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2008年8月 2日 (土)

7・27革共同政治集会(関西派・革共同再建協議会)後編

Dscf0001  おことわり。文中「広島差別事件」の表記がカタカナでなされていた部分を漢字に改めました。カタカナで表現するのは8・6ヒロシマに関連するとの誤解を招くとの指摘を受けたためです。変換をする際に、第一候補として出てきた表記を安易に使用し、表現内容に付いての考察が抜けていたことを反省します。

 革共同再建協議会からは特別報告が行われた。

 最初に、先日全国から結集した同志によって革命的共産主義者同盟の再建をめざす全国協議会が結成された。1、2年をへて日本革命の責任党派として革共同を何としても再建する。現在革共同の名を掠め取っている安田派を打倒し、改憲阻止決戦の中で第一党派を目指す。そして正式の党大会を行い革共同を再建する。その為にこの1年、共に全力を尽くそう。

 安田派を打倒し革共同を奪還しよう。安田派中央は革命運動からの脱落・逃亡集団に転落しました。革命運動と階級闘争の妨害者になりはてている。もはやこの集団に革共同再生の芽はない。自らの内から安田派を生み出した痛苦な反省をテコに、革共同の全歴史を検証し、新たな革共同を再建しなければならない。あらゆる大衆闘争と統一戦線を破壊している安田派が、これ以上革共同の名を騙ることを許せば、反スターリン主義・革命的共産主義運動への絶望を生み出す。安田派がここまでの転落を深めたのは06年の3・14決起に打撃を受け、それに対する反動的敵対を強めたからだ。今日では反革命カクマル打倒を諦め、その闘いから脱落・逃亡している。自らをカクマルと一体化させ、それと同質の存在に純化することで延命を図っている。カクマルの本体である松崎・JR総連カクマルを批判できない。松崎が「松崎秘録」で動労千葉の中野洋顧問を4回も5回も名指しして一緒にやりたいと言っている。「そもそも彼は俺がオルグしたんだ」等と言っているのに松崎を正面の敵と断じて闘わない理由である。安田派が国鉄闘争、1047名闘争に絶望し、5・27臨大闘争弾圧裁判も分裂させたのも、カクマルに対する屈服、労働戦線の帝国主義的再編に対する反撃の闘いからの逃亡にある。

 スターリン主義、カクマル、安田派の3者は、共に革命運動の反動的妨害物。安田派はスターリン主義反革命のように物質的基盤としての支配国家・社会体制を持たない。カクマルと同様労働運動を基盤としている。前2者は民間運動形式を取る反革命として登場してきた。処が安田派は動労千葉を賛美し、防衛するだけだ。安田派が前2者と異なる点は、勝利した革命、或いは革命的闘いへの内部からの反動として登場してきたのではない。安田は2は「粉砕」すべき「革命」が最初から存在しない。彼らが反革命的勢力を編成する力など持たない脆弱な存在であるのはこの事が根拠である。反革命に成りたくとも成れないのだ。

 安田派的変質は、01年の革共同第6回大会に始まった。今から考えると対カクマル戦争からの逃亡を宣言したのがこの大会だった。カクマル黒田の哲学を批判することでカクマルに勝利したという観念論しかない。対カクマル戦からの逃亡は、国鉄闘争での急速な展望喪失として現れた。この事がスパイ問題を階級・大衆の前に隠蔽したり、資本と権力の弾圧に対して「解雇は勝利」「弾圧有り難う」これは彼らの「共産主義者」に実際に書いてある。冗談で言っているのではない。敗北主義と闘争放棄につながる。三里塚闘争への敵対・破壊・分裂の策動、広島部落差別事件への開き直りは、もはや労働者の党とは言えないものに変質している。

 革共同再建の展望はどこにあるか。安田派は革命運動の反動的妨害集団であって、もはや変革、再生は不可能だ。革共同に人生をかけて、永年闘ってきた我々自身の総括と反省をかけて、切迫しつつある新たな世界革命、21世紀革命と2010年改憲阻止決戦の嵐のような戦闘的大衆運動と革命的大衆行動の爆発の中に安田派を引きずり込み、綱領的・政治的・イデオロギー的に追い詰め、解体していく。革共同に思いを寄せつつ安田派に留まっている同志達にも安田派からの決別を促し、我々全員がこの闘いの先頭に立つことが革共同を奪還する道だ。59年に僅か20人ほどで革共同第二次分裂を闘った故本多書記長を先頭とする革共同全国委員会の先輩達は60年安保闘争の先頭に立つことによって、わずか20人が1年半の闘いで西分派を圧倒し、60年安保ブントの全分派を、全ての革命的左翼を糾合し、階級闘争の首座に躍り出た。そう言う闘いを今から始めよう。

