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2007年1月 4日 (木)

横山光輝を読み返す

 昨秋からコンビニで売っている横山光輝のマンガを読んでいる。たまたま近所のサンクスで「闇の土鬼」を見つけたのがきっかけであるが、その後「魔界衆」を買い、大晦日に「伊賀の影丸 闇一族の巻」「由井正雪の巻」上下と買い込んでしまった。物心付いて一番最初に好きになった漫画家が、実は横山光輝である。幼稚園の時分に「魔法使いサリー」や「鉄人28号」「ジャイアントロボ」「仮面の忍者赤影」などのテレビアニメや特撮を楽しんでみていたのではあるが、原作者にまで注目しておらず、知ったのは小学校高学年になってからであったと思う。一番最初に読んだのは多分おそらく「水滸伝」ではないかと思う。もしかしたら「バビル二世」かも知れないが。幼稚園から小学校の時分にかけて、本が好きだったので母に頼んでブッククラブという会員制の図書館の会員にして貰っていた。その頃もっぱら読んでいたのは太平洋戦争の戦記物か小松左京や眉村卓が書いたジュブナイルのSFだったのだが、ここにはマンガも結構あって、「忍者武芸帳」や「サブマリン707」と一緒に「水滸伝」が置いてあった。

 同じ時期、毎週購読していた少年週刊誌が「少年チャンピオン」で、「あばしり一家」や「ブラックジャック」「ガキデカ」などが連載されていた。「ドカベン」はたしか、まだ柔道マンガだったと思う。そして「バビル二世」も連載されていたのだ。たしかヨミの基地をロデム・ロプロス・ポセイドンの三つのしもべとともに攻撃して破戒した頃から読み出したのではなかったかと思う。「水滸伝」も「バビル二世」もツボにはまったため愛読するようになる。そしてその頃であったと思うが「三国志」も漫画化していることを知りそれも購入するようになる。「バビル二世」のあとに連載された「あばれ天童」も楽しみに読んだ。同時期に「週刊少年マガジン」では「闇の土鬼」「月刊少年マガジン」では「時の行者」が掲載されていたと思う。時期については多少記憶違いがあるかも知れないが、とにかく横山光輝のマンガが載っていると言うだけで雑誌を買いまくっていた。そして小学校の三四年の頃であっただろうか、秋田書店が「伊賀の影丸」「仮面の忍者赤影」「グランプリ野郎」「鉄人28号」などを復刊すると、これまた買い揃えた。同時期に小学館の学年誌でも「ダイモス」「地球ナンバーV7」などが連載されていた。この頃の横山光輝は押しも押されぬ人気漫画家だったと思う。その後「週刊少年チャンピオン」では「マーズ」が連載され、「週刊少年マガジン」では「魔界衆」「月刊少年チャンピオン」では「バビル二世」の後日談である「その名は101」が連載された。「血笑鴉」や「戦国獅子伝」なんかも読んでいたなあ。

 創価学会の月刊誌である「希望の友」が廃刊となり、「三国志」の掲載誌が「コミックトム」に変わったあたりから売れっ子ではなくなったように思う。ピアノを習いに通っていた先が創価学会の会員で、「三国志」と手塚治虫の「ブッダ」は毎号楽しみにしていた。尤も学会関連の記事も読んでいたので今ではすっかり創価学会など大嫌いである。少なくとも幼少の時期に創価学会のカルト性を知ったお陰で、近寄るような愚かな真似はしないで済んでいる。脱線したので話を元に戻すと、主に小学生の時分には横山光輝のマンガを揃えては読みあさっていた。大体中学一年くらいまでであっただろうか。その頃からメジャーな雑誌には載らなくなったのでいつの間にやら疎遠になっていたのだが、こうしてコンビニで復刻版が手に入るようになると懐かしさのあまりついつい買って読んでしまう。「バビル二世」は数年前に出ていたのを覚えているが、ここ暫く復刻が続いているのは、おそらく04年に焼死したため新作が出ないので、遺族が乗り気になっているのではないかと思う。著作権のある内に売っておきたいという思いがあるのだろう。しかし著作権については現行の作者の死後50年を70年に延長しようという動きがあるそうだ。連れ合いや子供が遺産で食べるのはまあ分かるとして、孫や曾孫が遺産で食いつなぐというのは如何な物かと思う。

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