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2006年6月13日 (火)

「前進」を読んで欲しい

 何故か革命的共産主義者同盟全国委員会(マルクス主義学生同盟中核派の上部団体)機関紙「前進」がお題なのに、分類上「日記・コラム・つぶやき」である。本来ならば「経済・政治・国際」であってもおかしくないと思うのだが、敢えて上記の分類にした。

 正直言って書き込みに返事を書く際に、革共同・中核派の主張を事前に知った上で書き込んで欲しいと思うことが度々ある。ソ連・中国・朝鮮・日本の「共産党」「労働党」と名乗るスターリン主義政党への批判を、何で「反帝国主義・反スターリン主義」を掲げる革共同の支持者である私のブログにするのか、本当に困る。事前にある程度「前進」サイトなり革共同・中核派の主張を読んだ上で「ここが分からないので説明して欲しい」という書き込みなら返事をするのは楽であるが、予備知識を持たないだけでなく事前の予習も事後の復習もしてくれない人が繰り返し同じ質問をするから叶わない。しかも私が得意でない分野についても回答を迫られるから非常に困る。私は20年間現場の労働者党員として活動してきた人間であって、専従経験はない。自然と自信を持って語れるのは労働運動の中でも全逓労働運動に限られている。(それも指導的立場ではなかった)

 党という共同体・組織を作っているのは個々人の力量を遙かに超えた問題に挑む必用があるからである。指導的立場の人々であってさえ得意とする領域がある程度決まっている。例えば綱領・軍事の問題であれば清水議長の専決事項と言われているし、経済分析に関しては島崎光晴さんである。共産党批判なら高田隆志さん、内戦論は野島三郎さん、マルクスに関しては仲山良介さんと言うように分担が決まっている。それぞれに最高水準の理論家たちがそれこそ全力を傾注して論文や著作を出しているわけである。このブログに書いている記事は、基本的に私が革共同・中核派の理論を自分なりに理解できた範囲で書いている物だから自ずと限界がある。

 私は確かに可能な範囲で返事を書く努力をしているが、苦手分野について何とか答えようと準備している最中であるにも拘わらず、「新左派の方は中国を批判すると口ではおっしゃいますが行動の結果として現われるのは中国共産党の走狗となり、日本で、日本の、それも60年前の戦争を未に声高に訴え、日本人の罪悪心を煽って中国への批判の鉾先を鈍らせているわけです。」と言われても困る。「前進」サイトで何も触れていないのならまだしも、沢山批判の論文や行動が書かれているわけで、それを読んでくれと言いたい。それと「左翼」にも色々な党派があるわけで、毛沢東主義の「人民の星」(日本共産党左派)などの中国派の様に私の活動領域では基本的に党派闘争をしたことのない人々への見解を聞かれても、やはり困るとしか言い様がない。私に答えることが出来るのは、せいぜい自分が直接党派闘争をしている連合=JPU本部・革労協(社青同解放派)・協会派(社青同)・日本共産党不破派くらいである。

 革共同はカクマルのようにドケチではないので、主要論文は全てサイトに掲載している。出来れば「前進」サイトを読んだ上で書き込みをして欲しい。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 eric_breaさんようこそ。一般の人々にとって革共同も共産党も共産同もカクマルも、みんな「左翼」で一括りなのは仕方ないことかも知れませんね。もっとそれぞれの特色を知らせる努力が必用でしょうね。
 またいつでも書き込んで下さいね。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月18日 (日) 10時16分

革共同は、反帝!反スタ!でしたね。
 カクマルは「黒田一神教」ですね。月刊誌は、同盟員の論文に添削が付いていましたね。そこでの始まりは「黒田は言う・・・」ではじまる。これは「イエスは言う・・・」と変わらないんですね。それが内向きの組織論で辟易とするのです。
 中核(学生組織ですから、あえて使いかますが)はその分大衆運動へのシフトは過去の事例からいっても分かりやすいものです。ただ、個人的にはトロツキズム団体とスターリニズム団体はどうも・・・。
てなところでしょうか。
まあ、大きな意味で「左翼」と使う人には、代々木~共産同~革共同~緑の党(日本の)まで同じに見えるのは現実てきには仕方がないのではないかと。
それでは!

