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2006年7月20日 (木)

秘密の支部大会

 昨夜同僚からメールで組合の支部大会が今度の日曜日に開催されることを知った。職場では全く話題になっていない。例年であれば支部大会の前に部会の次期役員選出の会議がもたれ、新旧分会役員の中から支部大会の代議員選出が行われるのだが、今回はそれすらもなかった。今朝思い切って分会選出の副支部長にどうなっているのか尋ねてみたところ、中央本部批判の意見を言う私を代議員にしたくなくて秘密にしていたようである。勿論それは私に対してだけではない。支部大会の議案書その物が実はいまだに配布されていないのだ。副支部長の話では明日開催される執行委員会で各分会用の議案書が配られるらしい。つまり金曜の夜にしか分会の元にこないというわけだ。事実上支部大会に臨む代議員は議案書を見ずに参加することになる。

 一体組合民主主義は何処に行ってしまったのだろうか? 組合員にとって最も身近な執行機関が支部である。有り体に言えば職場の労働条件を当局との間で具体的に交渉するのが支部であり、殆どの組合員にとっては支部=組合と言っても過言ではない。その支部が組合員には開催日時すら公表することなく大会を開催する。これはある意味一大事である。今まで本部大会や地本大会であれば代議員と極一部の傍聴者しか参加できなかったのであるため、内容について全く知らない組合員も沢山いたのだが、支部大会の場合代議員は全てが職場の同僚であり、傍聴も自由であった。つまりそこで論議された内容は組合員一人一人に直接間接に知れ渡るため、誰が何を発言し、それに対して支部執行部がどの様な答弁を行ったかが直ぐに知れ渡るところとなっていた。

 代議員を予め意見によってふるい分けし、一般の組合員には開催日時すら公表しない。更には議案書も配布しないという支部運営が果たしてまともであろうか? 異論を予め排除することで組合に対する疑問や批判を封殺することで果たして組合員の声を聞き入れた運営が出来るのであろうか。絶対出来はしない。JPU(旧称全逓)の反動化・御用組合化はここまで進んだのかと愕然とせざるを得ない。現場の一人一人の組合員の声を聞かずして一体何処に組合の存在意義があるというのだろうか。何としてでも代議員に割り込み、もしくは傍聴を勝ち取り、職場の組合員大衆に現実を知らせる必用がある。

 金曜日に泊まり込んで以来三連休を病院で過ごしたために、かなり体力を消耗していて新しい記事を書くことも出来なければ、書き込みに返事を書くことも出来ないでいた。今夜は少しでもコメントに目を通し、可能な範囲で返事を書きたいと思う。

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「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 くるるさん、「日本は昔からシステムの不備を現場の運用で補ってきた」この言葉は事実を事実として言い表すだけならば全くその通りで問題はないと思います。ですがその先にシステムの不備を如何にして経営者に改善させて現場における無理な運用を解消するかという事が必用でしょう。
 資本家や経営者がこの発言をずく場合には自分たちが本来行うべき条件整備をサボる口実として使うことが多いのです。そして今流行の「自己責任」として何でも現場の人間の努力が足りないことのせいにしてしまう。労働者はそれをこそ問題として追及するのです。良い仕事をしたいと思うのは人間本来のあり方です。ですからそのこと自体は否定しません。ですがその労働者の真面目な気持ちを悪用している資本・経営を打倒すること無しに本来の労働=生きる営み=働く喜びとする社会にはならないのです。共産主義者が目指すのは労働その物が生きる喜びに直結する社会です。
 貴方が言うように親の背中を見て職人の子供が職人を目指すようなあり方は否定すべきではありません。ですが考えて欲しいのは「頑固職人」は施主などの客の注文が無茶を言う物であった場合、良い仕事が出来ないからと断る場合があるはずです。労働者にとっても本来ならば手抜き工事や欠陥商品を作ってまで利潤を上げることに反対して経営者と闘わなければならないのです。
 過去記事の「耐震偽造問題と労働運動」http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2005/12/post_9a17.html「関西生コン支部の闘い」http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2006/01/post_4ebb.html等を参照してください。

投稿: アッテンボロー | 2006年7月22日 (土) 21時57分

父からはエンジニアの誇りのようなものを背中から教えて貰いました。其のせいか同期や先輩、友達たちも縁のある人たちは職業人の誇りを父親の背中から教えてもらったというのが多いですよ。なかには今大手電気メーカに勤めているんですけど、父親が煎餅屋でいつか俺も煎餅屋になる、そしてアメリカに煎餅屋を開くんだというのもいましてね。

俺から見たらトントンで国立大学院言ってなぜ煎餅屋と聞いたら、歴史大好きで文系向きなお前がなぜ苦労して物研にいるんだ?と逆に言われたんですね。自分は其の時俺の親父がエンジニアだからさ、っと答えになっていないようなこと言ったんですが、彼も父が煎餅屋なもんで「おなじだぁ」と言っていたんですよ(苦笑)。

