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2007年8月

2007年8月30日 (木)

世界陸上事前弾圧に関する続報

(以下、転送歓迎)
世界陸上の予防拘束を許すな!
家宅捜査‐逮捕‐勾留延長、裁判所・警察の一体となった弾圧弾劾! N君を今すぐ釈放せよ!

8月24日、世界陸上開会式の前日、釜ヶ崎パトロールの会メンバーであるN君が突如大阪府警によって逮捕されてしまいました。容疑は「道路運送車両法違反」という排ガス規制に関する法律に違反したというものです。
警察は8月24日朝からN君をつけまわし、アルバイト先など3ヵ所を家宅捜査、さらに捜索の後にN君を逮捕する、という徹底したやり口を使ってきました。8月27日、裁判所はN君の身柄をさらに10日間勾留する勾留延長を命じ、同時に接見禁止措置まで行いました。
私たちはこのような裁判所と警察が一体となった弾圧に強く抗議して行きたいと思います。

事実経過
8月24日の世界陸上開会式前日朝からN君には少なくとも4人の私服警官が張り付きました。N君が寝泊りしている公園の小屋から地下鉄でアルバイト先に出勤しようとすると車と地下鉄に分れて職場まで尾行するという有様です(車はマツダの白のボンゴ。ナンバーは、なにわ45ひ812です。みなさん見かけたら注意を!)。

そして13時頃、N君のアルバイト先に大阪府警本部警備公安3課警部の長野吉博らによって家宅捜査が入りました。容疑は「道路運送車両法違反」でした。ほぼ同時刻にN君の寝泊りしている公園の小屋とN君とは別の釜パトメンバー宅にも同じく府警本部警備公安3課警部補迫田信昭らによって家宅捜査が入りました(N君の寝泊りしている小屋については令状なしの捜査です)。
アルバイト先の家宅捜査の後、N君は逮捕されてしまい、家宅捜索を受けていた別メンバーも買ったばかりの携帯電話やパンフレットなどを押収されるという無茶苦茶な目にあいました。

N君の身柄は大阪府警本部に移されそこで連日の取調べを受けていますが、警察の取調べは「やる気がない」そうです(じゃあ早く釈放しろ!)。警察は取り調べにやる気がないにも関わらず、身柄を長期間拘束するための勾留請求を行い、8月27日に裁判所がそれを認めたため10日間の勾留延長がつけられ、さらに弁護士以外の接見と書籍・文書などの差し入れができなくなる接見禁止の措置までがつけられました。

警察の意図は何か
なぜこうまでした徹底的な弾圧(嫌がらせ?)がなされたのか。
なぜこの時期に逮捕なのか。
それは明らかに世界陸上との関連がある。
去る2月5日、大阪市は長居公園に住んでいた野宿者のテントや小屋を強制撤去しました。
N君は数年来長居公園を中心に公園の仲間の支援活動を行ってきました。また彼自身も公園の小屋で生活しながら、福祉の相談などの支援活動にとどまらず、公園の生活する仲間と苦楽を共にして生活してきました。
長居公園での強制撤去の背景には間違いなく世界陸上とその開会式への天皇の出席があります。
公園テントの強制排除と世界的なイベント、天皇制との関係は根深いものがあります。
古くは1903年に大阪で開かれた内国勧業博覧会開会式に天皇が出席するという理由で、長町(今の日本橋)のスラム街が強制撤去されるという事件がありました。それは現代でも同じです。
2005年名古屋白川公園の強制撤去(愛知万博)、06年うつぼ公園の強制撤去(世界バラ会議)、長居公園に関して言えば97年のなみはや国体、2002年サッカーW杯の時にも強制排除の危機が訪れました。
天皇制や世界的なイベントの前に野宿者はまさに「ゴミ」のように排除される存在なのです。
そこには徹底した野宿者を差別し治安管理と対象とする視点が貫かれています。
長居公園の強制撤去の際、N君ら公園で生活する仲間たちは何度も大阪市に対して話し合いを要求しました。しかし大阪市は話し合いに一切応じることなく、5000筆にのぼる排除反対署名を無視し、やらせによって数件の「排除を求める地域の声」を作り出し、多額の税金と大量の職員・ガードマン・警察官を動員しN君ら公園で生活する仲間たちを強制排除したのです。
大阪市はテントの強制撤去に明け暮れるだけでなく、日雇・野宿労働者2088人の住民票の強制削除を強行し、また高齢日雇・野宿労働者の生きる糧である「高齢者特別就労事業」(年間予算約3億円)の大幅削減計画を「予算がない」という理由で強行しようとしています。その一方で世界陸上には40億もの税金を投入して!
長居公園の強制撤去を前にした昨年の9月27日には抵抗を封殺するために5名の仲間が不当に逮捕され4名が起訴されました。8月9日に裁判所は、警察・検察の主張を鵜呑みにし、仲間の主張を「信用できない」として4名全員に有罪判決(執行猶予付き)を下しました。
まさに司法と行政が一体となって貧しき者の権利を次々に奪おうとしているのです。

貧困者への戦争、棄民化政策とも言える状況の下で行われようとしている世界陸上に対してN君が抗議しようとしたのは当然の事です。
事実、彼は世界陸上開会式への抗議行動(集会・デモ)の準備を中心に行っていました。
だからこそ、警察はその抗議の声を圧殺するために世界陸上開会式の前日に彼を逮捕したのです。これは紛れも無く彼と彼が関わる運動への弾圧であり、予防拘束です。

共に反撃を!
このような予防拘束、弾圧に黙っているわけにはいきません。

8月25日の世界陸上開会式当日は、N君を奪われた中ではありますが、集会とデモを行い、集会にはN君からのアピールも届けられ、またデモ行進にも100名以上の方が参加してくれ「野宿者排除の世界陸上反対!」の声を上げることができました。そして夜には大阪府警本部前での抗議と激励の行動を行いました(府警本部前での行動はN君にも届いたそうです)。
現在N君は勾留延長と接見禁止という厳しい状況に追いやられていますが、食事も睡眠もよくとれていて元気で頑張っている、ということです。
私たちもまた、N君を支え1日も早く取り戻すために、準抗告や勾留理由開示公判の要求など様々な手段で反撃して行きたいと思っています。
そのためには何よりもまず、多くの方の支援が必要です。この弾圧は一個人にかけられた嫌がらせというレベルにとどまるものではありません。貧困者の尊厳と生きる権利を守るための声を圧殺しようとするものであると考えています。
司法・行政の一体となった攻撃に反撃するために、ぜひとも多くの方々の注目と支援を呼びかけたいと思います。

2007年8月28日 釜ヶ崎パトロールの会
090‐8380‐0269(内山)
kamapat@infoseek.jp(抗議文・激励アピールなどを届けて下さい)
<郵便口座>00930-6-139747(大阪キタ越冬実)※救援カンパなどと明記して下さい。

抗議先は
大阪府警察本部
〒540-8540 大阪市中央区大手前三丁目1番11号
TEL 06(6943)1234(代表)
http://www.police.pref.osaka.jp/より「ご意見・ご要望」の送信フォームから送ることもできます。

大阪地方検察庁
〒553-8512 大阪市福島区福島1丁目1番60号
大阪中之島合同庁舎 TEL 06-4796-2200

大阪地方裁判所
〒530‐8522 大阪市北区西天満2-1-10 
℡06-6363-1281
(転送、以上)

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2007年8月29日 (水)

交通事故 幸い怪我はないはず

 今日の午後、病院からの帰りに一旦停止無視の車に当てられてしまった。バイクが転倒して車体にかすり傷があった物の特に故障もなく、体の方も怪我はなかった。「そっち一旦停止やろが」と何度も怒鳴りつけた。相手はトラックで仕事の途中の移動か何かだろう職人風の男が運転していた。助手席の年配者が下りてきて「怪我はないですか」と聞いてきたので「何処も怪我はない」と応じる。その場はそれで終えて警察に届けも出さずに帰宅したら妻に叱られてしまった。

 後で後遺症が出てきたり、実は骨折が後で分かったりして問題になっても、相手の名前も聞いていないし連絡先を聞いていない。病院にも行っていないので検査もしていない。後で症状が出てきた場合でもちゃんと届けを出していないと損害が認められないのだという訳だ。実際相手のナンバーさえ控えていないので、後から連絡の取りようがない。届けを出さなかったり検査をしていなかったために後から訴え出ても認められないことが多いようである。

 妻の話では、最近は悪質な奴がいて、逆に被害者に対して損害賠償請求をしてくることがあるらしい。何でも交通事故がらみの入院患者で最近増えているのが、その様な輩だそうだ。後から難癖を付けて金を強請り取るそうだ。不景気の関係で仕事がないために、何でも金になりそうだと思ったらヤクザを介入させてくるという。一応任意保険には入っているが病気休職で収入が少ないところにそんな物が来ては堪った物ではない。「今度からちゃんと届けるようにするわ」と言うと、「事故したらあかん」と更に叱られてしまった。

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2007年8月27日 (月)

根津・河原井さんを支援するためのお願い

みんなでとめよう!教育改悪・全関西の集い実行委の事務局です。
(これまでの全関西の集いと「すわって示そう戦争反対!」実行委集会、不起立
宣言運動に協力いただいてきた皆さんに発信させていただきます。重複の際は平
にご容赦を。)

東京の根津公子さん、河原井純子さんへの停職6月、3月という重処分に抗議し、
来春卒業式での不起立闘争めぐる解雇攻撃を許さないために、すべての皆さんに
訴えます。

私たち「みんなでとめよう!教育改悪・全関西の集い実行委」は、根津さん、河
原井さんを支援するため、署名運動に取り組むとともに、隔週の都教委前ビラ撒
き・裁判傍聴・8/27都教委包囲行動に代表を派遣して参加してきました。
その報告のニュースと署名用紙、実行委としての都教委宛の抗議文をお送りしま
す。

(1)この行動に支援のカンパをお願いします。
 振込先 郵便振替口座 00930-7-98690(集会実行委員会)
(2)添付した署名を身近なところから集めてください。
 送付先は、当実行委か、もしくは用紙に記載の多摩島嶼教組にお願いします。
(3)10/13に、来春の「日の丸・君が代」不起立闘争に向けた教育労働者
の討論集会を開催します。そのための実行委員会を9月22日に持ちますので、
教育労働者の方はぜひご参加ください。
 9/22(土) 14:00~17:00
   なにわ人権文化センター(JR環状線芦原橋駅すぐ)
 10/13(土) 午後
   なにわ人権文化センター
 (詳細は、9/22実行委以後お知らせします)