 21世紀革命の綱領を我々は準備していかないといけない。20世紀は1度の革命、2度の世界戦争、3度の革命情勢、2波の民族解放闘争の大高揚、1度の大恐慌と現在まで続く農業恐慌を経験した。90年代以降のスターリン主義の破産と帝国主義の危機の深化の中で、今21世紀野世界は労働者人民の困苦の増大、絶えざる叛乱・暴動、ストライキと街頭での衝突と言った革命的情勢の始まりを迎えている。21世紀の課題は、帝国主義の世界支配を根底から打倒し、プロレタリア世界革命を速やかに達成し、共産主義社会への人類史的移行を実現することだ。基本的生産関係において自らの労働力を商品として売らなければ生きていけない一個の階級、非人間的な搾取・抑圧を最も受けているが故に、全ての階級の解放の中にのみ自らの解放がある唯一の階級としてのプロレタリアートが、自己解放、普遍的人間解放の主体としてこの世界に立ち向かうことが勝利の展望を切り開く。

 我々の世界革命の綱領は反帝国主義反スターリン主義である。帝国主義段階・ロシア革命によって切り開かれた世界革命の過渡期・国際階級闘争のスターリン主義的変質と世界の「帝国主義とスターリン主義の世界化」帝国主義とスターリン主義の戦後世界体制の全面的危機・戦争の危機の深まり、実際に恒常的に戦争が行われている。これが我々が変革すべき現代社会の目録であり、反帝国主義・反スターリン主義こそ世界革命の唯一の綱領的立場だ。

 現代帝国主義の70年代以降の新自由主義攻撃。74,5年恐慌で戦後帝国主義の過剰生産・過剰生産能力が全面的に露呈し、他方でベトナム革命と67年10・8羽田闘争が世界史的に切り開いた地平、勿論全世界的には68年のフランスの大激動・大激闘がある、と、民族解放=革命戦争の中期的高揚、ギニア・ビサウ・イラン革命やパレスチナ解放闘争などによって世界支配の危機に立った帝国主義は全面的巻き返しを、市場万能、規制緩和、労働者階級への階級支配の転換と金融資本の権力の復活と再興、新植民地主義体制諸国への略奪的収奪と再植民地化の攻撃として開始する。レーガン政権を中心とする80年代の帝国主義が、対スターリン主義対決=帝国主義間争闘戦として展開した。

 安田派は現代世界の対抗基軸を、帝国主義対スターリン主義、帝国主義対帝国主義の力学的対立としか見ていない。70年代以降の帝国主義の階級支配の転換、それによる帝国主義対労働者人民の対立の基軸性が抑えられていない。工場法以前の状態に世界史を200年も逆転させる様な労働者階級への階級支配の転換、資本の逆襲を先ず基軸的に捉える必要がある。ドル危機と帝間争闘戦の爆発にしか危機を見ない安田派の情勢認識は現代の戦争の性格も変容していることが捉えられない。恒常的或いは長期の対テロ戦争、国内治安と対外軍事問題の一体化。帝国主義本国にまで持ち込まれた民族解放・革命戦争、これが現代の戦争の基本問題。安田派のように「帝国主義は帝国主義である限り第3次世界大戦へと突き進むしかない」と客観主義的に構えていては話にならない。

 第6回大会の到達点と限界性。01年9月11日の米帝本国での民族解放・革命戦争の極限的爆発が起こり、第6回大会の情勢論、世界認識は破産した。篆刻主義本国での内乱、しかも民族解放=革命戦争の帝国主義本国での爆発、ムスリム人民の自己解放を求める武装闘争の全世界的爆発が、現代革命において決定的な位置を持つ。しかるに6回大会は、焦点としてのイラク・イラン・アフガニスタンについては全く一言も触れていない。また、01年には小泉と対決しない方針をとって都議選に敗北している。小泉の支持率が80%もあるから批判しないという間違った方針。現代帝国主義の新自由主義攻撃を全く見失っていたという点で両者は共通している。