投稿: eric_brea | 2006年6月17日 (土) 17時30分

 くるるさん、日本全体が右傾化していますから「週刊金曜日」が人気が無くても当然でしょう。私のように「前進」を読み慣れている人間からすれば、まだまだ本質に迫っていないという不満があるのですが。
 山本義隆氏は確かに「象牙の塔」で生きていれば出世も名声も嘱望されていたでしょうね。ですが、それはそれ、人間としての生き方の点では私は山本氏を尊敬します。その点は社会運動をしている人間とそうでない人との違いとして置いておいた方が良さそうですね。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月16日 (金) 18時37分

共用書庫というのが談話室に置いてあるのですが、科学雑誌を除けば「SAPIO」と「日経ビジネス」が人気です。特に「SAPIO」は出入りの若い院生や学生たちが持ってくるのでバックナンバーが豊富です。

「週刊金曜日」は不人気ですね。筑紫がいる時点で評判悪いし、拉致被害者の住所を公開していけしゃーしゃーと開き直っていた時点で北朝鮮のシンパの雑誌というイメージです。

>>山本義隆さんの場合、「物理学入門」でしたか、科学入門の裾野を広げる著作を著しておられますので、それはそれで無駄ではないように思います。

理系の端くれとしての現状を言うと、著作は素晴らしいですが科学入門の裾野は全く広げていません。実際バイブルにすらなっていない。著作から感じる素晴らしい知性は学術の世界で生きるべき人間特有のものでした。

山本氏は学界で生きるべきでしたし、日本版KITTEL(世界的物理学バイブル)を作れる才能を持った人でした。と言ったことで、彼は日本の学界史では封印された存在ですし、若い世代であればあるほど戦犯であると同時に裏切りものであり「恥」であるという認識ですね。

投稿: くるる | 2006年6月16日 (金) 13時49分

 「週刊金曜日」は一般の新聞などのマスコミが取り上げない社会問題を中心に扱っていますから、どうしても世間一般には「左」と思われるでしょうね。でも基本的には事実ですから、知った上でどう判断するかは別のことですね。
 サッカーに興味がないのでこの話題には付いていけません。純粋にスポーツを楽しむのなら良いのですが、そうでない、利用しようとする政治家がいるから困りものです。オリンピックの荒川選手の金メダルなども文部科学大臣が下らない対話をして当の荒川選手に呆れられていましたね。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月16日 (金) 07時46分

明日はワールドカップ、日本vsクロワチアですね

大切な試合です。日本チームには頑張ってほしいとおもう。

右の人も左の人も、まあ、イデオロギーに違いがあるだろうけど、日本を良くしたいと思う気持ちは同じだと思う。日本を一緒に応援できたらいいなって思います。

投稿: Silver_PON | 2006年6月15日 (木) 12時26分

>>「法大生の会」サイトを見ましたが、法……
失礼しました。読み間違えてました。
週刊金曜日は昔に読んでましたが、(読んでるとなんだっか自分が頭が良くなった感じがするんですよね)あまりに左寄りが酷いので……というより、世の中の事が判るにつれ、「左のよりすぎてるなあ」という事が判ってきたんで、最近は読んでいません。

