フザケンナ!! 麻生太郎元総務大臣が郵政民営化の失敗を公言
来年も年賀状は元旦に届かない!? 問題噴出「日本郵政」
11月27日10時0分配信 日刊ゲンダイ
小泉政権がいかにフザケた政権だったかを証明する話だ。今月21日、前自民党幹事長の麻生太郎が講演でこう語ったのである。
「(郵政民営化は)5年たったらうまくいかなかったと証明できるんじゃないかと思うほど、あまりうまくいかないと元経営者としては見ている」
「郵便配達はちゃんと採算に合う商売なのか。巨大なギガバンクだけが残ったみたいになりはしないか」
こう言う麻生は最近、郵政民営化で反対票を投じて離党している平沼赳夫元経産相らと連携を強めている。「何だコイツは!」という話だ。
麻生は小泉内閣で2003年9月から2005年10月まで総務相を務めた。この間に郵政解散があり、民営化が決まった。麻生は民営化の責任者のひとりだったし、当時は「今までより良いサービスが提供できる仕組みは出来上がった」と大口を叩いていたのである。
それが民営化が正式スタートした瞬間(今年10月)、この言い草。怒りがこみ上げてくるが、「現実は麻生サンの言う通り」(郵便事業関係者)というから、ますます、暗たんたる気持ちになってくる。
「今年の正月は年賀状が4700万通も遅配になった。来年の正月に向け今年の年末は1割増の40億枚の年賀状を売る。強気の営業姿勢は結構だが、足元はガタガタです。郵便局と郵便事業会社は内容証明などの認証ミスが3万5000件も判明し、総務省から是正命令を受けた。経営効率化で400以上の簡易局が一時閉鎖しているが、その対策も立っていない。ゆうちょ銀行では民営化初日からシステムトラブルで騒ぎになったし、かんぽ会社は総務省から法令順守でD評価を食らっています」(総務省関係者)
職員のモラルダウンは目を覆うばかりだ。この調子だと、来年も年賀状の遅配が起こり、郵便事業の民営化失敗が鮮明になる可能性がある。結局、5年たったら残っているのは民業を圧迫するゆうちょ銀行だけになりかねない。
麻生はとっとと責任を取るべきだし、小泉にもバッジを外させるべきだ。
最終更新:11月27日10時0分
郵政公社の監督官庁であった総務省の元大臣麻生太郎が、郵政民営化の失敗を既に公然と語っている。麻生は小泉政権時代、郵政民営化の直接の責任者の一人であった。民営化の張本人が事業としての郵政民営化が失敗であると言っているのだ。これほど郵政職場に働く労働者と国民を愚弄した発言があるだろうか。小泉は国会答弁で繰り返し繰り返し郵政民営化をすれば万事が上手く行くと述べ、サービスの低下は起こらないと言いなしてきた。だが当の元総務大臣が内情を開き直って暴露しているのだ。
郵政の職場では郵便事業会社と郵便局会社とでは年賀状の販売を巡って過大なノルマが課されている。職場は連日超勤である。「今日は終電で帰れるかな」というのが口癖となっている職員も多い。郵便外務員は配達に追われて連日日が暮れても数時間走り回っている。ポケットリーダーと呼ばれる携帯端末機に書留の授受・代金引換や代引きの入力を強いられているがこれが使い勝手が悪いために誤作動の連続で支店に帰っても不符合のために1時間2時間が過ぎることはしょっちゅうだ。年賀状は必然時間外にサービス労働で売って歩くしかない。このノルマはお客さんと接することのない内勤職員にも同様にある。時間中に販売することなど不可能だ。郵政の現場労働者はヘトヘトになっている。こんな状態で年賀に突入してまともに仕事が出来る訳がない。今年の年賀は大破綻することが目に見えている。
かんぽ生命の業務を巡っては郵便局での売り上げは五分の一程度に減少している。国家による保証が無くなったためである。民間生保では保険金の不払いによって各社とも業績が悪化しているが、簡易保険においてはその様なことがなかったために業績は民間に比べればまだマシであった。だが今現在は民間並みに不払いが囁かれている。事業として成り立つだけの新規契約が獲得できないのだ。日刊ゲンダイの記事では唯一安心のように言われている貯金事業でも投資信託による販売手数料稼ぎのために、やはり過酷なノルマがある。投資信託は株価の変動や投資している企業の業績など様々な要因によってリスクがある商品だ。一定の商品知識のない人にしか販売してはならないことになっている。だが現実は名義人が中学生であったり70代80代の老人にろくな説明もせずに押し売りしている。一部では「郵貯投信詐欺団」と自嘲している職員もいる。