 我々はサミット闘争を闘うことで世界革命の新しい息吹に触れ、日本の労働者階級に何が足りないかを学んだ。サミット闘争を通じて我々が掴んだ現代革命は、労働者階級こそ切り開くことが出来る。プロレタリアートこそ革命の主体、指導的階級であり、その団結が決定的に重要。人口の圧倒的多数を占め、基本的生産関係の担い手は、現代こそプロレタリアート。革命を実現して社会的生産を共産主義的に組織するのも革命のために党を作るのもプロレタリアート。安田派のように、プロレタリアートを自分の利益、自分の解放だけに追求する卑小な存在にしてしまうことはプロレタリアートの世界史的氏名を辱めるもの。我々は今こそ労働者階級の党を作り、賃労働・資本関係を通して労働者が働く職場の組織化、その叛乱と決起に、仲間を決して裏切らない関係の形成に。そして差別・抑圧と階級分断支配の問題、農民・農業問題などを闘うこと、そして何よりも労働運動と戦闘的労働組合の再建に全力を挙げなければならない。

 その為には青年の獲得に全力を挙げる必要がある。先日の釜ヶ先の暴動的決起では16歳、17歳の青年が立ち上がっていた。青年の決起論。レーニンの引用にあるが(レジュメではレーニンの引用が書かれていた)青年の組織化をメンシェビキに取られるような者は銃殺にしろと有る。そう言う気概を持って我々は闘うんだ。

 結論。2010年の改憲阻止決戦に向けて。2010年は日本の階級闘争と改憲阻止決戦にとって極めて重要な年となる。第1に、2010年は60年安保改定の50周年であり、半世紀を経て改憲阻止決戦が全人民的課題として大きく浮かび上がる。第2に、2010年は日帝による朝鮮併合100周年。1世紀を経て日本の革命的共産主義運動が被抑圧人民、朝鮮人民に信頼される革命運動であるかどうかが問われる。第3に、2010年の5月以降、何時でも改憲の発議が出来ると反動的国民投票法に定められている。敵階級の側からも労働者人民の側からも、この年が目標となることは確実である。第4にこの年にアジア太平洋経済協力会議が日本で開かれる。それまでに2009年中にも新安保共同宣言を発出すべきだという論議が日米政権内で持ち上がっている。因みに前回の日米共同宣言は1996年に出された。防衛大綱の見直しも予定されている。在日米軍経費の見直し。2010年を巡って、60年、70年を超え、戦後革命期を上回る革命的激動が始まろうとしている。我が再建協議会は、職場・地域・戦線で、この運動の先頭に立ち、改憲阻止の大統一戦線を築き上げよう。

 現代革命に勝利できる労働者階級の党を建設しよう。革共同を再生するために先ず、共産主義者、労働者共産主義者の存在、決意と団結の中に革命党の核心があることを確認したい。労働者細胞、特に工場細胞を重視したい。細胞というのは地域にも戦線にも、機関にも出来るが、工場細胞に根ざした党というのがレーニンが唱えた党であるし、我々が三全総で目指した党である。これを捨象して闘うことは出来ない。結論。今秋の福田政権打倒闘争を改憲決戦の一大突破口に。今秋闘争を展望する場合、9・11のようなことがこの日本で今日明日にも起こるような事がある。この中でこの秋の闘いを行う。二つの重要な闘争。8・6のヒロシマ反戦闘争。もう一つは10・5三里塚現地闘争。この二つは日本の反戦闘争、住民闘争の重要な節目である。我々が政治勢力として登場する最初の節目、関門だ。この秋の闘いにおいて、本日の集会に結集した人が新しい人を結集して断固としてこの二つの闘争を打ち抜きたい。

 カンパアピールでは自立した共産主義者の党の建設のために圧倒的なカンパが呼びかけられた。関西新空港闘争における安田派による発言妨害に対する怒り、新空港闘争などどうでも良くなっている安田派の腐敗を断罪した。更に戦闘的労働運動を標榜しながら国労臨大闘争においては事務局員が関西党員総会に参加したことをもって解任し、それに反対した弁護士も解任し、分離公判を要求するという闘争破壊をしてのけた。彼らにとっては運動や闘争はどうでも良いのである。自分たちの党派的利害しか眼中にないと徹底的に批判した。

