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2006年5月 9日 (火)

本当は怖いヒーロー番組

 息子はヒーロー番組が大好きだ。日曜の朝は魔弾戦記リュウケンドーに始まり、轟々戦隊ボウケンジャー・仮面ライダーカブトふたりはプリキュアスプラッシュスターに至るまで二時間にわたってテレビに釘付けである。リュウケンドーは怪傑ゾロリの裏番組になるためにビデオに録画してプリキュアの後に見ているのだが、ともかくヒーロー・ヒロインが大好きだ。私自身子供の時は色々な番組を見ていたから、それ自体は特に気にしていなかったのだが、はなゆーさんの「低気温のエクスタシー」のトップに掲載されている「ヘルマン・ゲーリング元帥いわくわーい(嬉しい顔)『もちろん、国民は戦争を望みませんよ。運がよくてもせいぜい無傷で帰ってくるぐらいしかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようなんて思うはずがありません。一般国民は戦争を望みません。ソ連でも、イギリスでも、アメリカでも、そしてその点ではドイツでも同じことです。ですが、政策を決めるのはその国の指導者です。…そして国民はつねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。このやりかたはどんな国でも有効ですよ』」と言う言葉が気になって仕方がない。

 ヒーロー番組というのはご存知の通り、宇宙の彼方からとか、地底の奥底深くだの、異次元の壁を越えてやってきた等などの侵略者が敵である。早い話が、平和に暮らしていた日本を、突如として襲ってくる敵から守るという話であるわけだ。いつ襲ってくるか分からない脅威に対して軍備を増強して備え、たたかわなければならないというある種のプロパガンダ番組であるわけだ。このような番組を幼いうちから無批判に見て育った人間がどうなるか、今日のネット右翼などを見れば一目瞭然ではないだろうか。

 私の子供の頃の番組で言えば、石ノ森章太郎の「サイボーグ009」などはテレビアニメでは得体の知れない悪の組織が敵であったが、原作では軍需産業の連合体がブラックゴーストの正体であった。たしか「仮面ライダー」も原作ではそんな団体がショッカーの母体になっていたように思う。横山光輝の「鉄人28号」でも、敵は新兵器を開発したりその技術を悪用しようとする連中、つまり軍産複合体だった。60年代から80年代前半までは、結構その様に、現実に資金や技術を持った団体・組織から軍産複合体を暗に批判したりするマンガが沢山あった。時代の影響のせいなのだろうか、最近のヒーロー物ではその様な原作にお目にかかったことがない。

 米ソ冷戦時代にはソ連の脅威。現在は中国の「覇権主義」や韓国による独島の領有問題を巡って、「日本が侵略される」というのが権力者とそれに使走された右翼、取りわけネット右翼の主張である。だがしかし、日本史を紐解いたときに侵略の経験は何度有るというのだろう。元寇と第二次世界大戦におけるアメリカによる占領以外に有ったとでも言うのだろうか? 日本は四方を海に囲まれているために、防御には非常に有利であるが攻めるには大変な困難を有する地理的条件がある。日本海や太平洋を越えて渡ってくる海上戦力を持つ国が今現在アメリカ以外に存在するという根拠を示した右翼を、寡聞にして私は知らない。中国が空母を買い入れたとは言え、旧ソ連製の中古空母であるし、運用能力は殆ど無いに等しい。日米安保同盟で圧倒的な制空権・制海権を握る日本に対して中国が本気で侵攻してくるとでも思っているのであろうか。

 「やられる前にやれ」というのはアメリカのイラク侵略戦争に如実に表れた、自己の今までの悪行に対する罪の意識が生んだ被害妄想であろう。アメリカ同様、日本も「三韓征伐」の神話に始まるように、歴史上常にアジア侵略を行ってきた歴史がある。現在も経済的には侵略者以外の何物でもない。この事に対して「いつか仕返しされる」というのが右翼の主張であり、ゲーリングの言う様に「侵略」への恐怖をあおり立てて逆に他国を侵略しようとするイデオロギーに他ならない。もし本当に日本に対する「脅威」が存在するのなら、純軍事的に経済的に、そして思想的・政治的に日本を侵略するだけの利益が中国に存在することを立証すべきであろう。それが出来ないのであれば政府や右翼の主張する「脅威」は為にする論理である。子供が悪の組織を怖がるようなメンタリティしか持っていない右翼は笑うべき存在である。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

はじめまして、フナずし様。
こちらの作品ですね。懐かしい(^_^;)
http://www.youtube.com/watch?v=Ky5Bszw7L5s&search=daicon

投稿: うりぼう | 2006年7月26日 (水) 00時39分

>うりぼう 様

はじめまして、フナずしと申します。
アッテンボロー様の例に挙げた番組は「愛国戦隊 大日本」ではないかと思われます。
幸い「魁!○塾」並みのオチャラケ右翼ですので、笑って済ませられる範囲だと思います。

投稿: フナずし | 2006年7月25日 (火) 21時20分

 うりぼうさん、45話は見ていませんね。46話なら見ましたが。その内ダイジェストが東映特撮BBで見られるとは思いますが。
 全部の話を見ているわけではありませんが、リュウケンドーやボウケンジャー・カブトなどはそうだと思いますよ。敵の設定自体が突如として現れた侵略者というあたり、私はそう思っています。昔ほど社会批判が無いように思いますね。でも時々ほろりとする話はあるようですね。プリキュアに関しては以前のシリーズの印象が強いのかも知れません。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月14日 (日) 22時36分

で、アッテンボローさんガ云う右翼のプロパガンダという特撮番組ってどんな番組ですか?
ハリウッドの特撮映画だったら分かるんですけどね。「インディペンデンスデイ」とか去年の「宇宙戦争」とか。この2作品は分かり易いアメリカ帝国主義のプロパガンダ映画ですね。

投稿: うりぼう | 2006年5月14日 (日) 22時07分

>悪意を持ってみれば相手が醜悪に見える
陳腐な表現ですが先入観にとらわれないというのは簡単なようで難しいのかもしれません。ところで「魔法戦隊マジレンジャー」45話はご覧になりましたか?
http://kaneyan7.at.webry.info/200601/article_10.html
マジレンジャーの一人である芳香と敵側の冥府神との邂逅シーンには驚きました。

投稿: うりぼう | 2006年5月14日 (日) 21時50分

 和破波さん、どうも有り難うございます。「アッセンブル・インサート」は持っていますが「ぱろでぃわぁるど」は持っていない物で、今度古本屋で探してみます。けっこうゆうきまさみはチクチクと社会批判を書いていますね。結構好きな漫画家で、色々買いそろえたりしています。一番のお気に入りは「究極超人あーる」です。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月14日 (日) 06時11分

アッテンボロー様、レス有難うございます。
幸い目に見える所に本があったので、引っ張り出しました。
みのり書房「ぱろでぃわぁるど」(89年刊。絶版)
たまに古本屋で見かけます
作品名は「恐怖の失踪」で初出は月間OUTの
昭和57年9月号…ですから中曾根総理の頃ですね。
この他にも同社の「アッセンブル・インサート」に
収録されてる「風潮」も怖い作品ですね。
こっそり「マクロス」のビデオを観ていると
町内会の自警団がドアを叩き破ってなだれ込み
「国を挙げて平和運動に取り組んでいるこの非常時に
このような好戦的アニメを見るとは何事か!」
と、観ていた二人をボコボコに殴りつけ
「止めろよ!たかがアニメじゃないかよお!」
の声も聞かずにテープを切り刻んでいく…
一見カウチポテト右翼がよく使う「平和運動は恐ろしい!
(それを叩く俺達は正しい!)」式の揶揄に見えますが
手段の為に目的を忘れてしまう集団心理を
4ページで良くあそこまで描けたと思えます。
でも、多分この話を教訓にすべき人ほど、
自分の事だとは思わないんだろうなあ…
あと、「パトレイバー」でも主人公の上司が
「警察の仕事は負け戦。勝ち戦をしようとしちゃいけない」
と、監視社会の誘惑を批判してますね。

投稿: 和破波 | 2006年5月14日 (日) 05時42分

 うりぼうさん先ほど見ました。国家同士もこのような感じなんでしょうね。悪意を持ってみれば相手が醜悪に見える。最近のヒーロー物にも少しはいい話があるのですね。でも帝国主義の矛盾は善意だけでは無くならないから困った物です。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月14日 (日) 00時32分

