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2008年2月11日 (月)

岩国市長選の敗北と海兵隊員による中学生強姦事件

 昨日の岩国市長選挙において、井原勝介前市長が落選するという、地方自治にとっても米軍再編問題・基地強化・アジア侵略体制強化の攻撃との闘いにとっても大きな敗北が生じた。私は岩国市長選挙について何ら具体的行動も取ることが出来なかったことについて反省しなければならない。岩国に知人がいないことによって直接の選挙運動への強力の条件はなかったが、ブログにおいて岩国市民に対して声援を送り、日本政府の飴と鞭の政策に屈服することの無いよう呼びかけることは出来たのにそれを怠った。勿論全ての問題で明確な方針を出せるほど私の力量は大きくない。だが、ここぞという決定的な問題に関しては態度表明をハッキリすべきであった。

 岩国の問題は米軍基地を一部の自治体に押し付け、犠牲を一身に追わせているという意味で沖縄の基地問題とも密接に関わっている。騒音問題に悩む岩国の人々の気持ちを利用して沖合への基地拡張、それと一体となった愛宕山の宅地造成によって岩国の財政を破綻させ、そこにつけ込んで空母艦載機の移駐と愛宕山への米軍住宅押しつけという策略を徹底して弾劾すべきであった。名護市の辺野古への海兵隊基地拡張攻撃と同様、札束で横っ面をはたくような手口を批判する論陣を張れば良かったと後悔している。基地強化、侵略戦争体制作りの攻撃の中で沈黙することは容認に転落する。基地問題について触れようとしなかった福田善彦が「米軍容認」と言われるのとまったく同じである。声を上げるべき時に上げることが出来なかったことを恥じなければならない。

 そして昨日は沖縄北谷町において14歳の中学生が海兵隊員によって強姦されるという事件が起こっている。米軍の規律が弛緩している事は以前にも書いたが、アフガニスタン・イラクへの侵略戦争の中で米兵は精神的にも極限状態に置かれている。いつ戦場に送られ、死と隣り合わせになるかが分からない状況で、刹那的な欲望に駆られた行動を取る者が増えることは当然のことである。侵略戦争に動員されていく中で、彼らは差別排外主義染められている。帝国主義者によって、弱者を踏みにじることが当然であるというように腐敗させられているのである。日本人の間においても朝鮮・中国を始めとするアジア人民への差別排外主義が鼓吹されているのは朝鮮侵略戦争・アジア侵略戦争へと日本の国家体制を再編しようとしている日帝の意図があるからである。

 岩国の市長選敗北も沖縄での中学生強姦事件も、日米帝国主義の侵略戦争遂行体制強化の中で起きたことである。沖縄や岩国に基地の犠牲を押し付けたままでよいのか。繰り返される米兵による暴行事件や犯罪を放置して良いのか。絶対に否である。侵略戦争に反対する主体として自らの立場を明確にして、侵略戦争反対・差別排外主義反対の主張を声高く主張していかなければならない。主張するのみでなく、戦争をするしかない帝国主義を打倒する行動に移る必要がある。私自身が自分に可能な具体的行動を真剣に追求しなければならない。思想的に腐敗した過去について真剣な自己批判を行うことから始めなければならない。惰眠をむさぼってきたここ数年のあり方を根底的に見直す作業が必要である。

女子中学生暴行容疑で米海兵隊員逮捕 「人権蹂躙」と仲井真知事  琉球新報(2/11 13:34) 

