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2007年4月 5日 (木)

逆ギレ女に閉口した日

Photo_10  今日は息子が月に一度医大病院で受診する日であった。予約は午後二時からなので午前中は朝寝をして過ごした。何がきっかけであったか、ネット上で流れているアニメの「やわらか戦車」の話題になったので子ども達に見せることにした。主役は戦車であるのだが、どう考えても作者の人は反戦平和を願っていると思う。とても兵器として役に立たない、生き延びることだけが目的で、退却ばかりしているのだ。「やーわらか戦車の願いは一つ。生き延びたい。生き延びたい」という歌が挿入されている。子ども達には大変好評であった。時間がある方は是非とも一度ご覧になっていただきたい。爆笑すること間違い無しである。

 息子を連れて医大の小児科の待合室で順番を待っていると、走り回ったり椅子の上で跳びはねたりしている子供が沢山いた。親も注意をしないのでしたい放題である。先日も妻と一緒に医大に来たのであるが、走り回っている子供を叱りたくて仕方なかった。妻に言うと「そんな子に注意したら、親が逆ギレするから止めとき」と言われた。だが今日は引き留める妻がいない。そして長いすの上で転げ回ったりダイビングしたりしている男の子が特に酷かった。同じ椅子に座っていた人たちは逃げ出していたのだ。その母親は居眠りしていて注意どころではない。仕方なく母親に向かって「お子さんに注意して貰えませんか」と声をかけた処、第一声が「あんた何処の誰」であった。

 「子供さんが暴れているので注意して貰えませんか」
 「何であんたにそんなこと言われなあかんねん。うちの子が何かしたんか」
 「だから椅子で跳びはねたり転げ回ったりしていて迷惑なんです。躾くらいして貰えませんか」
 「何でそんなこと言われなあかんねん。うちの勝手や。誰に迷惑かけたって言うねん。走り回っている分けちゃうで」
 「だから他の人が嫌がってその椅子から他所に移っている」
 とまあ言い合いになった。周囲の人はガラの悪いその母親に関わりたくないのであろう、傍観するのみである。そうこうする内に「表へ出ろ」と来た。ヤクザかこの母親。無視して座っていると、その母親は一旦自分の息子を連れて待合室の外に出たのだが、戻って来るなり「うちの子は何もしてないって言ってる」とくる。そりゃあれだけ躾の悪い子であるから叱られるようなことを素直に白状するはずがない。親も多分おそらく自分の前では良い子ぶっているので気づいていないだけであろう。
 「あんたうちをバカにしとんか」と何度も繰り返す。いい加減腹が立っていたので「されるような人だろ」と言い返す。やがて息子の診察の順番が来たので診察室にはいることで無視することにした。

 このズベ公、診察が終わって会計待ちの順番に並んでいる私たち親子の処にやってきて、多分おそらく自分の子供の診察をほったらかしにして、「家のモンが名前と電話番号聞いとけって言ってる」と来た。「教える気はない」と断ると「その顔覚えておくからな」と捨て台詞を残して去っていった。

 病院の職員も誰も注意をしないようで、走り回ったり騒いだりする子供の姿が多いのであるが、いくら何でも注意されてここまで逆ギレする親というのも珍しいのではないだろうか。今までの経験ではすいませんと謝る親の方が多かったように思うのであるが。勿論その後で「怖いおじちゃんがいるから静かにしようね」とか言って自分の子供には叱りもしないのが殆どであった。病院は当然であるが人が沢山集まる場所では走ったり騒いだりしないと言う最低限の躾すら出来ない親が非常に目に付く。親だけではない祖父母らしき人が一緒の場合でも一言の注意もない。わが子たちに対しては騒いだりした場合拳骨一発食らわせてから「ここは騒ぐ場所ちゃう」と言っているだけに腹立たしい。

 妻にその一件を話したところ、「だからそんなこの親に限って常識ないんやから逆ギレするって。言うだけ無駄や。ホントは職員が注意せんとあかんのやけど、最近せえへんとこが多い」と言われてしまった。イライラしていたので夕食の準備をしながら缶ビールを五本も空けてしまい、食後は今で鼾をかいていた。十時過ぎに子供に起こされ、今この記事を書いている。モラルの低下は、帝国主義の矛盾によって格差社会が拡大していることと密接に関連していると思うのであるが、如何なものであろうか。以前「イカのおすし」「職住接近の労働条件を取り戻そう」と言う記事を書いているので宜しければ参照していただきたい。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 sophnutsさん、確かに天下国家の問題と直接には繋がらないかも知れませんが、私の問題意識としては80年代のバブル期に国労がガタガタにされ、総評解体から社会党解体に至る過程で労働者が地域共同体から排除された結果として起きた事象であると思っています。官公労というのは結構PTA役員を出したりしていて地域の共同体で力を発揮していたんですよ。今は労働強化で中々そうも行きませんから、どちらかと言えば自営業者の自民公明と言った与党支持者が役員をしていますけどね。
 xxさん、子供の将来を考えたとき、記事の中にあるような親の子に生まれたことが不憫でなりませんね。少なくとも私は親として子供の手本になるように努力しています。

