郵政の場合は単価の安い封書や葉書が大部分ですから、配達先を覚えないと仕事になりません。更に元々が通信の基盤として成立していますので引っ越した人に転送したり、宛名や住所の間違いがあっても原則として分かる範囲で配達しています。クロネコなどのメール便(おかしな名前ですね。元々英語の郵便ですから)は転送がありませんので転出した人の郵便が新住民宛に届きます。実際にそこに住んでいようが居まいが宛先のポストに放り込むだけです。また配達しているのが全てバイト・パートですから人件費もかなり抑えられています。
 笑い話ですがお客さんから誤配で文句を言われてぺこぺこ謝ってから現物を見たら、「これは郵便ではありません」と書かれていることの多いこと多いこと。郵便の場合は郵便法で回収してから宛先に配達するか差出人に戻すかする事になっているのですが、メール便の場合は投函された住所の人が捨てても何の問題もありません。受取人の名前が書いてあったとしてもただのチラシ扱いですから。
 またダイレクトメールを出す業者も郵便局を通じて出す場合には基本的に転送などして確実に配達して上で受取人さんに差出人さんに対して住所変更の手続きをするよう御願いするのですが、メール便を利用している業者の場合、住所変更の入力をする手間と受取人に実際には配達されない物との比率とをある点度まで天秤にかけて放置しているようです。何回かダイレクトメールを出して注文のない顧客情報は削除しているようですね。その方が経費が安く付くようです。
 郵便事業が公共性を持つ限り、各社のメール便との競争には不利な条件が多々あります。
 
 

投稿: アッテンボロー | 2006年5月26日 (金) 23時34分

>人間の人生を使い捨てのたまごっちみたいなものと思っているのでしょう。

 リセットできるのは、おもちゃだけ。人の人生にリセットは無い。しかも間違いをおかす生き物だ。そこで、失敗するのを前提にして、失敗が取り返しにつかないようにならないよう、セーフティ・ネット(失業保険、自己破産、有限責任)がある。

 おもちゃのリセットには何も残らない。けれど、人間は失敗から学ぶことができる。失敗からまなんで、また、野望にむかって邁進する。それで次に「成功」することもあるだろう。そういう、階層移動の流動性が保障され、セーフティ・ネットを保障しながら、競争があるのは大賛成。むしろ、いまの官公の「人の知恵を生かせない、人をロボット化する」規制産業の仕事のあり方を改善し、いい意味での競争(ゲームなんだよ、カイヨワを参照)をしたら、面白い。

 というふうに、失敗、再チャレンジ、保障、流動性、公正な競争、というバランスでシステムを考えたいなあ。

 超具体的になるけど、人員配置は、一般には悪いこととは思わないのだが。退職を促す手段に用いるのはいやらしいけど。加齢配慮はやさしい職場という意味で一般企業でも必要なことですが、1万人もの名前を覚えなならんというのは、難儀な仕事やなあ。だけど、競合の宅配便業者はどうしているのだろう。郵便公社に、工夫の余地はないのかなあ。労使で知恵は出せないのかなあ(果実はともに享受する)、そうしないと黒猫に負けちゃうよ。

投稿: 元祖趣味者 | 2006年5月26日 (金) 21時04分

政府のやっていることはスターリン主義ですね。むりやりコルホーズに強制移住させた手法と酷似しています。民営化したからなんでも自由だと思っているのでしょうか。移行経済で犠牲になる人への配慮なんて何もない。高齢労働者や病気の労働者への扱いはナチスを髣髴させますね。人間の人生を使い捨てのたまごっちみたいなものと思っているのでしょう。

大量移転は、職場の人間関係を破壊して労働者を孤立化・従属化させる意図的なものなのですか?

投稿: なんだかねえ | 2006年5月26日 (金) 20時06分

ビラの転載、ってOCRじゃないのかな(「読んでココ」とか)、手で打つと大変でしょうに。

投稿: 元祖趣味者 | 2006年5月26日 (金) 20時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111250/10238956

この記事へのトラックバック一覧です: 7・9郵政労働者討論集会 :

» 今あえて問う、小泉内閣支持率世論調査、TBSラジオ「スタンバイ」。な、な、なんと。(笑) [雑談日記(徒然なるままに、。)]
 支持23% 不支持77%  ↓ポドキャスティングです。森本さん、小沢さん、遠藤 [続きを読む]

受信: 2006年5月27日 (土) 07時07分

« 転院決定 | トップページ | 腎生検 »