なんどもすいません。直リンができないようなのでネタバレですがこちらのサイトを参照ください
http://ultramanmax.fc2web.com/max29/max29.html

投稿: うりぼう | 2006年5月13日 (土) 23時21分

間違えてコピペしたようです。
http://www.hicbc.com/tv/max/contents/story/20051008/story_main.htm

投稿: うりぼう | 2006年5月13日 (土) 23時17分

 うりぼうさん、折角ご紹介いただきましたがリンク切れなのかして見ることが出来ませんでした。一時的に調子が悪いだけかも知れませんので、また後ほど見てみます。
 名無しさんが言うように株を独占しているワンマン社長なのかも知れませんね。機会が有れば詳しい事情を聞いて商談に繋げたいと思います。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月13日 (土) 23時01分

それは多分創業者の社長が会社の株式を外に出さずに個人で所有してるんでしょう。ついでに銀行とも健全な取り引きができてるんだと思います。いやー、すごいな。いや、会社じゃ無くてその社長が……

投稿: 名無し | 2006年5月13日 (土) 22時45分

>結構良い話を見落としているかも知れませんね
こちらの話は、ご覧になりましたか?
http://www.hicbc.com/tv/max/contents/story/20051008/story_main.htm

投稿: うりぼう | 2006年5月13日 (土) 22時28分

 社長本人とは面識がないのですが、専務は優秀な人ですね。どんな仕組みで出来ているのか迄は分かりませんが事実です。そして事業その物も発展しています。NHKの某番組には毎回のように社名が出てきます。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月13日 (土) 22時12分

えええーそんな事が出来るんだ …… ちょ、ちょ、教えてくださいっ!

いゃでもそんなお馬鹿な会社、見限って他所にいきませんか? …… 俺だけか?

投稿: 名無し | 2006年5月13日 (土) 20時21分

 名無しさん、経営者が無能であってもその企業で働く労働者の集団としての力は会社の存続のために相当の力を発揮します。組織という物は一旦出来上がると案外生命力があります。
 公務員の守秘義務と金融機関で働く者の信用という点で具体的な社名を明かせませんが、私が上記のコメントで書いたのは実際に子供に報酬を払っている会社社長の奥さんに聞いた話です。勿論奥さんを役員ですが実務はしないで個人資産の運用と家事のみをしています。
 「事実を反映しない情報の発信」というのは貴方の思いこみです。案外情報という物は庶民であっても知っている場合がありますよ。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月13日 (土) 19時13分

アッテンボローさんのおっしゃる無能な2代目さんは経済が好調であった時代です。今そんな会社は潰れます。また、銀行は、そんな無能な人間を役員に据えている会社に融資しません。
未成年の未就労学生を役員にするという事は有り得ません、法人の場合、役員は登記が必要で、身分証の提出と、印鑑証明、住民票、納税証明が必要です。ですから子供でも成人して働いている子供でしょう。それか、個人で法人として登録してない程小さい規模の店です。
私は今、ある建築会社の役員ですが、それは5年、社員として働いて、その上でその会社に200万出資してます。

アッテンボローさん、ネットではいろんな人が見ています。事実を反映しない情報の発信は信用を失いますよ。

投稿: 名無し | 2006年5月13日 (土) 15時13分

 怪星人カピアさん、最近バテバテで他人様のブログは殆ど読めていませんでした。今日明日は一週間分ネット生活に耽ろうと思っています。やはり死ぬのはやつらださんの記事は面白いですね。
 なんだかねえさんの言うように自国の欠点を堂々と批判できる社会こそ健全な民主主義社会でしょうね。
 名無しさんの認識は少々誤解があるかと思います。跡取りとして教育された後継者はある程度有能なのがいますが、そうでない、実際には何の仕事もしていない子ども達も非常勤役員など何らかの肩書きを付けて給与を掠め取っている例が多々あります。有る全国的にも有名な会社の社長の場合中学生高校生の子供を役員に据えて報酬を与えていました。その様な例が沢山あります。
 理系の一人さんの言うように日本の経済的発展は一人一人の労働者などが地道に築き上げたものです。支配階級のものではありません。奪い返したいものです。
 和破波さん、初めまして。ようこそお越し下さいました。確かに大人になってから本当の意味が分かるような奥の深い作品が見たいですね。ゆうきまさみのパロディーは見ていないのですが面白そうですね。宜しければ収録されている本の題名など教えていただけませんでしょうか。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月13日 (土) 07時18分

はじめまして、和破波と申します。

うーん…ガンダムを見て保守系に流れる人も居るんですね。
私の場合はファーストを見てジオン兵の人物描写と
連邦軍の官僚(悪い意味での「役人」)っぷりに
「今まで戦争になると自分は被害者だと思っていたが
自分が加害者・侵略者になる事だって有るのだ」
と驚き、次のイデオンで
「生き延びたい」という願いのゆえに全てが滅んでしまう
悲劇に絶句して…その辺から
「お上の押し付けてくるもんなんざ碌なもんじゃない」
という意識が芽生えてしまった身としては
「ガンダム」と「愛国心」は結びつかないのですが。
そういえば、「パトレイバー」原作者のゆうきまさみが
「モンブ省が富野カントクに『愛国的なガンダム』を作らせようとするが
カントクは役人が帰るとフィルムをバラバラに。
『右も左も敵も味方もモンブ省も有るか!
 ドラマの前には全て無力じゃー!』
と、いつもの作品を作り続ける」
という凄いパロディ漫画を描いてましたね。

最近はTVやDVDを観る事が少なくなったので
アニメ&特撮については語りにくいのですが、
確かに子供向けのヒーロー物でも解り易いだけでなく
後で「あれはこの事を言っていたのか!」と気が付くような
ストーリーを期待したい所です。
では、今回はこれにて。

投稿: 和破波 | 2006年5月13日 (土) 05時08分

中国へのODA停止と資産運用の限度を超えて米国に放漫財政をさせるためだけの米国債購入停止は即実行すべき。こんなものは貢物でしかありません。

こういう点では理系の一人さんに賛成です。

投稿: なんだかねえ | 2006年5月13日 (土) 00時25分

>日本を批難するのに日本の豊かさを当り前みたいに享受してるのって理解出来ないなー。
日本の国に豊かさをもたらしてくれたのは、政治家や財閥のお偉いさんではなく国民一人一人の努力によるところが大きいと思います。
ヒーロー物風に言えば、皆の『血と汗と涙の結晶』が結実して豊かな日本という『結果』をもたらしてくれたというワケです。

けれどもその豊かさをこの国の政治家たちは…
国内に目を向ければ、自分たちの都合で努力した人たちを次々に切り捨てている。

外交に注目すれば、その豊かさを土下座・朝貢外交によって西の国へ東の国へタダ同然で渡している。

それに気付いたから怒っているのではないのかな?
少なくとも私はそうですが。

投稿: 理系の一人 | 2006年5月13日 (土) 00時06分

理系でマルクス主義賛同者の是非については高い評価をしたいでしょうが現実は間近で見ているくるるさんのいう通りでしょう。


成功した創業者の2代目がアホだったら?そんな会社大抵潰れますので甘い汁を吸うなんて呑気な事ありません。

投稿: 名無し | 2006年5月13日 (土) 00時01分

毎日10時間以上働くのがあたりまえで、周りの労働者がばたばた鬱病や過労でダウンしていくような国は豊かではありません。

会社の創業者が報酬をたくさんもらうのはわかります。しかし、創業者の無能な息子や娘までがちゅーちゅー労働者から甘い汁を吸い続ける社会は異常です。

むしろ最近では自国をフェアに批判することをあたかもいけないことのように考える風潮のほうが強まっている感じすらします。

アメリカにはノームチョムスキーという優秀な学者がいます。この人はアメリカ合衆国は世界で一番自由な国だ、と言っていますが、アメリカにもっとも厳しく的確な批判をする人でもあります。この学者の本はアメリカだけではなく世界に影響を与えています。私の尊敬する人でもあります。

投稿: なんだかねえ | 2006年5月12日 (金) 23時43分

このエントリーも、そろそろ打ち止めでしょうが、面白い物を見つけたので、此処にご紹介をします。
http://anarchist.seesaa.net/article/17699057.html#more
http://anarchist.seesaa.net/article/17121754.himl#comment
死ぬのはやつらださんのブログですが、こういう考えも有る、という位に軽い気持で見て貰えば如何かと思います。
それでは又。

