経済・政治・国際

2009年11月 2日 (月)

[転載]ストッププルサーマル佐賀の賛同団体募集!

 先にも送りましたが、佐賀県玄海町九電玄海原発のプルサーマル発電が今週にも開始されそうです。
 福岡では毎日、九電の前で座り込みが続いています。

 地元グループが以下の要領で緊急に要望書への賛同を求めています。 説明にもありますが、サークルや商店名、会社名でもいいそうです。 ミニコミ名でもバンド名でもOK!

 賛同団体受付は今のところ(延びるかもです)11月3日(祝)
13:00締め切りで、団体名(県外の団体は県名も)を ssirokuma@aol.com  「いのうえしんぢ」さんまで

よろしくお願いします!

(以下転送)
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 11月4日に「九電は、44万人の署名を無視するな !」という主旨の要望書を提出しようと考えています。

 お願いというのは、この要望書に賛同していただける団体を早急に募集します!(労働組合、NPO やNGOや市民運動団体だけでなくサークル、会社、個人商店名なども大歓迎です)

 お願いしていながら順序が滅茶苦茶で申し訳ないのですが…

 いま、要望書を作成中で、仮のたたき台のものを文末に貼付けますので、だいたいの要望内容を読んで賛同を検討してください。要するにプルトニウム燃料に火をつけるな、本格稼動をするな、という九電に対する要望です。

 本当に時間がなくて申し訳ないのですが、今にもプルトニムがはいった燃料に火がつけられるという切迫した状況なので、ご了承ください。

 賛同団体受付は今のところ(延びるかもです)11月3日(祝)13:00とさせてください。
なお、福岡県外の団体様分には県名を記入してくださいますようお願いします。賛同OKであれば僕いのうえまでにDMをよろしくお願いします!

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九州電力株式会社 取締役社長 眞部利應 様
佐賀県知事 古川康 様
経済産業大臣 直嶋正行 様
九電消費者株主の会
みらい実行委員会

要望書

 九州電力は 9月15日に佐賀県に提出された佐賀、福岡、長崎等の市民44万人以上のプルサーマル中止の署名を無視して、2009年10月15日、玄海原発3号機にMOX燃料を装荷し、11月上旬に起動、12月上旬に本格運転に入ると公表しています。

 この間、九州電力はプルサーマル計画に不安を抱える多数の市民の質問に十分な説明をしませんでした。

 市民は、いまだに次のような数々の不安を解消できずにいます。

1) 使用済MOX燃料の処分について何一つ検討されていないので、それらが玄海町に半永久的に冷却貯蔵されるのではないか。
2) 100年とも500年とも言われる冷却に要するエネルギーは将来も確保できるのか。
3) MOX燃料は規格通りに作られているのか。またその規格は安全上確かなものなのか。国は保証できるのか。関西電力のMOX燃料4分の1に自主検査で不合格品が見つかったが、九電のMOX燃料を保証するデータが公表されていません。国の安全基準も法的な根拠のあるものではないことが市民と保安院との10月28日の交渉であきらかになりました。
4) 地震大国日本でプルサーマルをやった場合、地震時の安全対策は十分か。また、将来貯蔵される使用済MOX燃料が地震によって災害を大きくしないか。
5) 想定されていないが確率的にゼロではない大事故が起きた場合、どこへ逃げればいいのか。

私たちは、私たちは未来の世代の命に関わるこれらの問題が解消されるまで、玄海3号機でのプルサーマルを起動させないよう、あらためて強く要望いたします。
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要望書文面以上

(以下は、10月30日の九電説明会について、参加されたいのうえさんの肉声・・)

九電の説明会は予想された通り…というか予想以上にヒドイものでした。全部が答えになってないもので。

説明会は50人という縛りがあったのですが、嬉しいことにそれ以上の人たちが集まってくださって、外で横断幕をもって待っている人たちと交替で会場にはいるという状態に。

「国が安全と言っている」「企業秘密で答えられません」「2010年から検討します」という言葉の連発で、説明会に集まったずっと後ろの席の人までみんな、誠意のない回答に怒って、最後には怒号が飛び交い、紛糾しました。実はこの時、僕は怒りのあまり机を倒して、屈強な社員たち(九電ラグビー部という噂)に囲まれてしまう失態も…。

詳しくはブログを読んでください。
http://carnivals.blog93.fc2.com/

とにかく、あのような一度だけの説明会では答えにならないので、再度開くように交渉しています。

ここまでお願いします。・・・・

玄海原発 プルサーマル開始へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1007490&media_id=4

 以上マイミクさんの日記よりの転載。協力したいが特に団体に所属している訳ではないので。

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2009年10月17日 (土)

白井朗さんの死去

何気なくネットを見ていたら、革共同元政治局員であり「前進」の初代発行人でも有った白井朗さんが他界されていた事を知った。

76歳。

主張に全て賛同する訳では無いが、革共同離脱後の「中核派民主化宣言」や民族問題に関する二冊の著作は大変勉強になった。

本多書記長の遺稿を管理されていたから、未発表原稿などを整理・発表して欲しいと思っていただけに、転向者クロカンがあの世に逃亡して3・14復讐戦、三頭目処刑が未完になったのとは反対の意味で「まだ早すぎる」との思いがした。

故人のご冥福を祈ります。

また革共同中央派から嫌われる事を書いてしまった。でも清水議長や北小路さんも高齢だし、亡くなる様な事が有れば、追悼記事を書くだろう。

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2009年10月10日 (土)

隗より始めよ

 九時過ぎに帰宅したところ、たまたま家族がテレビを付けていたテレビ大阪のバラエティー番組を他所の局のニュースに切り替えた。何でもアメリカ合州国の大統領バラク=オバマにノーベル平和賞が与えられるという。「ジミー=カーター元大統領の場合は退任後であったが現職の米大統領にノーベル平和賞は初めて」と言う趣旨の内容であった。読売オンラインによると「オバマ氏が核兵器の全廃に向け外交交渉を開始したことを評価した。現職の米国大統領が受賞するのは、1919年のウッドロー・ウィルソン以来、90年ぶり。 就任して1年にも満たない大統領が選ばれるのは異例で、同委のオバマ大統領への期待値の高さを示した。」とあり、ウィルソン以前にはセオドア・ルーズベルト(1906年)にも平和賞を授与されているとある。

 とまあ、前振りはこの辺に置いておいて、オバマが何をしたかというと「オバマ大統領は今年4月、プラハでの外交演説で『核兵器のない世界』に向け、交渉を開始することを宣言し、9月には国連安保理で、議長として『核兵器の全廃に向けた』決議案の採択を主導した。2大核兵器保有国であるロシアとの間でも戦略核兵器の大幅削減を目指す交渉を開始、年内の大筋合意を目指している。」(読売オンライン)とある。 つまり言い出しただけで具体的な成果はまだ無いのである。まるで自民党の政治屋が公約を乱発したのに似ている。勿論民主党のマニフェストも同様であるが。何もしなくても1000万スウェーデン・クローナ(約1億3000万円)もの大金が賞金として手に入る。いやはや全く政治やというのはボロい商売だ。