 沖縄署は11日午前2時13分、本島中部に住む女子中学生に乱暴したとして、在沖米海兵隊キャンプ・コートニー所属の2等軍曹、タイロン・ルーサー・ハドナット容疑者(38)を女性暴行容疑で緊急逮捕した。同容疑者は「押し倒してキスをしようとしただけだ。乱暴していない」と容疑を否認しているという。
 調べでは、ハドナット容疑者は10日午後10時半すぎ、北谷町の公園先路上に停車した乗用車内で被害者の少女を乱暴した疑い。
 事件を受けて仲井真弘多知事は11日午前「女性の人権を蹂躙(じゅうりん)する重大な犯罪で、特に被害者が中学生であることを考えれば決して許すことはできず、強い怒りを覚える。これまで悪質な暴行事件が発生するたび米軍などに強く申し入れてきたが、またこのような事件が発生したことは極めて遺憾だ」と述べた。県の上原昭知事公室長が同日午後、在沖米総領事館に抗議する。
 高村正彦外相は11日「極めて遺憾なことで北米局長から二度とこういうことがないように綱紀粛正を申し入れたところだ。事実については日本側において、法と証拠に基づいてきっちり対応する」と述べた。

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コメント

 薩摩長州さん、コメントと入れ違いで先ほど記事を拝見しました。やはり本多書記長の論旨は明確ですね。そして学問と行動とが一体の物でなければならないことを分かり易く説いている。私も著作選の学習を再開しないといけませんね。

投稿: アッテンボロー | 2008年2月12日 (火) 00時08分

まさに亡国の記念日らしできごとかと。亡国の記念日のエンディングあげました。よろしかったらどうぞ。TBはあいかわらずあきまへんな。

投稿: 薩摩長州 | 2008年2月11日 (月) 23時06分

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» 「岩国市の皆さん、井原さん、お疲れ様でした~350円1000万人寄付運動の今後について」がアップされてます。 [携帯版雑談日記(徒然なるままに、。)]
 全文は、下記のリンク先でお願いします。情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)さんのエネルギッシュなご努力には頭がさがるばかりです。http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005  以下、肝の部分を転載させていただきます。(略)  では、350円1000万人寄付運動はどうするか?   個人的には、国への横暴に反対する場として存続させたいが、朝日新聞によると、防衛省は、これまではいま賛成に回ってもすでに市庁舎のうち建設している部 分は支払えないのでわずかしか出せないなど... [続きを読む]

受信: 2008年2月12日 (火) 00時37分

» 岩国の自民・官僚・癒着企業の薄氷の勝利を即座に奈落に落とした「女子中学生に暴行の疑い 米海兵隊員を逮捕 沖縄県警」 [『海舌』 the Sea Tongue by Kaisetsu]
岩国に自民・官僚・癒着企業が渾身の力を注いだのは、米国との重要な約束である沖縄を中心とした戦略的基地移転のスケジュール促進であった。 沖縄が、米軍基地に対しても負のイメージの大半は、沖縄の基地化による、騒音・軍事的脅威・婦女暴行等の被害である。 岩国も、沖縄も、エゲツナイ金銭的餌のバラマキによって、人間の尊厳を強制的に無視する、自民・官僚・癒着企業の戦略によって、こうした「基地化による、騒音・軍事的脅威・婦女暴行等の被害」イメージを強制的に忘却させらているのであり、何度も、繰り返される、「暴行事... [続きを読む]

受信: 2008年2月12日 (火) 07時04分

» 基地問題の本質を忘れ、経済優先を選択する日本人の悲しさ! [花園はここにありました!]
徹底抗戦を忘れた日本人 我ら60年安保世代は、「徹底抗戦」を忘れない。ハガチーを追い返し、アイゼンハワー大統領の訪日を拒否し、岸を辞職に追いやった我々60年安保世代。樺美智子さんが警官隊に殺害されたあの時代を思い出すべきであろう。YouTube - 60年安保闘争 - 1960がビビッドにその時代を伝える。 安保が必要悪であり、日本がアメリカの戦力にただ乗りし、その結果経済的発展が得られたことは、我々といえ認めざるを得ない。しかし、アメリカの本質、基地の本質をきっちりと踏まえ、政府の飴...... [続きを読む]

受信: 2008年2月16日 (土) 23時42分

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