****************************************************************
東京都教育委員会様

「日の丸・君が代」処分を撤回し、今後処分をしないよう要請します。

 東京都教育委員会は、2003年10月23日にだした「国歌斉唱の際起立し斉唱すること。これ
に基づく校長の職務命令に違反すると服務を問われる」なる通達によって、これまでに388人の教
職員を懲戒処分にしています。私たちは、満腔の怒りを表明し、抗議します。同時に、都教委が、処
分を撤回すること、今後処分しないことを強く要請します。とりわけても、3人の教職員にたいして
、今年の卒業式でも不起立を繰り返したという理由で、停職6ヶ月、停職3ヶ月、停職1ヶ月の重処
分を行ったことに抗議し、現在も停職中の根津公子さんを直ちに職場復帰させることを強く求めるも
のです。
 この重処分の上に、都教委が、1年ごとに職場を強制配転させている行為は、許し難い二重の処分
です。怒りをもって抗議します。
 停職6ヶ月処分の根津公子さんに対して、「停職は6ヶ月まで」と言明しています。2008年の
卒業式で不起立すれば、免職にするということです。「40秒間静かに不起立しているだけで免職・
解雇」など、あっていいはずがありません。都教委はこのような暴挙を絶対に行うなと、強く強く要
請します。都教委がこのような暴挙を行うならば、全国の教育労働者と労働者・市民の怒りに火をつ
けることになるでしょう。
 処分を覚悟で、教育をになうものとしての良心と信念を貫いた教職員たちこそ、教職員・労働者・
市民の宝です。全国の労働者・市民の力を結集して、都教委に処分を撤回させるまで闘いぬきます。
 都教委は、重処分で脅せば、教職員は都教委の不当な攻撃に屈すると思っているのでしょうか。
 「過ちは繰り返さない」「子どもたちを再び戦場に送らない」と誓い、子どもたちと共に考え、学
んできた教職員の思いの深さは、恫喝や脅しで変えることなどできません。そのことは、東京で38
8人、全国で1500人を越える教職員が処分されても不起立を貫き、その何倍もの数で全国的に不
起立闘争が闘われていることに示されています。
 戦前の教育は国家によって統制され、子どもたちは「国家のために戦争で命をささげることがもっ
とも尊い生き方だと」教え込まれました。国家総動員による戦争の結果、何がもたらされたのでしょ
うか。日本の労働者・市民の多くが死を余儀なくされました。しかし、その死と犠牲は「正義のため
」ではなく、朝鮮・中国・アジアの人々に対する言語に絶する虐殺と生活破壊であったことが歴史的
事実として明らかになりました。戦前の教員たちのように、「不正義の戦争」を「正義の戦争」と言
いくるめて、子どもたちを戦場に送り出すことはできません。
 根津公子さんのクビをかけた不起立闘争は、全国の教育労働者に共感と勇気を奮い立たせると共に
、アメリカの教育労働者にも大きな共感をよび、国際連帯の闘いが広がっています。また、すべての
労働者・市民の連帯と団結をつくり出しています。この連帯と団結の力こそ、改悪教育基本法・改悪
教育4法を打ち破り、憲法改悪を阻止する闘いそのものです。
 昨年9月21日、東京地裁は、判決文で「入学式、卒業式等の式典において、国旗に向かって起立
したくない、国歌を斉唱したくない、あるいは国歌を伴奏したくないという思想、良心を持つ教職員
にこれらの行為を命じることは、これらの思想、良心を有する者の自由権を侵害しているというべき
」と記し、「懲戒処分」は「裁量権の乱用」「憲法違反」であると判決しました。都教委は、処分が
憲法違反であることを認め、直ちに処分を撤回し、今後処分をしないように強く求めます。 
 なによりも、処分されようと、教育と子どもたちの未来、今後の社会のあり方に責任をとろうとす
る教職員たちと同じく、都教育委員会ならびに教育委員会の一人一人が、人としての良心にかけて、
今後の教育・社会にどう責任をとるのかが問われていることを申しそえます。
 私たちは、全国の力を集めて、東京都教育委員会の横暴を許さない闘いに立ち上がります。そして
、「子どもたちを戦場に送る」教育を必ず打ち破ります。
                 2007年8月27日

  「みんなでとめよう!教育改悪・全関西の集い」実行委員会
 連絡先:東大阪市森河内西2-27-6 大乗寺内 福本憲応気付/ E-Mail 
kansai724tsudoi@hotmail.com

--
みんなでとめよう教育基本法改悪全関西の集い実行委 <kansai724tsudoi@hotmail.com>

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4・28闘争全関西報告集会が80余名の結集で大成功

Dscf0618  8月26日尼崎労働福祉会館で開催された「8・26 つかんだぞ! 処分撤回・現職奪還! 4・28裁判闘争完全勝利! 全関西報告集会」が、会場の収容人員を遙かに超える80余名の大結集で成功裏に開催された。当初は先着順に配布する予定であった4・28闘争勝利記念に作成したTシャツ50着が残るのではないかという危惧もあったのだが、予想以上の参加者のお陰で早々にTシャツは配り尽くされた。

 集会は定刻の午後1時30分より開始され、司会者の簡単な挨拶の後、関西の闘いの報告として元阪神東支部長の酒井さんの闘争報告が行われた。郵政職場の不当労働行為を糾す会代表として、先ず冒頭に4・28闘争が解雇・首切りという労働者にと手最も重い攻撃と闘い抜いて最も良い結果である解雇撤回・現職復帰を勝ち取ったことについてお祝いがあった。
 権利の全逓がJPUとして民営化に向けて全郵政と統一することは、旗の色を変え名前を変え過去と決別することであると弾劾した。そして民営化と組織統合のこの時に4・28闘争の勝利は決定的であると提起した。多くの職場で活動家が職場の活性化と称して配置転換される中で、経営と組合が一体として攻撃し来る中に企業内組合の弱さを痛感し、阪神東支部はゆうメイトの組織化を積極的に行い雇用形態の壁を越えて自分以外の仲間を自分のこととして考える運動を作り上げた。
 労働者が闘う時、諦めなければ夢は叶うと言うのが4・28勝利のメッセージである。酒井さんはハワイの諺「ノーレイン、ノーレインボー」闘わなければ虹も架からないと締めくくった。

Dscf0619  続いて関西合同労組関西トランスポート分会の辻本分会長が発言に立った。関トラは郵便局の下請け労働者が労働条件改善を求めて組合を作った途端に全員解雇された。請負形式で小包一つ配達して105円という条件であったために12時間働いても一日の収入が2000円という事もあった。改善したいと関合労に加盟し、労組で闘うしかない。奪われた権利は組合として闘って奪い返すとの決意を表明した。
 JPU加古川分会が連帯する中、二度にわたるストライキを打ち抜くことで物を止め、スト破り業者を撤退させるせいかを勝ち取った。現在は裁判闘争と中労委闘争を闘っている。地労委では勝利したが、中労委では公益医員が悪質で労働者の意見を聞かない。何とか6月に2人の尋問をこじ入れる中、和解条件を巡って会社と団交を行った。関トラは組合員の内2名しか労働者性を認めず、未払い賃金などについて交渉したが、請負なら全員受け入れると言い放った。ふざけるな!! 組合員全員が一致団結して闘うとの決意を明らかにし、職場に闘いを、地域に共闘をと訴えた。

 連帯の挨拶として関生支部より闘えば勝てるとの希望が持てた。大手ゼネコンによって買いたたかれている生コンの安値供給を改善するために、アウトロー業者に対して共同組合に加入して大同団結することを訴えているが、加入の約束を反故にされ大規模な抗議行動を行ったことで威力業務妨害として弾圧を受けている。5次にわたる不当逮捕、弾圧を跳ね返して闘っている。警察と会社が組んで弾圧してくるが、志を同じくする他の労組や市民団体からの激励を受けて頑張っている。弾圧がまだ終わっていないので制約はあるが、今後も前に出る闘いをしていくと決意を語った。

 国労闘争団からは鉄建公団を相手に裁判闘争を闘っていることが報告された。今年で分割民営化から21年になるが早期解決はしたいが納得のいかない解決はない。4・28の勝利を聞いて闘い続けることの大切さを確認した。国労内にも白旗を掲げようという動きはあるが抵抗しない方がおかしいと裁判に立ち上がった。1047名闘争といわれるが家族も含めて5000~6000の闘いだ。
 国鉄分割民営化は中曽根の改憲攻撃のスタートだ。規制緩和格差社会との闘いである。世の中を変える闘いをしようと強く思っている。判決が近いが大衆闘争を盛り上げて道を拓く。闘ったからこそ2年前の9・15判決もあった。闘ったからこそ成果が上がったことを本部も認めざるを得ない。諦めないで闘うことの重要性、そしてその様な人たちと手を繋いでいく。勝利報告集会を甲子園球場を借り切ってしたい、と意気軒昂と訴えた。

Dscf0621  続いて4・28元原告の発言があった。最初に徳差さんが全国の支援の中で職場復帰できたことに感謝を述べた。闘い続けている限りは負けない。職場の状況を変えていくため精一杯闘うと締めくくった。
 黒瀬さんは仲間がいたから色々なことを乗り越えることが出来た。家庭の事情で職場復帰せず退職したが闘っている仲間と共に頑張ると述べた。斉藤さんは一番苦しかったのは全逓から切り捨てられて以降であったが、何とか闘い抜いた。これからは闘う仲間を支援する立場として運動すると発言した。続いて神矢さん、池田さんと発言があり。第一部を終了した。

Dscf0648  その後第二部として懇親会がもたれ、更に場所をかえて交流会がもたれた。

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2007年8月25日 (土)

釜パト声明

大阪府警によってまたとんでもない弾圧が行われました。ぜひとも抗議の声を!
以下転送歓迎です。
>
>(以下)
>
>大阪府警による弾圧を許すな!
>N君を今すぐ返せ!
>
>大阪府警によるまたしてもとんでもない弾圧が起こりました。
>8月24日午後1時ごろ釜パトのメンバーであるN君のアルバイト先や別のメン
バー宅ともう1ヵ所が家宅捜査され、N君は逮捕されてしまいました。
>逮捕理由は「道路運送車両法違反」という耳慣れない法律ですが、要するにN君
が大阪市内では使用してはならないディーゼル車を昨年中に市内で運転したとい
うことです。しかしN君はこの車両を半年以上使っていません。
> 驚くべきことに、このような事例で逮捕されたのは日本で始めてということで
す。なぜそうまでして大阪府警はN君を逮捕する必要があったのか。
>
>それはN君が長居公園の強制排除や住民票の強制削除など日雇・野宿労働者への
攻撃に対しての抵抗を先頭で闘っていたからであり、だからこそ大阪府警は世界
陸上開会式前日にN君をこのような「微罪」で逮捕したのです。
>これは世界陸上開会式への抗議の声を圧殺しようとする予防拘禁に他なりません
。私たちはこのような大阪府警の弾圧を絶対に許しません。
>
>知っての通り、今年の2月5日大阪市はN君ら長居公園で生活していた野宿の仲
間のテントや小屋を強制撤去しました。それは5000筆を越える強制撤去反対
署名を無視し、ヤラセで「排除を求める地域の声」をつくりだし、多額の税金を
投入して、野宿の仲間たちの要求や質問に何一つ答えることなく強行されたので
した。
>なぜこのような暴挙を強行したのか、その理由は明らかに天皇出席の世界陸上の
ためです。
>野宿者の強制排除と天皇制や国際的なイベントは決して無関係ではありません。
これまで天皇や皇族が出席する式典のために、そして「国威」の発揚が迫られる
オリンピックなど国際的なイベントのたびに、目障りとされた野宿者はまさに「
ゴミ」のように排除されてきました。昨年のうつぼ公園の代執行であり(世界バ
ラ会議)、2005年名古屋白川公園の代執行であり(愛知万博)、長居公園で
も97年なみはや国体、2002年サッカーW杯の時にも野宿者排除の嵐が吹き
荒れました。
> また大阪市は日雇・野宿労働者2088名もの住民票を強制削除し、高齢日雇
労働者や野宿者の失対事業である「高齢者特別就労事業」(年間約3億円)を「
予算がない」という理由で削減する計画を進めています。一方で世界陸上には4
0億もの税金を投入しながら!
>大阪市は天皇出席の世界陸上を利用して「環境美化」「公園整備」の名目で野宿
の仲間を排除し、仲間の生きる条件を次々と奪おうとしています。そしてその動
きに呼応するかのように警察はN君を「微罪」で逮捕し、世界陸上開会式への抗
議の声を圧殺しようとしたのです。今どきこんな無茶な手法を使って!
>
>うつぼ・大阪城公園、長居公園の強制撤去、昨年の9・27弾圧(反排除を闘う
5名の仲間の逮捕。今年8月9日には全員が執行猶予で釈放)、住民票の強制削
除、特別就労事業削減計画、司法・行政が一体となって貧困者の生きる条件を次
々に奪おうとしているのです。
>貧困者への戦争、棄民化政策とも言える状況の中で行われる世界陸上、そして今
回の弾圧を私たちは絶対に許せません。
>ぜひとも多くの皆様が私たちと共に抗議の声をあげていただくように心から訴え
たいと思います。
>
>野宿者排除の世界陸上弾劾!
>大阪府警はN君をすぐに返せ!
>弾圧粉砕!闘争勝利!
>
>釜ヶ崎パトロールの会
>kamapat@infoseek.jp 090-8380-0269(内山)
>
>大阪府警に抗議の声を!
>大阪府警察本部 
>〒540-8540 大阪市中央区大手前三丁目1番11号
> TEL06-6943-1234

