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2006年6月 5日 (月)

62定期大会に向けて訴える

 全国大会に向けて意見表明のためのビラを書いたので、その原稿を掲載。固有名詞は伏せ字。

中央本部の指導責任を徹底追及しよう

 先ず皆さんに訴えたいのは、59・2の路線転換以来25年にわたる政策・制度闘争とその路線の上に立った行革対応方針の誤った指導方針に対する本部の責任を徹底して追及しようと言うことである。思い出して欲しい。この間の本部は民営化を避けるためには事業が黒字でなければならないとして、「郵政事業の生成発展」のために労働強化・諸権利の剥奪を甘んじて受け入れろと現場組合員に強制してきた。その結果はどうであったか。昨年9月11日の総選挙において自公連立政権が300を超える大量の議席を獲得し、いったんは廃案となったはずの郵政民営化法案が可決されるとと言う事態になった。本部は「誤りのない対応」をすると何度も何度も言って来た筈である。だがその事に対する総括は2月の臨大においても今定期大会においても一切触れられていない。
 「内なる力を一つにして」と官僚や全特・全郵政とまで協力して行革対応を行ったが、実はその事が却って国民の間で「既得権益に公務員がしがみついている」とする誤解を生み、郵政民営化の真の姿である国有財産の横領と労働運動解体の攻撃であることを見えにくくしてしまったのだ。労働者が処分を恐れず実力で闘わずして国民の間に広く支持共感を得ることが出来ないのはかつての国鉄分割民営化において国労が闘わずして一敗地にまみれたことを見ても明らかである。動労千葉が渾身の力を振り絞って二波にわたるストライキで闘ったからこそ、今日国鉄分割民営化の帰結としてある安全切り捨て、労働者に対する極限的な労働強化・労務管理の強化が白日の下に晒されているのだ。総武線を始めとする運転保安闘争は乗客乗務員の安全を守る闘いであるとして千葉県のみならず関東各地で動労千葉の闘いに対する支持が広がっている。我々もまた国民に対して郵政民営化の持つ労働者に対する搾取、今日で言う格差社会の形成と金融独占資本に郵政三事業の持つ国民の財産を欲しいままにさせる新自由主義の政策であることを徹底的に暴露して闘えば、今からでも郵政の四分割を阻止し、三事業の一体経営を守ることが出来るのだ。
 本部批判に対して「間違いをしない人間が居るのか」という意見がある。それは確かに一般論としては正しい。だがここで問題にすべきなのは、25年間にわたって間違いに間違いを重ねてきた本部の路線・方針への指導責任なのだ。戦国時代の武将は落城の折には自ら切腹するか敵に捕らわれ斬首された。沈みゆく軍艦の艦長は柱に体を括り付けて艦と運命を共にした。指導部の責任という物はそれだけ重いのだ。中央本部は13万組合員の命を預かっていることの重責をどのように思っているのか。ハッキリとした形で責任を取らなければならない。今大会は役選大会であるが退任する本部役員が互助会を始めとする関連企業・団体に天下りすることなど果たして許されるのか。現場の組合員の中には100を超えると言われる自殺者が出ている。定年を待たずして郵政の職場に見切りをつけて退職した仲間が一体何万人いるというのだ。これらの仲間の生活を守ることの出来ない指導部が、労働貴族ダラ官の特権として天下りをすることを許してはならない。
 本部方針の誤りを指摘する超えに耳を貸さないばかりか、91年の99臨中では、機動隊と私服刑事の出動を要請して四・二八闘争切り捨てに反対する組合員を売り飛ばそうとした。様々な手段を講じて本部に反対する機関役員を追放してきた。○○支部の○○元支部長、我が○○支部の○○前支部長の支部外への配転を見るが良い。99臨中の事実をこの目で見てきて報告したことをもって、俺は分会青年部長を解任された。更に「本部批判をする奴に重要な役はさせない」と言って分会書記長・支部執行委員になることを一貫して妨害してきたのは誰だ。本部の言うとおりにしていれば良いのだという官僚主義・権威主義に凝り固まった役員たちではないか。臨大と今回の大会では○○支部連協では十数年ぶりの全国大会代議員選挙が行われたが、中央本部に逆らう者に対しては機関推薦を与えず、個人推薦しか認めないと言う不利益扱いはどうなのだ。400~500の票が投じられたことに本部に対する怒りが渦巻いていることを見ることが出来るではないか。
 現場においては様々な形で要員削減の攻撃がかけられている。○○においても貯金保険外務の要員削減と集金の非常勤化が来春から導入される。鳴り物入りで導入されたJPSは、ただただ職場に混乱を巻き起こしているだけで、実際には超勤が増えているではないか。○○局が○○に統合されて無特になる。○○○・○○は前送施設として○○局の出先の扱いである。欠員補充は一向に行われない。どの職場でも長期の病気休暇・休職者が存在している。交通事故の発生も非常に増えている。それだけ現場は労働強化が激しいのだ。今郵政民営化とそれに伴う各種合理化に対して闘わずして組合の存在意義が一体何処に在るというのだ。
 「新しい施策導入に混乱は付き物だ」という人もいる。だが組合の存在意義は、その際の混乱を最小限に抑え、年配の労働者が付いていけるようにペースを落とさせることである。今日のように五十代の先輩たちが次々辞めていくのは当局のみでなく中央本部が労使協調路線を取っているからでもあるのだ。
 本部に忠実に従って労使協調の先頭に立ってきた役員たちは今は一体何をしているのか。管理職コースに乗って今では局長・課長になっている者も沢山いるではないか。全逓が全郵政と同様に組合員を踏み台にして役員が出世する御用組合に転落した状態で良いのか。全郵政との統合など以ての外である。我々に必用なのは闘う全逓、権利の全逓である。

