少し怒ってます
妻が民医連経営の病院に勤務していて、共産党による労基法違反・労組法違反・労働安全衛生法違反が日常茶飯事であることを、時折記事にしてきた。経営が共産党の外郭団体であるだけでなく、組合も全労連加盟の医労連傘下である。つまり労組も共産党なのだ。労使一体となって現場の労働者に対する搾取を行っている。今日はある事例について述べたいと思う。
Aさんは三四年前から高血圧症のために職場の内科に受診するようになった。体調が悪くても当直をこなし業務も人一倍テキパキこなしてきた。准看であるためと共産党支持者ではないために待遇は悪く、様々な点で不満を感じてはいた物の、近隣に准看を採用していて託児所がある病院が見つからないために勤め続けていた。どうしても辛いときに職場で受診しても、人手不足であるために休暇を要するという診断書を書いて貰うことが出来ずにいた。昨年末、手足に痺れを感じるようになり、自分の勤務先では設備が整っていないので居住地の市民病院で検査を受けた。その際大学病院で精密検査することを勧められ、今年一月に脳の内部まで撮影できる検査機で検査を受けた結果、多発性脳動脈瑠が発見された。放置しておいた場合蜘蛛膜下出血の可能性があると言うことである。そうなった場合には命に関わる物の、緊急性はないとのことである。
検査結果を職場の上司に報告したところ、今月初めから完治させて医師による就業可能の診断書を貰ってこない限り就労させないと言われ、自宅待機を命ぜられた。労基法26条では職場経営者側の事情で自宅待機を命じた場合には賃金の六割保証が義務づけられているのだが、民医連経営側はその事を告げようともしないし、医労連も取り上げない。仕方なく年次有給休暇と代休とを申請して処理している。そもそも大学病院の医師が自宅療養を要するなどとは一切行っていない状態であるが、今までAさんのみならず多くの看護師を酷使して病気退職に追い込んできた後ろめたさがあるようだ。病院側が自宅待機に関する休業補償を渋るだけならまだしも社会保険の傷病手当の用紙を請求したことに対して、「診断書もないのに渡せない」という対応である。賃金は払いたくないし傷病手当の請求も面倒くさいと言うことだ。
Aさんは一先ず検査のために大学病院に入院するので、配偶者に対して各種必要書類を渡して欲しいと電話と直接担当事務職員とに申しいれ、26日の月曜に配偶者が病院を訪ねることを伝えておいたのであるが、直属の上司は会議で不在。書類についての引き継ぎもなされていない。総務で傷病手当などの担当者を訪ねても休暇で不在。やはり引き継ぎはなされていなかった。取り敢えず傷病手当の請求用紙だけは貰って帰った物の、たらい回しである。ついでに加盟している医労連系組合の共済制度について尋ねようとしたが、本来月水金と専従の書記が詰めているはずなのに不在であった。翌火曜日に配偶者が電話すると、直属の上司は不在にしていたことを詫びたのだが、総務の役職者は本人からの申し出がないと家族には書類が渡せないと宣う。本人が頼んでいるのを全く聞く耳持たないのである。
「働く者の味方です」と口先では唱えているが、これが共産党の外郭団体の実態である。当然の話であるが管理職・役職者の殆どは共産党員または民青同盟員である。この病院の職員からは各種地方議員を輩出している共産党の拠点であるのだが、拠点にしてこうである。共産党の正体が如実に表れていると思う。私は現役を退いてからは共産党系の人々とも可能な限りは対話をしようと思ってきたし、ブログを通じての交流も僅かではある。出来れば妻の職場の共産党だけが腐っているのであって欲しいと思うのだが、現役共産党の諸氏はどの様に思われるのであろうか。
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コメント