投稿: アッテンボロー | 2007年4月30日 (月) 01時08分

sophnutsさん
最後のは攻殻ですか??(・∀・)
敏感に反応してしまいました・・・

記事のようなそういう変な人って何を主張したいんですかね?僕にはさっぱり分かりません。
きっと何も考えてないんですよね。
我慢が出来ないサルです。
オマケに自己中心的です。
その人の子供をみてると可哀想になってきます。

投稿:  xx | 2007年4月29日 (日) 09時14分

まあ、こんなしつけとかモラルレベルの問題で、天下国家の体制とか関係ないと思いますけど…

まあ敢えてこじつけて言うなら、私は逆に、60年代の反体制と称する思想以降の、モラルハザードが深刻な原因だと思います。
つまり、「敬うべきもの」を破棄し、結局何も作り出せなかった自由思想とやらが結果「やりたい放題」を作り出してしまった、のではないかと。

規範の中にいると成すべき事が出来ないように思うけれど、規範無き行動には価値が無い、と考えます。

投稿: sophnuts | 2007年4月28日 (土) 19時37分

 ・・・さん、昔というかそうですね少なくとも私が子供の時代には他所の子供であっても悪さをしたときに叱るのが当たり前で、叱られた子供の親は周囲に謝っていましたね。最近はそう言った頑固親爺・ガミガミ爺さんをとんと見かけません。モラルが低下しているのは事実だと思いますよ。この件に関しては原因のとらえ方は180度違いますが自民党などの保守政治家も言っていますね。例えば石原慎太郎ですが、今の若者の道徳観・倫理観の低下を嘆いている訳ですが、元々芥川賞受賞作で「太陽の季節」を書いて太陽族を流行らせたのが慎太郎です。マッチポンプですけどね。

投稿: アッテンボロー | 2007年4月25日 (水) 21時14分

昔はこういう人がいなかったのでしょうか?

今も昔も変わらないと思うのですけど。

モラルが低下していることにしたいのでしょうか?

投稿: ・・・ | 2007年4月25日 (水) 16時43分

 erkinさん、TAMO2さんご心配どうも有り難うございます。「君子危うきに近寄らず」とは中々出来ない物で、ついつい言ってしまうんですよね。
 久々さんやKさん、wamgさんは一貫して「戦後民主主義」を解体し続けてきた自民党が政治の中枢にいたという本質を見て下さいね。そして紹介した記事に書いていますが、格差社会によって地方や地域社会の絆が破壊されたことによって生じている問題であることを私は指摘しています。
 怪星人カピアさん、念頭にこの手の手合いには閉口します。でも沢山いますね。
 「クワガタつまみ」はまだ見ていませんが同じ作者ですね。
 パルチノフさんそう言った方法もありますが、でもそれですと「日の丸」「君が代」の強制と同じになりますね。私などが子供の頃は教育労働者が人間として生きるための権利の主張を堂々としていました。そう言った姿を見て子供の手本になって貰うことが大切だと思います。

投稿: アッテンボロー | 2007年4月14日 (土) 06時29分

戦後の邪党教育の結果ですな。
教育の再構築が必要です。悪魔のイデオロギーに犯された危痴害を教育から追放し、本当に子供を主人公にした教育が求めわれますね。

投稿: wamg | 2007年4月 8日 (日) 09時02分

>>モラルの低下は、帝国主義の矛盾によって格差社会が拡大していることと密接に関連していると思うのであるが、如何なものであろうか。

ぜんぜん違うと思うぜ。みんな「自分らしく生きたい」ことやっているだけだからクソ親が多くなっただけだ。
このエントリーのクソ親も自分らしいことを素直にやっているだけだろ。

かつての労働運動活動家が「闘争」と銘打ってやっていたことはこいつとたいしてかわらん。
躾と仕事では違う、別問題だ、ということはない。

もしかしたらそのクソ母親の旦那は君が代に反対する戦闘的教育労働者だったりしてw。

家庭や学校が崩壊している現状ではそういうどうしょうもない親が大量生産されていると見て間違いないな。
戦後教育の失敗例がアッテンボローさんの遭遇したクソ親に体現されている。

戦前に戻れとは言わんが、教育労働者とやらを全部排除して「教師」というのをきちんと再生するのが筋だと思うぜ。長くかかると思うが。現状だとしょうがないな。

>>学校の先生
馬鹿にされることを率先してやっているんだからしょうがない。
自分らしく生きた分馬鹿にされているってとこかな。マスかきたくて通学路近くのビデオショップでエロDVD借りるのはいいが、それがもとで生徒たちから「エロ教師」と馬鹿にされてもそれは自業自得だと思うぜ。
「自分らしく生きる」ことを少し我慢するか、少し考えて行動すれば防げる程度なのに。

