ユニオンネット08春闘決起集会
2月21日、エル大阪で開催されたおおさかユニオンネットワーク主催の春闘決起集会に参加し、人事交流=強制配転に反対する近畿郵政労働者の会のビラを撒いてきた。集会には約150~60の参加があり、2月1日の反弾圧ネットワークシンポジウムに比べれば空席が目立っていた。
集会の冒頭では全日建連帯労組関西生コン支部作成の「斉藤建材事件の真相」と全港湾大阪支部による「使い捨ては許さない! クボタで働く外国人労働者の闘い!!」とが上映された。集会開始から約30分間の上映がなされ、続いて主催者を代表してユニオンネットの加来洋八郎代表より挨拶があった。ユニオンネットは御用組合のナショナルセンターである連合にも、共産党傘下の闘わない全労連にも行くことが出来ないし行かないという決意で頑張っている労組の緩やかな結集体である。春闘の火を絶やしてはいけないと言うことで今日も闘っている。
特別アピールとして三つの組合が報告を行った。第1番目は関生に対する第五次弾圧と闘っている関生支部斉藤建材分会の労働者からである。斉藤建材事件とは、大阪高槻市にある斉藤建材において労働条件の改善を求めて組合に加盟した労働者4名を懲戒解雇したことに対する争議である。団体交渉の申しいれに対して山口組系の暴力団員を感謝幹部として雇い入れた弾圧が行われ、抗議する組合員に対して暴力を振るいバイクで突っ込んでくるなどの暴行があった。処がこれに対して大阪府警公安部が組合役員4名を暴行と窃盗の容疑で逮捕するというとんでもない弾圧である。組合員側の犯罪事実など無いことが次々裁判で明らかになったにも拘わらず、無罪判決は2名のみで1名に懲役1年6ヶ月・執行猶予3年と1名に罰金20万という不当判決が出された。関生支部は不当な弾圧を跳ね返して闘う決意を明らかにして発言を終えた。
2番目の報告は国労熊本闘争団の仲間である。国鉄分割民営化から21年目に入った今日、分割民営化によって首を切られた1047名の闘いが営々として続いている。本来の国鉄闘争は1047名の全ての労働者の解雇を撤回せよと言う物であったが、闘争の長期化の中で現職復帰を諦めて政治決着をしようとする動きが現れている。その中で今年1月23日に全動労に対する不当判決が出された。JR発足時の差別採用を認めながらも賠償は一人当たり550万という少額である。21年間求めてきたものはこの程度のものではないと怒りを込めた発言が行われた。
3番目の報告は、クボタ恩加島工場でバブル期以来長期間働いてきた外国人労働者が全港湾に結集し労働条件の改善と正規雇用化を求めて闘っているというものである。クボタでは約300名の正社員と共に180人近くの労働者が下請け6社に雇用され、偽装請負・違法派遣が行われていた。組合を作ることで労働条件の改善を求めようとしたが、当初は中々難しい物があった。昨年春から夏にかけてマスコミが偽装請負・違法派遣についてキャンペーンを張るようになりクボタにおいても直接雇用が行われるようになったのであるが、契約社員としての二年雇用しか認めず来年首を切るというものである。これに対して全港湾大阪支部は全力を挙げて闘いに挑んでいる。二年の有期雇用の壁を打ち破り何としても継続雇用を勝ち取るために闘うとのことであった。
続いて行政交渉と春期行動の提案が行われ、事務局長の山原克二さんが発言に立った。今までは関前市長の大阪市の悪政との闘いであったが今後は橋下知事の誕生で大阪府との対決になるとの提起があった。行政においては様々な事業の外注化や非常勤職員課によってこの年度末が闘いの時である。雇い止め解雇や入札による業者変更などの問題が沢山あることを訴えた上で、春闘総行動として3月7日の一日行動が提起された。8時半に多さ牛役所前に集合し、一日中各争議場所を回るというものである。クボタに対しても抗議行動を行うとのことであった。
更に16組合19名の労働者がそれぞれ抱えている争議について闘いの報告や決意を語った。郵政ユニオンの労働者は圧倒的なスト権投票が行われており、ストを含めた闘いを築くことを報告した。ゼネラルユニオンからはNOVAの破綻とその後の闘いについて、関西管理職ユニオンからも新たな争議が、国労闘争団は3月に新大阪駅でハンストを行う。と決意があった。その他にも全日建連帯労組関生支部作成・全港湾大阪支部・港合同南労会・教育合同・自治労公共サービスユニオンなどが登壇した。
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