 久々にmixiのニュース関連日記を覗いてみたところ殆どの人が先ずはアメリカ合州国が保有する膨大な核兵器を削減してからにしろと書いていた。全く当然の話である。現実に国連安保理常任理事国である五大国が保有する核弾頭は米(1万800)、ロ(8600)、英(200)、仏(350)、中(400)であり、これに インド(30-35発)、パキスタン(24-48発)、イスラエル(200発)が加わり、朝鮮が一発か二発持っているかも知れないという疑惑が加わり、更に潜在的核兵器保有国として我が日本他が加わる。

 イギリスと日本は合州国の同盟国であり、イスラエルは基本的にアメリカの財界中枢に食い込んでいるのでフリーパスである。と言うことは潜在的あるいは仮想敵国であるフランス始め明確に利害が対立しているロシア・中国・インド・パキスタン・朝鮮・イランの核が問題だ。(中国などは昨今の経済関係の仲で除外されるのかも知れないが) 少なくとも今だ保有が確認されていない朝鮮とイランに対しては核兵器開発を放棄せよと言う恫喝にはなる。現時点での保有国に対しては牽制の意味がある。

 だがしかし、肝心の米帝が放棄しない核兵器をいったいどこの国家が放棄するというのであろうか。画餅に過ぎない。「隗より始めよ」とは「戦国策」から生まれた故事成語であるが、元々は「手近なところから始めなさい」という意味であり転じて「言い出しっぺから始めろ」という意味である。何よりも米帝オバマは合州国が保有する大量の核兵器を無条件で廃棄することから始めるべきである。

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2009年7月30日 (木)

来たれ!9・12職場交流集会へ われわれは風の中に立つ! (反対する会掲示板より転載)

われわれは風の中に立つ!

 経営側は始業チャイムが鳴るやいなや、出勤簿の強引な回収と同時に労働者支配に乗り出す。昨今ではこれは正確な捉え方ではない。朝一番に、アルコール検知を強要し、出勤簿の押印以前の、つまり、出勤前からの労働者監視・管理体制を強化したというのがより正確な捉え方であろう。24時間管理である。

 さらに、職場支配権の労働者側への譲渡を防止すべく、支店長への権力掌握をより盤石なものにしようと、従来の作業行程の変更を迫った。それは、作業能率アップのかけ声の下に強行された。なかでも、賃金・超勤使用額節減の目標設定がトップダウン方式で押しつけられ、それは「要員配置の適正化」を設定するというのだが、実のところ、不適正な要員配置が徹底されたというのが偽らざる実態であり、現場の誰も彼もが、「日常業務は綱渡り」と指摘するのには、はっきりとした根拠のあることなのだ。故に、頻発する業務事故の根本原因はここにこそある、とわれわれは直言する。

 経営側のエラーゆえに引き起こされた一切合切の事故の責任を、労働者に転嫁し、押しつける懲罰的・見せしめ的攻撃が、しかもそれを労働組合が放置し・見捨てているのが、いまの息苦しい職場を生み出しているのではないか。危険な反動的傾向がわれわれの四周に立ちこめつつある。労働者の闘う力量と体勢を、新しい状況に応じてなんとしても再建・再生することに力を尽くそう。

 9・12郵政職場交流集会では、こうした郵政労働運動の現状を変える一助となるべく、われわれのより精力的な学習と実践に役立つ、報告と討論を行いたい。

と   き/9月12日(土)18時30分~20時30分
と こ ろ/東淀川人権文化センター(JR新大阪下車7分)
呼びかけ/人事交流=強制配転に反対する近畿郵政労働者の会

「強制配転に反対する近畿郵政労働者の会掲示板」

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2009年6月22日 (月)

「あの馬鹿を村一番と江戸で言い」(江戸時代の川柳より)

 郵便局時代に伺っていたお客さんの中にはお寺も沢山あったのだが、50才くらいまでの住職さん・庵主さんが時々愚痴っていたことに年配の檀家の相手が大変だと言うことがある。或程度の年齢になって他所からやって来て住職・庵主になった場合はまだ良いのだが、生まれ育った村の自分の家を継いだ時には幼少時代の悪さなどを覚えられているので時々からかわれるという。過去の失敗や過ち、未熟だった時代などを知られているというのは非常にやりづらいと言うことだ。

 私の場合もコメント欄に色々と書かれているのであるが、本人が記憶すらしていないような出来事や、敵対関係にある人間による事実の歪曲まで、色々と過去の出来事が暴露されている。本当であれば既に「不惑」を通り過ぎているので、「あの頃は若かったなあ」の一言で済ませられれば良いのであるがそうも行かない。人間は間違いをする物であるし、まして聖人君子ではない私は多くの過ちを今現在も繰り返している。問題なのはそれらを教訓化して同じ間違いを繰り返さない、出来る限り減らして行くと言うことだろう。これまたどの本で読んだのか忘れたために正確ではないが、マルクスは「必ず問題を解決しようという意志があるのなら、問題が明らかになったと言うこと半ば以上解決したに等しい」という趣旨の言葉を残している。私は今現在45才であるので、平均余命からすると後30年ほどの人生が残っている。その間に今までの過ちを克服することが出来るかどうか、永眠する際に人生の中で最高の完成度を得ることが出来るかどうか。それこそが問題である。

 マルクスはまた、「革命は密集せる反動を作り出し、これを打ち破って前進する」とも言い残している。私は毛沢東のようなスターリン主義者でないが、彼の「われわれにとって、ある人、ある党、ある軍隊、ある学校が、もしも敵に反対されないなら、それはよいことではなく、きっと敵と野合しているのである、とわたしは考える。もしも敵に反対されるなら、それはよいことであり、われわれが敵とはっきりと一線を画していることを証明している。もしも敵がやっきになってわれわれに反対し、われわれのことをまったくでたらめであるとか、なにもかもまちがっているというなら、それはいっそうよいことであり、われわれが敵とはっきりと一線を画していることを証明しているばかりでなく、われわれの仕事がひじょうに成績をあげていることを証明している。」「敵に反対されるのは悪いことではなく、よいことである」(1939年5月26日)と言う一文は傾聴に値する。コメント欄における私への誹謗中傷を含む書き込みは、少なくともブルジョア階級・資本家階級に与する人々が無視出来ない影響力を持ちつつあると言うことの反証である。