事業の面ではどの事業もガタガタである。尤もこんなことは05年に郵政民営化法案が参議院で否決された当時から言われていたことである。外国で郵政事業を民営化して成功した国はないのだ。そればかりか再国営化したニュージーランドなどの例もある。日本に対して年次改革要望書によって強行に郵政民営化を迫ったアメリカの郵政事業は国営のままで民営化など検討すらされていない。
では何のために小泉政権は郵政民営化を強行したのか。一つには規制緩和による新たな利権を資本家どもにもたらすためである。これは外資に郵貯・簡保資金を流すと言うことのみに留まらない。勿論アメリカの最大の狙いはウォール街の金融資本が300兆円を好き勝手に使えるようにすることであったが、日本の資本家達にとっても非常に旨味のある利権が数多く発生しているのだ。東京中郵・大阪中郵などを思い浮かべて欲しい。都心の一等地にありながら郵政事業のみに限定した用途にしか使われていなかったために周辺の高層ビルの間では見劣りがしている。だがこの都心の郵便局は東京中郵の移転問題や大阪中郵の高層ビルへの建て替えなどでテナントビルとしての不動産利権が生まれているのだ。更に郵貯会館・かんぽの宿などが市価の数分の1で売りに出されている。国民の財産が大資本によって横領されているのだ。
利権の問題だけではない。私たち郵政労働者にとっては所属する組合がJPU(旧全逓)であれ全郵政であれ、基本的には郵政民営化の攻撃に屈服し、日本郵政社長西川の恫喝に屈して組織統合してJP労組となった。その組合の綱領は労使協調と生産性向上運動を基軸に据え、「左右の全体主義の排除」と称して現場労働者の切実な要求を何とかして実現しようとしている左派の役員活動家を排除することを目的とした右の全体主義である。郵政労働者を塗炭の苦しみに追いやることを、会社に率先協力して行う組合を作ることが狙いであったのだ。
郵政民営化は既に破綻している。再国営化に向けた国民運動を作り上げることが重要なのだ。現場の労働者の要求を本当に体現する役員活動家を一人でも多く育て上げ、今の指導部を打倒するための闘いに立ち上がることが必要なのだ。そして今後一層激化するであろう労働強化の前に郵政労働者の決起は必至である。労働者こそが社会を動かす原動力であることを改めて確信する時、労働者は無限の力を発揮する。資本主義の最後の段階としての帝国主義を打倒し階級のない社会を作るために澎湃と立ち上がることだろう。私は一日も早く病気を治し、職場に復帰し、その闘いの先頭に立つ決意である。
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コメント
私自身はアルバイトなのでまだずっと記事の内容よりは労働環境はましなのですが、事実職場の現実を考えればコンプライアンス(法令順守)なんてあったもんではありません。
郵便物の隠匿や廃棄が起こるのは至極当然であると思います。
上の人々は通り一遍の説教で法令順守が叶うとヴァカのひとつ覚えのように考えアンドロメダ大星雲から見下ろすが如く上から目線の張り紙を乱発しています。実に酷いものです。
余談ですが民営化の経営陣を引き受けるなら少しは愛車とか家屋敷を新庄剛志の愛車オークションよろしく売り払い経営に協力するなりしてほしいものです。
ひとつ気になりますが、昔まだ郵政省の管轄の国営だった時代には今と比べて年賀状の遅配は少なかったのでしょうか?知り合いの小父さんには昔から押し迫った時期に出したら元日には届かなかったという人も居ますが。
投稿: 現役局員(本日たまたま休み) | 2007年11月28日 (水) 08時58分
TBありがとうございました。
国鉄は、明治時代に多くの民営鉄道を軍事目的などもあって次々と買収国有化したものです。逓信省は飛脚の仕事を奪ったけど国鉄とは全く意義が違いますね。
最近、カメイ先生の発言がさえてきたようにも思えます。
投稿: ましま | 2007年11月28日 (水) 09時37分
現役局員さん初めまして。ようこそお越し下さいました。今の私は病気休職中なのですが、伝え聞く話を総合すると職場の状況はとても酷い物ですね。非常勤さんの場合営業に関するノルマは緩やかですが、健康保険証が一ヶ月以上無くなってしまったり福利厚生の面で非常に劣悪な状態ですね。局によってはかなり責任を負わされているところもあるようです。