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特撮天使

 「特撮天使」 このマンガの存在を知ったのは去年の暮れであったか今年の初めであったか、隣町のブックオフに長女と一緒に出かけた時であった。作者の倉上敦士は「ぎゃるかん」が面白いのでそこから色々と買うようになっていたのであるが、「こぎゃるかん」くらいしか本屋には置いていなかった。そこで古本屋で探したり取り寄せをしたりして色々と揃えて「しようよ」「C.V.」(キャラクターボイス)「イブの林檎」など色々買いそろえたのであるが、たまたまこの「特撮天使」を見つけた時は手持ちがなかった。数日後お金を用意して買いに行くと店頭から無くなっていたのである。売れたのであればよいがブックオフは少しでも売れ残ると、直ぐ廃棄処分するので嫌いである。(でも本の値打ちが分からないバイトがマニュアルに従って買い取りをしているので、時々値打ちのある本が非常に安く手に入る)

 倉上淳士は色々とマイナーな設定で読者を引き込んでくれる。本人がオタクなのかどうかは分からないが、「ぎゃるかん」では女性ばかりのアダルトゲームソフトメーカーを舞台に唯一の男性社員が振り回される話だし、「イブの林檎」は女子高生のレディースコミック作家が主人公である。「C.V.」はアニメの声優さんとディレクターとの恋愛がアニメ本編とからんで色々とややこしい話である。機会が有れば是非一読を勧める漫画家である。

 「特撮天使」はヤングマガジンアッパーズ02年16号から03年17号にかけて連載された、特撮ヒーロー物を巡る、舞台裏と本編とを交わらせた作品である。劇中劇というか劇中の特撮番組は「古四神マホロバン」というのだが、新番組放映初回が、強力な裏番組の影響で低視聴率に終わり、裏番組が美青年戦隊物であることに対抗して美少女戦隊物に路線転換して以降のハチャメチャなストーリーである。主人公はお色気担当の折坂つぐみなのか、特撮スタッフから運動神経と脚線美を買われて役者を押し付けられた薩摩徳子なのか良く分からないが、兎も角二人を中心にストーリーが展開する。打ち切りの危機を何度も乗り越え何とかかんとか2クール26週間を終えたところで物語は終わりである。最後に薩摩徳子が特撮スタッフとして登場しているから、やはり主人公は徳子なのかも知れない。

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2007年8月23日 (木)

「国体護持」へ国策売春

 昨日は体調が良く我が家で取っている朝日新聞と毎日新聞の殆どの記事に目を通すことが出来た。今日もまあまあだったので朝日については朝夕刊を一通り読むことが出来た。だが、何というか今日の朝日の記事の中には琴線に触れる物がなかったので(南京が大虐殺に関する記事はあったが今ひとつであった)、昨日8月22日付毎日新聞29面のシリーズ「平和をたずねて」の「『国体護持』へ国策売春」という記事を紹介したいと思う。

 1945年8月18日、俗に言う終戦の日の三日後、内務省警保局長は進駐軍用に慰安施設を整備するように全国に無電を発した。9月4日には内務省保安課長も同様の命令を出している。内務省警保局というのは今日で言う警察庁のような物であり、全国の警察の元締めである。「これを受けて各警察は慰安所の設置や慰安婦確保に奔走する。その模様を詳述しているのが『神奈川県警察史』だ。それによると空襲で焼けた花街に女性は残っておらず、警察が業者に公務乗車証明書を発給し、疎開先を回って勧誘させた。また、慰安所の布団や衣類、化粧品、消毒薬などの手配や運搬には、直接警察官が携わったという。」とある。

 東京では警視総監坂信弥が指示して売春業者と飲食店経営者に「特殊慰安施設協会」を作らせ対応したという。この特殊慰安施設協会には、後に吉原などのソープランド経営者に連なる者達が沢山いたという。更に当時の大蔵省主計局長池田勇人(後の総理大臣)が日本勧業銀行に指示を出して資金を提供した。「警察と大蔵省がバックの国策事業ゆえ、協会は堂々と新聞広告まで出して慰安婦を募っている。」「進駐軍売春作戦の発案者とされる坂は、国務大臣近衛文麿から国体護持のために婦女子対策をと指示され、慰安所設置を決めたと生前語っている」のである。占領下では米兵による強姦事件なども多かったために、反米感情が爆発して折角天皇制を存続させることに成功したのにそれが元の木阿弥となることを未然に防ぐためである。花街の女性を強姦に対する防波堤とした訳だ。

 で、特殊慰安施設協会に参加した売春業者達が戦時中に何をしていたかというと、当然の話であるが大日本帝国陸海軍の将兵相手に商売をしていた訳である。つまり従軍慰安婦=戦時性奴隷の手配に手を染めていたものも多数いた。米軍相手に政府機関が売春婦を斡旋するという政策を取った背景には、日本軍将兵の間に強姦事件によって性病が蔓延したり占領地での人心掌握に支障が出ないように配慮した経験が生かされていた。実際には日本軍の士気やモラルは非常に劣悪で、強姦殺人は日常茶飯事であった。毎日のこの記事だけでは従軍慰安婦=戦時性奴隷に日本政府や軍部が関わっていたことに対する状況証拠でしかないが、軍人に女性をあてがうという発想が、当時の日本人の感覚として極々普通の物であったことが分かるだろう。 

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2007年8月22日 (水)

「踏まれたスカート 安倍政権と女性」を読んで

 今日はかなり体調が良かったので新聞を隅々まで読むことが出来た。その中で朝日新聞22日朝刊の25面生活欄に表題の記事が載っていた。改悪教育基本法との関連もあって興味深く読んだ。改悪教基法では「(家庭教育)第十条父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。」とある。国家百年の計は教育にあり、とか言ったように記憶するのだが、この改悪教基法では教育の責任を個々の家庭の責任に押し付けている。

 三人の子供を育てているが、正直言って暗中模索・五里霧中である。子供の育て方は一人一人の子供によって違っている。それを国家が統制しようというのは戦前の体制に回帰する物だと思わざるを得ない。今日のように地域共同体が資本の論理によって破壊された社会では、殆どの親が孤立無援で育児をしている。不安で不安で性がない。そこに国家権力が有るべき子育てを提唱したら、かなりの親がフラフラと追従するのではないかと思う。実際朝日新聞の記事では「私たちは、母親としての評価をとても気にしている。国に『さあ、教えますよ』と言われたら、その方法が自分の子供や現実の生活と合っていなくても、『どうぞ教えて下さい』と言ってしまうと思います」とある。

 「恵泉女学園大学の大日向雅美享受は『子育て支援は息の長い活動で、予算もかかる。国が再び母性や家庭責任を強調し始めた背景には、財政の厳しさもあるのではないか』とみる。」 ここでは別の新聞記事で文部科学省が小学校の顕微鏡配備の基準を一人一つとしておきながら予算措置は10数個程度しかしていない現状がある。育児や教育の予算を削って家庭に責任を負わせるのは2階に上げて梯子を外すような行為ではないだろうか。

 安部晋三は「大切なことは家族そろって食事をする時間をもつこと」とのたまわっているのだが、現実には小泉政権と安倍政権によってワーキングプアと呼ばれる層が拡大し、少数の正規雇用労働者は責任を押し付けられて残業(超過勤務)に追いまくられている。「総務省の調査では男性の帰宅時間は、01年の全国平均で午後7時29分、東京と神奈川県では午後8時を過ぎていた」とある。これは平均であるので通勤に片道2時間を超える労働者が珍しくない現状では、帰宅時間が午後11時以降の労働者も多いはずである。本当に大切なことは超過勤務が無くても済むように人員を配置し、職住接近の労働条件を獲得することであろう。

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2007年8月21日 (火)

「女子高生」

 昨日今日と体が怠くて一日寝て過ごしている。昨日は次女が本屋に連れて行ってくれと言うので午前中少し外出したが、後は昼寝ばかりしていたし、今日は朝から犬の散歩をして朝食を取ってから夕方まで寝て過ごした。本屋では大島永遠の「女子高生」9巻を購入した。女子校を舞台にした学園マンガで結構面白い。

Photo  7巻の後半から沖縄に修学旅行に行くのだが、香田あかりというバカ軍団の一人が「野生のシーサーを探す」と言って小さな無人島を探検してパグを捕まえるなど、シーサーが想像上の動物であることを知らないで大騒ぎを繰り広げる。その他にもバスガイドの喜屋武さんからは「トービーラーに似てるね」と言われる始末である。ドービーラーというのはウチナーグチでゴキブリのことらしい。香田の前髪が触覚のように飛び出ていることから付けられた。主役の絵里子がかすんでしまうほど香田のおバカぶりが炸裂している。

 バカ軍団というのは主役の高橋絵里子・スポーツ万能の鈴木由真・眼鏡っ子の佐藤綾乃・演劇少女の香田あかりの四人に、二軍として経験値豊かな姫路京子・天然少女小川育恵を加えた六人である。山咲女学園の学園生活の中でこのバカ軍団が色々と珍事件を巻き起こすのだが、これが面白い。初期の頃は作者の高校生活の実体験に基づいて書かれていることが多く、女子高生ってこんな生態なんだと、共学しか知らない私などは驚きの連続であった。5巻くらいからフィクションが占める割合がかなり多くなったようなのだが、初期の事実に則した上での飛躍だったのでこんなんも有りかと変に納得してしまう。