投稿: 怪星人カピア | 2006年5月12日 (金) 23時22分

 理系の一人さん、2については全く同感です。ですが1については、財界が中国共産党にべったりなのではなくて利用しているのだと思っています。そして政府は所詮財界の利害代表者ですので、黙認・容認するのだと思います。
 不屈の闘志は学ばないといけませんね。
 邪悪なる意思の使徒さん、凄いハンドルネームですね。びっくりしました。
 中核派が主張する反帝国主義・反スターリン主義というのは基本的には資本主義が弱者を搾取する社会であると言うことです。ファシズムは資本主義の一形態ですし、貴方が「共産主義」と言っているのはスターリン主義と言う共産主義の変質した疎外携帯なのです。スタは基本的に帝国主義に屈服し、一国社会主義の利害を追及する存在です。現代社会の基本である資本手記の最高段階としての帝国主義を打倒することを諦め、その範囲で存在を認めて貰っている反革命なのです。その点をご理解していただければ、今日我々を虐げているのが資本主義の矛盾その物であることが理解いただけるかとおもょます。
 fuji2630さん、申し訳ありませんが折角紹介いただいたのに貴方のブログを読むことが出来ていません。土日に時間を取れましたら拝見させていただきます。
 くるるさん、その辺は見解がかなり違いますね。私としては優秀な物理学を専攻している学生が反体制運動に生涯を掛けたのは彼らがそれだけ真面目であったからだと思います。そしてそれらの学生の問題意識を受け止めることが出来なかった日本帝国主義の余裕の無さ、あるいは狭量さだと思います
 Silver_PONさんの例えに関してはくるるさんへコメントが関連していますので参照してください。その上で、全共闘や三派全学連の中心を担った最も優秀な学生たちは殆どが自分の立身出世を捨てました。ですから「日本の豊かさを当り前みたいに享受してる」と言うのは父君の誤解でしょうね。今日辛うじて学生運動が存在している大学も含めて偏差値の高いところで将来を棒に振っている学生が殆どです。
 うりぼうさんの引用に関しては、「戦争の裏に渦巻く様々な政治的・経済的な利害関係など考えようともしない。この利害関係こそが平和をもたらすために最も大切な点である」というのは全くその通りです。そしてその利害関係を国家として表現するが為に国家同士が利害を共有で載ることはないのです。それは唯一労働者階級のみに出来うると言うのが共産主義者の見解です。
 「超星艦隊セイザーX」にはそんな話もあったんですね。毎週見ているわけではないので結構良い話を見落としているかも知れませんね。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月12日 (金) 23時18分

連続投稿すいません。上記の馬車馬さんのブログを引用していたら思い出したことがあります。
先に挙げた特撮番組「超星艦隊セイザーX」という番組でこんな話がオンエアされてました。
http://www.toho-a-park.com/character/SAZERX/twsx1/twsx9.html

>いがみ合っていた二人だったが、ダストシュートは中からは開かない仕組みで
脱出できないと分かる

敵同士でも利害関係を共有するとどうなるかという話がこの番組でも展開されてました。

投稿: うりぼう | 2006年5月12日 (金) 20時35分

全ての人々が平和主義者になれば平和が実現できるのか?こちらのブログを紹介させていただきます。
平和主義を唱える人たちへ
http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2004/08/post.html
>「みんなが平和を願えば平和になる。私も平和を願ってる。それなのに戦争が続くのはどこかに平和を望んでない人がいるからだ。そうだ、ブッシュが全て悪いんだ!」ってな調子である。願えば平和になると思っているので、戦争の裏に渦巻く様々な政治的・経済的な利害関係など考えようともしない。この利害関係こそが平和をもたらすために最も大切な点であるにもかかわらず、完全に思考停止してしまうのだ。

国同士が利害関係を共有することが平和への一歩というところでしょうか。

投稿: うりぼう | 2006年5月12日 (金) 20時01分

日本を批難するのに日本の豊かさを当り前みたいに享受してるのって理解出来ないなー。
金持のぼんぼんが自分の家は堕落していると言いながらその金持の裕福な生活に髮の先まで浸ってるみたいだ。
学生運動が支持されなかったのって、結局は「学生」という「体制に守られた地位」で体制を批判してたからだって、そんな甘えた連中のいう事だれが聞くかいってある人が言ってた。

俺のオヤジだけど。

投稿: Silver_PON | 2006年5月12日 (金) 19時10分

私も今、ガンダムのプラモに嵌まってますんですわ。これが結構面白い。いやー学生さんがオタクになる気持ちわかるわー。
でも、せっかくなんだから同年輩の女の子と火傷しない程度に遊んで欲しいですネ。
高学歴の人で女性問題、特にロリコンで身を滅ぼすのは單に学生時代にオネーチャンと遊んでないから、女性に免疫がないからだと思います。
学生時代はその後の時代と比べて「素」で女性と遊べる時期です。相手が年上だと、「お小遣い」貰えますよ。
私は学生時代、水商売でバイトしてましたんで、オネーチャンには免疫があるつもりです。

投稿: Silver_PON | 2006年5月12日 (金) 14時09分

Silver_PONさんの例えのとおりだと思います。

自分も最近マンガに嵌っています。もうちょっと遊んでおくべきでしたね。

投稿: くるる | 2006年5月12日 (金) 12時34分

>>貴方からは嫌われている革命軍ですが大学
>>の理系出身者が大量に存在しています。技
それは理系の学生はマルクス主義に免疫が無かったってだけです。
受験勉強一色だったのが、大学に入って初めてマンガ読んで面白いってのめり込むのと同じレベルです。
ここらへんはくるるさんの方がわたしより詳しいですネ。

投稿: Silver_PON | 2006年5月12日 (金) 10時59分

>>アッテンボローさんへ

>貴方からは嫌われている革命軍ですが大学の理系出身者が大量に存在しています。技術者もそうですが。それから湯川秀樹・朝永振一郎・武谷三男・高木仁三郎などと言った物理学者には左翼が多いです。

の記述です。たしかにその通りです。

理系に左翼が多かったことは事実です。東大全共闘の山本氏もそうでした。

ただ物理学専攻の人間にとって、今はそれは”恥”として認識されていますから。あまり言わないことをお勧めします。

あれだけの人材流出による衰退を経験したら”恥”と認識されてもしょうがないと思います。

投稿: くるる | 2006年5月12日 (金) 10時15分

> 『海の向こうの権力者』に向かって我々が叫んだところで、その声が届くと思っているんですか?
> そんなことをしても効果はないでしょ。
> 私が考えるに、この驚異を取り除くには…
> 1.中共べったりな財界を糾弾し、彼らを放置(黙認?)する日本政府を批判しよう。

これはその通りです。
私のブログを読んでいただければ分かりますが、中共始め韓国だろうと米国だろうと、他国の政府の批判は私はほとんどしておらず、それらに擦寄る日本の勢力を批判するのを基本としています。
ですから基本スタンスはこの 1. と同じだと思います。
上の文章は、中共政府を批難しない左翼勢力を批判した文章と御取り下さい。

> 2.中国との民間交流を深め、同じ痛み(権力による搾取)を分かち合おう。
> の2点を提案します。

こちらの活動を私がすることは無いでしょうが、応援します。頑張って下さい。

投稿: fuji2630 | 2006年5月12日 (金) 00時45分

共産主義もファシズムも、弱い市民を虐げる体制であることが20世紀中に証明されました。

さぁ、今我々を虐げているのは?

