« 風呂場でうなる | トップページ | 長居公園行政代執行抗議行動 »

2007年2月 4日 (日)

父ちゃん、あんな

 「父ちゃん父ちゃん、勇樹な(仮名)小泉やっつけるエエ方法考えた」
 「何?何? 教えて。どないすんの?」
 「あんな、カレー作んねん。そんでな、中に毒ぐすり入れてからな、おいしいカレーあんでって呼ぶねん。パクッて食べたらグエーって言って死んでしまうねん」大袈裟なジェスチャー付きで教えてくれる。
 「フンフンそうかぁ、勇樹頭エエな。ところで勇樹は小泉の家知っとんの? それとな、悪の組織の首領やけど、小泉から安倍っちゅう奴に交代してんねん。知ってた?」
  「ケゲッ!!知らんかった」と肩を落とす息子。

 まあ考えてみれば、小泉は五年半も総理の座にあったから、息子は物心付いて以来私の小泉批判を聞いて育った訳だ。政権が安倍に変わった事はあまり教えていない。最近新聞は読めないし、ニュースもほとんど見ていないから、安倍を覚える機会がなかった。尤もこの所の内閣支持率の急降下ぶりからすれば、覚える暇も無く退陣に追い込めるかも知れない。具体的には一つ一つの悪政を丁寧に暴露・批判して世論を喚起する必要がある。一人でも多くのブロガーが各自の得意な問題を切り口にして安倍政権の反動性・反人民性を訴えて行くことだ。

  次いで行動に移れる人はどんなささやかな事でも実行することだろう。村野瀬玲奈の秘書課広報室さんが様々な政治家・行政機関・報道機関を丁寧にまとめてくれている。抗議の要請や署名を集中することで圧力を掛けよう。例えば在フランス日本大使館への抗議の申し入れ行動をご存知だろうか。明日朝から大阪の長居公園に於いて野宿者・ホームレスの労働者たちに対する強制排除が行われるのだが、これに対して中止を申し入れたフランスの人々に対して、大使館は警官隊の出動を要請して申し入れ書の受取すら警備員が対応することで日本の格差社会あり様を世界中に宣伝してくれた。この件は「旗旗」「ふざけるな!在仏日本大使館!」に詳しい。また明日の長居公園での強制排除に対しては「釜パト活動日誌」でリアルタイムで抗議行動が報告される予定である。

 ここ暫く世間を騒がせている問題で言えば柳沢伯夫厚生労働大臣による「産む機械」発言があるのだが、これについては単に柳沢大臣個人の失言と言うことではなく、安部政権その物が持つ女性蔑視・労働者蔑視の体質と政策の当然の帰結として起こるべくして起こった問題であることを「きっこの日記」「女性は売春する機械?」と題して徹底的に批判されている。多くのブロガーがこの問題を取り上げている中で最も分かり易く安部政権の本質を言い当てているように思う。憲法改悪のための国民投票法案についても多くの反対意見が表明されているし共謀罪やゲートキーパー法などについては「情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士」さんが詳しい。「低気温のエクスタシーby はなゆー」さんなどはネット上に流れる様々な問題をいち早くスクラップしてくださるので色々とネタを提供してくださる。「反戦老年委員会」のましまさんなどは流石年の功(失礼)と思える戦時中の体験に基づく話など説得力が違う。一人一人の力はそれこそ蟷螂の斧かも知れないが、総体として・総和としてより良い社会を実現したいと願う人々の運動が前進すればよいと思う。私自身も、微力ではあるがその一翼を担いたい。

 宜しければクリックして下さい。 人気ブログランキング

|

« 風呂場でうなる | トップページ | 長居公園行政代執行抗議行動 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 ましまさんの記事はいつも興味深く拝見しています。最近は全て読ませていただけないときもありますが、見出しを見てこれはと言う物は欠かさないようにしています。今後ともご活躍なされますように。
 ニャンケさん、大阪市への抗議ご苦労様です。日本のあり方その物を何とかしないとこの様な強制排除はなくなりませんね。社会変革のために共に闘いましょう。

投稿: アッテンボロー | 2007年2月 8日 (木) 07時17分

たった今長居公園で強制執行が強行されているようですね。
アッテンボローさんのこのブログから釜パトさんのサイトに飛んで拝見しました。
怒りを禁じ得ません。
これだけ世界中から抗議や意見が寄せられても、まったく聞く耳を持たずに、住む場所のない人々に暴力的な追い出しをやる大阪市当局は、必ずや相応の報いを受けることになると確信しています。
戦後も、アジアの戦争被害者や三里塚農民や、そういう人々の真剣な声を無視して暴力で返してきた日本政府とそれを支持する人々は、いま日本社会が深刻な格差社会と事実上の大失業時代、そして内面からも、子供たちの「いじめ」の社会問題化というような危機に直面しているが、それは自分たちのやってきたことがめぐりめぐって返ってきているだけだということに、まだ気づかない。
われわれも同じ社会に住んでいるいじょう、こういう愚劣な輩がなりわいとする卑怯で横暴な弱者いじめを絶対に見逃すことはできないし、許すことはできない。絶対に許さない。みんなで大阪市当局へ怒涛のごとき抗議の声を集中させようではありませんか。

