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2008年7月14日 (月)

武庫川ユニオン第21回定期大会と20周年を祝う集い

 7月13日日曜日、尼崎労働福祉会館において武庫川ユニオンの第21回定期大会と結成20周年を祝う集いが開催された。午前11時に始まった定期大会は組合員の三分の二が出席および委任状を提出しており無事成立した。400人組織ともなると代議員制を敷く組合が多いのであるが、武庫川ユニオンは組合員一人一人の声が届きやすい直接民主制を採用しているようだ。副委員長の鳥羽さんが仮議長の挨拶を行い、議長にふれあい分会と市役所分会の組合員が選出された。議長挨拶の内容は、尼崎市役所分会の闘いを始め様々な闘いがあった。だが、今回は20周年を祝う集いがあるので手短に終了させたいとのことであった。委員長挨拶は20周年という事で武庫川ユニオンは二十歳、大人の仲間入りをしました。本来は500人組織にしたかったが残念なから400人である。市役所分会の闘いを始め課題は山積みであるが一人一人の組合員の成長を含め1000人組織を目指していきたいとのことであった。

 名古屋ふれあいユニオンからの連帯メッセージを読み上げた後、小西書記長から活動経過および新年度の活動方針の提起があった。華々しい闘いを展開した物の組織拡大と言うことについては100名の加入があった物の団体としての加盟がなかった。組織拡大としては今ひとつであった。だが新年度には新しい分会の結成が見込めていることを報告した。グローバルエアカーゴにおいて協約を締結しないことを巡って8時間のストライキを完徹した。生鮮食品の職場では珍しい。今現在は解雇撤回闘争が行われている。マブチにおける闘いで勝利的に和解したことが報告された。尼崎市役所の闘いについては当初一ヶ月物ストになるとは思っていなかった。甘い見通しであったが労働組合が許せないことは許せないとして闘ったことで尼崎地域の闘いではなくて全国の非正規労働者の闘いへと広がり、派遣業者が入札を思いとどまり、結果として直接雇用を勝ち取ることが出来た。今の組合の体制においては、市役所分会の闘いに突入すると他の職場における取り組みが疎かになると言う欠点が露呈した。この問題を克服して組織強化を図りたい、とのことであった。

 情勢を巡って世界中で原油価格の高騰による問題が生じている。スペインでは漁民のストライキが巻き起こり町には魚が無くなった。組合員から日本人は何故ストライキに立ち上がらないのだと批判を受けた。この問題については真剣に考える必要がある。組織強化を巡っては新たな専従を迎えるためにも500人組織を達成したい。自分の問題から出発するが自分の隣にいる非正規の労働者の問題について取り組めるようにしたい。組織拡大のためには拠点を作ってきた地域・職場に組織化の出来るオルガナイザーを育てていきたい。外国人労働者の通訳が出来る専従も作っていきたい。制度政策闘争として尼崎市役所に対してリビングウェッジ条例の制定を求めてきたが、大きな前進があった。今年度中に条例制定を求めていきたい。来年は市議会議員選挙であるので現職を応援していきたい。方針提起の最後に春闘が終結していない環境クリエイト分会において、賃上げを求めて7月中にもストライキを構えて闘いたいと結んだ。

 大会資格審査報告によって大会が成立したことを宣言した後、2007年度の会計報告と2008年度の予算案の提起が行われた。会計監査報告がなされ、その後質疑応答に移った。最初に市役所分会の労働者からは無期限ストライキによる闘いとなったが支援のお陰で勝利できたことについてのお礼があった。次いでこれからの格差社会との闘いにおいて、資本からの攻撃が続くことに対して労働組合としての職安機能の確立が必要ではないかとの意見があった。(労働組合は人材は人材は派遣会社以外にも労基法上労働者供給が認められている) 答弁として阪神・淡路大震災の際に検討したことがあったが、労働条件を要求することと受け入れ企業との付き合いの関係で色々と苦悩する点があるので、人材供給事業については今後の検討課題としたいとのことであった。クリエイト分会からは四を相手に闘っているが今年は賃上げを認めない。要求を呑まない場合には闘争を構えているので、その際の支援を訴える意見があった。滋賀支部の外国人労働者からは今年はみんなの力で尼崎市役所などを闘ったので、段々やる気をもらった。凄いことをしているが、今の日本ではもっともっと武庫川ユニオンの力が求められている。武庫川ユニオンが燃えるようにお願いしたいとの発言があった。意見が無くなったので07年活動経過報告・08年度活動方針案・07年度会計報告・会計監査報告・08年度予算案が一括して採択された。スト権投票は全員の賛成で承認され、人事については全ての候補者が賛成多数で信任された。

 会場を移して祝う会が行われ、料理と飲み物を口にしながら、20年の歩みを編集した映像上映有り、バンドの演奏あり、演劇有り、支持協力関係?にある新社会党の県議・市議団、顧問弁護団の発言もあった。演劇は市役所分会の闘いについての物であったが、時折笑いを誘いながら闘いの経過を分かり易く紹介する物であった。和気藹々とした祝う会が行われ、運動その物を楽しみながら取り組むという武庫川ユニオンの良い面が伝わってくる物であった。

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コメント

 GOさん、あまり詳しく読んでいませんが新聞に漁師さん達のストライキが載っていましたね。仰るとおり近海漁業すら出来ないのですから日本の食糧事情は情けない限りですね。

 本文と関係ないことも偶には良いのではないでしょうか。

投稿: アッテンボロー | 2008年7月15日 (火) 22時48分

お疲れさまです。
日本の漁師さん達も、今日一斉に出漁を停止しましたね。漁協なんてのは地方の「保守」の基盤なのでしょうが、こういうのもストライキの1種でしょうね。
 それにしても、石油が高くなるだけで、日本で「自給」ができる水産資源でさえ、手に入らなくなることがまざまざと知らされることになりました。(あまり本文と関係が無いコメントをお許しください)

投稿: GO | 2008年7月15日 (火) 19時14分

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個人加盟制労働組合・武庫川ユニオンの第21回定期大会が 7月13日、 組合員100人以上、 他団体からの激励60人以上を迎えて開催された。 愛知県の個人加盟制労働組合・名古屋ふれあいユニオンは 残念ながら参加することができなかったが、 以下の連帯メッセージを大会向けに送付した。 (なお、このメッセージは大会会場で  読み上げられたとのことである)。 武庫川ユニオン第21回定期大会へのメッセージ 公務労働現場における偽装請負の告発に始まり、 尼崎市当局の「人間を入札に... [続きを読む]

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