投稿: 邪悪なる意思の使徒 | 2006年5月12日 (金) 00時06分

続きです:
上記を踏まえて…

>fuji2630さん
>チベット、東トルキスタンを侵掠し、米国以上に労働者の権利を蔑ろにし、米国よりも極端な自由主義、資本主義を導入している中共をこそ、所謂左翼の人はもっと批難すべきでは無いでしょうか。
『海の向こうの権力者』に向かって我々が叫んだところで、その声が届くと思っているんですか?
そんなことをしても効果はないでしょ。

私が考えるに、この驚異を取り除くには…
1.中共べったりな財界を糾弾し、彼らを放置(黙認?)する日本政府を批判しよう。
2.中国との民間交流を深め、同じ痛み(権力による搾取)を分かち合おう。
の2点を提案します。

最後に本題(笑
TVヒーローには、「逆風に吹かれても信念を曲げず前に進んでいく」ことの難しさと大切さを学びました。

投稿: 理系の一人 | 2006年5月11日 (木) 22時51分

 nebuoさん、中核派のように新左翼にとっては帝国主義(高度に発達した資本主義)こそが諸悪の根源であり、中国・朝鮮などのスターリン主義はその次に悪い存在とでも言えばいいのでしょうか。それ以上に分かり易い説明は私の力ではちょっと難しいので、出来れば「前進」http://www.zenshin.org/を読んで貰えると非常に助かります。
 何を言いたいかというと、仰るとおり日米が基本的に悪いというのが共産主義ですから、私の論調が日米が悪いとなるのは当然のことなのです。
 他の方にもお断りしておきたいのが、私は日本人として日本政府の行為を問題にしています。どうしても他国の問題を色々と批判するよりも日本政府の行いを取り上げる比重が多くなるのはその為です。と言うか海外の問題は殆ど取り上げていませんね。先ず自分がどうあるかと言うことが問題意識の中心にあるのです。
 もちろん中国・朝鮮スターリン主義に対する批判もキチンとすれば良いことは分かっています。それを記事にするには今勉強中なので少々時間が必要です。新左翼の立場からの中国共産党・朝鮮労働党批判をどうするか。せっせと新左翼の文献などを読んでいますが自分なりに消化できていない状態ですね。
 ただ、現実の革命運動において反革命である日本共産党も含めたスターリン主義との対決抜きに本当の共産主義を理解し実践することは出来ませんし、革命に勝利した後(虚仮の一念ですね)自分たちの運動が反労働者的なものに変質しないようにするためにも徹底したスターリン主義批判が重要だと考えています。
 以前別の記事でも書いたのですが、中核派の定義では「世界革命の放棄と一国社会主義の絶対化」であるとなっています。つまり、「一国社会主義」を唱える時点で共産主義とは異質の物に変質しているのだと言うことです。
 Silver_PONさんの言う理系人間が右になると言うのはちょっと誤解があります。貴方からは嫌われている革命軍ですが大学の理系出身者が大量に存在しています。技術者もそうですが。それから湯川秀樹・朝永振一郎・武谷三男・高木仁三郎などと言った物理学者には左翼が多いです。理系の一人さんが言われた問題点もありますが、時代や社会の状況次第で理系の人でも左翼になることはあるわけです。
 F14は可変翼だから故障が多いんですよね。ただ同時に6つだったと思いますが、目標を同時に攻撃できるという点でスホーイ27とでもまだ闘えるとは思いますが。まあこの辺は最近軍事雑誌などを読んでいませんので最新事情には疎いですが。
 fuji2630さん、中国の問題は確かに批判が必要でしょうね。先ほど書いたように少々時間を下さい。ここ数年「前進」をまともに読めていないので私の反スターリン主義論はかなり錆び付いています。他人様に語れるだけの状態にするにはまだまだの状態です。
 くるるさんの書き込みは理系の一人さんに向けられているようですので私はあまり述べませんが、返事が必要でしたら仰ってください。
 うりぼうさんの意見はごく普通のことでしょうね。レーニン以下のボルシェビキは日露戦争の時は日本のスパイと言われ、第一次世界政戦の時にはドイツのスパイと言われていましたから。でも自国帝国主義を打倒することなく本当に他国の労働者と連帯することは出来ませんから、共産主義者は革命的祖国敗北主義を掲げて闘います。
 韓国においては反スターリン主義の左翼団体も存在していて盛んに活動しています。中国・朝鮮については情報があまりないのですが、第二次天安門事件の際の学生運動の活動家の中には結構日本の新左翼の影響が見られましたね。革命組織にまで成長しているかどうかは分かりませんが。
 今日は仕事でへとへとなのでお返事があまり丁寧に書けなかったと思いますので、より詳しいつっこみは明日お返事したいと思います。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月11日 (木) 22時39分

色々なテーマの書き込みがあってどこから反応していいやら…
とにかく、色々と勉強になります。

>くるるさん
ご丁寧な分析痛み入ります。
博士号というのは、良い言い方をすれば専門に特化した職人の育成。
悪い言い方をすれば、研究者のオタク化といったところでしょうか。
国や企業はなぜ彼らを捨ててしまったのでしょうね?
彼らが自身の能力を発揮できる環境につけることを祈念します。

>中国軍拡
戦闘機の性能とかよく分からないのですが、中国軍はそれらを扱うことが出来るのでしょうか?

私が思うに、対日貿易の黒字幅は今も拡大中ですし、あちらから戦争を仕掛けてくる可能性はまったく考えられないのですが。
これまで同様、日本の財界や政界に取り入って、利益を搾取するほうが
中共にとってよほどオイシイ思いができると思うんですよね。

投稿: 理系の一人 | 2006年5月11日 (木) 22時37分

>>アッテンボローさんへ

現場レベルだと彼らは攻めてくると思いますね。アメ公の無知さと傲慢さ以上に、中国人の膨張思考は恐ろしいものがあります。自分のやりたいこと全てを他人をないがしろにしてまでやり通そうとするバイタリティーは、少なくとも日本人には太刀打ちできないでしょう。

ただ攻めてくるといっても、軍事力によるものではないと思います。

かつて、東夷(日本)に対する中国の記述があります。
要約すると、勇猛果敢で正面から攻めるには難しい民族だが、工作活動などによる後方錯乱、またはトップを懐柔すれば攻めるのは容易である。
という内容です。

簡単に言えば、日本の人口の1割以上の中国人を合法・非合法に流入させることで、かつて台湾で起こった惨状が起き、戦わずにして中国領になるという寸法を連中は取るでしょう。

台湾人の研究者とは親しいです。一番親しい1人は学者家系ですが身内を4人ほど2・28事件と白色テロで殺されたそうです。

左翼や新左翼でも、人権や平和、権利などお題目は立派。しかし、少しでも疑わしければ信じない方が良い。特に特定アジアよりの発言を端端に感じさせる団体には。という傾向になるのはどうしょうも無いと思います。

ですから過去をまとめ、一旦完全に切り、反省のち、新たな枠組みで運動なり、主張したほうが良いのではと考えます。

長文失礼しました。

投稿: くるる | 2006年5月11日 (木) 22時35分

>共産主義者の見解は労働者階級は祖国を持たないという物です。…以下略…
実現性の無い机上の空論です。

投稿: Silver_PON | 2006年5月11日 (木) 22時18分

>>結論として

・博士課程修了者は優秀な人材であることは間違いない(これは事実)。

・社会が求めているニーズに対応できるのは修士修了者で補える。とくに自分で考える責任のある仕事をする研究技術職には最適の人材。マニュアルどおりの作業なら大卒未満でも十分。

・企業と大学、研究機関という引き取り先の枠が少ないことで、大量の余剰博士が生まれてしまった。

といった所だと思います。

投稿: くるる | 2006年5月11日 (木) 22時10分

>>つづき

2ですが、これには前ふりがあって90年代に修士を増やす政策が文部省(当時)主導で取られました。これが予想以上の成果をあげました。

高度化した技術レベルにある程度対応できる人材として修士修了者が企業に歓迎されたわけです。

このこともあって文部省(当時)は博士の増員も、同様の成果を見込めるということで行いました。

しかし、これは大失敗でした。

問題は前に書いた、社会(特に企業)のニーズが専門性を持ちつつ幅広い知識を吸収できる人材ですから、これは基本的に博士課程に進む人間には当てはまらないわけです。

そして大学や研究機関の受け入れ枠も限られており、折からの予算削減で大量増員ができない状況が生まれました。おかげでかつてなら確実に大学に残れた人材が大量に引き取り口のないまま放り出されたわけです。

それが博士課程修了者の悲惨さにつながっていると考えています。

投稿: くるる | 2006年5月11日 (木) 22時03分

>>つづき

1はその通りで昔のように、博士になると言うことは全体を幅広く知っていれば良かったわけでないのです。

専門的な学問研究をする必要があります。ここでまずいのはめぐりあった研究内容が先端内容に特化した場合、それに対する高度な知識はもててもそれ以外はできないということになりがちなのです。

これは博士に限らず、修士レベルでも言われていることです。昔と違い研究室から一歩でたら、自分の分野は通じない、他の分野はわからないということが起きるのです。

昔は学科単位だった知識の共有が研究室単位、下手したら研究室内のプロジェクトチーム内でしか行われないという現状があります。実際に輪講などが行われても自分の分野以外だと文字通り、何を言っているのかわからないということが実際に起きるのです。