国営の時代の場合、いつを基準にするかによって違いますが五~六年前まででしたら年賀状は28日までに投函し貰えば元旦に配達できる状態でした。局の事情によっても違いがあるはずですが、私の所属する支部では近隣局の年が結束の締め切りは30日の下り三号便と市内収集一号便までは何としてでも元旦に間に合わせるという物でした。今は誤区分期の問題や人員不足などの輻輳した事情によって相当量の遅れが生じています。多分来年の年賀も大失敗に終わるでしょう。
ましまさん、国鉄にしても郵政にしても国有財産が横領されているという点では同じことかと思います。国鉄も赤字の原因は政治家による我田引鉄で不採算路線を建設しながら、道路と違って国家予算では賄わなかったという問題があります。亀井さんの発言については私も注目したいと思います。
投稿: アッテンボロー | 2007年11月28日 (水) 15時52分
返信ありがとうございます。
もういっそのこと「バイトの学生が少ないので、クリスマス過ぎての投函ではたぶん元旦は無理。松の内の間までにはどうにかしますから、今年はごめんなさいね」って正直にぶっちゃけてしまえばいいのにと思う次第です。
出来もしないことを無理してがんばって結局無理というのが最悪だと思います。
おそらく今の状態では、クロネコヤマトや佐川急便や日本通運などが年賀状を引き受けるようになればたぶん新生民営化郵便のおろかさは白日のもとにさらされるでありましょう。
投稿: 現役局員(本日たまたま休み) | 2007年11月28日 (水) 17時39分
>労働者は無限の力を発揮する
この想いで僕は今から反戦詩人
そして反戦ピアニスト復活です!!
メールにも書きましたが余り更新できませんが、それでも郵政民営化反対のブログ、
よく勉強して書きたいと想います。
TBが上手く行きません(汗)。
http://m-8f131ba6192feb00-m.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_94d1.html
投稿: ミッターマイヤー | 2007年11月28日 (水) 18時11分
現役局員さんの言うとおりですね。元旦配達に拘ると、事態を余計に悪化させることになると思います。開き直ってサービス低下を周知した方が民営化の見直しにも繋がって現場の労働者にとっても国民にとっても良いと思います。
ミッターマイヤーさん、詩人でピアニストですか。良いですね。私は才能がないので散文しか書けませんが、お互い反戦平和の思いを訴えていきましょう。
トラックバックが通りにくいのはココログの欠点のようです。状態が良ければ通るんですけどね。
投稿: アッテンボロー | 2007年11月28日 (水) 21時15分
TBありがとうございます。
正直なところ、私は郵政事業を民営化することの是非については判断しかねています。特に郵貯に関しては、官僚どもが財政投融資などと称し、国民の代表である国会の審査も経ずして好き勝手に巨額のマネーを運用してきたという事実もありますので、それをまた再び元の姿に戻せという議論には賛成できません。
ですが、現在の民営化のありかたはどう見てもおかしい。心配されていた収益の挙がらない地方切捨て以上に、民営化=効率化の名の下、さまざまな切捨てが行われているようですね。郵政事業そのものが立ち行かなくなる民営化など、なんの意味もありません。
投稿: 愚樵 | 2007年11月29日 (木) 13時00分
だって民営化って、アメリカにお金あげるための政策ですもん。民営化⇒アメリカ企業買収⇒資本いただき
この構図が最初から出来上がってましたし。でも自民以外の党でまともな党も無いし、結局『まだ』大丈夫な自民に投票しか道が無いですw(あとは新風か)
まぁ俺は麻生と自民を支持しますよ。
理由?外国人参政権の問題がでてきましたから。反対派の中心となれるのはこの人しかいませんし、他の党は全員賛成派ですから。文字通り国を売り渡す人間に、信頼なんてできません。
投稿: ROM人 | 2007年11月29日 (木) 19時18分
外資を入りやすくして自国民の自殺者を増やした小泉も筋金入りの売国奴だと思います。
そう国が行っていた事業に外資が入ればどうなるかよく考えれば誰にでも解る筈。
でも自民に郵政改革法案反対を掲げた亀井静香氏がいたので、利権等が絡む政治は難しいですね。
以前民間の物流で配られなかったメール便が大量に破棄されたとか。
某友人が民間の物流会社の社員でいかに荷物やメール便を雑に扱っているのかを嘆いていました。
それにバイトにろくに指導もしない指導者側に...
