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2008年7月16日 (水)

ラジオ体操

 今日の夕方、毎週水曜日にやってくるパン屋さんに息子がカブト虫をもらった。何でも去年もらったのが卵を産んで、それが沢山孵ったのだという。雌はたった三匹で殆どが雄だったという。息子は雄を2匹もらったのだが大喜びである。贅沢にも雌まで欲しいと言い出す始末である。それでもスーパーなどでつがいを買うと高く付くので貰えたらそれはそれで良いだろうと思う。ついでにこのあたりで取れそうな場所があるかどうか聞いたところ、二三カ所可能性のある場所を教えて貰った。去年の夏休みには早朝起きて近所の山に行ってみた物の、場所が悪かったり時期が遅かったようで全く捕れなかった。

 夏休みが近づくと思い出すのがラジオ体操のことである。郵便局に勤めていた時分、一学期の終業式が近づくと担当区内の小学校にラジオ体操の出席カードを配って歩くという業務があった。殆どの人は主催が郵便局であることを知らないので、農協やヤクルトや地銀が作った偽物のカードを平気で使っているし、学校の側も民間企業の宣伝に何の疑問もなく協力していた。何で人の褌で相撲を取るような真似を許しているのかと上司に文句を行ったことが何回かあった。私の場合学校に届ける際に主催は郵便局ですので他所のまがい物は配らないで下さいとお願いしたり、集金先のお客さんの家で偽物を見つけると便乗商法であることを指摘したりした。

 だが、殆どの同僚はそう言ったことについては無関心であった。寧ろ出席カードを配ること自体を余計な仕事だと思って敬遠していた。局にもよるが配布自体しないところもあった。営業時間が削られることを敬遠する向きが有ったのだ。実際問題、宣伝・広報をしたところで個々人の職員には保険契約の機会が出来る訳ではない。その時間を一件でも多くお客さんに声を掛ける方が良いと思う者が殆どだったのではないだろうか。契約が出来れば歩合があるので、その為ならどんな卑劣なことでも、人を出し抜いたり騙したり利用したりするのも厭わない人間も沢山いた。以前日記に書いたことのある守銭奴である最高優積者やマル生分会長である優積者などはそうである。

 脱線したのでラジオ体操に話を戻すと、軍国主義の色が濃い1928年に国民の体位増進・健康増強のために当時の逓信省簡易保険局が考案し、ラジオ放送で流したのが始まりである。戦後は郵政省簡易保険局がそれを引き継ぎ、NHKと天下り団体として組織したラジオ体操連盟との三者共催で普及に努めてきた。当時の意図は、軍人となるべき国民は健康でなければならないので、その為に逓信省として何をするべきか、また加入者が健康であり死亡などの保険事故が少なければ死差益が望めるという簡易保険局の利害も絡んでいた。民営化後はかんぽ生命が事業を引き継いでいる。民営郵政が便乗商法に対してどの様な態度を取っているのか、今の私には分からないのであるが、国営事業としての立場から国民の健康を重視して文句を言わなかったかつてとは違い協賛金を出させるなどしているのではないかと思う。もうじき終業式であるので息子がどんな出席カードを持ち帰るか興味がある。

 余談であるが、今現在放送されているラジオ体操第一は三代目である。内容に軍国主義的な物が色濃かったために、戦後暫く放送などが禁止されていた時期もあった。NHKが放送している「みんなの体操」も実は郵政省簡易保険局が制定した物である。ラジオ体操第一および第二は、跳びはねるなどの激しい動作を含むためにお年寄りには返って良くないと言うことで、1999年に公募を元に作り上げた。制定当時は郵便局で「みんなの体操」のビデオを老人ホームなどに配布して歩いたことがある。ラジオ体操の仲間としては郵便局員の職業病である腰痛対策としての郵便体操という物もあって、郵政研修所で習い覚えた。今現在でも郵便局ではラジオ体操か郵便体操を行っているところが多いのであるが、健康管理と併せて勤務時間外にも管理職の命令を聞くかどうかのリトマス紙として労務管理のためにも利用されている。

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コメント

 虎児さん、郵政は確かに郵便体操やラジオ体操を労務管理に使ってきますよね。私も勤務時間内に行われている時はしていましたが、時間前にしていた時期は拒否していましたし、同僚に対しても参加するのはおかしいと言っていました。

 また、管理職に言われてやっている人間達ってラジオ体操も嫌々していますから運動効果はあまりなかったようです。

投稿: アッテンボロー | 2008年7月17日 (木) 22時47分

私が集配にいた当時(約30年前)郵便体操はマル生攻撃・労務管理強化の一貫として、拒否していました。でも、体を動かすことは腰痛予防上悪いことではないので、各自自己流の体操をやったりもしました。ラジオ体操もあの掛け声に合わせた規律正しいものより、ストレッチングや太極拳のようなゆったりしたものの方がいいんでしょうね。ところで、私自身も息子達も夏休みのラジオ体操参加率は惨憺たるものでした。集団が一斉に同じ動きをすることに、どうしてもなじめません。

投稿: 虎児 | 2008年7月17日 (木) 11時12分

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