これは基礎勉強の不足ではなく(基礎的な学問はだいたい習得していますから)専門性の特化ゆえに起きている現象でしょう。

社会が求めているのは、専門性をもちつつ、幅広い知識を吸収できる人材ですから、専門性に特化しすぎた人材は忌避される傾向にあります。

投稿: くるる | 2006年5月11日 (木) 21時53分

>共産主義者の見解は労働者階級は祖国を持たないという物です。つまり国境を越える普遍性を持つという考えです。「愛国主義」や国粋主義が一国でしか価値のない物である事に対して世界革命という共同の事業を手を取り合って勝ち取れる存在であると言う事です。

スターリン主義政党は「一国社会主義」でしたね。
ただこの「祖国を持たない」「国境を越える」という主張は一般庶民にとっては「売国奴」に写るんですよ。中国や韓国や北朝鮮に反スタ左翼の団体は存在し合法化されているんでしょうか?韓国は、ある程度言論の自由が保障されているようですが金日成主義を信奉する団体が主流だときいております。中国が日本並みに言論の自由、結社の自由が保障されていて反スタ勢力が活動できる状態にならない以上、日本の左翼=中共の手先というレッテルを剥がすことは難しいです。

投稿: うりぼう | 2006年5月11日 (木) 21時44分

>>理系の一人さんへ

理系の方だと思いますが、学士卒で研究職か専門職でない方とお見受けしました。

余剰博士を大量に生み出す原因は2つあります。

1.学問体系の高度化による専門の特化と細分化
2.政府がすすめた博士増員政策と1が重なり、産学共に大量に出来た博士を吸収できなかっため

この2つだと考えられます。

投稿: くるる | 2006年5月11日 (木) 21時41分

と、思ったら凄い記事が出てた。何でも中国人がネットオークションでミグ戦闘機を落札したとの事。
http://cnn.co.jp/business/CNN200605110026.html
中国人怖え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

投稿: Silver_PON | 2006年5月11日 (木) 20時29分

書き写した時の間違いを一つだけ治しておきます。
Su-27はF-15を意識して作られており、F-15に劣らない性能があるそうです。

ここ2年の間にロシアから300機程輸入されたそうです。

こえーよ!

投稿: Silver_PON | 2006年5月11日 (木) 17時47分

ほー中国の軍事に詳しいですねえ。

Su-27はF-18と同じレベルだそうです。それくらいは専門家でなくともわかります。
西側ではF-14が引退。F-15も時代遅れになりつつあります。

昨年読んだ雑誌では昨年4月の時点で中国の軍用機は数では日本の10倍だそうです。多少中国の軍用機が日本と性能が下でも10倍の数に襲われたらどうなるか?ま、想像つきますわな。

投稿: Silver_PON | 2006年5月11日 (木) 17時33分

私がヒーロー物に対して思っていることそのままなので非常に興味深く読ませて貰いました。平和が大事と左の教育を受けてきたのに、私が今や右になっているのは、ヒーロー物の影響もあると思っています。ヒーロー物が、侵掠してくる敵には武器を持って闘えと教えてくれた、とこのように考えています。(予断ですが、このような考えですので、うちの長男や次男にヒーロー物を観せることに抵抗有りません。)

> アメリカ同様、日本も「三韓征伐」の神話に始まるように、歴史上常にアジア侵掠を行ってきた歴史がある。

と有りますが、歴史上という話なら支那も朝鮮(新羅など)も同じだと思います。批難されるべきは今だに侵掠を止めない米国と中国共産党政府では無いでしょうか。(私は韓国も竹島を侵掠していると思っていますが、その見解が違うことは知っていますので、省きました。)

中国が今の戦力で通常戦争を挑んで来るとは思っていませんが、日本が中国が挑む気にならない程度の軍備を米軍抜きで保持して置くことは必要でしょう。アッテンボローさんの記事を見てもそれを否定しているようには見えませんし。

またこれはあくまで通常戦争の話であり、疾うの昔に中共による侵掠は始まっているという認識です。支那の市場に目が眩み、中国拠りの発言をする財界人などがよい例です。もちろん、米国による侵掠も継続中という認識です。

チベット、東トルキスタンを侵掠し、米国以上に労働者の権利を蔑ろにし、米国よりも極端な自由主義、資本主義を導入している中共をこそ、所謂左翼の人はもっと批難すべきでは無いでしょうか。

投稿: fuji2630 | 2006年5月11日 (木) 17時11分

とりあえず中国は空母作ろうとしてますし、ロシアからそれなりの性能の駆逐艦は手に入れてます。
前にも言ったとおり、総力戦や日本本土に乗り込むことは無いですけど、尖閣諸島などでの勃発は十分に考えられます。
また、空母と日本のイージス艦とが勝負した場合、どちらが勝つかはちょっと微妙ですかね。
即刻制空権取られるわけですし。
しかも原潜も持ってますし。


あー、私はヤマトやガンダムの小説版読んでません。
でも機械文明批判は銀河鉄道999で強く出てましたね。
私も機械化はあまり好きではありません。
物事が便利になるのは良いですけど、あくまで機械は人間の補助でなければならないと思っています。

何事も疑えというのは確かに良いことだと思いますよ。
私もそこから従軍慰安婦やら南京大虐殺を疑っていきましたから。(スルーでお願いします)


新生左翼の人々は、サヨクの人間を批判しなければ同類と思われても仕方ないですよ。
私の考えている右翼は、まず保守などと分離していますし、在日などがアンチ右翼のためにやっている行動も批判してます。
そういう事をまずやらねばいけないと思いますけど。

投稿: 久々 | 2006年5月11日 (木) 16時24分

アッテンボローさん
私は新左翼は中国のスパイとは思っていません。
このブログに来させてもらったのは、ちょうど帝国論を読むあたりからです。色々勉強になりました。以前は左の人は皆、中国のスパイとまでは思っていませんでしたが、何故人権弾圧国家中国を批判しないのか憤慨していたものです。でも(自分では右寄りと思っているので)ウヨとまとめて批判されると、理不尽に感じるように、サヨと一まとめに批判することの愚かしさを、このブログで学ばせてもらいました。

こうやってレスをつけてくれる、左側のサイトは本当に珍しいです。それもあって、ここの様に自由に議論が出来る場があることは本当に素晴らしいことだと思います。なんでもまずは話あってみることが大切だと改めて実感出来ます。話し合いもせず、最初から相手を決めて掛かると、妄想も手伝ってお互いの不信感が増すばかりです。

今後もたまに書き込みをしたいと思います。宜しく。

投稿: 通行にん | 2006年5月11日 (木) 09時36分

理系人間がネットにて右派多数をしめるのは、理系人間に必要な「実証・証明」が左派人間は省略出来るため、意見の受容レベルに差が生じてるのであります。
左派の意見のネットにおける支持率の高さは理系の人間には仮定段階にある[A]が左派に於いては結論であるというこの論証プロセスの段階の差にあります。

投稿: Silver_PON | 2006年5月11日 (木) 08時00分

アッテンボローさん
朝鮮と韓国は依然として戦争状態にあるのはご存知のとおりだと思います。それだけではなく朝鮮の核開発してますし、韓国は公海(経済水域は国際法上公海とみなされますよね)で海底の地形調査を行えば攻撃すると大統領が言い切ったばかりじゃないですか。

中国についてはおっしゃるとおり、今アメリカ、日本同盟軍と戦争をすると負けるとわかっているから仕掛けないだけです。この60年で何カ国と戦争をし、どのぐらいの地域を侵略したのかご存じないとは言わせませんよ。アメリカがフィリピンから撤退したとたんに、南沙諸島を占領したではありませんか。

日本近海で戦争嫌いなのは日本だけです。不良の中にぽつんとひ弱な人間がいるような状態で、少し体でも鍛えてみようかなと思う人が出てきても当然だとは思いませんか。

アッテンボローさんの文章では、日本政府(およびアメリカ)のやることは全て悪であり、まわりの行動はそのリアクションに過ぎないというようなトーンの口調が目立ちますが、全てが悪というのは思い込みだと思います。ひとつひとつをきちんと吟味することが大切だとは思いませんか。

