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2006年6月12日 (月)

快楽亭ブラック

 我が家には落語の本が三冊有る。一冊は高校時代の友人から譲り受けた古典落語の文庫本で、これは二十数年かかっていまだに読み終えることが出来ないで入るのだが、とにかく面白いことは確かだ。今一冊は先日記事にした「はつてんじん」で、あんまり子ども達に受けるので書店に取り寄せを頼んだ。長女も次女も面白がっていた。息子が退院しても自宅に有ればいつでも読んでやることが出来る。最後の一冊が「快楽亭ブラックの放送禁止落語大全」である。この本を知ったのは「反米嫌日戦線『狼』(美は乱調にあり)で死ぬのはやつらださんが取り上げていたからだ。二週間ほど前に「はつてんじん」と一緒に注文したのを昨日ようやく受け取ってきた。

 どうやら私は真面目で良い人で通っているようで、この内容をそのまま引用するとイメージがぶち壊しになりかねないので、簡単に紹介するに留めるが下ネタがどっさりで有る。天皇一族ネタで笑わせてくれるというのもあったが、それも下ネタがからんでいる。天皇を偶像視することを叩きつぶすという点でこれはこれで良いのかも知れない。この記事を書きつつ付属のCDに収録されている「道具屋・松竹編」を聞いているのだが、笑いながら記事を書いている。書いても差し障りがないだろうタイトルを書き記すと「英国密航」「反対車」「川柳の芝浜」「怪獣忠臣蔵」この辺の作品は女性や子供が読んでも大丈夫だろうが、他の作品になると場合によってはセクハラとして怒る女性がいるかも知れない。

 落語には話芸という物があるから、文章で読んでいてはその本当の面白さは分からないのだろうし、高座で聞くのが一番であろうが、それなりに笑いつつ読み終えることが出来た。この人は古典よりも現代落語・創作落語が得意らしい。古典をやる場合であっても色々と現代の時事問題などを入れて工夫しているようだ。

 色々笑っていたのであるが、落語とは別に「借金2000万除名地獄顛末記」という競馬に嵌り、起死回生を狙って講演をしたりCDを作成したものの次々裏目に出て、多重債務に陥るはヤミ金に手を出すは、挙げ句の果てに妻に離婚されたあたりがついつい感情移入してしまった。立川流から除名されたあたりも似ているかも知れない。私の場合は博打の類はしないのだが、色々悩み苦しんでいたときに酒と女で現実逃避をした上に借金をこさえて除名されているから、親近感を覚えてしまう。この本が売れ、CDが売れて再起できればいいなあと応援したくなる。

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「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

アッテンボローさん、ブラック師は毎月1回のペースで東京で毒演会をやられておりますが、時々、関西でのお仕事もされていますよ。
とりあえずは今出ておりますCDでお楽しみ下さい。
ブラック師のブログか立川談の介師の掲示板でスケジュールをご確認下さい。

投稿: 朝倉 南 | 2006年6月19日 (月) 23時44分

 朝倉南さん、ブラック師匠の本やCDは今回が初めてですが、面白かったので寄席で聞きたい物です。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月16日 (金) 07時47分

ブラック師はいいですよ~
笑いとは何か、ついで差別語って何?にということを考えさせてくれる数少ない落語家です。
久々さん。初代ブラック師は明治時代の方で、二代目が真打昇進の時に談志師から、お前にはこれしか無いということで襲名した経緯があります。

投稿: 朝倉 南 | 2006年6月15日 (木) 23時29分

 元キャバ嬢さん、Silver_PONさん、この実例ですが女性の方が男性にトコトン惚れ込みまして、賢明に口説いた結果、結婚に至ったんです。男が口説いたのではないところがミソですね。それだけ旦那の方が魅力的だったと言うことですね。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月14日 (水) 23時41分

学生時代、金が無い時にスナックでボーイやってたけど、姉さんが客と……って事はまず、なかったですね。

アッテンボローさんのいう男性は、ま、特別だったんだと思う。

投稿: Silver_PON | 2006年6月14日 (水) 18時20分

まあ。そんな幸せな人もいるのね。
羨ましいわ~
でも、例えばわたしがいたキャバクラは、
女の子は厳しい面接を突破して入る(採用率10人に1人)わけですが、来るお客の9割は「モテない、クラい、ダサい」どーしょーもない男ばっかりだったし~ 私は水商売歴長いですが、「イイ男」に会ったことは一度もないわ~
ちなみに、一番スケベでケチでサイテーなのは(やっぱり)警察です。「俺は公務員で、給料は○○万ある」なんてダサい口説き方をしてくるのも、袖から指を突っ込んで乳首をクリクリしたりするのも、おっぱいに五千円札はさんだりとか、大抵おまわり。あと東大出の官僚も、かな。