改憲阻止・共謀罪絶対反対

 憲法改悪のための国民投票法案に対して議案書では反対のハの字もない。連合が改憲賛成に舵を切ったことでそれに従っているのだ。いやむしろ中央本部が連合の方針に影響を与えているのだ。断固として改憲に反対しよう。そして労働運動を弾圧する共謀罪を廃案に追い込もう。共謀罪が成立すれば組合の方針でもって当局に対して抗議すること自体が「脅迫」となり、争議行為が「威力業務妨害」として弾圧されるのだ。労働組合が組合員の雇用と労働条件を守るために闘うことその物が犯罪として扱われるのだ。これをそのまま通しては労働組合の死に繋がる。絶対廃案に追い込もう。

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「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 くるるさん、簡潔に纏めるのは難しい物ですね。余裕のない状態で書くとこんな所が私の力量かも知れません。出来るだけ分かり易い文章を心がけたいと思います。
 「職場にいる人間としての当事者意識の不足」と言われても、当事者であるからこそ合理化に対して怒っているわけですし、それと闘わないばかりかお先棒を担ぐ本部に対しても怒っているわけです。代議員選挙において、本部批判を真っ向から掲げる左派活動家が得る得票は組合員の6~7割くらい有りますね。問題は、左派の候補が出ている支部連絡協議会が少ないことと、完全連記式の投票であるために左派にだけ投票することが出来ない仕組みになっていることでしょうか。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月 7日 (水) 18時11分

短めにまとめ、専門用語をなるべく排除し、グラフを使い400文字以内におさめる。
というのが、研究活動で叩き込まれる鉄則です。やってみると色々と見えてきますよ。お勧めします。

他人に伝わる文章というのはすごく難しいと思います。自分も文章校正には四苦八苦していますから、頑張ってみてください。

>> 「そこには郵便局の職員という当事者意識はなく、『お客さま』です。職場の人は白けてませんか? 」
名無しさんの書かれた、この部分ですが「職場にいる人間としての当事者意識の不足」と解釈できると思います。