 続いて各戦線の報告に移り、最初に国鉄戦線の労働者が発言に立った。08年前半の最大の闘いとしてサミット決戦があった。神戸・大阪・京都・洞爺湖と闘い抜いた。サミット決戦を闘い抜くことで今秋決戦の展望を切り開いた。闘う闘争団断固支持を貫いて闘ってきた。地域の街頭宣伝、、2月神戸、3月の新大阪駅でのハンスト支援を闘い抜いた。全動労判決で不当労働行為、慰謝料認めた。鉄道運輸公団訴訟では反動判決。鉄建公団訴訟では和解勧告。5・27臨大闘争弾圧は革共同だけでなく全国鉄労働者・全労働者の問題だ。安田派は分離公判を要求したために裁判闘争は危機にある。職場闘争安全闘争について、分会闘争を丁寧に積み上げている。JR西日本の安全管理責任を追及し、春闘では要求を突きつけて闘った。革共同の歴史的総括、国鉄闘争の総括をやり抜き共に闘っていこうと結んだ。

 郵政労働者戦線からは、サミット決戦を20名の派遣団の一員として闘い抜いた労働者が発言した。安田派は動労千葉特化路線も貫徹出来なかった。自立した共産主義者、一人の共産主義者として闘う。民営郵政との対決では、安田派は民営化反対を唱えながら神矢さんを(全逓四・二八闘争元原告。解雇撤回を勝ち取り職場復帰を果たした労働者)排除した。民営化前にしたことは一週間前に個人的な超勤拒否闘争だけであった。10月1日には大阪中郵前で民営化反対の闘争を組んだが、安田派はこれもネグレクトした。JP労組は闘争を弾圧する体制である。制裁条項が格段に強化された。「全逓」のハチマキをしていたら組合から処分された。組織統合で支部再編が行われ、厳しい状況にあるが、関トラ闘争を支持し、郵政労働運動、戦闘的労働運動を牽引していく。

 教育労働者戦線からは「日の丸」「君が代」強制攻撃と真っ向から対決し、職場労働者・生徒の決起を勝ち取った労働者が発言に立った。91年5月テーゼ以来、職場に入ろうと努力してきたが、党の官僚的あり方では齟齬が生まれていた。3・14以後にようやく職場に入っていくことが出来た。その結果、労働者も生徒も殆どが卒業式で座った。教育労働者は日々の教育の労働に全てをかけて生きている。ここにリンクして憲法決戦を闘いたい。安田派は誹謗中傷しようと躍起になっている。追放するために全力で闘っていく。

 民間・合同労組の闘いは関西合同労組からなされた。6月に安田派の妨害を払いのけて定期大会を開催した。20代30代の青年労働者の多くは非正規労働者で、生活が出来ない。大企業は空前の利益を上げている。このような状況の中で東京(秋葉原)のような悲惨な事件が起きたと思う。現実に闘わなければ生きていけないと自覚した青年労働者が闘いに立ち上がっている。隣の労働者を組織し憲法改悪阻止に立ち上がるようにしたい。関西合同労組の組織拡大に全力を挙げる。

 医療福祉労働戦線の労働者からは、病院細胞の労働者が発言に立った。与田による官僚的支配の下にあったために多くの労働者が3・14決起に参加した。安田中央体制の腐敗は許せない。今まで支えてきたことを反省し、革共同奪還のために闘う。帝国主義は破綻している。貧困と飢餓を強制している。ここ数年で世界の人民の激しい怒りの標的とG8はなった。搾取・収奪は局限化している。漁民への搾取、被差別人民への抑圧。後期高齢者医療制度への怒り。厚労省の医療破壊攻撃。たらい回しで患者が死亡する。20万床の削減がなされようとしている。病院労働者はギリギリの状況で働いている。月12回の当直という状況。募集しても応募がない。安田派は労働者の怒りを執行部に向けようとするファシズム運動を組織しようとしている。コッソリ置きビラをしていることに対して職場委員会に来て文句を言ったらというと絶句している。福田政権に対する怒りも組織できないでいる。私たちはプロレタリア革命のために武装し闘う革共同を奪還する。革命情勢を革命に転化するために闘い抜く。