投稿: nebuo | 2006年5月11日 (木) 02時03分

 反響が大きいのでまた纏めてお返事をする事になります。
 怪星人カピアさんは「オタク」を自認されている方ですからこういった話題はお得意だと思います。全体的な傾向として反戦平和の内容を含んだ作品というのは見かけなくなりましたね。うりぼうさんの言うように中には左翼が喜びそうな話もあるのでしょうが、目立たなくなっていますね。息子が見ている番組全てに付き合っているわけではないので、見落としている可能性は大ですが、全体の傾向という事でご了承下さい。
 名無しさんはどうやら二人おられるようですので、便宜的に右の名無しさん、左の名無しさんと呼ばせていただきます。
 右の名無しさん・nebuoさん・通行にんさん・久々さん・国営土建屋の隠居さん・まあまあ……さんにお尋ねしますが、中国スターリン主義の打倒を掲げている新左翼がどうして中国のスパイになるのか説明していただけますか? 久々さんは結構長くこのブログを読んで下さっていますからある程度は分かっていただけると思いますが。それから本文でも書いていますが、中国が日本を侵略するという考えの根拠が説明不足ですね。海軍力を見てもそうですが、日本に攻め込むためには大量の上陸用舟艇や補給船が必要ですが、それらを持っていますか?航空機でもイージス艦の弾幕を突破できる性能があるでしょうか?戦闘機はスホーイ27が最新鋭機だったと思いますが、日米の装備するF14・15・16・17と比べて性能はどちらが上でしょうか?
 中国共産党がスターリン主義である事を再々書いていますが、「本質的に受動的であり、対抗的に積極的である」という中核派の分析についてどの様な感想を持たれるのでしょうか?中国スタはその反革命としての本質からして日本の労働者に対して階級的兄弟として帝国主義打倒に立ち上がれと呼びかける事はしません。核武装をしている事自体が共産主義とは無縁です。この事も書きましたが共産主義革命の主体である日本の労働者人民を無差別に大量殺戮する平気を持つ時点で彼らは労働者に敵対しているのです。
 くるるさんに対しては理系の一人さんが書かれているように理系の人が専門分野にばかり意識が集中して、その技術がどの様に使われるかという点で社会全体を見る視点が欠如する傾向が有ると思います。文系でも考古学者などにはその様な人が多いそうですが。
 できれば右よりの人々にはこのブログで書いた帝国主義関連の記事をご覧頂ければと思います。経済的・政治的・軍事的に侵略の現実性を持つのは日米帝国主義であると言う事です。それから、人海戦術は陸続きでないと使いづらいでしょうね。海を渡る間に殆どが海の藻屑です。
 共産主義者の見解は労働者階級は祖国を持たないという物です。つまり国境を越える普遍性を持つという考えです。「愛国主義」や国粋主義が一国でしか価値のない物である事に対して世界革命という共同の事業を手を取り合って勝ち取れる存在であると言う事です。
 左の名無しさん、お褒めいただきどうも有り難うございます。なんだかねえさん、本当にネット右翼は困った人々ですね。ただその中でも色々と主張の違いはあるようですね。ネット右翼の主張を支えるデマの発信者である小林よしのりは、最近では反米愛国の立場のようですから。もちろん中国や韓国に対する差別排外主義も主張していますね。ある意味帝国主義者にとっては一番良い主張なのかも知れません。
 そうそう、久々さんはガンダムやヤマトを見ておられたのでしたら小説版も読まれたでしょうか?ガンダムでは冨野義由紀が書いた朝日ソノラマの物では、最後にはアムロたちのホワイトベースと一緒にシァアの部隊がギレンを倒して戦争を終結させるためにサイド3に乗り込むところで終わっています。またヤマト、これも朝日ソノラマで原案豊田有恒・石津嵐著ではガミラスの正体は巨大コンピューターであるイスカンダルのスターシァが作り出した人造人間で、それが暴走した結果イスカンダル人を滅ぼし、地球侵略を行ったという、機械文明批判になっています。
 Silver_PONさん、何事も程々に、と言うのでしょうね。思想というのは支配階級の考え方は砂地が水を吸うように自然に吸収されてしまう物です。それに対して被支配階級の思想は苦闘して勝ち取るしか有りません。「全てを疑え」というのがマルクスの言葉です。私の場合マルクスを疑っても、結局その正しさを実感したから共産主義者であろうとしています。

投稿: アッテンボロー | 2006年5月11日 (木) 00時16分

スパイねぇ…
せっかくの研究の数々により核武装が実現しても、スパイの連中に利用されなきゃいいですね。

>くるるさん
ご丁寧なお返事ありがとうございます。

>あなたも理系なら博士課程修了者の悲惨さはご存知のはずです。
えぇ、ある程度は聞き及んでいます。
ただ、博士号のどこに魅力を持ち、その道を選んだ理由がサッパリ分かりませんけどね。
それよりも、そういった余剰博士を生みだすこととなった原因には興味があります。
どなたかご存知ありませんか?

私の推測ですが…
現代日本の機械化された、マニュアル化された世の中には不必要から余っている、と感じています。

機械操作ができれば物づくりできますからね。
マニュアルを読めて、笑顔が作れればサービス業も務まりますし。

こういった世の中に博士なんて必要ないのではないでしょうか?

投稿: 理系の一人 | 2006年5月10日 (水) 23時42分

失礼、間違えました。
間違い
>やれやれは貴方ご自身の事でしょうね
正確には
>HNはまあまあじゃなくって、やれやれじゃないですか?
いやぁ~、自分の間違いが恥ずかしい。

投稿: 怪星人カピア | 2006年5月10日 (水) 23時29分

中国も馬鹿じゃないですからね。
竹島と尖閣見れば対応の上手さは中国の方が上でしたし。
私は別に北朝鮮の核は脅威とは思っていません。
ですが、中国の軍事力はちょっと危ないという考えはありますかね。
正攻法で日本上陸は無いと思いますけど、尖閣諸島付近で紛争が起きてもおかしくない今日この頃ですから。

中国や韓国のスパイってのは言葉の綾でしょう。
まぁ言いすぎですけどこれは。
私の場合は売国奴ですかね。
金や名誉が掛かる問題で、国内での議論が二分されている状態なのに、そこで強引に謝罪やら賠償やらをして、日本を犯罪国家に仕立て上げる人とか。

投稿: 久々 | 2006年5月10日 (水) 23時28分

何だかどうも、80年代のソ連脅威論が、お相手を中国(とか北朝鮮)なんかに置換える形で、蒸返えされてるって感じで…。
あの時の自分、ソ連が日本を侵略しに来ると、本気で信じていました(赤恥)。
書店に行けば、ソ連脅威論の本が平積みされ、ミリタリー関連の雑誌は、ソ連製兵器の特集が組まれ、ミリオタ達が買い漁って読み耽り、其をマジ読みして、大韓航空機撃墜事件があった時なんて、怒りのボルテージが天上知らずだった時代があったのを、今多くの人達は忘れている。
やがて経済基盤も無いのに、ウナギ上りの軍事費にネを上げたソ連は、日本に来る前に崩壊。ロシアになっても、一応軍事大国だけど、チェチェンやウクライナ等の問題を抱え、嘗ての面影なんか、無くなってしまった。
自分は、あの時のソ連の姿を、今の中国に見てしまうんですよね。
経済力が向上していると言っても、所詮は成金の其に過ぎず、本当の帝国主義経済勢力である、日本や米国、西欧に比べたら微々たる物でしかないのに、軍の装備だけは増強され(序でに言えば完全な国産化率は未だ低く、仏露が未だ頼り)、チベットやウィグル、台湾や農村部等の“国内”問題を抱えている様子を見ると、脅威とやらも嘘臭く思えるんですよね、自分としては。
どうも隣国問題になると、変に熱くなる御人が多いけれど、そう昔ではない80年代の頃を、再度確認してもいいんではないかな、と思うけれど。
まあまあ氏への感想。
>でも、だからといって日本人が滅亡していいわけなんてないんですヨ。(中略)中国人や朝鮮人の気持ちを晴らすために、愛する家族をゴミ屑の如く殺すなんて事はできません。
・・・はぁ?何か変な方向に飛躍しているような・・・。
>左翼の人は「人権」なんて言いながら日本人の人権は蔑ろにしますね。まぁ中国や韓国のスパイである人々にとっては当然のことですね。
こういう事言ったら失礼だと思いますけど、やれやれは貴方ご自身の事でしょうね。中国や韓国のスパイですって。今時そんな化石みたいな事言う人が居たとは。では米兵に陵辱された沖縄の少女の人権は如何なものですか(そういう事件を知らないとは思いませんが)。