 最初は私が面白がって読んでいたのだが、次女の歌織が気に入ってしまい、今日など「9巻以外も読みたいから古いの出して」と言い出す。昼寝していたので生返事をしていたら2階の寝室に山積みになっている段ボール箱の中から自分で探し出した。それも選りに選って海野やよいだの艶々だの鬼窪浩久だのが雑然と詰め込んである中からである。すると今度は長女の詩織まで影響を受けて読み始めた。今日一日で全巻読破している。詩織は本を読むのが早いのだが、マンガであっても同じである。二人とも沖縄修学旅行編が面白いらしく、一番受けているのはやはり野生のシーサーであった。9巻で第一部が終了と言うことらしく、雑誌でどの様になっているのかは知らないが、続きが楽しみである。

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2007年8月20日 (月)

「安藤昌益」を読む

 図書館で借りてきた平凡社選書の「安藤昌益」(安永寿延)を読んでいる。日本における共産主義思想の先駆者とも言える安藤昌益は、Wikipediaによると「身分・階級差別を否定して、全ての者が労働に携わるべきであると主張した。 特に著書『自然真営道』の内容は、共産主義や農本主義、エコロジーに通じる考えとされているが、無政府主義(アナキズム)の思想にも関連性があるという、間口の広さが見受けられる。またこの書の中で安藤は日本の権力が封建体制を維持し民衆を搾取するために儒教を利用してきたとみなし、孔子と儒教を徹底的に批判した。発見者・狩野亨吉をして「狂人の書」と言わしめ、レーニンをもうならせたという。」とある。

 よく共産主義思想を外来の物であって日本には適用できないかのように言う人々が存在するのであるが、江戸時代中期にこのような境地にいたる思想を獲得していた人物がいるという事は、いかなる政治体制・歴史的条件があろうとも資本主義社会が共産主義社会の前段階であるという事に強固な裏付けを与えるのもではないだろうかと思う。どの様な体制にあっても支配階級は働かずに富の殆どを独占する。働く者はその富の極々一部しか得ることが出来ない。このような社会の矛盾に気づき、その社会体制に反抗する思想と結社とをマルクス・エンゲルスに先立つこと100年前に作り上げていることは驚愕に値する。それだけ当時の日本国内における資本主義の発達が顕著であったとも言える。

 一人の共産主義者として、私は安藤昌益に興味を持っていたのであるが、図書館の蔵書にあったためにその思想の一部に触れることが出来た。自らの思想を磨き上げるためにもっともっと先人の労作を学ばねばならないと思う。

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2007年8月18日 (土)

きょうと通信 NO、34

京都郵政職場交流集会(準)発行●07年08月18日 NO、34

JPU支部大会雑感集

 JPU洛陽支部大会。7月22日、東山郵便局。地本から藤井書記長が来賓。執行部は全員参加、代議員は30名中26名参加。特徴的な意見を以下紹介する。「ゆうメイトは弱い立場、守ってほしい」「(全逓)を忘れないように」「公式の窓口では当局は一応受け答えするが、先送り。現場では態度が違う」「仕事が忙しいのは覚悟しているが、精神面が心配」「特に、若い人が希望を持てる職場ではない」「ゆうメイトがいないと回らない」「組合員はリスクだけとらされて、良いことは何もない」「少ない女性の意見を反映しやすいように」等々。大会にむけた職場討議は各分会ともほぼ壊滅状態。支部長挨拶(抜粋)「職場の主人公は労働者、組合員。しかし上意下達。支部運動を再構築していこう。」 業務に追われ、職場討議ができない 状況に、改めて危機感を感じます。

 JPU阪神東支部。7月22日、伊丹産業情報センター。ここ数年の支部大会、支部委員会は、開始予定時刻に定足数に達したことがない。定足数に達しない儘、議事を進めて定足数に達した時点で、資格審査委員長が登壇して諸報告し、大会の成立を宣言する、この間、支部役員は電話を掛けまくって、会場近くに住む非常勤などを招集する、大会成立後は、櫛の歯がこぼれるようにポロポロと帰っていく―これが組合への求心力低下の現状だ。議論は全体的に低調、先に諦観がある。それでも代議員からは、深刻な職場の窮状をなんとか改善してほしいという悲鳴がだされるが、執行部の答弁はそれに応えて、希望や勇気を与えるものからは程遠い。結局、書記長の「対当局も大事だが、なによりもなかまとの連帯を」という答弁に集約されていく。「統一と団結」―これが体制内労働運動の結論、闘わない統一、闘わない団結、がますます労働者を窮地に追い込んでいく。以上は、「支部大会報告」ではありません。「雑感」を述べるに当たって、考えたことを記した。
【編集部註】
 上記に紹介した「JPU阪神東支部大会雑感」は長文に渡るため、後半部分を割愛しとことをお詫びします。

 JPU西阪神支部。8月5日開催(於・芦屋市民会館)。他の代議員の誰よりも一番に発言したのですが、勢い余って大会メモがほとんど取れなかった。従って印象に残っていること一点だけを記す。地本挨拶で山下執行委員(JPU京都中央支部)が非常勤の本務者登用の道が拓かれ、JPU近畿での非常勤の組織率が20パーセントを超えたと、さも誇らしげに述べた。この項について以下発言した。道が拓かれたというが、具体的なことは何も判っていない。ゆうメイト(全国で12万人と云われる)のひとりでも、10人でも、本務者採用になるならばそれは道が拓かれたことになるが、それを謳い文句にしてのゆうメイトを組織するのをやめるべきと。地本はこの批判に対し何も答えようとしなかった。

 JPU京都中央支部。大会の成立が危ぶまれたが、8月5日、リーガロイヤルホテルにおいて第32回支部大会が開催された。成立が危ぶまれた訳というのは、具体的に根拠があってのことである。執行部は当初、本大会の開催前に、「部会代表者会議」を招集し、この会議で意見集約を取りまとめ、本大会の席上にて「部会代表者会議」を報告・承認を取り付けようとしたのであるが、7月31日に招集された「部会代表者会議」が流会になってしまったのである。執行部は何故に「部会代表者会議」の開催を意図したのか、今以て不明である。おそらく大会に参加した多くの代議員にも今回の事態は意味不明に映っていることだろう。大会で真っ先に挙手し発言した集配部会の意見集約のメモがある。長くなるが引用したい。「先日開催されるはずであった支部大会の代わりとも言える部会代表者会議が流会になった事は、非常にショッキングな出来事であり、執行部においては総括をきっちりとしてほしい。

 部会代表者の欠席もさることながら、呼びかけた側の執行委員の欠席が目立った事は、当日参加した各部会役員に対して大変失礼である。加えて、結果的にこのような形で職場の意見反映が狭められる事になってしまった事は、職場討議に参加した組合員に不信感を与える事になりかねない。」この「部会代表者会議」の流会の事態はいまの中央支部の執行姿勢の根幹に関わる問題を孕んでいるのである。事業は崩壊していることは既に見てきた通りである。一方、かつて組合運動が成り立ってきた地盤沈下から這い上がる方策を集団で考えねばならない。労働運動、組合運動は幾多の誤謬やジグザグを経験し、それを教訓化して、理論を鍛え上げ、蓄積・豊富化してきた。科学性を兼ね備えた体系としての理論を思索の出発点に据え、絶えずそこに立ち返ることが求められる原則になっている。流会の事態に遭遇した部会役員は、5日間で大会を成立させる代議員をだしきった。いまはこのことだけは記録しておきたいと思う。

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2007年8月17日 (金)

暑いのでプールに行きました

 数日前から息子が「プールに行きたい」とせがんでいた。勇樹(仮名)に甘い私は「給料が入るまで我慢したら連れてったる」と言い聞かせていた。そしたら何と、友達数人に一緒に行こうと声をかけているではないか。オイオイ、友達の分までプール代見てやれんぞ。息子を窘める。おまけに「バーベキューがしたい」とまでねだってくる。「給料日まで待て」と我慢させるが、我が侭させすぎているかなあと少々反省。

 今日はその給料日なので朝からテンションが高い高い。朝から支度して今か今かと待っている。市営プールは午後一時から開業なので幾ら朝から準備しても何の意味もないのだが・・・ すると次女の歌織(仮名)が「友達と一緒に行くから私も連れてって」と言いだし、更に長女の詩織(仮名)まで「暑いからプールに行きたい」と言い出す。結局子供達を連れてプールに行ってきました。

 子ども達がめいめい遊んでいるので、私は久々に泳いでみたのだが、最初平泳ぎで25㍍プールを往復しただけで息が切れる。その後休み休み25㍍を8本泳いだのだが手足が怠くなってくる。運動不足がたたっていると実感する。その後プールウォークの説明に従って色々な歩き方をしてみたが、これまた結構堪える。ダイエットに良いというのも肯ける。何だかんだでヘトヘトになったが、息子は友達に出会ったので一緒に遊ぶと言って帰ろうとしない。娘達は適当に遊んだので先に帰ってしまった。何度も何度も「もう帰るぞ」と言い含めて漸う帰ることになった。疲れたので今日はきっと熟睡できるだろうと思う。

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2007年8月16日 (木)

佐藤発言を報道するようマスコミに圧力をかけよう!!

 8月10日のTBSの報道で佐藤正久参議院議員(元陸上自衛一等陸佐)が自ら自衛隊を戦闘状態に突入させる陰謀を企んでいたことを報じた。処がその後当のTBSも含めて続報が全く無い状況である。漸く今日、弁護士有志が公開質問状を佐藤議員に対して提出した際の記者会見が共同通信・毎日新聞によって報じられたに過ぎない。この問題は文民統制が崩壊するかどうか。自衛隊が実際に戦闘状態に突入するかどうかと言う重大な問題である。マスコミに電話・FAX・メールを集中し、この問題についてトコトン報道するよう圧力をかけよう。

 公開質問状の内容および記者会見については「情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)」 「ヒゲ隊長こと佐藤正久参議院議員に市民有志が公開質問状提出へ!:NPJより」 「津久井進の弁護士ノート」 本日,佐藤正久議員に対する公開質問状を提出」 「杉浦 ひとみの瞳」 「・佐藤発言への質問状提出の記者会見報告」を参照して下さい。

「駆け付け警護は違憲」  ひげの隊長に公開質問状

 元陸上自衛隊1等陸佐の佐藤正久参院議員が、イラク復興支援の現場でオランダ軍が攻撃を受けた際、駆け付けてあえて巻き込まれて警護を行う考えだったことを民放ニュースで明らかにしたのは、意図的に緊急状態をつくりだした上での攻撃で自衛隊法や憲法に違反するとして、弁護士ら有志が16日、佐藤議員に公開質問状を送付した。

 「ひげの隊長」として知られた佐藤議員は復興支援現場で指揮官を務め、7月の参院選で自民党比例代表で初当選した。

 集団的自衛権に関する政府の有識者懇談会の内容を伝える10日の民放ニュースで、佐藤議員は「オランダ軍が攻撃を受ければ、情報収集名目で駆け付け、あえて巻き込まれ(警護に)行ったと思う」との発言をした。