 決意表明として、最初に青年労働者が発言に立った。今多くの労働者が不安定雇用の下に置かれ団結を分断され、生活できないような賃金水準。全労働者の4人に一人がワーキングプア。青年層では2人に1人。トヨタなどの大企業は史上空前の経常利益。労働者が倒れてもまた雇えばいいと言う対応。労働者を極限的に搾取し、未来に展望を持てない。東京の秋葉原の事件を起こした青年労働者も5年間非正規労働者として転々としていた。大企業は利益を独占する一方で青年の生活を破壊してきた。小泉「改革」による労働者派遣法改悪などがある。犯罪に走るのもこれらの性である。労働運動が弱いから。共に団結し闘う労働運動を組織していく。改憲阻止闘争も頑張る。職場の闘いを下に改憲阻止闘争を闘う。その軸に青年労働者が立つようにする。

 女性解放戦線。帝国主義の支配は差別や分断を不可欠の要素としている。差別抑圧との闘いは改憲阻止闘争の重要な要素だ。被差別・被抑圧人民の組織化を断固として闘う。女性の解放無くして労働者の解放はない。同時に労働者の解放無くして女性の解放はない。一方のみを取り上げるのはマルクス主義の偽造だ。安田派は女性が女性差別に怒ることは反階級的だとして女性差別を煽っている。女性の組織化は進んでいないが、女性が置かれている現状。男性は家事を分担することで女性が新聞を読む時間もない現状を無くして下さい。政府が言うワークバランスは女性を家事と労働で極限的に搾取することである。女性が自立して生きていける十分な賃金と年金を要求しよう。女性の組織化のためには地域の取り組みが大切である。隣近所の女性が誰でも参加できる学習会や集会を組織しよう。公明党や共産党が強い地域でもやり抜こう。本物の女性解放闘争を作っていくチャンスである。共に担って下さい。

 障害者解放戦線からは、満腔の怒りをもって安田派の変質を弾劾した。7月テーゼで諸戦線を地区党に移行させようとする事が決別のきっかけである。7・7路線を放棄することだ。それが行き着いたのが広島差別事件である。差別を開き直る安田派を弾劾する。全国連の博治津差別事件糾弾に断固として連帯していく。安田派は毎年行ってきた「障害者」解放戦線の全国会議を一方的に中止した。更に「障害者」解放戦線の同志を一方的に除名してきた。「障害者」にとって差別抑圧と闘うことは死活をかけた問題だ。7・7を巡って決別したのは差別抑圧の問題のみ成らずプロレタリア革命の綱領的問題であるからだ。労働者の解放無くして被差別被抑圧人民の解放無し。被差別被抑圧人民の解放無くして労働者の解放無し。それを前者のみに一面化しているのが安田派。後者を切り捨てることに核心がある。労働者の特殊的解放が全人民の解放であると捏造している。広島差別事件に行き着き、糾弾権を否定するに至った。同じ事が4月の入管集会でも行われた。労働者を糾弾することがあってはならないとしている。

 教育指導要領に独島を日本領として明記しようとしているこの時に、差別抑圧との闘いを労働者階級の自己形成の柱に据える革共同の7・7自己批判の路線は益々重要性を増している。帝国主義の差別排外主義への労働者階級動員攻撃との対決が重要であるときにこの問題を取り上げると労働者階級への絶望を組織しているとか「血債主義」「糾弾主義」だ等と言うが、本当に労働者を信じていないのは安田派の方である。我々は労働者の自己解放性を確信しているし、だからこそ「障害者」は革共同に結集して闘ってきた。被差別人民の糾弾は労働者階級への決起の呼びかけであり、自己変革出来る階級として労働者階級を信じているから行うのだ。プロレタリア革命の指導的階級として階級形成する能力を持っているからこそ糾弾するのだ。安田派こそ労働者の自己変革能力を信じていない。

 本多書記長は述べている。「プロレタリア自己解放の闘いは、同時に人間が人間として全て解放されるという世界的な、全地球的な状態を作り出すことなくしてはあり得ない」全くその通りだと思う。だから我々は再建協議会に結集して闘い抜く。06年3・14決起の道を受け継ぎ全力で闘う。日帝打倒まで闘うことを決意して決意表明とします。