投稿: Silver_PON | 2006年6月15日 (木) 00時26分

 皆さん色々と盛り上がっていただいていますね。論議の前庭としてある程度の予備知識を持ってくださいという呼びかけに対して反響があることは大変有り難く思います。
 通りすがりさんのご意見に対しては先日も書いたことなのですが、相反する意見の応酬を大衆はじっくりと見ていると言うことです。このブログに書き込みはしなくてもコメントを含めて丁寧に読んで下さっている方は多数おられると思うのです。その様な人々に対して丁寧に疑問に答えることが大衆獲得の正しいあり方だと確信しています。
 「前進」を始めとする革共同の主張を無批判に受け止めているのではないかというご指摘に関しては、現役時代の私がそうでした。現在はかなり客観的に見た上で「正しい」もしくは相対的に「正しい」と思っています。確かに大本営発表の様な誇張は闘争報告にはありがちですね。ただ、良く「プラス思考」という物が持て囃されていますから、士気を鼓舞激励するためにはある程度は仕方ないかなあと思います。少なくとも指揮者・指導者が弱気であっては下部が不安を抱いて付いてこないと言うことがありますので、私自身かなり意識的に小さな成果を大きく訴えてきました。 右翼からは「左」「アカ」と言われ、左からは「右」と言われるのはごく普通の大衆のあり方として当然ではないでしょうか。問題はそのように揺れ動いている人々に対して革命運動・左の正しさを理解し確信して貰える力量を左翼の側が持っているかどうかではないでしょうか。ですから、とおりすがりさんはご自分を「普通の人」として捉えて良いのではないでしょうか。
 Silver_PONさん、たしかに今回の処分によって学生たちは安定した将来を失ったかも知れません。ですが考えて下さい。売れないミュージシャンや芸術家の類を捕まえて味噌カスに言う人も居ますが、それはその人の生き方として容認していませんでしょうか? 今回処分された学生たちは自ら選んだ生き方ですので、それはそれで覚悟しているはずです。むしろ何の覚悟も無しに政治課題を取り扱う方がいい加減だとして批判されるのではないでしょうか。
 「法大生の会」サイトを見ましたが、法学部で処分決定が出されなかったことを文学部三名への退学処分が撤回されたと誤解されていませんでしょうか? サイトによると文学部三名の異議申し立てが却下されたと有りました。
 鬱病に関しては、正直不器用で変に生真面目な人間が罹りやすいようですね。物事を大らかに捉えることのできる人は罹りにくいようです。お兄さんの病状回復をお祈りします。
 「まず、疑ってかかれ」と言うことに関してはマルクスも「全てを疑え」と言っていますからその通りですね。疑って疑って、それでも否定できなければ信じればよいのではないでしょうか。
 くるるさんも鬱病ですか。ご自愛下さい。
 さて、研究者の世界に関しては寡聞にして分からないことが多いのですが、仰るように研究をそっちのけにしてしまった人間を「裏切り者」とする風潮があるのは残念なことです。山本義隆さんの場合、「物理学入門」でしたか、科学入門の裾野を広げる著作を著しておられますので、それはそれで無駄ではないように思います。
 なんだかねえさん、確かに広告による言論規制から比較的自由な媒体としては「前進」と「週刊金曜日」は存在価値があると思います。ジャーナリズムという点では「週刊金曜日」がもっと沢山売れて欲しいと思います。「前進」はどうしても誇張がありますので痛し痒しですね。
 学生が学問に励むこと自体は正しいと思います。問題はそれだけに囚われず、社会全体にとって自分の学問がどの様に位置づけられているのかを常に問うことだと思います。社会と隔絶した学問は所詮権力の使いっ走りに過ぎないと思います。
 基本的に私はカクマルが大嫌いですので、批判以外の立場はありません。時たまサイトを覗きますが、反吐が出るほど酷いと思います。
 maoさん、仰るように労働者の立場から社会を見ることに関しては「前進」が一番確かだと思います。私の課題はそこで示されている始点からどの様に様々な問題を解き明かすかだと思っています。今後も出来る限り徹底して労働者階級の立場から諸問題を考察したいと思います。
 怪星人カピアさん、マイナーな世界ですから、中々理解して貰えないのは仕方ないでしょうね。でもせめて中核派と共産党の違いくらいは事前に予習して欲しい物ですね。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月14日 (水) 23時36分