 公開質問状では「実質的に正当防衛・緊急避難の要件を満たさず、自衛隊法に違反するばかりか、憲法9条をないがしろにし、自衛隊派遣の国会決定を超えた行動」と批判、真意を問い掛けた。

2007/08/16 19:08  【共同通信】    「47NEWS」より

イラク派遣:元陸自のヒゲ隊長、佐藤参院議員に質問状

 元陸上自衛隊イラク先遣隊長の佐藤正久参院議員が、派遣先のイラクで他国軍隊が攻撃を受けた場合、駆け付けて援護する「駆け付け警護」を行う考えだったことを表明したことに対し、弁護士ら約150人(呼びかけ人代表・中山武敏弁護士)が16日、「違憲」と公開質問状を送った。

 佐藤氏は10日に放映されたTBSのニュース番組で、当時イラクで指揮官として「駆け付け警護」を行うつもりだったことを明言し、「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」と発言した。「駆け付け警護」は、正当防衛を超えるとして憲法解釈で認められていない。

 質問状は「違憲、違法なもので、シビリアンコントロールに反する」として、7項目について今月中の回答を求め、安倍晋三首相にも佐藤氏に辞職勧告するよう要望書を送った。佐藤氏の事務所は「現場に行って法的不備があると感じての発言。質問状は届いていないが精査する」と話した。【長野宏美】

毎日新聞 2007年8月16日 20時32分

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2007年8月15日 (水)

白梅学徒隊 アンカー終戦の日スペシャルを見て

 関西テレビの夕方の報道番組であるアンカーで、今日は終戦の日スペシャルとして「知られざる沖縄女子学徒隊の真実」という特集を放送していた。青山という新聞記者がいつも時事問題などについて取材して報告しているのだが、今日は本当に心の底から戦争に反対するを訴えていたように思う。

 ひめゆりの塔は何度も映画になっているので知る人は多いのだが、戦争当時沖縄にあった9つの女学校全てに看護助手の仕事をさせた女子学徒隊が編成されていたという。その内第二高等女学校の56人が配属されたのが白梅学徒隊だった。本来ならば卒業式である3月24日に徴用され、何の予備知識もないままに負傷兵の看護を手伝わされた。兵士は負傷直後での搬送ではなく激戦の最中症状が悪化してから運び込まれることもあったために生きたままウジ虫に集られている物が多かったという。手術によって切り落とされた手足を捨てに行ったり、注射のをさせられたりした。中には凄惨な情景に堪えきれずに野戦病院から逃げだそうとしたり、米軍が撒いたビラを拾って読んだだけで射殺された人もいたという。

 6月の2日には医薬品などが尽きたために野戦病院と学徒隊は解散命令が下る。各自勝手に落ち延びるように言い渡され、戦場のまっただ中に放置されたのだ。避難民の行列が続く中、米軍の砲爆撃によって次々と試写が路を埋めていく中、屍を踏み越えて避難を続けた。白梅学徒隊の中で最も悲惨であったのは避難途中で日本軍と再合流した人々だった。軍と出会わなかった人々は生き延びることが出来たのだが、合流してしまった6人は自決することになった。生存者の取材映像の中で「軍隊が手榴弾を配っていた。それで自決した人がいた」と言っているように軍が貴重品である手榴弾を配っていたと言うことは無言の内にこれで死ねと自決を強要していることだ。

 戦後遺骨を収集したが、どれが誰の物かが分からないために遺族に引き取り手はなかったという。それらの遺骨はまとめて白梅の塔の裏に掘られた穴に埋められ、蓋をされた。青山記者は27年前の新米の時に南部戦跡をタクシーで回り、新聞記者であることを運転手に話したために訪れる人も殆どいない白梅の塔に案内され、遺骨を見せられたという。青山記者は、国が何の資金援助もしない中で集められた遺骨に戦争を繰り返さないで欲しいという願いを感じ取れたという。また教科書から日本軍による住民虐殺や集団自決強要の記述が削除されたことに危機感を覚えた学徒隊の生存者たちが「青春をかたる会」として活動していることも報じていた。青山記者は特集の冒頭、広島は敵である米軍が原爆を投下した事による悲劇であるが、沖縄戦は日本軍が日本人を殺した悲劇なのだと前置きしていた。

 「つくる会」教科書を出版したフジサンケイグループの一員でありながらまともな人もいる物だと思った。

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闘う地方議員のブログ

 革共同の機関紙「前進」紙上で闘う議員と表現される地方議員が6人存在する。選挙が近づくと「前進」紙上で全党員・全ての支持者・読者に対して支持を訴えている。分かり易い表現をすると同盟員であるのかどうかについては明らかではないが革共同系の地方議員と言うことになる。その一人、阪口克己さんが先日、と言っても6月1日にブログを開設した。「さかぐち克己のブログ」である。かっちゃんと呼ばれて親しまれている人で、東大阪市議会議員を03年から勤め、今年二期目の選挙を迎える。元々東大阪では部落解放同盟全国連合会の委員長である瀬川博さんが5期20年間議席を保持し、荒本支部の闘いを支える柱となってきた。病気と高齢のために瀬川さんが引退した後を継いだのが阪口克巳さん・かっちゃんである。

 一期目の選挙の時は私もまだ現役であったので、選挙に当たっての会議や集会などにも幾つか参加したが、鬱病の為もあってあまり役に立たなかった。全国連合会の面々は非常に力を入れて熱心に活動していた。多分今頃はみんな二期目の当選を目指して汗を流していることだろう。

 阪口さん以外にもブログを開設している人がいる。今年4月の統一地方選挙で初当選した杉並区議会議員北島邦彦さんの「すぎなみ未来BOX」、4期目の当選を果たした相模原市議会議員の西村あやこさんの「あやこの日記」、86年以来6期目に突入している泉佐野市議会議員国賀祥司(こくがよしじ)さんの「こくがブログ-泉佐野市会議員・国賀祥司」である。高槻市議会議員3期目の小西ひろやすさんと八尾市議会議員に初当選した末光みちまささんは今のところブログを開設していないようで、検索してもそれらしきものは見つからない。簡単にそれぞれの人たちを紹介しておくと、北島さんは杉並区の中で諸派に分類されている都政を革新する会の事務局長を務めていて、実は85年の蜂起戦では10・29浅草橋戦闘であったと思うが逮捕され起訴された経歴があるバリバリの活動家である。西村あやこさんは婦人民主クラブ全国協議会の代表を長年勤め女性解放運動のみならず反戦運動や三里塚闘争にも力を入れている。国賀祥司さんは86年の泉佐野市議選弾圧があるので一番印象深い人なのだが、関西空港の地元泉佐野で空港反対運動を熱心に続けている。関空のために赤字財政に転落した泉佐野市政を国賀さんが追及しなければ、今頃夕張のような財政再建団体に転落していたかも知れない。小西さんは富田町病院院長、末光さんは八尾北医療センター所長で共に医師である。二人とも患者さんの人望が厚く沢山の人から支持を得ている。

 阪口さん・北島さん・西村さん・国賀さんの4人とも元々はホームページで議員活動を報告していたのだが、更新などが簡単なブログに重心を移している。私自身ブログと反対する会のホームページを両方管理するようになって思うのだが、やはりブログの方が簡単で使いやすい。それとコメントやトラックバックの機能があるので読者との距離が近いような気がする。4氏がブログを活用してもっともっと運動が大きくなってくれればと思う。

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2007年8月14日 (火)

佐藤正久発言に現れる日本帝国主義の政治目的 戦争と革命の基本問題 番外編

 元自衛である佐藤正久参議院議員が、憲法では認められていないばかりか現政権ですら中々踏み込めないでいる集団的自衛権の具体的行使に繋がる「駆けつけ警護」をイラク駐留中に計画していたとJNNの報道番組に対して答えていることについて、多くの心あるブロガーが批判・弾劾の記事を掲載し、その声は日増しに大きくなりつつある。ここで問題になっているのは佐藤議員が文民統制を無視する傾向を持ち、それを承知で自衛隊の上層部がイラク派遣部隊の指揮官に任命したこと。更に帰国の際には国際法で禁じられている軍服着用で飛行機に搭乗したかったと発言するなど憲法も国際法も無視して民間人を危険に曝す人間である事を百も承知で参議院比例代表区から立候補させ、国公法で禁止されている公務員の職権を利用した政治活動であるにも拘わらず現職自衛官約24万人の組織票をもって当選させたことである。

 注意しなければならないのは、佐藤正久という一自衛官の問題として捉えたり、軍人は功を焦って独走する危険を持っているという軍人・軍隊のみの問題として小さく捉えてはならないと言うことである。佐藤のような危険人物を昇進させ、イラク派遣部隊の指揮官に任命した人事その物に日帝支配階級の政治意図を見て取らなければならない。同時にその様な人物を公認候補とし、今日いけしゃあしゃあと「駆けつけ警護」があたかも正しいことであり、その事のためならば裁判で罪に問われても「堂々と争う」と嘯かせている自民党の本音、侵略戦争に直接荷担したいという願望を徹底的に批判する必要がある。

 戦争は人間の意志を超越した天変地異のような現象であろうか? 小さな偶発的事件が積み重なってこじれた結果として弾み車のように拡大していくものであろうか? 実は断じて違う物である。プロシアの軍人クラウゼヴィッツが「戦争論」の中で見事に喝破しているように「戦争とは異なる手段をもちいた政治の継続である」のだ。戦争に繋がるそれ以前の政治がどの様に行われているかによって、戦争がどの様にして発生し、どの様な性格を持っているかが規定されるのだ。

 では、日帝の政治意図とはどの様なものであるのか。参院選では安部自民党政権が大敗北を喫したために一時頓挫しているが、安倍政権は改憲を参院選挙の重要課題として取り上げた。現行憲法を改悪し、九条を削除もしくは大幅に改悪することを通じて「集団的自衛権」を容認させ、米帝と一体となってアジア各国への侵略戦争に全面的に打って出ようというものである。勿論既に日本は米軍に対する後方支援・軍需物資の輸送や補給という形態を取って現実の参戦国となっている。だが改憲を自民党に要求している日本経団連の様に最前線で軍事力を行使し実戦を戦える軍隊として侵略戦争を行うことが狙いなのである。佐藤発言はこのように日帝の階級意志・政治意図から必然的に現れた出来事なのだ。

 単に小ブル平和主義的に「戦争反対」を言うのみでは日帝の全力を傾注した戦争国家作りとの対決に敗北することは目に見えている。何故なら小ブル的平和主義は、自分だけは危険な目に遭いたくないという傾向を色濃く持っているからである。戦前のように戦争に反対することはおろか疑問を呈しただけで「非国民」として国家権力の直接の弾圧と周囲の白眼視・迫害に晒された時に徹底して反戦を貫けるものが殆どおらず、大部分は転向して侵略戦争翼賛・戦争協力へと転落するのである。

 経済侵略によって形作られた海外における権益を確保し、市場と資源の略奪を必要としているからこそ、日帝は米帝と共に侵略戦争への道をひた走ろうとしているのだ。アフガニスタンに対する侵略はロシアの勢力圏を避ける形でカスピ海沿岸の地下資源を輸送するパイプラインの建設のために必要だったし、イラクに対して広範な世論の反対を無視して侵略戦争に踏み切ったのは、イラクが石油代金の決算をドルからユーロに切り替えようとしていたことによってドルが基軸通貨から転落し、米帝の決定的没落に拍車をかけることに対する取り戻しとして行われたのだ。日帝は独仏をはじめとする欧州帝国主義との関係よりも、米英帝国主義と政治的・経済的・軍事的に密接に関わっている。だからこそドル暴落によって対米債務が紙くずになることや米帝の市場から排除されることよりもイラク侵略戦争に荷担する道を選択したのだ。

 佐藤正久はその様な日帝によって思想教育され、その侵略思想を公然と体現することによって昇進し、イラク派遣部隊の指揮官となり、数々の政治発言を評価されたからこそ自民党公認として参院議員になったのだ。佐藤発言を一個人の問題としてとどめてはならない。日帝安倍政権の本音が佐藤の口を借りて飛び出したのだと言うことを徹底的に追及する必要がある。佐藤を議員辞職に追い込み、その勢いで安倍内閣退陣、自公連立政権打倒、解散総選挙を目指して闘おう。

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佐藤正久参議院議員の過去の言動についてはとむ丸さんの記事が詳しいので紹介します。

人生いろいろ、自衛官もいろいろ?