 補足として再度書いておくが、私の思考方法の元になっているのは共産主義思想である。「旧約聖書」を読まないユダヤ教徒がいないように、新旧の「聖書」を読まない自称クリスチャンが統一協会やモルモン教に限定されるように、四書五経に学ばない儒教信者が存在しないように、「コーラン」を拠り所にしないイスラム教徒を見かけないように、「共産党宣言」を読まないで共産主義を語るのは日本共産党・ソ連共産党・中国共産党・朝鮮労働党の様なスターリン主義の偽共産主義者である。最低限「共産党宣言」「賃労働と資本」「賃金・価格・利潤」「帝国主義論」「国家と革命」「なにをなすべきか」は必読であろう。私の場合には革命的共産主義運動に関わってきたので、本多延嘉著作選・「革共同の内戦論」「現代革命と内戦」(いずれも野島三郎著・前進社刊)あたりは基本中の基本である。この他に「現代帝国主義論」「現代帝国主義論Ⅱ」(ともに島崎光晴著・前進社刊)「日本共産党の総破産」(高田隆志著・前進社刊)に学んでいる。文献を購入して読むのが大変であれば革共同全国委の「前進」サイトで検索すれば私の力量を超えた部分についても詳細に語られている。この点で言えば革共同再建協議会のサイトには今後内容を充実させることを期待したい。ファシストカクマルのサイトは、基本的に反革命通信「解放」などを購入させることを目的とする極めて営利主義的・資本主義に毒されたサイトであるので見出しと極々一部の記事の抜粋しか掲載されていない。その分銭儲けが上手いから資金だけは潤沢であるが。

 更に言えば私の場合田中角栄・中曽根康弘・小沢一郎・小泉純一郎・安倍晋三・麻生太郎などの著作を購入して読んでいる。孫子の謀攻篇には「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず。彼を知らずして己を知れば、一勝一敗す。彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず殆うし」と言う一節があるからだ。慶應義塾大学元学長にしてに天皇明仁の師父であり、反共イデオローグの小泉信三には「共産主義批判の常識」と言う著作があるのだが、共産主義の古典を精読した上で資本家・ブルジョアジー・日帝支配階級の立場から共産主義思想にケチ付けをしている。また、大日本愛国党総裁であった赤尾敏(あかおびん)・戦後右翼の巨魁であった田中清玄(たなかせいげん)・佐野学(さのまなぶ)・鍋山貞親(なべやま さだちか)などは元々戦前の日共党員であり、佐野・鍋山などは最高指導者でありながら転向した腐敗分子である。イタリアのムッソリーニやナチスの最高幹部の中にしばしば共産党の転向分子が見受けられるように、少なくとも共産主義の古典に通じている。

 和系日本人の中の一般民の中に他の民族との共存共栄・共生・被差別人民との連帯を指向する人間が少なからず存在することを理解出来ず、和系日本人の中でも一般民の利害のみを追求する差別拝外主義者達は簡単に
「日本に対して不満を訴えるのは大いに結構。
ただし、日本を侮辱するのは反対です。
あなた方は、在日・韓国・朝鮮人でしょ。

そんなに日本が憎いのなら、偉大な祖国に帰ればいい。
帰国運動でもしたらどうですか?
喜んで支援しますよ。

戦争が終わった今日、その気になれば何時でも帰国出来る、でも帰らない。いや『帰れない』のでしょう。半島人からみれば貴方たちは裏切り者でしょうから。」あるいは「在日韓国、朝鮮人は日本人にとって明らかに敵性国家の人間です。そのうち本当の排斥運動が始まるんじゃないでしょうかね。」などと言う無知蒙昧な書き込みが出来る訳だ。

 私は血債を必ず償還する立場に立つ。現役革共同全国委の人々からすると「血債主義者」として、ファシストカクマルからすれば「民族迎合主義」として批判されるであろうが、良くも悪くも80年代半ばに決起した人間としてこの点だけは断じて譲ること出来ない。

「あの馬鹿を村一番と江戸で言い」と同様の言葉で「メシアは故郷に入れられず」という物もある。

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2009年6月21日 (日)

「郷に入れば郷に従え」と言うが

 右翼が外国人排斥を主張する際によく使う論理が、外国人が日本の風習に溶け込まずに自国での生活様式を守ったままであると言うことがある。言語も習慣も全く違う土地に来たのであるから日本の慣習を守れないのならば出て行けと言うことだ。先日のTAMO2さんのコメントにもあったように、元々の住人である日本の貧困層との間での摩擦は大きい。しかも外国人労働者の移入によって職を奪われたかのようなデマ宣伝で教育されているから尚のことだ。関西でよく言われるのが「芦屋の住人は差別をしない」という物だ。東京ローカルで言えば「田園調布」「成城」「自由が丘」「白がね」辺りにでもなるのだろうか。要するに高級住宅街に住んでいる人間は被差別部落や朝鮮人部落、外国人コミュニティーとは隔絶された環境で生活しているために接点がないので差別しようがないと言うことだ。差別をするのは日本人の中の貧困層が中心になる。国鉄分割民営化によって格差社会が始まり二十数年、一億層中流と言われた時代はとうに過ぎ去り、「貧困大国日本」などと言う言葉も有るくらいだ。階級政党が不在の中で、日本が如何にして資本主義特有の利潤追求・弱肉強食の社会となっているのかを系統的に明らかにする勢力が殆どいない。

 摩擦を避けるためにはお互いが歩み寄るしかないのであるが、「分割して統治せよ」との言葉があるように、あるいは企業などが小集団管理をすることで労働者階級の殆どが孤立した状況に追いやられている。この状態で異民族に理解を示す努力をすることは非常に困難である。教育の現場においても大学の教養課程の廃止など「ゆとり教育」によって考える力が奪われたまま成長した若者が非常に多いと言われている。昔の大学生であれば哲学書などを読むのは極普通のことであったが、飲食店でバイトしていて驚いたのは「本なんか読んだこと有りません。漫画を読んで勉強しています」という大学生がいたことだ。漫画自体は私も好きだから別にそれを読むことを否定する気はないし、キチンと取材した漫画の中には非常に為になる物も少なくない。テレビもゲームも漫画も、受け身の状態でダラダラと時間を潰すことが出来る。息抜きや気分転換のためには必要な時もある。だが活字は考えないと頭に入らない。想像力を働かせないと理解出来ない。或程度の基礎知識がないと何が書かれているのか全く分からない。思考する訓練を受けていない人間は他者を理解することが出来ないから、容易に差別排外主義に取り込まれる。

 勿論ずる賢い奴はずる賢い奴で考えているが、異民族との相互理解よりも差別分断を煽って自分は儲けようという思考をする。正しい情報を提供しないことによって超過利潤を得ることが如何に容易いかが徐々に体得出来てきたからなおさらそう思う。

 脱線したので掲題の「郷には入れば郷に従え」に戻ろう。右翼の中でも特にネット右翼は在日朝鮮人・韓国人や被差別部落・外国人コミュニティーに対して、ここは日本なのだから日本語を話せ、日本式の姓名を名乗れ、日本の風習を覚えろ、外国での過去は捨て去れと要求する。「帰化」という言葉に見られるように王の徳をしたって蛮夷の者が帰順したという言葉を平気で使う。日本国籍を取得する際には日本式の姓名を強制している。戸籍制度自体が日本と日帝の植民地であった朝鮮半島と台湾に独特の物であるのだが、それを押しつけて恥じない。日本国内においては「民族意識」が強調されるが、アメリカ合衆国やブラジルなどを始めとした移民社会においては容易に日本人としての民族性を捨て去る。移民が日系人であるのは姓が日本式の物であるという位の物だろう。名からは日本人としての出自を見て取ることが出来ない場合が殆どだ。華僑もユダヤも出自に対する思い入れは強烈であるし、その他の民族の場合も民族意識は強固である。

 ネット右翼の殆どは他人の立場を思いやる能力が欠如している。その事は私のブログでのネット右翼の書き込みの殆どを見ても明らかである。自らは外国人労働者の中でも特にアジア・アフリカ・ラテンアメリカ系の人々に対して「ここは日本だ。日本のしきたりに従え、出来ないなら祖国に帰れ」とやる。このブログは共産主義者たらんとしている私のブログである。共産主義とは何か、プロレタリア国際主義とは何か、帝国主義と何か、新植民地主義とは何か、差別排外主義とは何か、搾取とは何か、収奪とは何か、全く知ろうとせずに土足で踏み荒らすまねをしてくる。少なくとも繰り返し要請している「共産主義の古典を読んでから」「前進サイトを見てから」、前提となる知識を共有して対話しようという呼びかけは無視され続けている。過去の記事にリンクを貼って紹介しているが、アクセス解析を見てもそれらを読んでいる形跡は無い。ハッキリ言わせて貰おう。人と対話する能力のない人間は書き込むな!!

