闘う地方議員のブログ
革共同の機関紙「前進」紙上で闘う議員と表現される地方議員が6人存在する。選挙が近づくと「前進」紙上で全党員・全ての支持者・読者に対して支持を訴えている。分かり易い表現をすると同盟員であるのかどうかについては明らかではないが革共同系の地方議員と言うことになる。その一人、阪口克己さんが先日、と言っても6月1日にブログを開設した。「さかぐち克己のブログ」である。かっちゃんと呼ばれて親しまれている人で、東大阪市議会議員を03年から勤め、今年二期目の選挙を迎える。元々東大阪では部落解放同盟全国連合会の委員長である瀬川博さんが5期20年間議席を保持し、荒本支部の闘いを支える柱となってきた。病気と高齢のために瀬川さんが引退した後を継いだのが阪口克巳さん・かっちゃんである。
一期目の選挙の時は私もまだ現役であったので、選挙に当たっての会議や集会などにも幾つか参加したが、鬱病の為もあってあまり役に立たなかった。全国連合会の面々は非常に力を入れて熱心に活動していた。多分今頃はみんな二期目の当選を目指して汗を流していることだろう。
阪口さん以外にもブログを開設している人がいる。今年4月の統一地方選挙で初当選した杉並区議会議員北島邦彦さんの「すぎなみ未来BOX」、4期目の当選を果たした相模原市議会議員の西村あやこさんの「あやこの日記」、86年以来6期目に突入している泉佐野市議会議員国賀祥司(こくがよしじ)さんの「こくがブログ-泉佐野市会議員・国賀祥司」である。高槻市議会議員3期目の小西ひろやすさんと八尾市議会議員に初当選した末光みちまささんは今のところブログを開設していないようで、検索してもそれらしきものは見つからない。簡単にそれぞれの人たちを紹介しておくと、北島さんは杉並区の中で諸派に分類されている都政を革新する会の事務局長を務めていて、実は85年の蜂起戦では10・29浅草橋戦闘であったと思うが逮捕され起訴された経歴があるバリバリの活動家である。西村あやこさんは婦人民主クラブ全国協議会の代表を長年勤め女性解放運動のみならず反戦運動や三里塚闘争にも力を入れている。国賀祥司さんは86年の泉佐野市議選弾圧があるので一番印象深い人なのだが、関西空港の地元泉佐野で空港反対運動を熱心に続けている。関空のために赤字財政に転落した泉佐野市政を国賀さんが追及しなければ、今頃夕張のような財政再建団体に転落していたかも知れない。小西さんは富田町病院院長、末光さんは八尾北医療センター所長で共に医師である。二人とも患者さんの人望が厚く沢山の人から支持を得ている。
阪口さん・北島さん・西村さん・国賀さんの4人とも元々はホームページで議員活動を報告していたのだが、更新などが簡単なブログに重心を移している。私自身ブログと反対する会のホームページを両方管理するようになって思うのだが、やはりブログの方が簡単で使いやすい。それとコメントやトラックバックの機能があるので読者との距離が近いような気がする。4氏がブログを活用してもっともっと運動が大きくなってくれればと思う。
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