投稿: ニャンケ | 2007年2月 5日 (月) 10時20分

アッテンボロー さまのご推挙をいただけるとは……。光栄です。誕生日祝いとしてありがたく頂戴。これからも長生きして微力を尽くします。

投稿: ましま | 2007年2月 5日 (月) 09時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111250/13789567

この記事へのトラックバック一覧です: 父ちゃん、あんな:

» やはり格差は広がってる [zara's voice recorder]
地域間の所得格差:「小泉政権下で拡大」実証 係数、02年から上昇−−毎日新聞集計 99~04年の全国の市区町村の納税者1人あたりの平均所得に関し、格差の度合いを示す「ジニ係数」を年ごとに割り出したところ、02年を境に上昇したことが3日分かった。ジニ係数は毎..... [続きを読む]

受信: 2007年2月 4日 (日) 23時46分

» 北九州市長選 [とむ丸の夢]
民主、社民、国民新推薦の北橋健治(53)さんが、自民、公明推薦の元国土交通省局長柴田高博(57)さんと共産推薦の元北九州市立大教授三輪俊和(63)さん破り当選確実になりましたね。友人から連絡が入りました。 金持ちが柴田さん... [続きを読む]

受信: 2007年2月 4日 (日) 23時50分

» 日米の「愛人関係」の正常化 [晴耕雨読]
日本を拠り所に生きていることもあり、私も、日本が歴史的に内在させてきた“力”の顕在化が今後の世界を変えうると思っています。ただ、その“力”が時々刻々と衰えているという思いも強く持っています。 (西欧や米国は、江戸期のような生活様式が近い歴史として存在せず、“彼ら”との接触密度も高いことから、アンチテーゼとして立ち上がるのは難しいとみています。ドイツや東欧には期待しているところもあります。逆説的に言い方にもなりますが、日本に近代市民意識がそれほど確立せず近代的理性に基づく説明体系もものにされていないこ... [続きを読む]

受信: 2007年2月 5日 (月) 00時07分

» 地方選はドロ~で、与党内も与野党も泥仕合か?・・・今、国民の意思が求められている [日本がアブナイ!]
4日、民主党の小沢一郎代表が、東京都内で開いた「小沢一郎政治塾」で講演し、 このような発言をしていたという。<時事通信、毎日新聞4日より> 「安倍内閣は小泉内閣とは違った危険な要素を持っている。情緒的に核武装論議が起き たり、女性の人権を無視する話が起きてみたり、非常に危うさを感じる」 「それに対し日本の国民が反論し、行動を起こさないことになおさら危険を感じている」 (柳沢発言について)「もっと女性の声が大きくなると思っていたが、必ずしもそうでは ない。腹の中では怒っている... [続きを読む]

受信: 2007年2月 5日 (月) 04時08分

» だから似てないってば・・・ [薫のハムニダ日記]
2月3日ハンギョレ新聞より 胡錦濤:なんか焦げてない? ブッシュ:さあ?あったかくていいんじゃない・・・。 [続きを読む]

受信: 2007年2月 5日 (月) 12時40分

» 続・「TVタックル」常連の民主党代議士たちへ [喜八ログ]
謎の憂国者「r」さんの寄稿です。 (★引用開始★) 「これからTVタックルは菅さんが出る事になりますので」??続・「TVタックル」常連の民主党代議士たちへ??(1月29日放送分)  絶句しました。開いた口が塞がりませんでした。あなた方(安住淳・渡辺周 両氏)はどうしてここまで酷い...... [続きを読む]

受信: 2007年2月 5日 (月) 20時51分

» 喋ればボロでまくりのアベシVs喋りすぎシオザキシ。で、「成長力底上げ戦略構想チーム」だって。 [晴天とら日和]
格差社会 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 <格差社会の認識度> 1月28日10時1分配信 日刊ゲンダイ 塩崎官房長官 発言に集中砲火24日開かれた政府・与党協議会で、塩崎恭久官房長官の格差問題に関する発言をめぐり、出席した与党幹部が一斉に....... [続きを読む]

受信: 2007年2月 6日 (火) 21時56分

« 風呂場でうなる | トップページ | 長居公園行政代執行抗議行動 »