 紀州や関西派労務者は革共同が非公然・非合法活動を行う革命党であることを理解出来ているのか? なぜ革共同再建協議会が「雲と火の柱 -地下生活者の手記」を出版したことを「前進」誌面で「転向」の証であるとして批判しているのか分かっているのか? 私が革命的警戒心の欠如故に革共同系列の集会には出入り禁止の身となったことを知らないのか? 国家権力に対して戦果を上げた革命軍の行動形態を秘匿することが、将来革命情勢到来の際に必ず役立つからではないか。末端の活動家が成果を誇ることで組織形態や活動内容が把握されたらどうするのか? 考えたことがあるのか? 成功した部分こそ秘密を守る必要があるのではないのか。レーニン主義の革命党は非公然・秘密裏に組織化を行うのが原則だ。87年沖縄国体闘争の際に私は職場で公然登場したが、 「沖縄国体闘争と公然登場」内心の疑問は消えなかった。悩みながら出した結論は奈良における中核派の広告塔になると言うこと、拠点化を進める細胞を守るための陽動作戦担当なのだと言う物であった。組織として・運動総体として戦果を上げるためには切り捨てる部分も当然ある。自らの職場を拠点化することに失敗したことは、或意味私の成果である。

 パチンコの件について書き込んでいるところを見ると紀州はどうやらHの様だが、年に10~20日パチンコ屋に行くと「パチンコ三昧」というのが妥当なのかどうか、人によって基準は違うから言いたければ言うが良い。JP労組の会議や大会で公然と中央本部・地本・支部方針を批判出来るようになったかな? 前は革労協西原グループの前に出ると何も言えなくて、2チャンネル経営板の奈良北葛ユニオンスレでは名なしで勇ましかったが。陰でこそこそ悪口を言うのは相変わらずだね。どうせなら自分でブログでも作って私への批判をトラックバックしておいで。

  ROM人さんも相変わらず「帝国主義論」も「共産党宣言」も読んでくれていないね。何度も頼んだはずだが。それからあなたの疑問に対して全て即答出来るだけの能力がないという意味で先日の返事を書いたのであって、全く答える気がないと言うことではないので誤解無きように。

 もえちゃんは高校の世界史で宗教についてアニミズムやトーテミズムという物を習っていないようだね。階級社会以前の宗教と今現在の物とは全く違うものだよ。日本史の授業でも明治維新以後の国家神道とそれ以前の古神道との違いを学ぶはずだからしっかり勉強してね。聖徳太子や蘇我氏が大和朝廷の権力確立のために仏教を輸入して神道を護持しようとする巨勢氏と内戦を行ったことなんかも出てくる。そうすればオジサンが書いたことの意味が理解出来るはずだからね。ついでを言えばエンゲルスの著作に「家族・私有財産・国家の起源」というのがあるから読んで欲しいな。階級社会以前の共同体における「リーダー」と階級社会になってからの「リーダー」との違いなんかについても書かれているからね。

  某高剣道部OB は小学校時代にウォーターラインシリーズを作っては見せっこしたHかな?  関西派労務者もそうなのだが、過去の記事に幼稚園から中学1年までは父親の影響で戦争映画・西部劇・時代劇ばかり見たり関連した書籍を読みふけっていたが、中学2年くらいで卒業して右翼と決別したと書いたことは見落としているのかな。オコチャマ右翼のヘソの緒が残っていた名残で剣道を始めた物の、真剣に稽古していたのは高1までだったからなぁ。少年期のことを書くのなら、ついでに剣道部と距離を置いてからの私が何をしていたのかまで書いてくれると有難いが。刑事としての職業病なのかも知れないがM先生なんかは横柄だったよな。I先生は機動隊にしてはおとなしくて温厚だったが、仕事中はどうだったろうかね? きっと沢山の学生に暴行していたと思うよ。同級生のM君は警察を受けたよな。私立の強豪校ほどではないにしても、左傾化した人間には剣道部の体質は水が合わなかったよ。

 知ってるよさんの言うことがいつのどの事象を指しているのかまでは分からないが、出来れば鬱病が本格的に悪化してから以後のことであって欲しいね。実際無茶苦茶していた時期があった。郵政民営化攻撃の激化・全逓本部の急速な労使協調への方針転換・本部派や西原グループとの党派闘争、指導部との齟齬。様々な重圧に負けてしまい思想的に腐敗していた。それ以前の元気な時期であっても党組織や運動、自分自身を守るためにダッチロールをしていたことがあった。一例を挙げると、飲み会なんかで何で中核派を選んだのか尋ねられた時に、まさか元々反戦派労働者で革命運動・労働運動をするために郵便局に入りましたなんて答える訳にいかなかったからね。適当に誤魔化していたら青ヘルの連中なんかが悪口オルグに使ってくれた。K元支部長やH元副支部長が高田局にいたNさんと袂を分かった時なんか酷かったよ。Nさんのことを「カクマルに違いない」なんて事情を知らないWさんやSさんを巻き込んで四人がかりで数時間情報提供だ。カクマルは素性を隠すのがとても上手いから警察の上層部にまで構成員がいると言われている。メンバーなのかシンパなのか、はたまた単に行動を共にしているノンセクトなのかを見極めるのが非常に難しいから「誤爆殺人」等と言われる戦闘も沢山ある。もしNさんが死んでいたら、WさんとSさんの口から広まるだろうから手引きをした共犯者として私を排除出来て一石二鳥だ。今では素知らぬ顔してNさんと仲直りしているから恐れ入る。

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2009年6月19日 (金)