その程度の犠牲も権利の侵害とか思う連中がいることが問題だよな。

投稿: K | 2007年4月 7日 (土) 20時23分

病気の子どもが走り回るのか、逆切れの親が病気なのか、通院の必要でない人間が病院を占拠しているのですね。
ガラの悪い母親を見るだけで待合室の人の病状悪化して来ないほうが精神衛生上よかったでは困ります。
話は飛びますが原因の一つに健保制度で不要不急の受診がある、医者が診察しても誤診もあれば過剰投薬もある、小さい政府を望むものとして健保制度は任意加入とすべし。
弁護士を依頼できる男が万引きをする如くある意味で社会保障制度は悪用されると万引き犯罪と同じく社会の害悪である。

投稿: tatu99 | 2007年4月 7日 (土) 12時57分

徴兵帰りは直に人をブン殴っていたもんよ!
とは、ウチの会社の総務の古老のお言葉。

軍隊は、一般社会のモラルを崩壊させて殺人兵器に
人間を作り変える装置でもあります。

これは、日本だけでなく、世界共通ですがね。

で、日本軍だけがそうであるかのように描く一部の
日本左翼は欺瞞だ。

投稿: TAMO2 | 2007年4月 7日 (土) 09時17分

車内で平気で化粧する手合いがたまたまセックスして
たまたま「母親」になってる時代ですから。

そして、そゆのとたまたまセックスした男が
たまたま「父親」になってる時代ですから。

投稿: | 2007年4月 7日 (土) 07時09分

先生に物投げたら土曜日も学校に来て授業とか、そういう方法もあると思います。

投稿: パルチノフ | 2007年4月 7日 (土) 00時55分

カピア氏
>自民党が為そうとしている、戦前型の国家統制に依るモラル維持ではなく、人々が自主的に其を為す様にならなければ、斯様な手合は居なくならないでしょうね。

それが出来れば苦労しません。
貴方には何か案でもあるのでしょうか?


まぁモラル低下の原因として、学校の先生が挙げられます。
以前は学校の先生といえば、尊敬し、言われたことは必ず聞く、というのが常識でした。
しかし、今の時代は親が先生を馬鹿にする。
だから子供もいう事を聞かなくなり、一般常識などがどんどん欠けていく。

まぁ、「君が代嫌だ嫌だぁ」とか先生自身がわがまま言っている現状だから仕方ないのかもしれませんけどw
とりあえず、軽い体罰を許可するべきでしょうね。

この点においては、徴兵制があれば非常に楽に進むんですがねぇ。

投稿: 久々 | 2007年4月 6日 (金) 23時58分

どうかすると出くわしてしまうんですよね、そういう手合に。で、声の大きさや態度のでかさで他者を圧倒させるから、注意するのも、ある意味決意やら勇気とかが必要になってしまう・・・・。
戦前及び戦時中は、国家によって社会統制されていて(阿部おっと安倍死の考えでは沖縄戦関連の発言から察すると其は無かったという事になってるらしいですが)、戦後は新しい時代の期待からか、『三丁目の夕日』みたいな光景もあった様ですが(勿論実際は戦前から継続されている諸問題は今現在も有るのですが)、80年代頃からそうした物も無くなっていき、モラルの崩壊が顕著になってきたのかも知れません。
自民党が為そうとしている、戦前型の国家統制に依るモラル維持ではなく、人々が自主的に其を為す様にならなければ、斯様な手合は居なくならないでしょうね。
>やわらか戦車
此れを御存知なら『くわがたツマミ』も観ましたか?

投稿: 怪星人カピア | 2007年4月 6日 (金) 23時34分

>モラルの低下は、帝国主義の矛盾によって格差社会が拡大していることと密接に関連していると思うのであるが、如何なものであろうか。

あるあ、ねーよw

例えば大日本帝国時代と今、全体的なモラルとしてなら前者の方が高いんじゃないですか?
何でも帝国主義にかこつければいいというわけではないでしょう。

自分の場合は、ウチのガキがそういうのをまねるタイプなので
「お前はあんな子みたいにするんじゃない」
と大きな声で(無論、相手の親にも聞こえるように)言いますけど。

投稿: 久々 | 2007年4月 6日 (金) 22時46分

典型的ヤクザの因縁の付け方の手口ですやん。
「姐さん、このままじゃあアンタじゃなく、息子さんが可哀相ですぜ?」と諭してやりましょう。勿論、凄みを利かせて。

投稿: TAMO2 | 2007年4月 6日 (金) 20時11分

アッテンボロー様、大丈夫とは思いますが、万が一サイコな方だったりすると、ヤバいことにならないとも限らないので、ここは一つ『革命的警戒心』で (笑)
ご自愛を

投稿: erkin | 2007年4月 6日 (金) 03時45分

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