投稿: 怪星人カピア | 2006年5月10日 (水) 23時00分

国のために働く。
国と言っても政治家のためではなく、漠然としているが、国と言えるもの。
それは家族であり、町でありと言ったかんじですかね。

戦争の話に関しては少なくとも私はそれなりの体験談を読んできましたよ。
この前大和ミュージアムにも行ってきましたが、そこで上映されていた、乗員や関係者の方々の話も一時間強全部見ました。
左翼の方々の言う“戦争”っていうのは、“戦災”であって“戦争”と言うのではないような気がするんです。


とりあえず、戦争と言ってこういうのを思い浮かべるのも良いかと思います。
http://karen.saiin.net/~clytie/

投稿: 久々 | 2006年5月10日 (水) 22時54分

>>理系の一人さんへ

あなたも理系なら博士課程修了者の悲惨さはご存知のはずです。

愛国の定義は人それぞれでしょう。広辞苑だけでない何かが人一人一人にあると思います。

自分なら、比較的恵まれた研究環境で研究でき、いろいろな人とめぐり合い、友人と笑いあい楽しめることを感謝するということです。感謝として自分の役目を真面目に努力し頑張る。

これで十分、愛国だと思っています。

投稿: くるる | 2006年5月10日 (水) 22時40分

ネットウヨクに理系が多いって点は大いに納得できます。
理系はどちらかというと専門的な研究や仕事に没頭しがち。
長く続けていると、全体が見えなくなり、専門の分野だけしか見なくなります。
そして自分の巣穴に引きこもる…。

あと愛国って何でしょう?
私は国がどうこうよりも、喜怒哀楽を共にする家族や職場の同僚、そして出会う人々との交流…
簡潔に言えば「人間」を大切にしたいと考えています。

投稿: 理系の一人 | 2006年5月10日 (水) 22時30分

戦争に負けますと敵国において不要と思われる価値の乏しい学問の人間は魚の餌にでもされるのがオチですから深狭たる世界的権威の左派知識人にはその存続のために普遍的価値の獲得を期待します。

投稿: 名無し | 2006年5月10日 (水) 22時17分

そういえばある著明な会社の社長さんが「ネットのBBSは嘘を嘘と見抜けない頭の弱い人には扱えない」と言っていました。2ちゃねらーやニートや引きこもりやネットウヨとかを見ていると本当にその通りですね。ネットのBBSで自分をしっかり持っていく事の難しさを感じます。
左翼の人はネットのBBSでは少数ですが、知的レベルの高さを鑑みますと、大いなる飛躍が嘱望されますね。

投稿: 名無し | 2006年5月10日 (水) 22時07分

ヒーロー戦隊は良く見てました。幼いころですが。悪い親分の下で働きたくないなぁと思う、ちょっと変わった小学生でしたね。

ガンダムよりパトレイバーのほうが大好きでした。今は戦闘妖精雪風やバルキリーなどがマイブームです。

ソビエト連邦で思い出すことと言えば、核のキノコ雲をバックにT-80戦車の大群が、フード付ソビエト迷彩を着たガスマスク装着の歩兵を乗せて突撃してくるイラストを真っ先に思い出しますね。

中国軍もソ連式の近代化をしたくちですから、1万発の砲弾を相手がもっていたら2万人以上で突撃すれば問題ないという戦術を臆面も無く取るでしょう。奴らは核も持っていますから。

日本は核を持とうとすればすぐに持てると(少なくとも製造だけなら3週間以内)思います。平然と公開していますが一番難しい多面起爆の同時圧縮法はクリアしてます。

なにより現場レベルで抵抗感を持っていませんから、日本の世論が核武装に傾いたらいつでも作れますよ。素粒子とか原子核の研究といっただけで軍国主義者と言われていた反動が今まさに来ているといった感じですね。

長期的に見て左翼か新左翼が行った反核運動は日本においては大失敗だと思います。少なくとも若者はやるなと言われることをやりたがるものです。

投稿: くるる | 2006年5月10日 (水) 21時59分

なんだかねえさんのいう通り、戦争で死なないと思ってる人間は気楽ですネ。
戦争になると真っ先に死ぬ人間はなんとかして生き延びようと準備し、努力するもんです。

投稿: 名無し | 2006年5月10日 (水) 21時51分

理系だったり、研究技術職だったりする人間は船で言うなら船底で機関動かしたり、釜炊きしていたり、船のメンテしている人間にあたると思うんです。

船底にいたら船が沈んだらたいてい助かりません。下手したら生きていても水を入れられることがある。
だからひたすら自分の仕事を行い、船を早く動かせば動かすほど、生き残る可能性が高くなる、弾は当たらないと思って頑張るのですよ。

左翼や新左翼の人たちは船で言うなら甲板で仕事をしている人がほとんどでしょう。文句はいいたい放題、船が沈んだら脱出しやすい環境です。だからちょっと船そのものに水を入れようなんてことを平然と行うのだと思います。

ただご心配なく船が沈んでも最後の最後まで電気を通し、電灯はつけておきますから。ドイツ人じゃないですが、日本人たるものそれぐらいの矜持は持ってなきゃ研究職なんてやってられません。

投稿: くるる | 2006年5月10日 (水) 21時38分

>>なんだかねぇさんへ

実際にネットウヨといわれている人間の多くは理系だったり、研究者だったり、技術職についてたりする人間が多いと思いますよ。

基本的に愛国者ですが、必要や経験から愛国思想に目覚めた人が多いと思います。

たとえば中国に学会にいったら、国際学会ではルール違反であるはず(基本はしない)のビデオ撮られたり、データを回収されたりするわけです。だいたいよほどの中国よりの人間でなければ、こいつらおかしいぞ!とは気づくわけです。

提携技術を骨の瑞までしゃぶりつくす惨状を見た、同期のエンジニアなどなど。他に例はたくさんです。

戦場は経験していませんが、そういった現場レベルでの惨状を経験したら、あながち奴らが日本に攻めてこないなどいえない雰囲気が大陸の奴らにはあります。
それがわからないか、そういった雰囲気を味わっていない時点で、チベット解放運動や中国労働者解放といわれても、ちょっと違うんでないかい?と思うのですね。

投稿: くるる | 2006年5月10日 (水) 21時28分

なんだかねえさん、久々さん。
今の日本人で戦争を経験している人は80歳を超えているでしょう。ですから、戦争の苦しみや被害者の苦しみを言われるとちょっとねえ……

でもね、想像は出来るんですよ。中国や韓国の人は塗炭の苦しみを味わっったんだから、日本人に対し持っている憎しみや苦しみは多分日本が滅亡して最期の日本人がゴミ屑の如く死んでも収まる事はないでしょう。

でも、だからといって日本人が滅亡していいわけなんて無いんですヨ。私は親もいるし、妻もいるし、子供もいます。中国人や朝鮮人の気持ちを晴らすために、愛する家族をゴミ屑の如く殺すなんて事はできません。

だからこそ、そんな事を起こさせない為にも守らにゃあならんわけですわ。最低限、相手に手を出させない程度に守らねばなりません。左翼の人みたいに軍を無くしたら、中国や韓国が喜んで攻撃にきますよ。特に中国は伝統的に平服軍隊の国。私服でカモフラージュした軍隊が攻めてきます。その時、守る為の武装が無いと一環の終わりです。

左翼の人は「人権」なんて言いながら日本人の人権は蔑ろにしますね。まあ中国や韓国のスパイである人々に取っては当然のことですね。

投稿: まあまあ…… | 2006年5月10日 (水) 20時12分

戦争なんて今体験した人なんて殆どいない現在で、戦争体験者以外が戦争について語るなと?