投稿: くるる | 2006年6月 7日 (水) 13時38分

 名無しさん、「被害者意識」と仰るのは労働者が被支配階級・被抑圧階級であると言う唯物論的現実を反映していますのでそれは仕方のないことですね。労働者の中でも極一部の自分が勝ち組であると思っている人間は物事を階級的に見ようとはしませんからどうしても組合員の中でも意見の対立が有ります。
 「そこには郵便局の職員という当事者意識はなく、『お客さま』です。職場の人は白けてませんか? 」の部分がもう一つ意味が分かりにくいのですが、本来組合の内部向けの文書ですので、ここでは「お客さん」は入る余地がないのです。
 確かに郵便局の偉いさんというのは職場の先輩ではありますが、当局と取引することで現場の組合員を売り渡しているのは組合の上部機関の役員であるわけです。もちろん現場にもいますけれど。
 元々全逓は生涯一職員でいようという傾向がありました。もちろん労働者の間では仕事の出来る者が発言力がありますから組合の役員を続けるにはそれなりに仕事が出来なくてはなりませんし、当局がおかしな事をしてきた場合それを指摘して是正させる能力も必用です。仕事が出来ても出世は拒否する、また当局の労務政策のために幾ら仕事が出来ても出世させないというのがかつての労使関係でした。
 逆に全郵政は組合役員をすると出世できる典型的な同盟型労組です。現場の組合員を如何にして押さえつけるかを学び労務管理の勉強をする組織です。10年くらい前までは管理職の殆どは全郵政出身でしたが、今では全逓出身者が非常に多くなっています。私の分会でも出世のために組合の内部情報を当局に売り渡したと噂される人も居ます。この様な人々との間ではどうしても対立が出来てしまうのは仕方のないことです。
 組合の上部機関役員に対する批判でいえば、組合民主主義が成り立つためには、常に現場労働者が中央本部などが当局に取り込まれていないかを監視し、責任を追及する風土が必用なのです。問題のある役員・力不足の役員は常に解任できるようにしておくことが組合の活性化の源になります。
 よく選挙などで選ばれた議員の汚職などがありますが、これらも選んだら終わりという物ではないと思います。議員が常に職責を全うしているかを厳しい目で見つめること無しには、議員の特権という甘い汁を吸った事から生じる腐敗と無縁でいることは出来ませんこの辺の内容は「国家と革命」などで詳しいのですが。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月 6日 (火) 23時07分

 くるるさん忌憚のないご意見をどうも有り難うございます。ご指摘の1・2・4・5は推敲が足りなかったと自分でも思っていますから実際その通りですね。もう少し時間があれば色々と手直しできたと思います。
 3については、本来この記事は組合員を対象にして撒くビラを一般の方も見ているこのブログに掲載したことから起こる問題です。その辺の歪みというかちぐはぐさを解決するために、「ブログ開設から一年」で書いたように組合員対象のサイトと二本立てを検討しているところです。
 そしてこの記事の元となったのが先週行われた議案書のオルグ(説明会)での私の意見とそれに対する本部擁護の意見との応酬でした。議案書の内容に則して順序よい討論とはならず、幾つかの問題について思いつくままにああだこうだと言い合ったことをそのまま纏めたためにこの様になっています。
 ビラの対象が組合員になっているために、どうしても激烈なアジテーションになってしまったようですね。広く一般の人に撒くビラの場合にはご指摘の問題点について十分噛み砕いて分かり易く書く必用があるでしょう。

投稿: アッテンボロー | 2006年6月 6日 (火) 22時44分

いい加減、被害者意識から離脱されてはどうでしょうか? 自分達が絶対的な被害者で、絶対的な正義で、悪を叩く。まあ左翼の人はみんなそうですけど。だからこそ左翼に取り込まれたのかな? まあそれはさておき、そこには郵便局の職員という当事者意識はなく、「お客さま」です。職場の人は白けてませんか?

貴方は郵便局の職員なんですから、郵便局のお偉方は貴方の先輩であります。先輩といつから敵味方に別れて争うようになったのか?

これでは、その分断された力のそれぞれ一方を担ぐ政治家に簡単に利用されてしまいますよ。ってもう遅いか……

投稿: 名無し | 2006年6月 6日 (火) 22時35分

読ませてもらいました。
このビラを受け取った一般人としての感想を忌憚なく言うと。

1.文章が無駄に長い。
2.全面的に責め口調なので、どれが核心で重要かがよく見えない。
3.時折書かれる専門用語が意味不明。
4.話の飛びが激しい。
5.最初の結論と最後の締めの言葉が意味的に遠く、結論が分散している。

>>中央本部の指導責任を徹底追及しよう
から
>>改憲阻止・共謀罪絶対反対
にどうやったらそこに飛ぶのか。話のながれがついていけない。

ビラと書いていますから、一般人にも配るのでしょう。それならば最低限落としどころを簡潔に、そして過激な言葉はさけるべきだと思います。

投稿: くるる | 2006年6月 6日 (火) 19時32分

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