こんばんわ。
左翼の各党派、組織の詳細な相違を、一般の人達がどれ程認知しているか、というと、残念な事ですが、殆ど為されていないのが実情でしょうし、其は今に始まった事ではなく、自分が運動に関わり始めた80年代に於いてもそうでした。何より自分は、新左翼の存在すら知りませんでしたね。
其のくせ、当時『軍事研究』とか読んで、国士の積りでいた自分は、味噌糞にソ連の脅威や北方領土問題、日教組批判を相手にぶつけました。
其の後一年後、思考を一転させて、運動に参加してから、五流二十数派とされる左翼の存在や、其の相違を知る事となりました。
あれから20年の年月が経ちましたが、世間一般の左翼の認知度は相変らず低い侭です(然し右派が主流かというとそうでは無く、寧ろ政治其の物がマイナー化している一方なんですけど)。
要するに、後景化している一般民衆の政治参加をどうするか、が問題ですよね。
『前進』と『共産主義者』は、『マル解』と『新世紀(何だかミーハーっぽい名前…)』は、自分の住む地域の書店でも購入可能なので、時折買って読んでおります(革労協の『解放』とかも欲しいけれど、流石に入手不可……)。

投稿: 怪星人カピア | 2006年6月14日 (水) 21時03分

私が教えられたのは、「まず、疑ってかかれ」という事ですネ。
是認する意見と、否定する意見と両方ありますから、その、どっちがリアリズムが有るかですね。よりリアリティのある、具体的なビジョンを見せてくれた方がより人を引きつけます。

投稿: Silver_PON | 2006年6月14日 (水) 19時24分

前進を読むことは、世界を見て判断する上での視点が広がります。
たとえば、米大統領の年頭教書演説や、日経連の報告、とかの分析。今後日米政府がどのような方針で、世界の民衆に対して攻撃を仕掛けてくるかが、予想でき、それに対し我々が反撃を準備できる。
長いものにまかれろと、政府に従おうとする人には、役に立たないと思いますが。

投稿: mao | 2006年6月14日 (水) 18時55分

>>くるるさん

カクマルはほかの党派や左翼のノンポリからも嫌われています。それは度を越した独善性のためです。

中核派にもかつては唯一の前衛党を自認して他党派に抑圧的でしたが、最近では融和の傾向にあり、ほかの左翼勢力からも支持を集めてきていると思います。カクマルは黒田寛一絶対教のためにもはや絶望視されています。

投稿: なんだかねえ | 2006年6月14日 (水) 15時28分

私の考えでは学生が労働運動を担うということが重要だとしても、学生にとって一番大事なのは勉強をするということです。「学位」をとる、「専門知識を身に着ける」ということは、社会主義運動を進めるうえでも重要なことだと思います。勉強することは決して資本主義社会に服従することではなく、むしろ社会主義を建設する上で重要なことだと思います。ですから、有朋寮の学生の皆さんにもぜひ勉強にはげんでほしい!

投稿: なんだかねえ | 2006年6月14日 (水) 15時21分

私は「前進」と「週刊金曜日」を愛読しています。スポンサーがない、もしくはきわめて限定されているという点で大企業や政府に気兼ねしない記事がかけていると思います。

ただ、「前進」の記事はメディアの中でも的確であるにしても、現実可能だとは思えない「大本営発表」が多いように思えます。たとえば、日本では4大産別の労組が一斉にゼネストとか、そういうところまで持っていける状況にはほとんどないと思います。

投稿: なんだかねえ | 2006年6月14日 (水) 15時15分

別問題ですが東北大の有明寮問題も参加した理系学生は理系の世界におけるキャリアは永久に閉ざされるのは確定です。

理学や工学の世界では、政治絡みの処分で出戻ってきたとして大学や世間が許しても我々は許さないという同期や関係者の目にさらされるでしょう。大学院への進学は無理ですね(経験上入れても卒業は無理)。大学4年での卒研も塗炭の苦しみを味わうと思います(実験系なら確実に)。

良きにつれ悪きにつれ、理系の学問集団は「学問における独立独歩の精神」(外部介入に弱いと自覚した上の)を尊重しますから。

文系の感覚だと自分自身の出世を犠牲したというヒロイズムに思われますが、理系だと「知識や技術の伝承、及び『世に役に立つ(喜ばれるではない)』知識、技術の開発を行う義務を放棄して逃げ出した卑怯者」という烙印が押されます。出世ではなく知識や技術に殉じるのが理系の王道ですから。