 星野再審棄却を弾劾する特別決議採択にあたり、再審棄却を知った直後の星野さんのメッセージが代読された。「全く、事実・真実を見ない不当な決定です。許せません。真実は、我々の側にあります。我々が目指すものの大きさを権力が圧殺しようとするのは無理です。我々の目指すものの大きさと正しさ、その二つで再審実現を目指して闘います。勝てる力が我々にはあります。1回2回で通るような再審ではないと思います。一番大切なのは、腐らないことです。我々の正しさに確信を持ち、力を数倍、数十倍にして第2次再審で勝利しましょう。08年7月16日 星野文昭」(星野さんは71年の渋谷暴動闘争において機動隊員一名が死亡したことについて、不当なでっち上げ裁判が行われ、無実の罪で無期懲役刑を言い渡され33年間囚われの身となっている。日共スターリン主義の頭目であった宮本顕治の「獄中12年」を遙かに超える期間を非転向で闘い抜いている。)

 スローガンの採択が行われ、以下の6つのスローガンが採択された。「自衛隊海外派兵恒久法を粉砕しよう! 戦争国家化攻撃を粉砕し、改憲を阻止しよう!」「自衛隊のイラク・アフガニスタンからの即時撤兵を!」「貧困と格差社会をうちやぶる戦闘的労働運動をつくりだそう!」「後期高齢者医療制度、『障害者』自立支援法の撤廃を! 社会保障の解体反対!」「差別主義・排外主義に転落し、あらゆる大衆闘争と統一戦線を破壊する安田・清水体制を打倒しよう!」「革共同の歴史的総括をやりぬき、反帝国主義・反スターリン主義世界革命党を建設しよう!」

 集会の最後に団結頑張ろうとインターナショナル斉唱が行われた。そして集会の参加者は310名、カンパは116385円と報告された。

 日付が変わる前に掲載したかったが、間に合わなかった。集会に参加しての印象は、他党派の現役活動家・元活動家が多く参加していたと言うことだ。関西派・革共同再建協議会が統一戦線や共同闘争を重視している様子が如実にうかがえた。

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コメント

テープおこしって本当に大変ですよね。ごくろうさまです。関西派の主張が少しですが解った気がします。ただ、第4インターのことについてですが、どういうことなのかイマイチわかりません。三里塚の「3・8分裂」前後のことでなら私が知っているかぎりでは脱落派(石井新二ら)、支援党派が行なったことは闘争破壊であり、農地売り渡しにつながる運動だったし、そのことはその後の両者の闘いで証明されたと思います。「農地死守・実力闘争」の旗を降ろすための(おろさせるための)運動だったと思います。もっとも当時は私はまだ中学生で詳しい事情は解らないのですが。批判することと赤色テロ戦をすることは違いますが、三里塚闘争破壊を許さない戦闘ではなかったのですか?

投稿: アントン | 2008年8月 4日 (月) 02時39分

 お名前の無い方へ、再統一・和解はあり得ないでしょうね。中央派の場合は確かに大転換ですが、関西派の場合も転換は有るように思います。昔の感覚からすると関西派の方に親近感を持ちますが、今の時代にあっているのかどうか、無い知恵絞って考えています。「証明の敵」は「正面の敵」の打ち間違いです。ご指摘が有りましたので訂正しておきました。 

投稿: アッテンボロー | 2008年8月 4日 (月) 01時15分

>「そもそも彼は俺がオルグしたんだ」等と言っているのに松崎を証明の敵と断じて闘わない理由である。

upありがとうございます。
ところで、証明の敵というのはどういうことでしょうか。原文ママでしょうか?

投稿: | 2008年8月 2日 (土) 22時39分

どうせいつか誰か責任者が自己批判し、統一していくだろうと簡単に考えていました。しかし、もう無理っぽいですね。中央派はかなり大きく路線変更したと感じました。むかし関わったものとして違和感を感じます。ただ勝利するために必要な変更かもしれません。関西派は今までの路線を堅持して、より広範な統一戦線で闘うという感じだと思います。いままでよりも一生懸命いままでやってきたことをやる。では勝利できるのか。より広範な労働者の決起が生まれるのか。客観情勢よりも主体がどうして行くのかがイマイチ解らない。まだどっちが本物かわからない。各トップが辞めてもう一度党内で議論してもらいたい。

投稿: | 2008年8月 2日 (土) 21時42分

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