負けた将ほどよく学ぶ

 「敗軍の将兵を語らず」と言う言葉は広く認知されている。元々は「史記」の「淮陰候列伝」にある「敗軍の将は、以て勇を言うべからず、亡国の大夫は、以て存を図るべからず。」から来ているそうだ。私の場合この立場に与しない。横山光輝版の「三国志」であったか、吉川英治版の「三国志」であったか三国志演義の中で曹操が董卓に破れた際に、負けて初めて知る事が沢山あったと言う主旨の発言をしている。その後曹操が中原の覇者となり魏朝の開祖、「魏の武帝」と諡されたのは多くの人が知っているだろう。敗北を総括し次の勝利に繋げるためにはどうすればいいのか。政治や軍事の世界のみならず武道・スポーツ・囲碁将棋などの全ての勝負事に共通する問題ではないだろうか。今の私は革命運動の第一線を離れているし、所属している党派も無い。総括を提出する先がないのであるが、だからといって自らの経験を捨て去る事は出来ないし、私の個人的経験を公開する事で誰かが教訓を得てくれるかも知れない。このブログは革命運動とその周辺に少なからぬ読者がいる。それらの人々が、党員指導についての問題改善や党派選択の際の参考にしてくれればそれで良い。たかがロートル一人が恥をかいたところで革命運動総体が前進すればそれで良いのだ。

 さてオコチャマ右翼にも分かるように例を挙げよう。連合艦隊司令長官であった山本五十六は、日米開戦が不可避となるや真珠湾奇襲作戦を立案した。上層部に対しては「それは是非やれと言われれば初め半年や1年の間は随分暴れてご覧に入れる。然しながら、2年3年となれば全く確信は持てぬ。三国条約が出来たのは致方ないが、かくなりし上は日米戦争を回避する様極極力御努力願ひたい」と述べている。軍事が政治に従う事を弁えた上での事である。海軍参謀の源田実は「航空主兵論」を主張し。「秦の始皇帝は万里の長城を造ってその恥を千載に残し、日本海軍は戦艦大和を造っての悔いを後世に残すか……」とも発言している。源田には神風特攻隊の創設に深く関与したり、戦闘機無用論を唱えて爆撃隊の被害を増大させたり、戦闘機戦術に関しては格闘戦に固執して一撃離脱先鋒に批判的であるなどと言った過ちが多々ある。

 アジア太平洋戦争の当時、時代は大艦巨砲主義から空母機動部隊を主力とする物へと変化していた。真珠湾奇襲作戦によってその有効性を全世界に知らしめたのは日本なのであるが、その成果を最も良く身に付けたのは米帝である。赤城・加賀・飛竜・蒼竜・翔鶴・瑞鶴の空母を中心に編成された第1航空艦隊は、司令長官南雲忠一・参謀長草鹿龍之介の体制で1941年12月8日早朝にハワイ真珠湾のアメリカ太平洋艦隊を奇襲し戦艦8隻を撃沈および航行不能の状態に陥らせるなどの大戦果を上げたが、肝心の空母は不在であったために一隻も沈める事が出来なかった。しかも沈めたはずの戦艦もサルベージなどによって修理されたために最終的な損失は2隻。他には標的艦1隻が失われただけであった。南雲は元々海軍航空隊生え抜きではなかったために、第3戦隊司令官三川軍一中将による第三次攻撃の進言および第2航空戦隊司令官山口多聞少将の催促を受け入れずに終わった。第1航空艦隊はその後インド洋に転戦しイギリス太平洋艦隊を撃破し制海権・制空権を確立する。同年2月10日のマレー沖海戦で海軍第二十二航空戦隊がプリンスオブウェールズとレパルスとを沈め、航空主戦論の正しさが証明された。

 米軍は沈没・大破した戦艦の乗組員を新造空母に振り分け、空母機動部隊を主力とする編成に切り替えた。しかも日本が空母を集団行動させる運用を取っていた事に対して米軍は一空母に一機動部隊という編成である。42年6月5日にミッドウェイ海戦では第1航空艦隊が赤城・加賀・飛竜・蒼竜と4隻の空母を集団運用していたために全滅の憂き目にあった事に対して、米軍は3隻を3機動部隊として運用していたために補足された部隊はヨークタウンの一つだけであった。米軍の投入部隊は正確にはフレッチャー少将の第17任務部隊とスプルーアンス少将の第16任務部隊で、参加空母はヨークタウン・エンタープライズ・ホーネットであった。ヨークタウンは珊瑚海海戦で中破した物の突貫作業で修理が行われてミッドウェイ海戦に参加していた。ミッドウェイ海戦の最中に被弾した物の消火作業に習熟した乗組員によって鎮火に成功し攻撃を再開する事が出来たが、日本の感覚では沈めたはずであり、別の新しい空母と錯覚しての再攻撃が行われた。結局ヨークタウンはイ号潜水艦の雷撃でトドメを刺されるが、エンタープライズ・ホーネットは艦載機を失ったのみで無事帰投した。

 ミッドウェイ作戦の主目的はミッドウェイ島占領と米空母部隊を誘い出して撃滅するという二正面作戦であったが、大艦巨砲主義から完全に脱する事が出来なかった山本五十六は第1航空艦隊のみを先行させ、大和を旗艦とする戦艦3隻・空母2隻・水母1・軽巡1・駆逐艦22の主隊と警戒部隊として戦艦4・軽巡1・駆逐艦12を率いて遙か後方にいた。これが「主力艦隊」である。更に攻略部隊として戦艦2・空母2・水母1・重巡8・軽巡2・駆逐艦21・輸送艦12隻が続いた。最前線の指揮官であった南雲がミッドウェイ島爆撃に固執するなどの戦術的なミスはあったが、そもそもが戦略段階・人事の段階・艦隊編成・情報管理で間違いがあったのだから敗北は必死であった。おまけに第2航空戦隊司令官の山口多聞の戦死を始め歴戦のパイロット・熟練乗組員の戦死という人的資源の浪費も有った。米軍首脳部は43年4月18日に山本五十六を撃墜死させているが、その際に「山口(多聞)はミッドウェーで沈めた。山本をやれば日本に人材はいない」という主旨の事を発言しているらしい。(いつ何所で読んだかを忘れたために引用不能。山口と山本とを並べて評価する発言は沢山ある。少なくとも未来の連合艦隊司令長官として嘱望されていた事は確かだ。)

 主力艦を防衛するために山口が考案した「輪形陣」によって、ミッドウェイ海戦の最初の段階では米軍の攻撃隊は直掩戦闘機部隊によって全滅させられているし、護衛の艦艇の弾幕も効果を発揮した。アジア太平洋戦争末期には米軍がこれを取り入れたために、神風特別攻撃隊を始めとする航空機による体当たり戦法は殆ど通用しなくなった。これまた出典を失念したが、米軍艦艇に命中した特攻機は100或いは300機中に1機程度であり、しかも沈める確立は殆ど無かったという。レイテ海海戦で開始した当初は空母3隻を撃沈し、多数を終戦まで運用不可能に追い込んだ物の、対策を講じられた事とパイロットの練度・使用航空機の性能低下によって戦果は挙がらなくなった。

 空母と航空機を主力とするように時代が変わった中で米軍戦艦などの主任務が空母護衛へと変化し始めたが、ここでまた日本海軍は非常に重要な運用方法を教える事になる。42年のガダルカナル島ヘンダーソン飛行場への艦砲射撃がそれである。第3戦隊所属の金剛と榛名とが14インチ砲8門を始めとする大量の砲撃を行った事で、米軍は上陸作戦の前段では必ず艦砲射撃をして日本軍陣地を沈黙させるようになった。サイパン・テニアン・硫黄島・沖縄本島での「鉄の暴風」など。