“誇り”でだまされてはいけない

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2007年8月13日 (月)

日本共産党に見る「共産主義における『左翼』小児病」=左翼空論主義

 日本共産党は国政選挙の度に殆ど全ての選挙区に候補者を擁立し、多くの場合供託金を没収される程度の得票しか得ることが出来ていない。共産党の論理としては選挙区の殆どに泡沫候補を擁立することによって比例区の投票を掘り起こそうとしているのだと言う。だがしかし、レッドモール党のまっぺんさんが分析している選挙区と比例区における共産党の得票数との間には相関関係は全く見られず、寧ろ無駄な労力を使って党財政と党員とを疲弊させ、尚かつ心ある大衆が共産党に見切りを付けて民主党に支持を集中させる傾向を強化しているという。この問題は一人日本共産党にのみあるのではなく、社民党・新社会党、そして多くの革命的左翼の間にも大なり小なり同じ傾向があるように思われる。

 共産党は民主党に対して自民党と同様のブルジョア政党であることを徹底的に批判している。この事自体に関して言えば私自身全く同感であるし、労働者階級の利害を体現する本物の労働者党、本物の共産主義的階級政党の登場を心待ちしているのである。だが共産党に特に顕著に表れている左翼空論主義は(革共同、通称中核派はレーニンの著書「共産主義における『左翼』小児病」で表現されている「左翼」的独りよがりについて、障害者差別を避けるためにこのように呼んでいる) かつて共産党・民青は革命的左翼に対して批判を行う際に必ずと言って良いほどレーニンのこの本を引き合いに出して、最も遅れた大衆との結合がない状態で少数の活動家による「裸踊り」のような運動であると評していた。

 今日の共産党の選挙戦術では、共産党員と熱心な支持者以外は、自らの投票が死に票になり自公連立政権に対する具体的現実的打撃を与えることが出来ないことに嫌気をさして民主党に投票を集中させる傾向がある。これは共産党による独りよがり以外の何物でもないのではないか。成る程民主党が信用に値しない政党であり、内部には改憲を思考する勢力が一定の勢力を持っている事は事実である。だが自公連立政権にこのまま衆院における圧倒多数を維持させておいて良いのであろうか。断じて否である。

 レーニンは本書の中でイギリスの共産主義者たちに対して、ロイド・ジョージとチャーチルの連合を敗北させるために労働党を支援することを提起した。勿論労働党は共産主義の革命党ではなく、ブルジョア政党であった。だがブルジョアジーの中の強行派・強権派に対して穏健派に対する自然発生的な期待感は労働党が政権を担当し、労働者階級のためには何の役にも立たないばかりか労働組合の支持を基盤にしていながら資本家の利益を追求する姿を目の前で見せ、体験させることなくして労働党の影響下にある圧倒的多数の労働者人民が共産党支持に移行することはないことを明確に指摘した。今日の労働党はブッシュと一体となってイラクやアフガニスタンに対する侵略戦争を行っている。イギリスの心ある労働者は労働党を支持していない。イラク侵略戦争の過程で組合権力を左派の活動家が掌握するようになりつつある。

 日本においても共産党をはじめとする左翼勢力は、一度民主党に政権を担わせることが必要ではないだろうか。そしてその時民主党も所詮はブルジョア政党であり、労働者階級の将来を託すことが出来ないことを身をもって知ることになるのだ。民主党に政権を取らせるために選挙協力を大胆に行うべきである。勿論無原則な野合はすべきではない。比例区における選挙活動では堂々と自公連立政権も民主党も批判すればよいのだ。大衆は実際に経験することなくして左翼勢力を支持することはない。労働者階級大衆を真に獲得するためには大衆が自らの経験によって今現在の日本がブルジョア独裁国家であることを知ることが必要なのだ。

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「左翼空論主義」

「共産主義における『左翼』小児病」

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川遊びと花火

 今日は久々に家族でドライブに出かけ、田舎の川で遊んできた。最初は山奥にある○○村の渓流を目指していたのだが、途中から雨が降り出してきた。今朝の予報では山間でかなりの雨になるとのことであったので的中したのである。そこで途中から引き返し××町の大きな川で泳ぐことにした。妻と義母、義兄は川縁の木陰で荷物の番をしながら見物と積もる話に花を咲かせていた。

 私は子ども達の監督を兼ねて川に入る。長女の歌織(仮名)と次女の詩織(仮名)とは多分心配ないのだが、息子の勇樹(仮名)はまだまだ危なっかしい。実際、詩織がまだ4歳の時にキャンプに行ったことがあるのだが、その時は川で遊んでいたら足を滑らせて流されてしまったことがある。案の定、勇樹は溺れかけた。マンガであるように足が付く深さの場所で滑って転び、あわてふためいて「溺れる! 溺れる!」と大騒ぎであったようだ。たまたまその時私は潜っていて気がつかず、歌織も何かに夢中になっていたらしく声が聞こえなかったようだ。結局、詩織が気づいて助け起こした。

 その後潜水の競争をしたり、川を渡って対岸に行ったり、網で魚をすくって捕まえたり色々と遊んだ。勇樹と私とで伏し浮きの競争をしていたら、親子で流されてしまい急流に嵌ってしまった。深さは大したことはなかったが、足を付いて踏みとどまろうとしてもズルズル引きずられてしまう。気がつくと右の向こうずねをかなり擦りむいていた。帰り道が混むのを避けるために早めに帰宅して、夜は花火をすることにした。

 夕飯が済み、日が暮れてくると、早く花火をしたくてしたくて勇樹は気が気ではない。「父ちゃんまだ~ 早よしよ~」と喧しい。二軒隣の女の子を誘ってくると言って尋ねていくと「また晩ご飯食べてやった」と報告してくる。「ともちゃんも誘ってくる」と別の家にまで顔を出す。少人数でするより沢山の方が楽しいので、花火をする時は大抵ご近所の子ども達に声をかけて呼び集めるのだ。7時から一時間弱の間賑やかに遊んでいた。 

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2007年8月12日 (日)

ドラマ「はだしのゲン」を見て

 昨日、一昨日と放送された「はだしのゲン」のドラマを見た。最初は放送局がフジテレビなのでロクな出来ではないだろうと思い、パソコンに向かって「基本問題 その5」を書いていた。次女の詩織(仮名)と息子の勇樹(仮名)が熱心に見入っているのを声だけ聞いていた。時折振り向いて画面を眺めはしたが、エノラゲイ号がサイパンを出発したあたりから私もドラマに集中することにした。原爆が投下された8月6日の朝、元と進次の二人が夕飯のパンとうどんを楽しみにしてはしゃいでいた姿が印象的だった。その後の惨劇、家族の別離がより物悲しいと感じられたからだ。

 中沢啓治の原作を初めて読んだのは小学二三年で、週刊少年ジャンプに連載されていた時だった。当時はまだ70年安保沖縄闘争の高揚の直後と言うこともあり、ジャンプでも冒険が出来たのだろう。「戦争と革命の基本問題」が発表されたのと同時期だ。元たちの父親が戦争に批判的な発言をしたために「非国民」として迫害されていたあたりは身につまされる思いがある。何故なら現在の右傾化の情勢の中では、私の主義主張によって子ども達が虐められることがあるだろうからだ。場合によっては私への反発から短絡的に「愛国者」になってしまうかも知れない。元たちの長兄浩二がそうであったように。

 原爆が投下され、倒壊した家の下敷きとなって父親と姉英子、進次の三人が生きながら焼かれるシーンでは涙がこぼれた。特に進次が「熱いよ~ 熱いよ~」と言って泣くところが胸を打った。同時に父親が元と母親に対して逃げて生き延びるように言い渡していたのを見て、私がもしあの立場だったら毅然として死に直面することが出来ただろうかと思ってしまう。二人を危険に巻き込むのを承知で自分を助けるよう足掻いたのではないかとも思う。

 兄弟の会話など原作にかなり忠実であったように思う。それでありながら元が政二の看病をするシーンなどでは生きながらウジ虫に集られているのを省いたり、被爆直後の町で皮膚が剥がれて垂れ下がったまま歩く人々などのシーンは無かった。アニメでは表現されていたらしいが、さすがに実写のドラマでそれを映像化してしまっては衝撃が大きすぎるという配慮があったのだろう。歌織(仮名)と詩織とが学校で見たアニメとの違いを教えてくれた。

 原爆投下の直後に生まれた元の妹友子が栄養失調で亡くなったり、悲劇が続くが、最後には元たちが麦のように逞しく再起するために広島に戻るところでドラマは終わっていた。希望を持たせる終わり方で良かったと思う。最後のシーンで老人となった元が平和公園を訪れていたのだがどの様な人生を送ったのだろうか。原作の戦後編が省略されているだけに気になった。

 今日の夕食後、子ども達とドラマの話をした後で「日記に書こうか?」と尋ねると、直ぐテレビに影響される勇樹が「ダメじゃけえ。可哀想じゃ」と広島弁の真似をして言う。つられて娘達も広島弁の真似をして会話する。色々と思うことはあるが、わが子たちにも元のように逞しく成長して欲しいと思う。同時に、親としてどんなことがあっても戦争に突き進んでいる今の日本を何とかしなければという決意を新たにした。

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元自衛官・佐藤正久参議院議員は即刻辞職せよ!!