植木屋の息子もしかり。学者の息子、大工職人の息子、技術者の息子、役人の息子も同じく。男ってのは単純だから職業人の誇りのようなオーラを父親から当てられると、その道に進むのが多いと思いますね。

ただの労働者だった親父だったら、今の自分のような敬意はもてなかったような気がしますよ。

投稿: くるる | 2006年7月22日 (土) 16時06分

自分はエンジニアであった父親の影響だと思うんですが、職業人の誇りというやつはキチンとした仕事をするが前提で、それに+αの仕事ができるか?最高の仕事を常にできるか?と常に自問するということだと思っています。「日本は昔からシステムの不備を現場の運用で補ってきた」とは名言だと思っていますよ。キチンと言われた仕事しかしないのが労働者なら、「所詮労働者」と言われてもしょうがないと思いますね。

>>また、マル生分子、今日では企業戦士と表現した方が分かり易いかも知れませんが、自分の評価に繋がる仕事はしても、評価されないがお客さんにとっては為になる仕事はほったらかしにしている職員が非常に増えています。

やっていることは半分正解だと思いますけどね。職業人としては失格でしょう。

マル生分子=QC運動協力者だとずいぶん前のコメントで別の人が言っていたんですが、これが本当なら工場の海外移転の原因を自分達労働者が作り出したということですね。QC運動の崩壊が日本の品質レベルを落としたというのは結果として出ていましてね。今ではおのおのラインの責任者の裁量などの工夫で、質の向上を図っているわけですが、現場作業員の意見を吸い上げる公の場を潰したという意味では、結果としてQC運動の崩壊は現場労働者の地位を下げたともいえますね。

>>「電車が止まるのはストライキの時だけでないといけない」と言って故障や自己で電車が止まるのは労働者として恥だと言っています。

職業人なら「電車が止まる」という行為そのものが恥なんですよね。JRマンの先輩が年寄り連中が鉄道マンとしてのプライドもっていないと嘆いていたんですよ。千葉の鉄道についてはかつての国鉄で本来クビになっているような連中が今だに大量にいて、新しい運行システムの取入れを妨害する膿んだような組織だと憤慨していました。自分は研究員でアッテンボロー氏は北関東の郵便局員ですから内実は良く知らないと思うんですが、まだ30で勤続7年の下っ端エンジニア(自称)である先輩のいうことですから、現状とはそういうものではないですか?

投稿: くるる | 2006年7月22日 (土) 16時00分

 くるるさんのご質問の点で言えば「職業人の誇り」と「労働者の誇り」には重複する部分が沢山あると思います。キチンとした仕事をすると言う点で労働者意識が強いことはプラスに作用しているのが私の職場での現状ですね。勿論労組が解体されたり完全に御用組合になっているところでも「職業人の補けゃ」を持っている人は居ますが、それを守る後ろ盾が無い場合が多いと思います。
 利用者にとって内情はどうでも良くてキチンとした仕事がされるかどうかが問題だと言われていますが、郵便局の場合は特に集配ですが、労組破壊のための「人事交流」=強制配転によって熟練労働者が職場から姿を消しています。結果として時間内に配達が終了しない、誤配が増えた等の弊害が非序に大きくなっています。
 また、マル生分子、今日では企業戦士と表現した方が分かり易いかも知れませんが、自分の評価に繋がる仕事はしても、評価されないがお客さんにとっては為になる仕事はほったらかしにしている職員が非常に増えています。
 総武線のことにも触れられていますが、動労千葉の前委員長で今日中核派の実権を握っているとされる中野洋さんは、「電車が止まるのはストライキの時だけでないといけない」と言って故障や自己で電車が止まるのは労働者として恥だと言っています。線路の保守点検をきっちりと行い、自己の危険性を可能な限り減らしていく。その為に必要な人員や予算は確保すると言うのが労働運動の課題でもあります。
 労組役員に対しては様々な買収工作が行われています。例えば局側が接待してくれるというのもあるのです。これは上部機関に行くほど多いわけで、その誘惑を振り払う思想性が重要です。また様々な権限があるのですが、その中に専従役員の給与自体を自分たちで決められるというのも撤廃しなければならないと思います。労働貴族として腐敗堕落した役員が沢山いることが常に労働運動を敗北に導いているわけです。
 これらの労働貴族を打倒し、追放することは本物の労働運動を再生するために避けて通ることの出来ない課題です。

投稿: アッテンボロー | 2006年7月22日 (土) 11時37分

「秘密の…………… 」と書くとなんだか淫卑な感じかしますね路地裏の秘密のバー…なんだかスパイ映画みたいだ。

冗談はそれくらいにして、労働者の生活と権利を守り向上させていくべき組合が幹部の既得権益を守るため汲々としているのは好ましい事ではありませんね。

投稿: Silver_PON | 2006年7月22日 (土) 10時13分

そこで思ったんですけど、職業人としての誇りを左の人たちは持っているのか?という疑問が湧きました。

労働者としては色々といっているけど、職業人としての誇りについてはどう思っているのか知りたいですね。

それについてはどう考えているのでしょうか?