 日本は国力がないために当初は短期決戦をして有利な講和条件を得る事を戦略にしていたが、初戦の勝利に奢ってそれを忘れてしまった。アメリカは十二分な国力があるので長期戦に持ち込めば勝利出来ると判断していた。短期決戦の場合には人材も兵器も損傷を考慮しないで投入すればいいが、長期戦の場合には損耗を最低限に抑える必要がある。「死して虜囚の辱めを受ける無かれ」という戦陣訓にあるように日本軍は捕虜になるくらいなら自殺する事を教育した。処が全ての兵士が死ねる訳ではないから多数の捕虜が発生する。そうなったときの対処方法を教えていないから日本軍の兵士は軍事情報を機密も含めて簡単に口にする。米軍は艦艇の消火活動や戦闘機などの防弾対策・撃墜された飛行機の搭乗員を救助する体制などを整えていたし、捕虜になった際には機密を漏らさない訓練もしていた。米軍は兎に角生き残るから新兵もいつの間にか熟練兵になり戦闘能力が向上する。日本軍は熟練兵ですら使い捨てにされるから最後には新兵だらけで戦闘力が低下する。熟練労働者が一朝一夕に生まれないのと同様に、歴戦の勇士を育てるのは金も時間もかかる。国力に大差のある日本がアメリカに勝てる道理がないのだ。

 航空幕僚長を更迭された田母神等のような歴史修正主義者、自称「新自由主義史観」の持ち主達が口を揃えて主張するのが、日本はアメリカなどに嵌められたという説である。国家の存亡を描けた戦争なのだから嵌められる奴が愚かなのだ。リットン調査団報告書・ABCD包囲網・ハルノートなどでジワジワと日本を追い詰め、戦況についての冷静な判断力を奪って暴発させる。力のある側の常套手段ではないか。そして今現在日米帝が朝鮮スターリン主義にたいして行ったいるのも全く同じ事だ。2008年のGDPで比較した場合、為替レート(MER)で日本が4兆9237億ドル世界2位・アメリカ合州国14兆2646億ドル世界1位(07年)に対して朝鮮は262億ドルで世界100位である。購買力平価では日本4兆3543億ドル3位(一人当たり34100ドル)・アメリカ合州国14兆2646億ドル1位(一人当たり46859ドル)に対して朝鮮40億ドルで71位(一人当たり1700ドル)に過ぎない。まともに思考能力を働かせる事が出来るなら戦争などと言う最終手段など選択しない。経済制裁やPACⅢ演習などで追い詰める事で、核開発から核武装・核実験・ミサイル発射、果ては開戦に持ち込もうというのが日米両帝国主義の政治戦略なのだ。この点で日帝支配階級は日米戦争を実に良く学習していると言える。朝鮮スターリン主義を極悪非道の存在として描く事によって差別排外主義と戦争への熱病を煽る事が出来るのだから。

 ついでに言えば強い奴とはケンカしないと言う事で、米帝とは不即不離の関係を保っている。年次改革要望書で無理難題をふっかけられようとも、「反米愛国」主義者である国民新党などを追放し、自民党内の「抵抗勢力」を一掃してまで米帝と歩調を合わせている。少なくともこの外交方針は朝鮮侵略戦争遂行過程では維持されるだろう。中国の領土分割・市場分割へとブロック化が進行した時にどうなるか。日帝が核武装を実現し対米開戦止む無しとの判断に至れば、今度は国民新党などが勢力を伸ばす事になるだろう。維新政党新風や在特会などは日帝の軍事大国化・朝鮮侵略戦争のための露払いをする道化に過ぎない。戦前の軍部において皇道派と統制派とが相争った際に皇道派が北一輝などのファシスト諸共処刑された事と同じ道を歩むだろう。

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2009年6月14日 (日)

新植民地主義・プランテーション・モノカルチャー

 今の私には少々荷が重い課題なのであるが、先日掲載した「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」および「転載 外国人排斥を許さない6・13緊急行動への参加・賛同の呼びかけ 」の二つの記事のコメント欄に寄せられた書き込みに関して幾つか持論を述べる必要が有ると考える。

 私は故本多延嘉書記長が提唱した「革命的共産主義」を信奉する人間だ。革命的共産主義というのはレーニンの死後に革命ロシアの実権を掌握し共産主義運動を世界革命の放棄と一国社会主義とにねじ曲げたスターリンの裏切りを糾し、マルクス・エンゲルス・レーニンが提起していた本来の「共産主義」を復権させようという思想であり運動である。共産主義社会は世界革命の達成によって初めて実現されるというのが根幹にある。つまり地球上から「国境」や「国籍」などと言った支配階級が作り出した人民支配の制度を無くすことがその目的の中に厳然として存在している。そのような思想を持つ人間のブログにやって来て「国籍がどうのこうの」「不法滞在がどうのこうの」と論じること自体が場違いである。中核派の上部団体である革共同の正式名称が革命的共産主義者同盟全国委員会であって「日本」という言葉が付かないことの意味を考えて欲しい。革共同第一次分裂・第二次分裂で袂を分かった第四インターの諸君の場合に正式名称が日本革命的共産主義者同盟第四インター日本支部と言うのとは違うのだ。あるいは「ソ連共産党」「中国共産党」「日本共産党」と言ったスターリン主義の各党とも全く違う存在である。

 「経済難民」は難民である。まず最初に「脱北者は」経済難民なのか政治難民なのか質問したい。ある人は食うに困って、ある人は「朝鮮労働党」=朝鮮スターリン主義の反階級的・反人民的政策や政治体制に憤りを覚えて「国境」を越えている。両者は時として渾然一体としており、どちらか一方として断じることは出来ない。では彼らを支援している日本の右翼団体は非難されているのだろうか。断じて否だ。「人道的行為」として賞賛される場合もある。フィリピンなどアジア諸国から日本に流入してくる人々と一体どこが違うというのだろうか? かつて統一協会はカンボジアからやって来る人々について「反共の難民だから良いのだ」と主張していた。反共の難民は良いが、そうでなければいけないのか? 二枚舌・ダブルスタンダードその物ではないのか。人民には生きる権利がある。食えなくなれば国家を捨てる権利がある。生きていける土地に移住するのは当然である。場合によっては「革命権」を行使して時の政権を打倒しても良いのだ。アメリカ合州国憲法が人民に銃などによって武装する権利を保障しているのはその為である。悪政は覆して良いのだ。