投稿: 元キャバ | 2006年6月14日 (水) 16時58分

 元キャバ嬢さん、妻の友達でラウンジで働いていた女性がお客さんと大熱恋の末結婚して三人の子供に恵まれている実例を知っていますので、恋愛が皆無だとは思いません。うちとは逆で男の子・女の子・女の子ですね。最近は会っていませんが以前はお互いの家を訪ねたりしている間柄でした。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月13日 (火) 22時28分

ああ、皆さんの夢を壊してしまったのかしら~
許してちょ~
お客様と恋愛してしまう女の子も実際にいるのかもしれませんね。
ちなみに私は、毎週月曜日に新小岩で街宣してる、眼鏡でちょっと白髪のおじさんに萌えてます。

投稿: 元キャバ嬢 | 2006年6月13日 (火) 19時06分

 元キャバ嬢さん、確かにその通りですね。ごくごく稀な例でしょうね。そのへんの「勘違い」を分かった上で楽しめる人なら問題ないのでしょうが。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月13日 (火) 18時56分

マジメな人ほど水商売の女性にコロっといってしまうという例ですね。元キャバ嬢さんの言葉が1本2万円のシャンパンみたいに五臓六腑に染み渡ります(笑)

投稿: Silver_PON | 2006年6月13日 (火) 18時56分

「仕事で相手していたのが恋愛に発展したりする場合」なんて、ほとんど100パーセントあり得ない。(男の側はみんな勘違いしてるけど)客相手にマジになるなんて、少なくとも私のまわりではいませんでした。ダマされちゃダメよ!!

投稿: 元キャバ嬢 | 2006年6月13日 (火) 18時48分

 私の場合は鬱病のせいでEDですから、最後までと言うのはなかったですね。仕事で相手していたのが恋愛に発展したりする場合もあるでしょうしその辺はあまりとやかく言わない方が良いと思っています。首になった人の場合気の毒としか言えませんね。楽しく飲んで騒げたらそれで良しという所でしょうね。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月13日 (火) 18時21分

キャバクラですか~
私も一時勤めてましたが、オープン前のミーティングで「これはお客様に夢を与える仕事!!!」と徹底して叩き込まれました。その後クラブに移りましたが、私に入れ込んで会社を首になった男がいたよ~。でも最後までさせなかった。エラい?

投稿: | 2006年6月13日 (火) 02時56分

 ええと、「酒と女」というのはキャバクラですね。商売柄コンパニオンの女の子は色々な男を慰めるプロですんで、それなりに楽しく飲ませてくれました。クレジットカードで支払いしていたら気がつくと結構散財していました。
 この記事に出てくる快楽亭ブラック師匠は確かに二代目です。二代目と書いておいた方が良かったでしょうかね?

投稿: アッテンボロー | 2006年6月12日 (月) 22時41分

借金って、よう貸してもらえましたなあ……
はともかく、借金はあきまへん。
↓読んでみてください
http://horobosu.com/

投稿: Silver_PON | 2006年6月12日 (月) 20時24分

快楽亭ブラック師匠は二代目ではありませんか? 初代はかなーり昔、私がまだ子供の頃だったと思います。で、ここ5年程前に、ノルウェーかどっかの方で親の都合日本で生まれてしまったのが運の尽き。産湯のつかりが悪かったのかはたまた親の因果がこに報ったのか(なんでやねん)日本語がペラペラで英語はさっぱりという人が二代目襲名してたと思います。
今回の放送禁止はその2代目の作品なんでしょうか?
その人のその時聞いたネタ

相方「おまえ、外国人やのに英語喋れへんにゃてなあ」
快楽亭「なにゆーてんにゃな、英語ぐらいしゃべれるわい」
相方「ほな重さの事は英語でどない言うンや?

快楽亭「キログラムや」


投稿: Silver_PON | 2006年6月12日 (月) 20時21分

内容は読んでませんけど、まぁいいんじゃないですか?
自分がされて嫌だと思うレベルのものならともかくとして。
右側の人はこういうのはぜんぜん気にしませんし。
(逆に市民団体とかだとギャーギャーうるさいのが多いですけど、新左翼はそういうのがなさそうなので安心)
そういえば小林よしのり氏もまさこ様をギャグにしてましたねー

投稿: 久々 | 2006年6月12日 (月) 20時19分

小原正助ですかあなたは(笑)

投稿: Silver_PON | 2006年6月12日 (月) 18時31分

酒と女と借金の「女」というのは奥様のことですよね?老婆心ながら気になります。

私の先日の書き込みがお気に触られたようでしたらたいへん申し訳ありません。お詫びいたします。

投稿: なんだかねえ | 2006年6月12日 (月) 12時40分

 恥ずかしながら本当の話です。人間迷いがあるときなどは普段の自分とはまったく違う行動をすることがある物です。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月12日 (月) 07時27分

酒と女と借金で除名~?
アッテンボローさんがあ~!?
すげー信じらんない。

投稿: | 2006年6月12日 (月) 02時04分

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