アッテンボローさんの奥さんは病院勤務なんですか。
たいへんなお仕事ですね。
僕も持病があって共産党系病院に通院してます。
「共産党だから」その病院にしたというわけではなく、そもそもはイヤだったのですが、なりゆきで。
まあ、医師の言いつけは守らないわ、わがままだわ、病院スタッフにはいつも迷惑かけてる不良患者のため、生協の出資とか署名とかにはいつも愛想よく協力してます。
でも、患者から見た病院と、そこで働く人々からみた病院とではぜんぜん違うのかもしれませんが、働いている人たちは医師も看護士もみんな誠実で信頼できるというのが実感です。国立病院に交通事故で運び込まれたときに受けたあの尊大でひどく不誠実な対応がウソみたいな、あまりに潔癖すぎるぐらい潔癖なスタッフのまじめさは、率直にいって、信用できました。僕が元「ニセ左翼」だと知っても同じ対応をしてくれるかどうかは不安なので黙ってますけど。
命にかかわりますからね。
投稿: ニャンケ | 2007年3月 1日 (木) 00時16分
> 医師の言いつけは守らないわ、わがままだわ、
> 病院スタッフにはいつも迷惑かけてる不良患者
ブヒャヒャヒャヒャ (≧∀≦)/
ニャンケ君はどこに行っても同じなのだな
およそ「組織」とか「他人に指示をされる場所」にはとことん向かない人なのだね。しかも善良で悪気がないだけに余計に始末におえないという。
それにしても「共産党系」の人達は、本当に真面目に仕事をします。ノンポリや保守系の人にも優しいし差別はしない。ところが自分たちの内部で、あるいは自分たちの仕事そのものに疑問を呈するような人には、とたんに牙をむいて常識はずれの弾圧も平気でする。
現在進行している立命館大学の争議でも、大学の運営の仕方そのものに抗議されたことが許せないらしく、法律違反の不当労働行為をバンバン行っている。普通は労働基準監督署などから、不当労働行為の注意を受けたら、嘘でも恐縮して、その後は控えるものですが、共産党系の場合は、注意されたこと自体が不当だと言わんばかりに、ますますエスカレートしてくるので、担当した弁護士にまであきれられているそうです。
投稿: 草加耕助 | 2007年3月 1日 (木) 09時45分
アッテンボローさん、やぶ医者の彰の介です。
病院で勤務している私からすれば、さもありなんというお話です。我々医療業界は何かと批判されることが多いのですが、実際働いている人間には労働基準法も何もあったものではありません。結局、現場で働いているものに全て押し付ける体質は~系病院に限らず、全てに共通しているようにも思います。医労連系としてはお粗末なお話ですが・・・。
投稿: 彰の介 | 2007年3月 3日 (土) 21時37分
Aさんは元々自院の内科に掛かっていたのですよね。高次病院を受診する際、簡単にでも診療情報提供書(いわゆる紹介状)を持って行かなかったのでしょうか?
また、内科の主治医は、同時に上司として、どの程度までの勤務ならば可能か、を高次病院には問い合わせしなかったのでしょうか? (これは、これから検査入院をするとのことなので、破裂のリスク度や手術の可否をその時に詳しく調べるのかも知れませんが)
基本は、個人情報保護法が出来てからというもの、全ての手続きが面倒くさくなっているのは、確実だと思います。ご本人の意志の確認が必必須で、正式な書類の介在無しには物事進まなくなってます。
基本はやっぱり紹介状と診断書が不可欠だと思いますよ、残念ながら。
あと、休業補償の件は、直接尋ねることの出来る雰囲気が無いのでしょうか? 病気休業だと後々昇給に響く規程のある事業体だと、なるべく病気気休業ではなく先に年休を消化することから始めるのではないかと思いますが、いかがでしょう?
