読めもしない全集を購入
我ながら思い切った買い物をしてしまったと、少々後悔しているのであるが、ヤフオクでレーニン全集とマルクス・エンゲルス全集とを購入してしまった。最近の読書量から行くと、多分おそらく読めないままに終わってしまいそうであるが、前者が1万円、後者が5万5千円という破格の値段で売りに出ていたので、ついつい衝動買いしてしまった。マルクス・エンゲルス全集の方は去年の夏頃に検索してみた時は27~8万で売りに出ていたのであるが、約一年経って調べてみたら安値の物があった。こまめに調べてみると掘り出し物というのはある物だ。
書斎でもあるような広い家であれば本棚の飾りに並べておくことも出来るのであるが、如何せん我が家は狭い。正確には、狭いと言うより整理整頓が出来ないために、家中に物が散乱していて狭く使っている。購入した物の到着した小包は中身の確認の為に開封しただけで、そのまま子ども達の勉強部屋に積んである。このままであれば宝の持ち腐れである。体調を整え、精神的にも立ち直れたら徐々に読んでみたいと思うのであるが、果たしてそれは何時のことになるのやら。尤も物は考えようで、将来子ども達に読んで貰うと言うことも選択肢に入れても良いかもしれない。贅沢なことかも知れないが、三人の子供の内一人で良いから革命運動に身を投じて欲しいなどと思っているのである。
幸いなことに息子の勇樹(仮名)は各種集会に付いてきてくれる。娘達も他所の子供よりは社会問題に関心を持ってくれているのではないかと親の欲目で思っている。今日も夕食の際に北方領土の問題について詩織(仮名)が質問してくれた。私なりに思うことを歴史的経緯を含めて簡単に教えたつもりである。基本的には北海道以北はアイヌモシリであって、日本にせよロシアにせよ領有権を主張する資格は無いと思う。日露両国内の少数民族であるアイヌの人々にお返しして管理してもらうのが一番ではないだろうか。何にしても革共同はアイヌ問題には取り組めていなかったので私なりの考え方である。マルクスにおけるアイルランド問題、レーニンのグルジア問題についての立場などを学んで、自分なりの考えをまとめることが出来ればと思う。
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コメント
全集が手に入ったとのこと、おめでとうございます。マル・エン全集もレーニン全集も分量はさして変わり無いのに(レーニンは本当にたくさん書いている!)、日共がレーニンをほとんど捨て去ってしまったためか、レーニン全集は本当に廉価で手に入りますね。労働者にはうれしいことばかりです。
投稿: 中核派シンパ | 2008年6月28日 (土) 07時05分
上記に同じ…
それにしても、「グローバリズム」をきちんと批判する上でも、ML全集は必要だと思います。
投稿: GO | 2008年6月28日 (土) 21時37分
中核派シンパさん、全集が安く手に入ったのは良いのですが、その分マルクス・エンゲルス・レーニンが低い評価を受けていると言うことになるのでしょうね。特に日共などは古典を蔑ろにしているのが良く分かります。
GOさん、現代帝国主義について根底的に批判するには、やはりマルクス・エンゲルス・レーニン・本多書記長の著作をしっかり理解する必要があるのでしょうね。私がそれを身に付けることが出来るのは一体何時のことになるのやら。
投稿: アッテンボロー | 2008年6月28日 (土) 22時56分
著作選を読んでいてどうしても理解が深まらない理由の一つが、レーニンの理解が十分でないところにあると痛感しているおいどんでごわっす。ホントはマルエンまでさかのぼっていかないと十全たるものにはならないのでしょうが。そのまえに死んでしまいます。
オイラの時代は学習は獄中でみたいな感じで読んでるひまなんてなかったな~。だから思想的確信が揺らいで落ちたのだろうけど。
二本協賛等は生の古典を党員が読むことを快く思っておりません。「理論家」不和氏のスターリン主義的歪曲がバレバレになってしまいまする。すでに、マルクス主義、レーニン主義を投げ捨て、「科学的社会主義」を標榜している模様。
おいどんも死ぬ前に読むでごわっすレーニン全集。
投稿: 薩摩長州 | 2008年6月29日 (日) 01時14分
遅ればせながら、復帰おめでとうございます。
レーニン同志はヘーゲルを読みこめ、でないと資本論は分からないと言っているようです(哲学ノート)。ヘーゲルは最近、読みやすい訳が出ているようですね。
レーニン電子化は、マル・エン電子化CDを取りついでおられる方に勧められましたが、余りにも膨大です。
投稿: TAMO2 | 2008年6月29日 (日) 09時35分
それから。北海道とかアイヌ問題について。小生は基本的に極右なので、「国境自体をどうして疑う人が少ないの?」という思いがあります。あんなの、ただの西欧の手前勝手ルールじゃん。余りやると、ドイツ統一に関して論じているエンゲルス同志批判に到りそうな予感。
また、別のプラグマティックな観点、国境・国家を是とする前提から。結果的に和人との混淆が進んでしまったアイヌ人による「独立」は、どういう意味、ひいては結果があるのだろう?
