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2007年11月25日 (日)

在本土労働者さんの提起を支持し、中核派に分裂の回避を訴える

 隔離論争掲示板マル共連フォーラムにおいて在本土労働者さんが革共同中核派の分裂を回避するために幾つかの提起を行っていることに対して、共感と支持を表明する。今月18日に開催された第24回臨時全国委員会総会(24全総)と、同日開催された関西地方委員会党員総会によって党中央と関西地方委員会との対立が決定的な状況に突き進もうとしている。私はこの事態を憂慮し、双方が同志的対話によって事態の収拾を図り、党内民主主義の確立の一形態として異論・分派を認める形で同一の党に留まることを希望する。

 今日の情勢の下で党が分裂することは国家権力やファシストカクマルを喜ばせるだけではないだろうか。圧倒的に強大な反革命勢力の前に、何故闘う戦線の内部で分裂し対立する必要があるのだろうか。私には双方が冷静になって対話をすることで決定的な分裂の危機を回避することは十分に可能ではないかと思われる。党中央による11・6政治局決定で関西地方委員会の執行権停止を決めたのは革共同の規約には明記されていない暴挙である。党中央は異論・分派の存在を認め党の分裂を回避することに全力を挙げて欲しい。

 関西地方委員会が述べているのは7月テーゼにおいて7・7自己批判路線の清算がなされ、被差別人民・被抑圧人民からの糾弾を受け止める党の体質が変わってきたことについての批判があると思う。私自身7月テーゼには納得しかねる部分が非常に大きい。だがしかし中央が労働者階級の中に強固な党を建設することを決断し、既成の体制内労働運動との真っ向からの対決を打ち出したことは非常に重要な提起であり、今後の激しい闘いに突入する中央の決意の表れとして受け止めている。

 党中央と関西地方委員会との対立は、軸足を労働運動に置くか市民運動的領域の反差別の闘いに置くかの違いであるが、それが非和解的対立にまで発展するような違いだとは到底思えない。勿論私は党の外部にある為に、この間の論争を全て知っている訳ではない。だがしかし漏れ聞こえる話を総合して判断しても分裂は回避して欲しいと思うのである。今日の情勢の下で革共同以外に労働者の未来を託せる党が存在するとは思えない。その革共同が内部対立によって弱体化することは、元マル青労同同盟員として耐え難いことだ。かつての同志が二派に別れ敵対している姿は見たくないのだ。ファシストカクマルとの第三次分裂ほど決定的な違いとは思えないのだ。どうか双方とも歩み寄って欲しい。分裂を止揚し闘うための団結を強化して欲しい。

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 在本土労働者さんの呼びかけ(隔離論争掲示板より)

分裂回避に一層の努力を!  投稿者:在本土労働者  投稿日:2007年11月25日(日)21時08分50秒    返信・引用 
   今まで、中核派は「市民運動」を懸命にたたかってきました。しかし、体制変革を志向するかぎり労働者の組織化(組織された労働者)を基盤にしなければなりません。

 その限りでは、私はこの間の「路線転換」については理解し、支持したいと考えています。(もっと激しい資本・権力との攻防に突入するということだと思います。P1・P2が牧歌的であったように思える時代への突入です。)

 この路線への突入を「右翼的変質」のようにいいなす傾向については率直に反発を感じます。
 ただ、その背景には反差別・反戦市民運動の膨大な蓄積があり、その蓄積を前提にしないでは何事も進まない私たちの組織的な体質の問題があることははっきりしています。

 今までの(反戦や反差別を中心にした市民運動的な)党の闘いと、これからの(労働者の組織化を通して資本主義・帝国主義の根底的変革を目指す)党の闘いは決して、対立的・非和解的ではないはずです。

体制内労働運動への批判的視座をもつために、被差別部落や在日朝鮮・中国人との階級的連帯については、職場から労働運動を起こす上でも絶対に必要なものであるように思いますし、「7月テーゼ」においてもそのように展開しているように読めます。

(差別抑圧と闘うことと労働組合運動を対置させて、一面的に後者を優先させるというのでしたら、それは階級的な間違いですし、批判されなけばならないでしょう。)

関西の方々は「労働組合運動なんかどうでもいい」と言っているわけではありませんし、中央派の方々も「血債の思想なんか放棄すべきだ」と主張しているわけではありません。しかし、双方とも別々の視点から論じているに過ぎず、しかも、相手に対する罵倒だけが先立ってしまって、とても(党の内外を)獲得するものになっていません。