私は戦争がどれほど苦しいかなんてわかりませんよ。
そりゃ戦争を体験したことをありませんからね。
どこかの台詞みたいに「被害者の心がわかる」なんていいません。
第一私は自分を善などと思っていません。
善悪など自分が決めることではありませんからね。
周囲の人間が口をそろえて偽善者と言うのならば、私はそうなのでしょう。

http://food6.2ch.net/test/read.cgi/don/1108237155/l100
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/diplomacy/1142055366/
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/diplomacy/1146718936/l50
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/diplomacy/1142703758/l50

無意識に親米ねぇ……

投稿: 久々 | 2006年5月10日 (水) 17時04分

久々さん

あなたは戦場で戦ったこともなく、ましてや戦場で戦うつもりもなく、自分は平和なところに身を置いて威勢のいいことを言っている時点で偽善者なんですよ。その点自覚されたほうがいいと思いますね。

ネットウヨは「無自覚的に」親米国連邦政府派ですね。米国人になら尊敬できる人はたくさんいますよ。

投稿: なんだかねえ | 2006年5月10日 (水) 14時47分

>ネットウヨは口ばっかで何もしない。やつらは、中国よりも強大な米軍にホイホイ金をばらまいたり、自衛隊が米軍の管轄に取り込まれるのを後押しするだけ。

ネトウヨが親米派と思っている時点で終了だね☆ミ


>ネットウヨがいる限り永久に地球は平和にならない。
右翼だからという理由だけで潰すようなやつらがいる限りry


前にも言っているけど、ネトウヨは別に右翼ではない。
ただ殆どは痛いことやっているやつらを見てるだけ。
↓わかりやすく言うなら
アメリカ<<<(越えられない壁)<<<中国<<<中核派とか親の会とかその他<<<韓国

投稿: 久々 | 2006年5月10日 (水) 14時31分

新左翼が親中派だと思っている時点で終了だね。ネットウヨは。俺の知っている左翼の人はチベット解放運動や中国労働者解放のために活動している。

ネットウヨは口ばっかで何もしない。やつらは、中国よりも強大な米軍にホイホイ金をばらまいたり、自衛隊が米軍の管轄に取り込まれるのを後押しするだけ。

ネットウヨがいる限り永久に地球は平和にならない。

投稿: なんだかねえ | 2006年5月10日 (水) 14時18分

PONさんて「唐傘お化け」の人?こんなトコにいるとは思わなかった。

戦争の準備なんてせんで済むならこれほど有難い事はないけど、近所がそれを許さないから、守るために準備せんといけない。

ここの人は中国の軍備を過小評価するのはなぜかな?


太平洋戦争で、B29がどっから飛んできたか、覚えてる?中国と日本の間はそれよりも遥かに近い。
今の軍用機なら中国から日本に来て爆弾を落とし、また帰るくらいは楽勝。

ソ連の空母が中古で使えないって言ってるけど、ソ連や中国は道具を大切に使うから、電子機器さえ改修したら十分に使える。

また10倍の兵力は侮る事はできない。戦争
は所詮、人間のやることだから、最後は現地に行って人間対人間の戦いになる。

昨年、軍事演習で、中国は日本を呼ばなかった。これは攻撃目標が日本であるって言ってるようなもの。

それを無視するのは何らかの意図があるって事だろうね。

投稿: 国営土建屋の隠居 | 2006年5月10日 (水) 13時28分

私はガンダムや宇宙戦艦ヤマトを見て育ちましたからねー

戦争に善悪などはない。
こちらにはこちらの正義があり、あちらにはあちらの正義がある。
そして最終的には勝ったほうが正義で、負けたほうが悪になる。
だから戦争になったら勝たねばならない。

と言う考えですかね。

投稿: 久々 | 2006年5月10日 (水) 12時56分

中国が沖縄を自らの勢力圏にすることは、十年くらい前には共産党の指針としてありました。5年以上前にそれを分析した日本の書籍を読んだので覚えています。理由は、琉球が冊封国家だったからです。
何故か中国共産党は満洲族の大清帝国の勢力圏の復活を一応の目標としているようです。成長著しい経済力を背景に、北朝鮮、ビルマ、ネパールと少しずつですが目標に向けて着実に動いています。

ネットウヨでも中国を攻めろと主張するひとはほとんど居ません。ただ、今ある日本の権利、領土を守るには戦うことも大切だと主張しているだけだと思います。ただ単に韓国、北、中国に対する嫌悪感。正確に言えば、出来うる限り関わりたくない。という気持ちかと思います。
それがネットでの「例の法則」なんかに表れているのでは。
歴史上も、日中間が最も安定している時というのは正式な国交もなく貿易だけしている時ですね。

投稿: 通行にん | 2006年5月10日 (水) 11時47分

若い時はずっとクラブとバイトと受験でテレビ見る間無かったなー……(遠い目)

そういえば、オウムってやってる事がTVアニメだとか言われてましたネ、「へ〜〜〜〜」と思ってた。
テレビマンガの見過ぎはこんなになってしまうんだとか言われてたと思う。

投稿: Silver_PON | 2006年5月10日 (水) 08時10分

アッテンボローさんこんにちは
悪の帝国の侵略に対して非武装で戦いを放棄してしまってはヒーローもの26回シリーズが持たないのでお目こぼしを。といった感じでしょうか。子供向けですからある程度絶対正義と悪がないとわかりずらい。そこにスパイス的に悪や正義に絶対なんてあるとという疑問を入れるところが、この種の話に深味を出すコツでしょう。

さて、大人になっても絶対正義、絶対悪があると信じている人が多くて困り者です。アッテンボローさんにもその傾向が感じられて心配です。(余計なお世話か)。

日本の回りの国、アメリカ、中国、韓国、朝鮮、どの国も戦争やる気満々ですから心細くなって、軍備の心配をする人が増えてもしょうがないのではないでしょうか。アメリカの場合はすでに占領していただいているのでこれ以上、攻撃されることはありませんが、中国あたりがもう少しおとなしくしてくれると平和でよいのですが。困ったものだと思いませんか?

投稿: nebuo | 2006年5月10日 (水) 05時39分

ちょっと、お聞きしたいのですが本当に最近の特撮番組ご覧になってますか?
少し前に放送されていた「ウルトラマンマッもクス」、「魔法戦隊マジレンジャー」そして今オンエアされている「超星艦隊セイザーX」は得たいの知れない悪の組織と戦うだけのお話ではない。
まあ、平成ライダーシリーズはクウガ以外ノリだけで作っているような作品で何の主張もない駄作品ですが。
「ウルトラマンマックス」などは左翼の人が喜びそうなエピソードもあったはずですが。これらの作品は味方も敵サイドもよくよく話し合ってみればたまたま、立つ位置がちがっているだけで個々の構成員同士は戦う必要はないのでは?というメッセージがあったと解釈しております。「ふたりはプリキュアスプラッシュスター」も先週見た限りではその方向で行きそうな予感がします。前作の「マックスハート」は確かに攻撃的な作品でしたが。

投稿: うりぼう | 2006年5月10日 (水) 01時39分

ヘルマン・ゲーリングの言葉については中国政府は国民に対して「日本が中国を侵略しようとしている」と発言してるじゃないですか。
中国が日本を攻撃せんと欲しているのは中国は実際に沖縄や尖閣諸島を狙っているわけであり、現実であります。

投稿: 名無し | 2006年5月10日 (水) 00時08分

こんばんわ。
ヒーロー番組や漫画が、反戦のメッセージを謳わなくなったのは、やっぱり80年代からでしょうか。
最近のヒーロー番組は全く観てないので、何とも言えませんが、昔のウルトラ物なら、ウルトラマンの『故郷は地球』(ジャミラが出てくるアレです)、ウルトラセブンの『ノンマルトの使者』、帰ってきたウルトラマンの『怪獣使いと少年』等、反戦と被搾取側の訴えを謳った作品がありましたし、漫画では松本零士の『ザ・コクピット』も、戦争の虚しさを重苦しさが描かれていましたし、ドラえもんの『ぞうとおじさん』等は説明する迄も無い程、良い作品でした。
戦争を間接的にとはいえ、肯定していた作品の嚆矢的作品は、自分が知る所では、『超時空要塞マクロス』でしょうか。
『…マクロス』とほぼ同時代の『愛国戦隊大日本』は、一部批判があったとはいえ、ギャグとして受入れられましたけど、今や其が本気で流行しそうな気風があります。
国権の策謀を隠蔽する意味での仮想敵に、多くの人々が憎悪の対象とし、其を実践する状況だけは、何としても変えさせたいです。

話の中で出てきた中国が購入した旧ソ連製空母『ワリヤーグ』ですけど、カタパルトはおろかアレスティング・ワイヤすら無い(幾らロシアでも其迄売る訳にいかないと判断したそうで)、ヘリを搭載するにも中途半端な代物で、防衛庁の提灯雑誌『今日の艦船』658号(2006.5)の解説ですら、「中国が空母を我物とする頃には、日米戦力はより進歩したものになっている」といった内容で批評されていました。
国際貢献の美辞麗句の下で、自国内世論を欺き、自衛隊の海外出動を繰返し、装備を対外敵用に強化して、“戦える戦力”にしようと目論む日本国権こそ、中国の様な張子の虎ではなく、本物の虎として、アジアの脅威と化しています。
取り止めない内容、どうも失礼したした。

投稿: 怪星人カピア | 2006年5月10日 (水) 00時01分

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