投稿: TAMO2 | 2008年6月29日 (日) 09時42分
薩摩長州さん、本多著作選を真に理解するためにはマルクス・エンゲルス・レーニンの理解が必要とのご指摘ですが、仰るようにそこまでしようと思ったら老衰の方が早いかも知れませんね。やはり若くて吸収力のある内に読んでおけば良かったと思います。少なくとも前進社には全集が揃っていましたから、社防や会議で泊まり込んだ際に寸暇を惜しんで読んでおくべきでした。通勤電車の中では行きは新聞を読み、帰りは各種文献を読んでいたのですが、部屋では「前進」やイストを読むだけで手一杯で、結局活動に追われていました。岩波文庫版や国民文庫版の古典にしても全て読めた訳ではありませんし、勉強不足を痛感します。
TAMO2さん、どうも有り難うございます。電子化されてネット上に公開されている古典は読みづらいと思います。やはり本で読んだ方が取っつきやすいと言うのが私の思いです。老眼が始まったせいでしょうか、どうもモニターに長時間向かい続けるのは無理のようです。かといって印刷して読むとなるとそれはそれで一苦労ですし。折角購入した全集ですから、出来るだけ読む努力をしたいと思います。
アイヌモシリについては、あまり深く考えずに思いつきで書いたので今後考え方が大きく変わる可能性もあります。 TAMO2 さんが仰るように欧米列強が引いた国境線については批判的に考える必要を感じます。取りわけアフリカ大陸など地理的障壁ぬきに緯度や経度によって決定された国境線が数多く存在しています。これらは地理的条件や民族分布に基づいて再検討する必要があるでしょうが、それを実現するには帝国主義の権益・「国益」との闘争が必要でしょうから世界革命によって解決するしかないのかも知れません。
投稿: アッテンボロー | 2008年7月 2日 (水) 23時23分
>>
また、別のプラグマティックな観点、国境・国家を是とする前提から。結果的に和人との混淆が進んでしまったアイヌ人による「独立」は、どういう意味、ひいては結果があるのだろう?
>>
一緒くたか、独立か
せめて 帝 国 程度であればというだけのことでしゃろ。
それが最も現実的だし。
投稿: 招き猫 | 2008年7月 6日 (日) 14時23分
招き猫さん、アイヌ問題についても色々と勉強する必要があるなと思っています。特に「帝国主義と民族・植民地問題」との関連で少数民族に対して支配民族・多数民族のあり方を真剣に考えるためにもアイヌ問題については取り組みが必要でしょうね。
投稿: アッテンボロー | 2008年7月 8日 (火) 23時57分
中国のチベット政策あたりはどうお考えですか。
投稿: 招き猫 | 2008年7月19日 (土) 23時32分
眠り猫さん、チベットの具体的問題については私自身不勉強な点が多々ありますのであまり論を展開することは出来ません。3月17日の「中国スターリン主義によるチベット人民虐殺を弾劾する」http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2008/03/post_d0f2.htmlや3月24日の「民族問題と共産主義について考える」http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2008/03/post_0eac.htmlを参照していただけば、現時点での私の考えを分かっていただけると思います。まあハッキリ言ってそんなに勉強できていませんし、明確な方針はありませんね。ですが日本革命にとってアジア諸国の問題というのは重要なことですので革共同両派も取り組みを開始していることと思います。私はそれに学んで自らの考えを深めたいと思います。
投稿: アッテンボロー | 2008年7月21日 (月) 22時27分