 先の参議院選挙で自民党比例代表で当選した、元陸上自衛隊イラク派遣部隊の隊長であった佐藤正久参議院議員が、JNNの取材に対して、自ら戦場に飛び込んでワザと戦闘に巻き込まれ、なし崩し的に自衛隊をイラク人に対しての戦闘行動に参加させようとしていたことを告白した。「低気温のエクスタシーbyはなゆー」「【重要】イラクで陸上自衛隊が独断で戦闘を開始する決断をしていた! 」で TBSの動画ニュースを紹介しているのだが、この中で佐藤議員は「『情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる』という状況を作り出すことで」「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」と述べている。

 佐藤議員は自衛官時代に目的意識的に自衛隊を戦闘状態に入らせることを狙っていたのだ。しかもその事で処罰されるのなら裁判を受けて立つという文字通りの確信犯である。このような輩が国政の場にあることは断じて許されない。自衛隊の建前である文民統制を踏みにじり、戦火を拡大しようとしていたのだ。これは戦前の軍部が謀略を駆使して日中十五年戦争を拡大していったのとまったく同じ論理である。柳条湖事件(1931「昭和6」年9月18日)では関東軍の謀略部隊が自作自演の爆発事件を起こし、それを中国の軍閥長学良の仕業として戦闘状態に入り中国東北地方を占領した。盧溝橋事件(1937「昭和12」年7月7日)でも、関東軍の謀略によって日中戦争 (支那事変、日華事変)が全面化していった。政府は軍部の独走を止めることが出来ずに事後承諾で戦争を承認したのだ。佐藤はこれとまったく同じ事を企んでいたのだ。このような人間に国政を任せる訳にはいかない。即刻辞任させるべきだ。

 更に問題なのは、自衛隊幹部の間ではこのような危険人物を敢えてイラク派遣部隊の指揮官に選んだと言うことである。自衛隊の上層部は佐藤と同じ考えであると言わざるを得ない。そうでなくてこのような人事があり得るだろうか。自衛隊が組織的に戦争状態に突入しようとしているのだ。戦前の軍部の独走とまったく同じ事が起きようとしているのだ。この事実を見過ごしてはならない。この問題を徹底的に追及しよう。

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以下JNNのニュースを引用する。

「駆けつけ警護」認めるべきで一致

動画を他のプレイヤーで見る

 集団的自衛権に関する政府の有識者会合はPKO=国連平和維持活動を行う自衛隊に対して、憲法上できないとしてきた「駆けつけ警護」を認めるべきだ、という意見で一致しました。

 PKO活動の際の武器使用は、正当防衛や緊急避難などの場合に限られていますが、10日の会議では国連の集団安全保障の問題としてとらえるべきだとする意見で一致しました。

 その上で、正当防衛を超えるとして憲法違反とされるいわゆる「駆けつけ警護」は認めるべきだとする意見が相次ぎました。これは、味方である他国の軍隊が攻撃された場合、駆けつけて応戦するものです。

 こうした事例について、イラクに派遣された陸上自衛隊の指揮官だった佐藤正久氏は、当時現場では、事実上の「駆けつけ警護」を行う考えだったことをJNNの取材に対して明かしました。

 「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)

 佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったといいます。

 「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)

 懇談会は11月までに集団的自衛権の行使を容認する提言をとりまとめると見られます。しかし、公明党が反対している上、参院選の惨敗で安倍総理の求心力が低下しており、報告書は棚上げせざるを得ないという見方が強まっています。(10日22:50)

 

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2007年8月11日 (土)

カブト虫・クワガタ虫

 またまた「クレヨンしんちゃんの」影響である。息子の勇樹(仮名)が突然「カブト虫取りに連れてって」と言い出した。先週の話がオオクワガタを見つけに行くという話だったからだ。友達がクワガタなどを飼っているのも関係していたのかも知れない。とにかく山に連れて行けとせがむ。「おまえなあ、こんな昼間に行ってカブトが見つかる訳無いやろ。朝早く行くか夜に行くかせな見つかるかい」と言い聞かせて宥めようとすると。「ほんなら朝早起きして行こ」と言い出す始末である。おまけに友達と約束までしてきて、朝四時に我が家に迎えに来るという。

 「ホンマに起きられるんか?」と半信半疑であるが、約束までしてきたというので仕方なく目覚まし時計を四時に合わせる。夜は睡眠薬を飲んで早めに就寝し、翌日に備えた。感心なことに息子は目覚ましより早く起き出した。さすがに遊びとなると早起きするものだ。普段は犬の散歩に同行することすら殆ど無いのである。少し待ったが、息子の友達はやってこない。そこで二人で山に行く。以前にクヌギが生えているところがあったので、そこに行ってみる。クヌギやサクラの木を蹴っ飛ばして、落ちてこないか調べてみるのだが、落ちてくるのは枯れ枝と前日に降った夕立の滴ばかりである。「父ちゃんおらへんなぁ」「しゃあないなあ。今日は帰ろうか」と二時間ほど探して諦めた。

 夕方になって夜も探しに行こうと言いすので、言っても聞かないのが分かっているから再び山に行く。電灯に寄ってきていないかと見てみるのだが、飛び回っているのはカナブンと蛾と蝉くらいだった。そこで帰宅してから妻の実家に電話して、妻の長兄におねだりをする。ここより田舎なのできっと居るに違いないと思ったのである。そして今日妻の長兄と義母が泊まりに来て、おみやげに10匹ほどのカブト虫とクワガタ虫とを持ってきてくれた。息子は大喜びで水槽に入れたカブト虫やクワガタを弄ったり眺めたりしている。何でも最近は田舎でも業者のような人間が根こそぎ取って行っては都会で売りさばくので中々見つからないという。かなり苦労して集めてくれたようだ。息子は今日は「おっちゃんと寝るねん」と言って客間に自分の布団を敷いている。来客があるといつものことである。どうやら今夜は息子に蹴飛ばされずに熟睡することが出来そうだ。

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2007年8月10日 (金)

戦争と革命の基本問題 その4 本論文の目的--戦争と革命の基礎的考察

 4月19日(韓国では4・19学生革命記念日で、李承晩大統領を辞任に追い込んだ日に当たる)に「戦争と革命の基本問題 その1」 24日に「戦争と革命の基本問題 その2 序章 戦争と内乱の時代」 5月6日に「戦争と革命の基本問題 その3 序章 戦争と内乱の時代」 とここまでは順調であったのだが、体調不良や様々な要因によって三ヶ月も中断してしまっていた。漸く序章の第三節である。この分だと論文全部を紹介するのにいつまで掛かる事やら。「レーニン主義の継承か レーニン主義の解体か」「中国文化大革命批判」を紹介した時のように簡単に流してしまえば良かったかも知れないと後悔しつつ、かといって前進社ですら在庫がない本多延嘉著作選の2巻の最重要論文であるから出来るだけ丁寧に記事にしたいとの思いもある。肩に力が入りすぎているかも知れないが、コツコツやっていくしかないと思う。

 本多書記長がこの「戦争と革命の基本問題」を執筆するに当たって問題にしていた点は大きく三点有る。それらの問題について戦争と内乱、暴力革命と革命戦争に関する基本問題を理論的に研究して実践的指針の確立と実践的指導原則の確立のための理論的基礎とすることが目的であった。(1)として、戦争と内乱、暴力革命と革命戦争の問題に関する一般理論。(2)として、戦争と内乱、暴力革命と革命戦争に関する歴史的考察。(3)現代の軍事思想、現代プロレタリア革命の軍事思想の批判的考察。という壮大な計画の一部として(1)についてのみ論じられている。75年の3・14反革命さえなければ(2)および(3)についても労作が発表されていたことだろう。この論文では戦争と革命の普遍的な法則性と合法則性についての深い洞察がなされている。

 72年当時日本の国内においては第二次世界大戦後の世界は戦争を知らない時代という誤った認識が蔓延っていたが、当時の戦後世界体制はヤルタ・ジュネーブ体制的世界分割、戦後帝国主義の全世界的軍事支配体制の構築、スターリン主義によるプロレタリア階級闘争の一国社会主義的・平和共存政策的歪曲にも拘わらず、帝国主義の戦争・解放と革命の戦争が恒常的永続的に継続し、全体として帝国主義から革命戦争(国際的内乱)に向かうべき世界史的転化の時代であったと言えるし、今現在もそうである。寧ろ帝国主義の危機は第三次世界大戦に向かって着々と深まりつつある。今日ネット右翼などのような連中が幅をきかせ、極右で核武装論者である安部晋三のような輩が政権の座にある事はその最たる現れと言える。今こそプロレタリア革命を対置して闘う時代が到来しつつある。

 (1)第二次世界大戦とその戦後処理によっては29年大恐慌と世界経済のブロック的解体の矛盾を解決し得なかった。(2)帝国主義の戦後世界体制の重圧・スターリン主義による革命の一国社会主義的・平和共存政策的歪曲。と言う二つの要因から帝国主義とスターリン主義の矛盾、戦後支配体制の再分割を巡る帝国主義列強間の矛盾、帝国主義と半植民地後進諸国人民との矛盾、帝国主義と本国プロレタリアートとの矛盾が、世界の至る所で各種の戦争として爆発し、世界革命による根底的解決を求めている。

 帝国主義本国のプロレタリアート人民が、闘う半植民地後進諸国人民と連帯し帝国主義本国革命に関する「平和革命」的背教者の綱領と実践を粉砕し、帝国主義国家権力打倒=プロレタリア独裁樹立の革命闘争を開始する事は今や世界革命の重大な任務である。問題なのはここ最近の革共同のスローガンである「労働運動で革命をやろう」という物なのだが、私には今ひとつ理解が出来ない。現時点で革共同は基幹産業の労組を全くと言って良いが組織できていない。一足飛びに革命を唱えるその論旨が良く分からないのである。やはり職場生産点に強大な党組織を建設して行く営々たる取り組みが忘れられてはならないと思う。或いは21世紀の10・8羽田闘争のような大転換を狙っているのかも知れないが。A&U大阪の「8・6ヒロシマ大騒動byユメウツツ(パート1)」  「8・6ヒロシマ大騒動byユメウツツ(パート2)」などを読むと戦闘的なデモが復活しつつあると実感できるのであるが。

 何にせよ、帝国主義の戦後支配体制が経済体制・政治的軍事的体制でも世界史的破局を迎えつつあることは確かである。同時に中国・朝鮮などのスターリン主義の歴史的破産は益々明白となる今日、現代世界の戦争と内乱・暴力革命と革命戦争とその指導に関する合法則的原則を確立することはまさに焦眉の問題となっている。この事は72年当時よりも更に切迫していると言える。

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2007年8月 7日 (火)

プリンター譲ります

 先月パソコンのプリンターをスキャナーなどが付いている複合機に買い換えた。そこで以前使っていたEPSONPM880Cが不要になった。友人などに貰って貰えないか尋ねてみたが、引き取り手が見つからない。器械その物は2000年の秋の購入で、故障は全くない。もし送料を負担して下さる方があるのなら、無料でお譲りしようと思っている。希望の方があればメールで申し出ていただきたい。メールアドレスはプロフィール欄をひらいていただけばYahoo!のアドレスが載っている。

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 追記 今日引き取り手が見つかり譲渡しました。8月8日。

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2007年8月 6日 (月)

釣りキチ三平

 最近息子は釣りに嵌っている。連日のように釣りに行こう釣りに行こうと煩くせがむ。きっかけは7月の始めにとある山の麓に遊びに行った際、最初はカブト虫やクワガタ虫を探していたのだが、途中から釣り堀の魚に目が行ってしまった。地元の人たちがヘラブナを放流して、釣りに夢中になっているのが楽しそうに見えたのだろう。自分でも先の尖った棒きれを銛に見立てて魚を付こうとした。帰宅するや我が家にあった延べ竿で釣りに行きたいと駄々をこねる。何年か前に娘達と一緒に近所の川で釣りをした際に買った物で、とうの昔に仕掛けなどは失っている。仕方がないので隣町の釣具屋まで予め用意されている仕掛けとエサのミミズを買いに走った。