繰り返しますが、安易に一方に肩入れすることなく、現場の闘いを積み上げ、広く・深く共闘の輪を広げることに専念しましょう。

敵は、帝国主義国家権力です。私たちの現在の力は問題にならないほど弱くかすかなものでしかありません。闘う仲間を獲得しない限り展望は開けません。粘り強く、獲得に向けての努力を継続しましょう。 

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コメント

 わんわんさん、手厳しいご意見ですね。私としては今現在の党の混乱状態こそ、仰っている党の体質を根本的に切開し克服する過程であると思っています。

投稿: アッテンボロー | 2007年12月 3日 (月) 17時32分

安倍首相がナントカ還元水の農水大臣を更迭したとき、「悪い閣僚を更迭した首相はエライ」とは誰も言わなかったし、「政権交代しなくても悪い大臣をやめさせることができる自民党はすばらしい」とも誰も言わなかった。
「あんな奴を大臣に任命した首相の任命責任はどうなるんだ」「自民党は腐っている」とみんなが言った。

 さて、中核派はどうなのか。
 腐敗した幹部を排除したとき、「ちゃんと排除した党はエライ」「排除した党は正しい」というばかりでないか。
「あんな奴を幹部に任命/選出した責任、幹部であり続けることを許してきた党の体質」について、まともに切開されたことがない。
 だから、信用されないんだよ。

投稿: わんわん | 2007年12月 3日 (月) 15時51分

 ミッターマイヤーさん、GOさん、ヒロさん、中核派が分裂を回避し、党内に異論・分派を認める形で党内民主主義を確保し、より一層広範な運動を組織して欲しいと願うのみです。

投稿: アッテンボロー | 2007年11月26日 (月) 12時36分

 非常に残念でたまりません。社会情勢からみても中核派は必要な存在であるばかりか、主力を担う義務があると思います。首切り・格差社会など資本主義の矛盾が露呈している中、権力者達は己の体制を死守する為にやっきになっています。
 世界的にも新秩序を掲げるアメリカのネオコンの政策が行き詰まり、もはや体制護持にまわっています。
 このような社会情勢下では権力と真正面から闘う労働者党が求められます。
 この事は11/4の大成功で立証されています。
 中核派とは縁もゆかりもありませんが、自分の住む地域で展開していたら闘いに参加していたと思います。

 この分裂を回避し、逆に糧として飛躍することを願っています。

投稿: ヒロ | 2007年11月26日 (月) 00時08分

 はははは
 そこまで行ってましたか、うちの党派は…
「7月テーゼ」が7・7否定という形をもって、関西の「党の革命」を「収集」しようとしていたことについては、多いに異論ありです。
 しかし、そのことをもって、「労働運動路線」を否定するのも、大きな間違いだと思います。
 7・7路線と労働運動路線は、一致することができます。 それがわからない「頭でっかち」な人達は、今の若者から突きつけられている現実に何もできない(できなかった…いろいろな余地はあるにせよ)自分を誤魔化すための「分裂」だと思います。
 とはいえ、自分の周辺は、いまのところ静かです。
 ぽか~ん

投稿: GO | 2007年11月25日 (日) 23時24分

誤記の御詫び 反映→繁栄

投稿: ミッターマイヤー | 2007年11月25日 (日) 23時12分

この記事に完全同意です。
そう前にも書きましたが敵は権力と資本家とファシストです。
勿論このブログで僕等左翼陣営が取るに足らぬ言い争いをする事も含めて我々は些細な違いを認め合い大同団結しなければ、あの「第四インター」や総評のように成ってしまいます。
 そう、あの三里塚空港の開港を遅らせた、「第四インター」の分裂等の問題は、日本の革命運動の大損失であったと思うからです。
 僕は中学時代に、総ての反対闘争や差別問題に積極的に関わろうとする革共同に共感しました。弾圧されてまでも弱い者の味方をする事に任侠精神があるからです。
 だから権力や資本家に虐げられる人民を守る戦いを展開するためにも、絶対に一枚岩であって欲しいと切に願います。
 内ゲバ等だけで怖いとか言うのも筋が違います。かなりの弾圧に耐え人民のために闘う姿を賞賛すべきです。
 そう自民は国労潰しや民営化なので罪も無き労働者を多数自殺に追い込んだのだから。
 故に尚更労働者人民や弱者を切り捨てて資本家の反映を第一とする勢力に唯一抵抗する前衛政党として、分裂しないで一枚岩であって欲しいです。

投稿: ミッターマイヤー | 2007年11月25日 (日) 22時59分

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