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2007年7月22日 (日)

大型書店をはしごした

 今日は詩織と歌織を連れてキタにある大型書店をはしごしてきた。元々は先週の三連休の間にする予定であったのだが、台風の接近の為に一週間延期となっていたのである。お陰で京都で開催された「戦争とピンハネに講義する『ただのデモ』」には参加し損ねた。この集会については草加さんの「旗旗」で呼びかけが掲載されていたのであるが、娘達との約束を優先せざるを得なかった。

 まず最初に立ち寄ったのが、地下鉄御堂筋線の一番北側の改札口を出て直ぐそばにある画材店である。何故画材店に寄ったのかというと、娘達は二人とも絵が好きだからであり、長女の詩織は美術関係の学科を持つ高校への進学と、将来美術関連の仕事に付くことを希望しているし、次女の歌織も似た様な考えを持っているからだ。近所の文房具店では手に入らない様々な画材を前にして、二人の目は輝いていた。「これ何に使うの?」と雲形定規の使い方を聞いてくる。「ペン用のコンパスって有るんや」「羽箒って何に使うの?」トーンナイフやトーンをばたつける為の専用のヘラなどについても色々聞いてくる。一応かつては美術部に籍を置きマン研に出入りしたり同人活動をしていたので使い方などを教える。結局買ったのはペン軸とペン先とイラストの入門書であったが、娘達にとっては宝の山であった様で「お小遣い貯めてまたこような」などと言い合っている。

 次に立ち寄ったのは阪急三番街の紀伊國屋書店である。文房具コーナーにはライフの原稿用紙がおいてあって、昔、ワープロ専用機やパソコンが普及する前にはよく買いに来たことも思いだした。少なくとも私が使った物の中では一番書きやすかった記憶がある。色々と物色しては見たのであるが、娘達の琴線に響く本はなかった様である。或いは店内の配置が分かりにくかったのかも知れない。愕然としたのは昔と違い社会科学系統や社会問題・思想関係の本の売り場面積が激減していたことだ。ガッカリしつつ紀伊國屋書店を後にして阪急ファイブ、今はHEP5と呼ぶのであったか、にある紀伊國屋書店のマンガ館を探した。確か昔は存在していたはずだが、記憶違いなのか、店舗改装でなくなったのか、見つけることが出来なかった。ナビオ阪急の前の路上では与党の候補者が支持を訴えていたのでヤジって通り過ぎた。

 旭屋書店に行く途中、梅田の歩道橋に沢山の群衆が集まっていてどこかの創価芸能人らしき輩の歌声が聞こえていた。旭屋書店では美術関連の書籍のコーナーで色々とイラストや作画の資料になりそうな本を物色する。娘達はそれぞれマール社や成美堂出版の本を手に取る。貧乏人には結構値が張るがそれぞれ共有することを条件に購入する。文庫本の階であったか歴史書の階であったか、自分用に岩波文庫の「論語」を買い求め、長女の受験勉強用に「枕草子」を購入する。適当なところで喫茶店にでも入って一服しようかと思ったのだが、昔は店内に数件有った喫茶店が無くなっている。その代わりと言っては何であるがDVDコーナーとマンガの売り場が出来ていた。久しく足を運ばない間に色々変化がある物だ。店を出るとカルト宗教の政治団体の候補者が絶叫していた。見ていて胸くそが悪くなり、聴衆の反応や発言を聞いて不気味さを感じた。自公連立政権の中でも公明党だけは絶対落とさねばならないと強く思った。

 昼食にお好み焼きを食べた後で立ち寄ったのは、ジュンク堂大阪本店である。1階はマンガ売り場で、マンガの古典とも言うべき本の復刻版が大量に並べられている。喉から手が出そうになるほどそれらを凝視しつつ、結局2階の売り場に移動する。ここで更に娘達用にポーズ集を購入する。二人ともファンタジー系統のイラストを描く為に、刀槍を持った人物のポーズが役に立つ様である。私はと言うと友人の為にと思って岩波文庫の「国家と革命」を探したのであるが見つからない。岩波文庫でも国民文庫でも、革命情勢が近づいている為に絶版にしていると聞いたことがある。今こそマルクス主義的国家観を明確にした「国家と革命」が読まれるべき時代ではないかと思うのであるが。3階で新左翼関連の書籍を見つけたので購入する。反戦青年委員会を組織した人の本である。私的には左翼的書籍の品揃えが良かったのはジュンク堂だと思ったのであるが、娘達にとっては旭屋書店が一番気に入った様だ。

 旭屋書店とジュンク堂とで気づいたのは、カクマル系の出版社であるこぶし書房とあかね出版の本が大量に並べられていたことである。カクマル黒田の私物とも言えるこの出版社の売り上げは、基本的にはカクマル本体にではなく黒田家の収入になるそうであるが、それでも前進社の出版物が全く置かれていないことと比して営業力の差を感じた。本多延嘉著作選や清水丈夫選集を始め、野島三郎さんの「革共同の内戦論」や島崎光晴さんの「現代帝国主義論」など様々な良書がありながら店頭に並んでいない事が悲しくなった。革共同出版局には是非とも奮起して貰い、党系列以外で党文献が簡単に手に入る状況を作り上げる為に奮闘して欲しいものである。

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コメント

 NKさんの心配が杞憂であればよいのですが、本多著作選が重要視されていない様に思えるのは同感です。

 とっとこトロイさん、初めまして。重曹電解洗浄液は本当に汚れがよく落ちますね。我が家でも「JK! 重曹&クエン酸販売」で電解洗浄液を購入して使っています。生成器を買うほど使わないというのが一番の理由ですが。

投稿: アッテンボロー | 2007年7月23日 (月) 21時58分

このブログで「電解洗浄液、その後」を読みました。うちの場合は株式会社ヴェラーノが売り込み来て、すでに妻が購入した後でした。流しのしたに見知らぬ器械がおいてあり、聞いてみると買ってしまったとのことでした。なぜ言わなかったというと私が怒るから言わなかったそうです。すでにクーリングオフの有効期限が過ぎており、違約金が発生することとなりました。4万ほど発生することとなりますが、妻にはよい勉強になったのかと思います。どちらにしても商品はよいらしいので「JK! 重曹&クエン酸販売」で購入しようと思います。

投稿: とっとこトロイ | 2007年7月23日 (月) 16時24分

早速の御返事ありがとうございます。

なんと言うか、言いにくい事ですが最近の中核派の動向を見ていますと、本多書記長の本は、近いうちに禁書なるんじゃないかと危惧します。単なる心配性なのかも知れませんが。

投稿: NK | 2007年7月22日 (日) 23時50分

 NKさん、最近ではこぶし書房もあかね出版も、カクマル本体とは一線を画して黒田の著作を売って一族の収入にすることに主眼を置いた経営をしているようですね。ですから、一概にどの様な文献がでているかのみを取り上げること自体がナンセンスなのかも知れませんが、それでも黒田の本が広く読まれ、本多書記長の著作が埋もれていることに対する怒りを含んだ様々な感情は否定できません。こぶし・あかねを乗り越える営業努力を前進社出版部に期待しています

投稿: アッテンボロー | 2007年7月22日 (日) 23時21分

ジュンク堂書店は、私も最近利用しました。
「家族・私有財産・国家の起源」を2冊買ったのですが、1冊は本棚に、もう1冊は車の中で読む為です。

こぶし書房や黒田一族は昔の因縁めいたものがあるのですが、宇野弘蔵の本がここから出ているのには驚きました。

投稿: NK | 2007年7月22日 (日) 22時58分

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