 川幅4~5㍍のさして深くない川なのだが、鮒か鯉が居るようで、時折釣りをしている人がいる。延べ竿に仕掛けを付けて暫く流してみる。「父ちゃん父ちゃん、引いてるで」と息子が教えてくれるのだが、どうもタイミングが合わなくてエサばかりとられてしまう。だがバレてしまった物の引きは強かった。釣れたら儲けモンと言うくらいの気持ちで息子と交代する。「こんがらがった」と、息子はお祭りをしてばかりで一向に釣りにならない。ジリジリ照りつける夏の日差しの中でも結構粘る。すると退屈なのは私の方である。一旦棹をしまって場所を変えることにしたのだが、釣具屋に行って二束三文で売っている振り出しの棹を二本買う。私の分と息子と分とである。ついでに仕掛けも買い足した。

 夕方は釣り場所を池に変える。ここも魚影はあるのだが、一向に釣れない。私も息子も下手なのである。引いていてもタイミングが合わずエサを取られるばかりであった。夕方も6時を回り、次女から「いつ帰ってくるの」と問い合わせのメールがあったので納竿にして帰宅する。数日おいて再び同じ池に行く。近所の人の話ではブラックバスが居るらしく中々釣れないとのことである。ルアーを用意する余裕はないので諦めて帰る。その後も何度かこの池に行くのだが、やはり全く釣れない。別の川に行ったり色々場所を変えるのだが、未だに釣果は上がらない。今日は夕方から最初の川に行ってみたが、やはりエサを取られてばかりだった。ここまで釣れないとムキになってくる。明日こそは絶対釣ってやる等と思いながら帰宅した。

 (注 「釣りキチ三平」は矢口隆雄が30数年前に週刊少年マガジンで連載していた釣りの天才少年が主人公のマンガである。10年ほど前にリバイバルというか続編があったらしいが、そちらは未読である)

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2007年8月 5日 (日)

民医連・医労連には腹が立つ

2月末に「少し怒ってます」と言う記事を書き、民医連・医労連の職場での酷い実態について暴露した。今回はその続報である。

 Aさんは2月半ば以降病気によって自宅待機を命じられている。2月下旬に検査入院をし、4月に一度目の脳動脈瘤のクリッピング手術を受けた。既に半年近く職場を休んでいるのであるが、職場の管理職をはじめ殆どの同僚から見舞いはおろか気遣う電話すら殆ど無い状態である。極々例外として子供同士が同級生であるパートさんが心配して電話してきたくらいで直属の上司からは一言の労りの言葉もない。場合によっては命に関わる病気を抱えている人間に対してあまりにも冷たい対応である。

 そして事務の職員の対応がまた酷い物である。社会保険の傷病手当の手続きを数ヶ月棚上げにしているのである。病気によって自宅待機を命じられている状況の中では、収入が途絶し治療費や生活費に依って経済的に圧迫されている訳である。本来ならばテキパキと傷病手当支給の事務手続きをして社会保険事務所に送付すべきである。実際私の妻が以前に勤めていた医院では、妻が病気で仕事を休んでいた時には速やかに適切な処置がなされた。(医院と病院とではベッド数などの差があって、医院の方が小規模である)今年は統一地方選挙と参議院選挙とがあったのでそちらに全力を傾注していた為であるらしい。病気の労働者の生活を放置しておいて死に票になるのがわかりきった選挙にばかり掛かりっきりになるのはどうかとも思う。

 Aさんは生活に困るので、軽作業であれば仕事が出来るので出勤させて欲しいと頼み込んだ。収入がないので当然のことであるが、管理職は「仕事中に何かあっても困るから」と責任逃れに終始している。事なかれ主義も大概にせよと言いたい。

 話は元に戻るが、傷病手当の遅れについては、Aさんが職場の総務の職員にどうなっているのかを問い合わせした時には「社会保険事務所に申請した」との返事であったが、翌日社会保険事務所に問い合わせすると「病院から書類が送られてきていない」とのことであった。その場しのぎの言い訳までして一体全体何がしたいのであろうか。そもそも傷病手当の請求自体病院が適切にすべき仕事である。それを放置しておいて、選挙の際には共産党への投票依頼の電話だけはしっかりしていた。

 労働者の生活より選挙の票が大事なんか!? 共産党よ。

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2007年8月 3日 (金)

体験入学

 今日と明日は長女の詩織が進学を考えている高校の体験入学の日である。詩織が不登校なのは以前にも何度か書いたが、美術関係の学校に進みたいと言う。最初は近所にあるフリースクールの高校版への進学を奨めていたのだが、将来は漫画家に成りたいから絵の勉強をしたいと全日制の高校の中からいくつか選び出した。公立で美術科が有るところは、とても今の成績では無理なので、私立を紹介してもらった。

 体験入学で実技を見られる。そのかわり受験の際はその分まけてくれるようだ。試験科目も国語と英語と実技だけなので、かなり負担が少ない。合格出来て入学した場合でも、授業は美術中心なので着いて行き易いと思う。

 問題はどの科目も不登校のせいで合格レベルにはまだまだ程遠い事だ。後五ヶ月でどれだけ頑張るか、詩織次第だ。出来れば合格して欲しい。親バカである。

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2007年8月 2日 (木)

このままでええの!?日本と世界 10・21反戦共同行動 in京都

 7・1反弾圧集会の会場で声をかけていただいた団塊の世代の方から、10・21国際反戦デー復活の催しに誘っていただいた。中心となっているのはかつて全共闘運動を担った団塊の世代の方達で、そこにご意見番として60年安保闘争を闘った全学連の闘士達が加わっており、更には20代の若者、特にイラク反戦あたりから運動に参加するようになってきた人々が加わっている。丁度空白となっているのが私のような30代後半から40代の人間のようである。

集会名称「このままでええの!?日本と世界 10・21反戦共同行動 in京都」

日時 2007年10月21日(日)午後1時~4時半

会場 円山公園野外音楽堂

☆  反戦ライブ パンタ 趙博 まあちゃんバンド

☆  憲法改悪に反対する講演
      沖縄など各地からの闘いの報告
       集会後デモ(四条通から河原町通りを通って京都市役所まで)
午前11時30分からアマチュアバンドの反戦フリーライブも企画中

10・21円山野音へ行こう!

加害の歴史を隠すな! 侵略戦争への道をひらく憲法改悪を許さない!
イラクから米軍と自衛隊は撤退せよ! テロ特措法再延長反対!
沖縄・韓国・日本国内の米軍再編反対!
あらゆる差別に反対し、人権を確立せよ!
格差社会を打ち破り、人らしく生きられる世界を!
子ども達に未来を! 教育の国家統制反対!

10・21反戦共同行動実行委員会
(代表世話人 仲尾宏 千葉宣義 田川晴信 工藤美彌子 米沢鐵志 新開純也 瀧川順朗 高橋幸子)
連絡先 ℡/FAX:0774-23-2908 携帯:090-5882-2111(田川)

 集会実行委員会から頂いた資料によると講演は、雨宮処凛・岡真理さんと交渉中で、沖縄の報告として辺野古からの代表に安次富浩さん、山内徳信参議院議員の発言などが予定されているそうです。

 また同実行委員会では賛同人と賛同カンパも募集しているとのことで、一口1000円団体は三口以上とのことです。
郵便振替口座 00910-3-280423 10・21反戦共同行動実行委員会

 10・21反戦共同行動 in京都への賛同のお願い

 21世紀に入って、時代は大きく変貌し始めています。"グローバリズム"と言われる際限のない資本の利潤追求と市場の獲得、地球資源の略奪は目をおおうばかりにすさまじさを増しています。イラクやパレスチナをはじめとする中東地域への侵略と殺りくはとどまるところを知らず、アメリカを軸とする強国の論理が地球規模でまかり通っています。日本ではそんな強国の主張に組して、海外派兵を容易に日常的に行うことが出来るようにするために、憲法九条改悪が政府・与党の公然たる政治日程にのぼっています。他方での労働現場での格差社会、人権を無視した管理社会の強化、教育現場での「愛国心」の強要、さらに社会的弱者にのしかかる増税と負担の増加が日増しに進行しています。

 私たちは、この日本社会で生きていくため、人間の尊厳を守り抜くため、今の状況を根底から変えていく必要があると考えます。若者にも、老人にも、そして子ども達の未来のためにも! 人が人として生きるため、希望と信頼を取り戻すことが必要です。

 10月21日には、円山野外音楽堂を埋め尽くし、連帯の輪を京都の地で結び合いませんか。四条通から河原町通を暑いデモで行進しよう。一人でも多くの人に声をかけて下さい。一人でも多くの人が参加して下さい。人間の未来のために、光ある社会を取りもどすために!

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【シンポジウムのご案内】 「韓国徴兵制の人権問題~それに日本はどうかかわっているか」

 メールでシンポジウムのお知らせが回ってきたので掲載します。

【シンポジウムのご案内】 「韓国徴兵制の人権問題~それに日本はどうかかわっているか」

▼ 日時:8月11日 17:30~開場 18:00~開始

▼ 場所:飯田橋ポエトリー・イン・ザ・キッチン
5時30分と45分に飯田橋駅東口にて待ち合わせを行います
poetry in the kitchen(飯田橋駅下車 徒歩10分)
文京区水道1-2-6 タトルビル2F

▼入場料:300円

▼主催:金成河、沈昶準の二人を代表者とする、
「韓国徴兵制の(以下略)」実行委員会

▼パネリスト
◎金成河( キム・ ソンハ)
1984 年生まれ。立教大学文学部。
◎沈昶準( シム・ チャンジュン)
1984 年生まれ。立教大学社会学部。
◎李剛一( イ・ カンイル)
韓国の大学で政治外務を研究中
2007年、2年の徴兵期間後、除隊
◎淡路智典(あわじ・とものり)
1980年生まれ。早稲田大学院社会科学研究科
元・所沢高校生徒会長
◎武満聖彦 (たけみつ ・ ひじりひこ)
1985年生まれ。日韓の運動の連 帯史に詳しい。

▼シンポジウムテーマ
・ 毎年30 万人の若者が徴兵される韓国の現実
・ 徴兵期間である2年間の非人権的な環境、そして黙視する政府
・「良心的徴兵拒否権」が認められない韓国、そして徴兵拒否者に対する待遇
・「愛国」と「ナショナリズム」論理のもと黙認される徴兵問題と社会への影響
・「民族主義的ナショナリズム」から起因する韓国社会全般の軍事化、教育現場の暴力化
・ 軍隊内の生活実態及び思想教育の現状
・ 憲法9 条問題などをめぐる日本社会の政治的動きと韓国社会の関係性
・ 日本の「愛国」、「ナショナリズム」と韓国の「愛国」、「ナショナリズム」の相関

▼お問い合わせ
韓国徴兵制の人権問題実行委員会
メール the-draft-dodger@googlegroups.com
電 話 090-5344-8373(茂木)

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