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2007年1月15日 (月)

党の三原則

 レーニン主義の党組織論では、会議・機関紙活動・財政の三原則が重視されている。「なにをなすべきか」で述べられているように、いかにして武装蜂起を為し得るか、どのようにして政治警察の弾圧をかい潜り組織と運動を防衛し強化拡大するか。この問題に真正面から解答しているのが三原則なのだ。

  会議を通じて政治討論を深めて思想的一致と方針を固める。機関紙活動を通じて全国組織を作り上げ、連絡網と指揮命令系統を築き上げる。上納金と紙代やカンパを集めて党組織の財政基盤を固める。党に結集した活動家は全てこの原則を貫徹することが求められる。

 口で言うのはたやすいが、これを実行するには思想性が要求される。会議は時として思想的不十分さを克服する為の相互批判・自己批判を伴う徹底した討論が行われる。当然の事であるが、活動報告や機関紙の事前学習もしなければならない。しかも権力・政治警察から防衛されなければならない。機関紙活動は、学習は当然であるが、配布の迅速さと同時に秘匿する必要がある。何故なら先に述べたように配布網は連絡網であり指揮命令系統でもあるため、党組織を捕捉されてはならないからだ。財政活動が重用なのは言わずもなが。如何に共産主義の党とは言え、資本主義を転覆し、貨幣が不要な高次の段階の共産主義社会を築くまでは軍資金によって運動の規模や質が制約される。現代の資本主義社会で生きる以上革命家と言えども物欲は有るから、どれだけ生活を切り詰めて上納するかは思想を問われる。

  私は病気によって三原則を守る事が出来なくなり、思想的後退が生じた。誘惑に負けて自堕落な生活を送り、そこから腐敗が進行したのだ。同時に主客双方の問題により指導部との間で真の同志的信頼関係を築く事が出来なかった為に自己批判ではなく除名に至ったのだ。

  ここまで書けば、少なくともレーニン主義の党組織論に依拠した団体から加盟オルグを受けたことのある人間・加盟した人間で有れば、私が何故除名されたかは理解出来る筈である。運動の周辺に居ながら分からないとすれば、それはうちはだいこの様な口舌の輩、口先だけの「主義者」であろう。また2ちゃんねるにうごめいている覗き趣味の持ち主共にも理解できないであろう。

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「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 レーニンの政党の組織原則は、機関誌の発行と配布のネットワーク、会議の定例化、財政の確立が組み具合で重層的な政治闘争や大衆運動ができると考えられます。

投稿: ぶどうちゃん | 2007年1月26日 (金) 02時23分

>ですから私などは海になりたいと思いますね。

共産趣味者の多くは、党派とは距離を置いていても、そう思っているんじゃあないでしょうか。

投稿: TAMO2 | 2007年1月23日 (火) 20時43分

 「革命のために全てをなげうつ事の出来る人」を中心にしつつそうではない人々の広範な人民の海が必用なんですよね。その辺が残念なことにファシストカクマルとの内戦過程で奪われてしまった。ですから私などは海になりたいと思いますね。

投稿: アッテンボロー | 2007年1月21日 (日) 23時50分

長征のさいの脱落者は体力的要素が強いですからね。
20万人が2万人に減っても、残りの人は「花を咲かせる」種になったんだろうと勝手に想像しています。
それにしても、中国革命関連の文献て書店から駆逐されてしまったようです。「中国の赤い星」「偉大なる道」「実践論・矛盾論」とかさっぱり、みかけなくなりました。

投稿: 佐倉 | 2007年1月21日 (日) 23時46分

レーニン組織論のうちの「財政、会議、報告(書記)」は労働組合なんかにも継承されていますね。

しかし、それだけじゃあない。やっぱり、ロシアという民主主義が存在し得なかった国家での活動、という側面でのトカチョフ主義という「暗黒面」に光を当てなければならないのではないか、と。これは、マルクス主義というよりも、ナロードニキに学んだ組織論です。

この点において、老人派(レーニン派)は、非西欧マルクス主義的でしたし、そしてそのことがレーニンらの天才を示していると思います。


ただ、この党組織論は生活者にとっては実践するに厳しいものです。他の党で言えば、日本共産党において党員が燃え尽きてしまうことは、筆阪秀世氏の本にもありますし、あそこも、本質的にトカチョフ的なんですよね。

党がトカチョフ的にあるのは、決して悪いことではありません。だけど、ついていける人は少数であること、そして事情によって脱落せざるを得ない人が一杯出るであろうこと、そして脱落者を敵視してはいけないことは踏まえるべきであると思います。


故事を書きます。毛沢東の軍隊は、長征のとき、多くの脱落者を出しました。それは、病気や怪我によるものがほとんどです。だけど、毛沢東は「今、党と戦線を離脱することは必要なこと、しかし、また再び、党が諸君らの力を必要とするときが来るだろう、その時に備えておいて欲しい」と言ったとのこと。(中国の赤い星)


思想性はまさに物質的諸条件の上に成り立つもの、それこそが唯物論ではないかと思います。

投稿: TAMO2 | 2007年1月21日 (日) 11時53分

私もアッテンボロー様と同じところに籍を置いてましたからよくわかります。会議・機関誌・財政、とびっきり重要な原則です。レーニン・ボルシェビキ組織論の核心的実践といってよいでしょう。その実践のハードルの高さを規定するものはアッテンボロー様も言っておられるように権力の弾圧であり、対反革命勢力の白色テロであるわけで、非合法下でも生き残れる党建設の要諦はここにあると思います。私の指導部は「非合法下で機関誌の前進が権力の弾圧をかいくぐり配布できる力量が党の末端に至るまであれば、武装闘争のための準備はほぼ完了である。なぜなら機関誌を爆弾にもちかえればよいだけのことなのだから。」といってました。