もしピント外れのコメントでしたらば、ご指摘よろしくです(^_^;)
ただ、やさしくないというか、木で鼻を括ったような対応しかしてくれない職場だというのは伝わって来ます。
投稿: kogomi | 2007年3月 4日 (日) 00時22分
ニャンケさん、草加さん、共産党・民意連系の医療職場の場合、患者に対しては選挙対策もあって親切丁寧な対応をしてくれるのですが、それが全て現場労働者の犠牲・劣悪な労働条件によって支えられているというのが問題ですね。処遇改善を求めると自民党系以上の弾圧をしてきますから困った物です。
章の介さん、医療従事者が自らの健康を害さなければ成り立たない今の医療現場のあり方は異常だと思います。何とかして改善したいと思います。とは言え今の時点では助言程度のことしかできていませんが。
kogomiさん、大学病院は紹介状がないと見てくれませんから、市民病院では書いてくれているはずです。職場の病院の方は対応がどうなっていたか分かりません。何にしても薄情な職場だと思います。
投稿: アッテンボロー | 2007年3月 4日 (日) 07時22分
こんにちは。
いま全国で「医師不足」の時代。看護や技師などの職員は昔から不足。
そういう中で、「優秀な人材」がより待遇のいい病院に引き抜きにあい、残ったのは「よそで通用しない●●な人たち」と、あえて民医連でがんばろうという「志の高い人たち」の構図になってくる。
志が高かろうと低かろうと、労働条件は協約で変わらないから、足を引っ張られる「志の高い人たち」は、かなりきついことになるのは予想できる。
ここで、不満を持つのか、人間的に高めていこうと温かく接するのかは、個々の人たち次第。
ところで、「准看」って、医労連は制度廃止を求めてたけれど、民医連であれば、正看をとるための保障してくれません? (京都だと高看の学校を持ってる)
時間がなけりゃ無理でしょうが。
投稿: ×第二迷信 | 2007年3月 5日 (月) 09時42分
×第二迷信さん、確かに他所では通用しない人が沢山いるようです。そして様々な事情で他所での経験を積んで仕事が出来る人が民医連の病院に来ると軋轢が生じています。妻も託児所がなければ就職していなかったはずですので。
正看の資格を取る援助というのは確かにありますが、子持ちで学校に行き直すのは中々条件的に厳しい物がありますね。中には母子家庭の母親である看護婦さんも多数いますので。
投稿: アッテンボロー | 2007年3月 6日 (火) 07時05分
アッテンボローさん、ご苦労さまです。民医連の病院や診療所は、新規の医師や看護士、臨床検査士、事務など職員が来ても、いずれ退職をします。民医連の職場は、労働組合があっても労働条件の向上につながっていません。
民医連のなかの労働組合が、本当に当局とたたかえば、病院内の日本共産党員の分裂や非党員の民医連の改革派の誕生、ナショナルセンターの違いを超えた共闘が表面化するでしょう。
投稿: ぶどうちゃん | 2007年3月 6日 (火) 20時35分
>ナショナルセンターの違いを超えた共闘が
医労連は、医療労働者の「ナショナルセンター」ではあると思います。
いま、医労連は中小の病院の組合からの加入も増えているようです。「民医労」は、医労連の中の一つの単組ですから、具体的に「こういう実態である」と医労連に訴えるべきです。
(民医連で育った人たちというのは、「労使一体」に慣れてるから、不当解雇などに対抗して組合を作ってきた人たちと、やはり感覚が違います。他所からみて異常なことは、きちんと訴えるべきだと思います。医労連のためにも)いまの委員長は全日赤出身。
医労連共済が足腰弱いのは、単に、スタッフの人数の問題じゃないでしょうか。
投稿: ×第二迷信 | 2007年3月10日 (土) 23時41分
ぶどうちゃんさんお返事が遅くなりました。妻も言っているのですが、民医連になじめず退職する人が多いようですね。今の職場でも沈没船を見捨てるネズミのように退職者が続出しているようです。民医連も医労連も内部改革が必要なのだと思います。
×第二迷信さん、医労連が遠くの医療労働者を組織しているのは事実ですが、連合系の組合の方が数としては多いのです。問題なのは統一して資本・政府と闘うことが出来るかどうかではないでしょうか。
組合の共済の問題で言いますとスタッフの人数以前に手続きを専従の初期に全て押し付けるのが良くないと思います。私もJPUで役員活動家をしてきましたが、共済自由が発生した場合には先ず当事者の事情を聞くようにしています。その上で必要書類を用意して手続きを担当者に引き継ぎます。少なくともJPUでは職場段階の事務手続きは全て役員のボランティアです。
妻の職場に限定して言いますと、組合役員が名ばかりであったり共産党の選挙しかしないという歪んだ組織状態であるのがおかしいと思います。
投稿: アッテンボロー | 2007年3月11日 (日) 16時30分