そうスポット派遣やバイトが大多数で一個の荷物やメールに責任が薄いからだと訴えていました。
そう僕ならば大事な荷物や賀状は
プロとしての労働者意識の希薄な民間の杜撰な物流に任せたくは有りません。
そう人件費を削ればサービスは落ちるし。
矢張り一番信頼がおけたのは、
国が行っていた郵政事業です。
投稿: ミッターマイヤー | 2007年11月29日 (木) 22時23分
愚樵さん、実は01年に郵貯・簡保からの財政投融資への資金移動は廃止になっています。ですので仰るような官僚による無駄遣いは制度として無くなったのです。処が小泉は大方の国民がそれを知らないことを良いことにデマ宣伝を行って郵政民営化が万能膏薬であるかのように言いなしたのです。
今の民営化自体が外資と大資本のために国有財産を横領するためのも気ですから、初犯にとって良い物であるはずがありません。早晩破綻することになるはずです。この事は現場の局員であれば殆どの人間が実感しています。
ROM人さん、外資のための民営化であることを理解できているのなら、何故自民党の小泉・安倍・麻生らを売国奴だと認めないのですか? それってとてもおかしいことではないですか。そしていつものように記事の主旨から脱線させるためのコメントが続いていますね。
外国人参政権の問題は、認めたところで「売国」になどなりませんよ。アメリカのように移民を受け入れていながらも、国家権力の中枢はワスプが握っている国もある訳で、日帝は絶対に形式上の参政権を与える代わりに日帝への忠誠を強要するはずですから。
ミッターマイヤーさん、ヤマトのメール便の誤配は酷い物がありますね。困ったことにそれを配達された人が郵便局に文句を言ってくる構図が十数年来無くなっていません。勿論郵便局員にも誤配はありますがメール便ほど酷くはないですね。郵便法があるのが非常に大きいと思います。
投稿: アッテンボロー | 2007年11月30日 (金) 14時49分
統一教会と創価学会に癒着している自民党。
外国人参政権なんか無くても既に参政してるでしょ?
おまけに郵政民営化で郵貯・簡保を外資(アメリカさん?)に売り渡す自民党。
統一教会と仲のいい麻生太郎。
麻生でも安倍でも同じ穴の狢。
これがマトモなら日本の未来は終わったも同然です。
投稿: マムルーク | 2007年12月 1日 (土) 13時12分
マムルークさん、本当に日本はおかしくなっていますね。何とかしてまともな社会を取りもどしたいと思います。
投稿: アッテンボロー | 2007年12月 1日 (土) 22時12分
その通りです。この国の政党なんて、自民はアメリカに国を売って、民主、共産、公明、社民などは中国に国を売る。売国奴党しかないですよw残ってるのは無所属と新風と女性党くらい。本当は新風を応援したいんですけど、議席がアレですから。
自分と同じ意見の人間ですら居るかいないかわからないのに、政党なんて多数の人間の集まり。まったく同じ考えの党なんてあるわけ無いんですから、その時の問題に対応して、どの党を応援すべきか選んでいくべきでしょう。(だから今は自民応援ですけど、郵政の時は造反組を支持してました。)
投稿: ROM人 | 2007年12月 2日 (日) 23時19分
ROM人さん、売国奴の政党しかないと言うことですが、自民党が特に酷いと思いますよ。私の場合は革命的祖国敗北主義の立場を取り続けたいと思っていますから、日本の侵略戦争に対しては内乱を対置するだけですね。ですから新風のような侵略肯定の政党とは相容れません。
是々非々で政策を論じることが出来るのでしたら、今後も自民以外の党に支持を寄せることがあるでしょうし、その時は宜しくお願いしたい物ですね。
投稿: アッテンボロー | 2007年12月 3日 (月) 16時54分
対日年次改革要望書
投稿: | 2008年11月21日 (金) 03時36分