やっぱりそんな物はクソなんですか?

投稿: くるる | 2006年7月21日 (金) 20時12分

今日昼食を一緒に食べた出入りの院生達の中に都内の局に勤めていたユーメイトが2人いました。1人は来年から出入りになる予定の学部生で現役のユーメイトでした。

いろいろと食事しながら話を聞きました。郵便課とかは9割がユーメイトだったと言っていましたね。職員達の4直制が3直制になって人員が半分で回っているとか何とか。駐車禁止が新制度で厳しくなったんで困っているとかなんとかで。基幹職員が少なくなった、異動が増えて地方に飛ばされているとか。

アッテンボロー氏が言っていたなぁと思いながら聞いていましたよ。

ただ利用者から言わせてもらえれば、内実なんてどうでもよくて、きちんとしたサービスを提供できる体制ならいいみたいな結論になりました。総武線もきちんと走れば内実なんてどうでもいいと思います。

投稿: くるる | 2006年7月21日 (金) 20時10分

 tatu99さん、非常に手厳しいご意見ですが、執行部を握る党派によって組合の性格が全く違う物になる点をご理解下さい。一番端的な例はJRにおける動労千葉とJR総連です。方や組合役員になることは首切りや刑事弾圧を覚悟してでも組合員全体の利益を守るために闘おうとしている。一方は組合役員になることで組合費を私的に流用して海外に別荘をいくつも買い込んでいる。
 殆どの組合は労働者階級の立場に立てない反革命あるいは中途半端な党派が牛耳っているわけです。動労千葉のような組合をどれだけ増やすことが出来るかどうかに日本の労働者階級人民の未来はかかっていると思います。

投稿: アッテンボロー | 2006年7月21日 (金) 18時24分

組合嫌いの原点が御用組合でした。会社に対して従順な組合も戦うポーズで裏取引(組合幹部の安泰)の組合も同根です。
本質的に会社役員管理職より(政治的主張なく)組合幹部を目指す労働者が卑劣だ。
 会社幹部は労働強化反労働者としての姿勢があってもストレートな自己主張があるがゆえに合意できなくても話は出来る、一方組合幹部万年労働者は自分の言葉考えを表明できなく多数にそして易きに付く、主体なき代弁者相手では対話不能です。
組合の腐敗の一つが組合役員の待遇を給与面でも組合員平均またはそれ以下とせず大企業の場合は特に同期の管理職並それ以上すら望む金銭至上主義です。
労働者組合員自体の問題としても待遇改善を主張しながら実態は同業他社との比較しての満足不満足でしかない、労働者としてスタートが個人として相対的により良い生活を目指しているから仕方ないとも考えます。
逆説的には労働者の待遇は労働組合のない企業のほうが恵まれている。(好業績の条件付ですが)

投稿: tatu99 | 2006年7月21日 (金) 16時59分

 民間企業の場合御用組合の非津が圧倒的ですね。JPU(旧全逓)が心底の御用組合にならないように全力で闘います。

投稿: アッテンボロー | 2006年7月20日 (木) 23時23分

 こんばんは。
 郵便局労組の御用組合化にはすさまじいものがありますね。

 僕の会社は発足当時からの御用組合ですから、一つの参考にさせていただきます。正式配属となりましたので組合活動に呼ばれることも多くなるかと思っていますが、どこまで批判的な意見が通りそうか、見極める必要がありそうですね。

 漢字変換については、僕は黙認+脳内再変換していますので(笑)

投稿: 護憲的コケシくん | 2006年7月20日 (木) 23時16分

 時々変換を確認せずに記事を掲載してしまいますね。後ほど修整しておきます。子ども達の通知票は散々でした。長女は不登校でフリースクールを薦められ、次女は忘れ物が多すぎで夏休み中東工になりました。困った物です。

投稿: アッテンボロー | 2006年7月20日 (木) 23時09分

 そういえば、今日は終業式。つぎは、ご子息が通知表をわくわくしながら、持ってこれたら、嬉しいね。

投稿: 元祖趣味者 | 2006年7月20日 (木) 22時19分

変換ミスがお茶目で、いいですなあ。

「いったい、どこに組合の存在意義が」が、「いったい、どこ、憎み合いの...」。

投稿: 元祖趣味者 | 2006年7月20日 (木) 22時17分

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