東大全学連の山本氏も結局、理学の発展や理学離れの改善に何ら貢献しませんでしたね。残念です。

本線からの脱線失礼しました。

投稿: くるる | 2006年6月14日 (水) 13時47分

研究員もうつ病が多いですよ。大半が過労からくるもので。理論屋なんかは自殺してから一人前という笑えないジョークもあるくらいです。

自分も昨年からのごたごたでうつ病になりました。職探しと研究と学会の同時3進行は流石につらかったですね。

投稿: くるる | 2006年6月14日 (水) 13時01分

今日は病院です。今、帰りしなです。

兄がうつ病です。まあ半分血がつながってないのでほっぽいてもいいんですが、薬をいっぺんにたくさん呑んで病院に担ぎこまれたそうです。
躁鬱からゴルフセットとか服とか、金使いがひどくなり、大変みたいです。
嘘の吐けない真面目な性格だと、うつ病になりやすいそうですね。アッテンボローさん、嘘つくと、気が楽になって、うつ病治るかもよ。


兄嫁「その点ぽんさんはだいじょーぶやねー」

…………(-"-;)ねえさん、俺、帰るし。

投稿: Silver_PON | 2006年6月14日 (水) 10時56分

今、学生さんたちのHP読んだら、法政の学生さんの処分が取消になったようですね。
まあ「戦う人」は「勝利!」とかいうでしょうが、私はただ単純に、「良かった」と思います。彼等が幸せな学生生活を送る事を期待します。
同級生の皆さんが過激派に加担するのではなく、普通の学生として、彼等を優しく支えてくれる事を期待します

投稿: Silver_PON | 2006年6月14日 (水) 00時53分

前進は読みました

国の事業をなんでもかんでも帝国主義、軍国主義と結びつけ「戦おう!」住民を焚き付け挙げ句の果ては逮捕者が……普通なら補償金を貰って……哀れとしかいえませんね。
先日退学になった学生さん達も普通に勉強して社会人になったら法律の専門家として活躍できたのにと思うと可哀想です。こんな事になったら、もう大学に戻れませんヨ。仮に戻っても係わりを恐れて、誰も相手にしてくれないでしょう。


としか感想が出ません。

投稿: Silver_PON | 2006年6月14日 (水) 00時06分

いつも楽しく読ませていただいております。
少なくとも相手方がどのような考え・立場に立っているかを知っておくのは、特に議論をしようとする場合には当たり前のことなんですが、ただ別に議論から何も得ようとは思っていない人(要は議論を勝負かなんかだと思っていらっしゃる方々)に対してはそのような誠実な態度を望んでもしょうがないことなのかなあと最近思っていましたが、同じようなことを書かれていたので思わず書き込んでしまいました。特に最近夏季の蚊のようにウヨウヨとわいて出てきているいわゆる「ネット右翼」のもっともらしい「左翼批判」の内容なんかは、どこかになんか種本でもあるんかいなと思うくらい、誰もが同一内容の底の浅いものを「左翼一般」すべての属性であるかのように並べ立てて、まるでそれだけで「左翼一般」に勝利したかのように悦に入っているのを見るにつけ、この人達はこれ以上の知的進歩を必要としないある意味幸せな人達なんだなあとうらやましく思ったりしています(冗談ですが)。ただこういう態度っていうのは右翼に限らず左翼の方々にもまま見られるものでして、そういった輩の存在を許してしまういってみれば思想的な甘さのようなものが、いわゆる「左翼」や「右翼」がどちらもいまだ一般社会におけるメインストリームになれない原因なのかなあと漠然と思ったりしております。
実は私は以前90年代前後にとあるお付き合いで『前進』をしばらく購読していたことがあったのですが、その内容や『前進』を届けてくださる活動家さんとのお話も含めて、なぜこの人達は『前進』に書かれている内容や中核派の主張が正しいと疑いなく前提できるんだろうか?なぜ批判的に読むということをしないんだろうか?というのが当時に抱いた率直な感想でした。まあ今となっては、学術団体ではなく政治団体なのだから、団体としての目的達成のための意思統一が一次で、論理的な整合性や内容の適正は二次以降なんだと納得していますが。(これは私個人の感想です。反論はあるでしょうがご容赦ください)
ちなみに私は、「右」の方には左だのアカだの言われ、「左」の方には右だの反動だの言われ(一体左右のどちら側にいるのかなんてことに意味があるのかしらと思ってしまいますが)、強いて既存の思想体系の中でなにが一番シンパシーを感じるかと問われれば、「アナキズムかなあ、自由っていいよね」とか答えるようないい加減な人間ですので、このカキコがお気に障りましたら構わず消去してください。