 現代世界が帝国主義とスターリン主義と新植民地体制諸国とに分かれているというのは革共同の現代認識である。レーニンが当時の世界を帝国主義と半植民地と植民地とに分類していたことに相通じるところがある。新植民地体制諸国とはどのような存在であるのかと言えば、帝国主義の資本輸出によって経済的に支配されている国々である。第二次世界大戦の後に政治的独立は果たした物の経済的独立を果たせず、買弁資本や傀儡政権によって支配されている体制を指して言うのだ。拙稿「新左翼の理論と運動を知らない人のために。」 「帝国主義間争闘戦」 「『帝国主義論』その2」 「『帝国主義論』その3」 等を参照されたい。つまり日本帝国主義(日帝)やアメリカ帝国主義(米帝)などの経済的支配の結果として、アジア・アフリカ・ラテンアメリカの諸国あるいは旧スターリン主義圏である東欧や残存スターリン主義としての中国・朝鮮・ベトナムなどは経済的に自立することが出来ないのだ。食い詰めて帝国主義本国に流入する人民がいるのは当然のことと言える。

 更に資本主義の重商主義段階・自由主義段階・帝国主義段階を通じて世界各国におけるプランテーション・モノカルチャーが発達した。換金作物としてのバナナやパーム椰子・コーヒーやココアなどが広範囲にわたって栽培されている。ガーナの子供はチョコレートなど口にすることはないが、輸出作物としては重要な産業である。日本では植物油脂由来の「エコロジー」な洗剤として宣伝されている椰子の実油の洗剤も、現地では大量の農薬を使用して環境を破壊し土砂崩れなどの惨害を引き起こしながら栽培されている。現地の人々の食べ物を栽培する農地を奪って日本を始めとする帝国主義本国で大量消費するための農作物は枚挙に暇がない。ブラックタイガー海老を養殖するために東南アジアのマングローブの林が潰されている。商品名「チカ鯛」、ティラピアニロチカを養殖する体制はどうなっているのか。ダムを建設するより溜め池や井戸を掘る方が現地の人々の生活には役立つのであるが、それでは銀行や商社・ゼネコンが儲からないために現地の反対運動を銃口で圧殺して巨大な開発事業が延々と繰り広げられている。今でこそ二酸化炭素対策・地球温暖化対策というペテンで日本国内での原発工事が推進されているが、反原発運動の高揚期に東芝や日立はアジア諸国でプラント建設を行った。生活の場を奪われた人々が日本などの帝国主義本国に流れてくるのは自然の成り行きである。

 今の革共同が入管体制・外登法体制に対してどの様な態度を取っているか勉強不足で知らないが、かつてはアジア諸国などの人々が日本にやって来ることを「実力渡航」と呼んで支持していた。日本国内の人口密度が高いなどと言う謬論があるが、地方の農村など過疎化が進んで限界集落が多数存在する。地方都市も過疎化が進んでいる。日本人労働者が3K労働を嫌う中で黙々とそれらを担ったのが外国人労働者である。農村の花嫁のかなりが中国を始めとするアジア諸国からの「ジャバ行きさん」なのだ。医療労働者を強搾取する体制の下で日本人看護師が不足し、フィリピンから連れてきているのは医療資本の責任でないのか? 日本人看護師が労基法に定められた権利を保障された状態で働けるのであれば外国人看護師は必要ない。私の妻は看護師である。今までに勤務してきた病院・医院での労基法違反の実態は熟知している。これは何も日本医師会や、社団法人日本医療法人協会、社団法人日本精神科病院協会、社団法人日本病院会、社団法人全日本病院協会に限ったことではない。労働者のための医療機関を標榜している日本民医連と言う日共スターリン主義の外郭団体においてもそうである。

 外国人排斥を言う前に日本帝国主義の現実を知ることから始めるべきである。本当の敵が誰であるのか、本当に悪い奴が誰なのか。物事の本質を階級的観点から知ることが肝要である。冒頭に掲げた先日来の記事に寄せられた、日帝によるマインドコントロールに毒された人々の書き込みに対しての答えである。

 最後に付け加えるが、Wikipediaの記述は編集合戦が行われていない物に関してはかなり正確である。大手出版社が発行している百科事典の間違いと殆ど変わらない水準であることが検証結果として公表されている。

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2009年6月13日 (土)

窮鳥懐に入れば猟師も殺さず

 もえちゃんようこそ。日本語も歴史も全く知らないお子ちゃまの様ですね。できたら前のコメントを良く読んでから書き込んでね。

 日本政府は難民条約を批准して以来、国際基準であれば当然のこととして認められる難民申請に対して一貫して認定拒否を続けているんだよ。世界の人口の1%に当たる5000万人が難民として生活しているのは知っているかな? 日本の場合1975年に集結したベトナム戦争前後からインドチャイナ半島からの難民がボートピープルとして渡航してくるようになったんだ。もえちゃんは当時は生まれていなかったから知らないんだと思うけど、数十人から百数十人が小さな漁船に乗って数ヶ月掛けて日本に流れ着いたんだ。

 当時の日本政府は難民の受け入れを拒否する鎖国状態であったために、難民の殆どは「不法入国者」として扱われたんだけれど、いくらなんでも戦火を逃れてきた人々を強制送還することは出来なくてアメリカに頼んで受け入れて貰っていたんだよ。流石に国際世論が許さなくってね、日本政府は1982年に渋々出入国及び難民認定法と言う法律を発効させたんだ。つまり難民を受け入れますと言うことだよ。処が鎖国状態は維持したい物だから、難民申請は受け付けても承認しないで済ませる方針をとったんだ。年間1~3人程度しか難民として承認しないというのがそれなんだ。実際には十数倍以上の人々が日本への政治亡命を含む難民申請をしているんだけれど殆どの人は母国に強制送還されるか他に受け入れ先を見つけさせてその国に押しつけているんだよ。先日の「殺処分します」「昇天しました」を読んで御覧。捨て猫なんかの押し付け合いと全く同じ構造なんだよ。

 もえちゃんはどう思うかな? 日本は国連という国際組織に加盟しているんだけれど、カンボジアPKOや中東湾岸戦争の時なんかは「国連中心主義」とか何とか言って国連を錦の御旗にして自衛隊の海外派兵を積極的に行ったんだけれど、同じ国連の難民高等弁務官事務所が難民を受け入れるように勧告しても無視し続けているんだよ。もえちゃんみたいなお子ちゃまだって、これがダブルスタンダードだって事は分かるよね。国連を支持している国々の中には毎年数千人の難民を受け入れているベルギーのような国もあるんだ。日本政府との違いが際だっているよね。元々は日本列島自体が沢山の人種が流入して出来たんだ。中学校になると歴史の時間に「渡来人」なんて言葉を習うんだよ。主に朝鮮半島からやって来た人たちのことなんだ。例えば京都・奈良・大阪で秦さんと言えば渡来人の子孫ですと名乗っているような物なんだよ。

 Wikipediaには「秦氏」という項目があって、こんなことが書いてあるよ。

日本書紀によると応神天皇14年に弓月君(ゆづきのきみ:新撰姓氏録では融通王)が朝鮮半島の百済から百二十県の人を率いて帰化し秦氏の基となったというが、加羅(伽耶)または新羅から来たのではないかとも考えられている(新羅は古く辰韓=秦韓と呼ばれ秦の遺民が住み着いたとの伝承がある)[1]。また一説には五胡十六国時代に氐族の苻氏が建てた前秦の王族ないし貴族が戦乱の中、朝鮮半島経由で日本にたどり着いたと言う説もある。この説に基づくと弓月君が秦の(初代の)皇帝から五世の孫とする記述に反せず、「秦」つながりで渡来した人々が勝手に「秦」を名乗り始めたと考えてもさほど矛盾はないが、根拠は少なく今後検証の必要がある。