権力と反革命の攻撃をかいくぐるは並大抵のことではありません。その困難を乗り越える思想と方針をうちかためるものが会議で、これまたアッテンボロー様が言っておられるように真剣勝負で一切の曖昧さはありませんでした。

会議で確認された方針と思想と機関誌をもって人民大衆の広範な支持を獲得してゆく。支持していただいた方々の資金カンパによって党が党員が財政的に存続してゆける。という実に有機的な構造をもった原則であります。

さて 護憲的コケシくん様はじめまして、薩摩長州と申します。私とアッテンボロー様にとって党は、前衛党でして階級闘争の最先端に位置する存在であります。先の記述とおり前衛党は広範な人民大衆の支持と支援があって存在できるものであります。前衛を構成する党員のほぼ全ては、オンラインアーケードゲームに参加していたふうな普通の人民であります。党との関わりのなかでシンパから党員にと移行する人もあればそのままの人もいる、私のように脱落する者もおります。それぞれの主体的力量に応じた関わりがあるものと考えております。その点、中核派は思想的一致性は党外に関しては人民大衆に対して緩やかであったと思いますよ。
党内においては、確かに対権力&反革命との恒常的対決に規定されて党の三原則を貫徹する鉄の規律がありましたが、それは敵があってのことですのでいたしかたありません、とネガティブに捉えては本当はいけないのですが。ただその点を曖昧にして機関誌の配布をすることは支持者&支援者を公公然と権力に売り渡すようなものであるわけです。

黒目様はじめまして薩摩長州と申します。「ぼんくら」や「アカンタレ」が現実社会に失望して革命運動やってました(^_^)
私は70年闘争の大衆的な広がりが鎮圧され、その後の革命的左翼の衰退に大きく道を開いたのはカクマルの存在が大きかったと思っています。大衆運動を牽引する党の指導部は軒並み病院送りにされ、党はその機能を完全に失った時期がありました。権力の破防法攻撃にも屈しなかったのに。地下に潜ってまでテロを貫徹する彼らは強大でありました。そののちの十数年にわたる内戦はいわゆる「内ゲバ」キャンペーンもあり、人民とのつながりを一定失ったことは事実であると思うのですが、対カクマル戦を徹底して闘うことを通じてしか、その反人民性反革命性は明らかにすることはできず、党はもちろん、権力と闘っている人たちを守ることはできないかっただろうと考えています。その意味において「内ゲバ」をしなかったら大衆運動はもっと拡大していたはずだという意見は全くの誤りであると考えています。そのような武装に武装で対抗できない大衆運動はいくら拡大しても数発のテロで粉砕されてしまうものであります。

レーニン・ボルシェビキが党の三原則を通じて提示したものは職業革命家による前衛党の必要性でありました。強大な官僚機構をもった権力と渡り合い軍事的に勝利してゆくにはやはり「官僚機構」と軍事的な「鉄の規律」をもって抗し、「革命のために全てをなげうつ事の出来る人」=職業革命家集団=前衛党がそれを担わねばならない。前衛党は繰り返しになりますが広範な人民大衆の支持がなければ消滅してしまいます。「ぼんくら」や「アカンタレ」は革命には必要ないなんてことは全くない、反権力の広範な人民大衆とともに前進してゆくものだと思うのです。

イラク戦争参戦中にして、共謀罪が登場してくるこんにちの情勢において非合法下でも活力を失わない党の力量が問われる時代はもうすぐそこまできていると思うのです。そのような反動吹きすさぶ暗黒の空にこそ前衛党は燦然と輝き人民大衆を導くものなのであります。と文学的におわります(爆)

投稿: 薩摩長州 | 2007年1月20日 (土) 23時21分

う~ん、俺なんかはそもそも立ち位置が違うんでしょうが、ある意味、「革命」という事業が、「革命のために全てをなげうつ事の出来る人」のみの専売特許になってきた事が、革命派の衰退をまねいているんじゃないのかと思うのです。
ぼんくらやアカンタレは革命には必要ない、というのがその世界観だと思うんですが、それはその革命後の社会に、ぼんくらやアカンタレが生きていく余地のあるものになるのかどうか?
この辺が、「スターリン主義」という形でものすごく雑にまとめられてきた事の核心じゃないのか、というような事を考えています。

投稿: 黒目 | 2007年1月20日 (土) 00時50分

 そうですね。どの程度の厳しさに設定するかというのにも夜でしょうが、革命のために全てをなげうつことが出来るかどうかでしょうね。私はそれが出来なくなったから除名されたわけで、結構厳しい部分がありますね。

投稿: アッテンボロー | 2007年1月20日 (土) 00時10分

 よく考えたら今更「今年最初」の書き込みですね。

 僕はオルグを受けているに近いので、今のように「気まま」にブログをやっていたりマンガを読んでいたりすれば、ましてや病気の問題もありますから、厳然とした「党」から除名された理由はわかります。自分だったらオンラインアーケードゲームに参加している時点でアウトかもしれませんね(笑)。

 でもこの三原則は普通に反体制運動に一般にとって重要ですね。あとは「思想の一致」をどのレベルに設定するか程度の違いがあるだけだと思います。あまり手広くしすぎれば「敵」の進入が容易になってしまいますし、かといって狭めすぎればそれこそカクマルのようになってしまう可能性があると考えます。

 「党」を形成する前段階が、「大同団結」だとするならば、やはり思想的一致性は多少緩やかな程度でよいのではないでしょうか?

投稿: 護憲的コケシくん | 2007年1月19日 (金) 22時21分

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