投稿: とおりすがり | 2006年6月14日 (水) 00時05分

 パルチノフさん、そうなんですよねサイトで見たからそれでお終いという人は結構居ると思います。本当は定期購読しないと財政に貢献できないので、夏の一時金が入ったら前進社に申し込もうかと思います。サイトには掲載されていない記事が沢山ありますから。
 くるるさん、読んで下さったようでどうも有り難うございます。感想は人それぞれの立場で違いますから、まあそうなのだろうなと思います。このブログで取り上げていない問題で何か知りたいことが出来た場合、今後も「前進」サイトを見て下さると助かります。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月13日 (火) 22時33分

立場が違えど似たような立場ですね。片や党組織、片や科学技術の学界といった所。

ちなみに自分のポジションは中道右派です。ネット右翼=若者という認識なのでむしろそう言われて嬉しいと思っています。

後ろを気にしながらデスクで見ました。公平を帰すためによく言われるカクマル(革共同という組織)も見させてもらいました。

カクマル:乱暴すぎ
中核派:理論的傾向にあるが逆にそのせいでごちゃごちゃしている。

といった感じですね。色々読ませていただきました。忌憚なく感想をいうと系統の分裂もさるものながら、文章から感じる理不尽なまでの攻撃性ですね。これに侵食された理系の各集団がなぜ再起不能な打撃を受けたかなんとなく分かっちゃいました。

投稿: くるる | 2006年6月13日 (火) 19時35分

模索舎で前進を買おうと思うとホームページに載ってるからな~、と思ってついついためらってしまいます・・・。
一応、前進のホームページは毎週月曜日の大学の情報の時間にこっそり見ています。

投稿: パルチノフ | 2006年6月13日 (火) 19時32分

 うりぼうさん、今日は。質問には出来る限り答えますが、時々私の力量不足というか苦手分野に関する質問があります。そんな時は出来れば「元ネタ」である「前進」を読んでいただけたらと思います。一応記事の中で青い字になっている部分にはタグを貼っていますので、そこをクリックしていただければ「前進」サイトに飛ぶようになっています。
 初歩的なことの質問と言われますが、実はこれが本当に難しいと思います。誰にでも簡単に分かるように説明するには私が本当に深い理解をしていないと出来ませんので。
 久々さんの場合対話が成り立ちますから俗に言うネット右翼とは違うと思います。その辺は名無しさんたちもそうだと思います。ただ、出来れば基礎知識としてマル共連の党派の系統図http://marukyo.cosm.co.jp/KEIZU/index.htmlと「中核派と革マル派」http://marukyo.cosm.co.jp/chu-maru.htmlなどは読んで欲しいと思います。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月13日 (火) 18時01分

左翼、右翼に関しては先入観があって当たり前ですよ。
私も一応分類上はネトウヨですけど、貴方にとってはその人々とまた違うように感じているみたいですし……
また右翼にも色々ありますからねぇ。
特に反米派と新米派で大きく分かれてます。


右側の人むけの宣伝です。
http://d.hatena.ne.jp/torix/20060613

投稿: 久々 | 2006年6月13日 (火) 16時25分

こんばんは、日共くずれ、ミーハー保守のうりぼうです。アッテンボローさんは、多くの左翼ブロガーと違って異なる信条の人と粘り強く対話される方なんで左翼全体に対する初歩的な疑問をぶつけたくなっちゃうんですよ。w
左翼の方の掲示板で率直な疑問を書き込むと「右翼はくるな」と罵倒されて挙げ句削除ですから。
このブログでは、私は初心者なんで初歩的な質問をするかもしれませんがせめてブログ記事のURLを提示していただければありがたいです。

投稿: うりぼう | 2006年6月13日 (火) 01時19分

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