ハタ(古くはハダ)という読みについては朝鮮語のパダ(海)によるとする説のほか、機織や、新羅の波旦という地名と結び付ける説もある。

その後、大和のみならず、山背国葛野郡(現在の京都市右京区太秦)、同紀伊郡(現在の京都市伏見区深草)や、河内国讃良郡(現在の大阪府寝屋川市太秦)など各地に土着し、土木や養蚕、機織などの技術を発揮して栄えた。山背国からは丹波国桑田郡(現在の京都府亀岡市)にも進出し、湿地帯の開拓などを行った。雄略天皇の時代には秦酒公(さけのきみ)が各地の秦部、秦人の統率者となったという。欽明天皇の時代には秦大津父(おおつち)が伴造となり大蔵掾に任ぜられたといい、本宗家は朝廷の財務官僚として活動したらしい。

 おこちゃまや明治から昭和初期に為されたマインドコントロールが溶けていない人たちが大好きな「天皇」ってのも、実は朝鮮半島からの渡来人だというのが有力な説なんだ。宮内庁が多くの古墳を発掘調査させないためによりいっそうの信憑性が有ると言われているんだよ。特に戦前、朝鮮半島を植民地にした時期なんかは日本政府や御用学者なんかが積極的に「日朝同祖論」なんて物を主張していたこともあったんだよ。

 昔々のことなんか知らないってもえちゃんは言うかも知れないけれど、元々地球上に「国境」なんて物もなければ「国籍」もパスポートも無かったんだよ。出来たのは人類史の中では極々最近のことなんだ。ほんの少しで良いから想像力を働かせて御覧。戦争で着の身着のままで逃げ出した人や母国の権力者に迫害されて逃げ出した人が正規のパスポートを持っている方がおかしくないかな? 持っていないか偽造しているかが普通だと思うよ。カルデロンさんが「不法入国」だと言って通報するのは果たして正しいのかな? むしろ今の時代は外国の犯罪組織の方が正規のパスポートを使って日本に労働者を送り込んでいるんだよ。日本のヤクザやなんかの犯罪組織と結びついているからね。日本のヤクザの殆どが下部組織というのか政治団体というのか知らないけれど右翼団体を持っているから、自民党や経済界と癒着していて合法的に入国しているんだよ。農村地域にアジア諸国からお嫁さんが来たり、中小企業に外国人「研修生」が来る仕組みだね。こういった人たちは母国での数年分の生活費に当たる巨額の借金を背負わされて日本にやってくるから、返りたくても帰れなくて国籍の制限無く労働者の保護を定めている労働基準法の保護すら受けることが出来ないんだよ。

 もえちゃんが男の子なのか女の子なのか分からないけど、世の中には本当に悪い奴が沢山いるんだよ。でもね、そう言った連中は、実はそれぞれの国で権力を握っているから誰からも処罰されることなくのうのうと暮らしているんだ。もえちゃんもキチンと世の中のしくを勉強して、困っている人たちを少しでも助けてあげられる大人になってね。

「転載 外国人排斥を許さない6・13緊急行動への参加・賛同の呼びかけ」に付けられた「もえ」ちゃんへのオジサンからの返事として。

「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」
追われて逃げ場を失った鳥が懐に飛び込んでくると、猟師でさえその鳥を殺さない、という意味から、困り果てて助けを求めてくる人があれば、どんな事情があろうともこれを助けるのが人としての道である、という教え。
類 「怒れる拳笑顔に当たらず」「尾を振る犬は叩かれず」「袖の下に回る子は打たれぬ」「杖の下に回る犬は打たれぬ」「杖の下に回る犬は打たれぬ」
「日本辞典」http://www.nihonjiten.com/data/364.html

追いつめられて逃げ場を失った者が救いを求めてくれば、見殺しにはできないということのたとえ。
「大辞泉」

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2009年6月 6日 (土)

差別拝外主義者のコメントについて

 在特会を擁護するコメントに共通しているのが、全て名無しのコメントであると言うことである。在特会を批判する立場の「 まじめに働いても 」さんはキチンと固定ハンドルで書き込んでいる。両者の違いが明白であると言える。在特会擁護の人々はここも2チャンネル同様の匿名を利用してねたみそねみを羅列出来る場所と勘違いしているようである。政治的立場が全く違うがROM人さんなどは毎回同じハンドルで書き込んで下さる訳で、傾聴すべきご意見が有る。

 名無しに果たしてその価値があるのかどうかとなった場合、非常に疑問である。先ず第一にネット右翼の常套手段である一人もしくは少数者が繰り返し繰り返し別人を装って書き込むことで、あたかも多数意見であるかのような偽装がある。実際には今回の「転載 外国人排斥を許さない6・13緊急行動への参加・賛同の呼びかけ 」に寄せられたコメントは9件有るのだが、 2009年6月 4日 (木) 21時42分「そもそも何故こういった」・2009年6月 5日 (金) 17時23分「どんなに真面目に働いていても」・2009年6月 5日 (金) 21時51分「>まじめに働いても」は同一人物。2009年6月 4日 (木) 23時08分は常連さんが名前を入れ忘れたもの。2009年6月 5日 (金) 00時03分「私も在特会の動画を視聴」・2009年6月 5日 (金) 22時15分「不法滞在が犯罪である以上」が同一人物。2009年6月 5日 (金) 17時32分「外国人排斥じゃなくて」を書き込んだ人物はこれのみ。名無しのコメントは7つ有るが書き込んだのは4人である。

 では常連さん達の中でも左翼の人々がこれらを無視しているのはなぜか。多分私の思想的立場・政治的立場を熟知しているからだろう。これら名無しが全く理解していないのは私がプロフィールにも書いている元中核派系の反戦派労働者であったと言うことだ。中核派は「革命的共産主義」を掲げ、マルクス・エンゲルス・レーニンが提起した本来の共産主義の復権を目指す政治党派である。「共産党宣言」は何と結ばれているか。「万国の労働者 団結せよ」である。その他にも「労働者は国境を持たない」など労働者階級は国境を越えた存在であることが繰り返し主張されている。近代国家が成立したのは資本主義勃興記の重商主義段階から自由主義段階に掛けての事である。それ以前は有る意味国境など存在しなかったのだ。徳川幕藩体制の時代「日本」などと言う国家が存在しただろうか? 人々の意識は「薩摩」「長州」「水戸」「会津」「土佐」などと言うそれぞれの藩単位の物でしかなかった。

 国境も国籍も無くそうと考えている人間のブログで、「国籍がどうのこうの」「不法滞在がどうのこうの」などと主張すること自体が笑止である。せめて「共産党宣言」くらいは読んでから出直してくるが良い。少なくとも真面目な右翼は共産主義の古典くらいは勉強した上で論争をいどんでくる。何も知らないで物事の表面だけを見て騒ぎ立てるのがネット右翼の特長の一つだと言えるだろう。

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